2009年7月 6日 (月)

左利き

 本日の朝日新聞の投書欄に「左手操作のデジカメが欲しい」という意見が出ていました。この投書者は,脳梗塞で右手がマヒしているため,左手で操作できるデジカメを探したけれど見つからずに落胆した・・・というような内容でした。

 今まで全然気にしたことなかったけど,たしかにカメラのシャッターボタンって,必ず右側にありますね。右手が使えない人はもちろん,左利きの人にとっても不便なんだろうなと,初めて気付かされました。統計によると,全人類のうちの約90%は右利きと言われていますが,言い換えれば左利きの人が10%もいるわけで,カメラなどは,左利きの人向けの商品があってもいいのにと思います。左利き用のカメラを1機種でも発売したら,絶対売れると思いますよ。

 あらためて回りを見渡してみると,右利きの人に有利になっているものがいっぱいあるのに気付きます。たとえばパソコン。マウスの「左クリック」は,右利きの人の場合は右手人差し指で操作するので,明らかに右利き用。でも,コントロールパネルの設定によって左利き用に変更できるので,これはこれでいいでしょう。でも,キーボード上にあるテンキーは,必ず右側に配置されているので,明らかに右利き専用ですね。左利き用に左側にテンキーが配置されたキーボードって市販されているんでしょうか。僕は見たことがありません。

 オフィスを見渡してみると,コピー機のテンキーなども必ず右側にあるので,右利きの人が操作しやすいようになっています。コピー原紙を自動送りするフィーダーも,原紙が右手でセットしやすいように,必ず右から左へ送るようになっています。また,電話機は,必ず受話器のコードが左側に付いていますね。これは,左手で受話器を持って,右手でダイヤルしたりメモを取ったりするという,右利きの人の使用を想定したものでしょう。

 片側に引き出しの付いた机の場合,基本的に右側に引き出しが付いているようです。これは,引き出しを右手で開閉できるようにという発想だと思いますが,右利きの場合,左側に書類等を置いて右手でメモを取ったりすることが多いので,デスク上のスペースは左側に広く取りたいです。このため,右利きの場合には,引き出しはむしろ左側にあった方が絶対便利だと僕は思います。多くの事務机の引き出しが右側に付いているのが,僕には不思議です。

 エレベータ内のボタンも,扉の片側にしかボタンがないタイプの場合は,僕の記憶では,ほぼ必ず扉の右側にボタンがあったと思います。これも右利き優位の一例でしょうか。駅の自動改札も,磁気切符の投入口や電子マネーのタッチ部はすべて右側ですよね。でも,右利きの人が右手に荷物を持って改札を通過する場合には,左側にタッチ部があった方が便利だと僕は思いますよ。特に新幹線なんかは,手ぶらで改札を通過する人は皆無で,ほぼ全員荷物を持っているわけで,右利きにとっては左側に投入口があった方が絶対いいです。

 これ以外に気付いたものとしては,腕時計のつまみ(竜頭)の部分は必ず右側にありますよね。これ,左利きの人にとっては扱いにくそうです。また,レストランなどで置かれる箸の向きや,ナイフとフォークの配置なども,左利きの人にとっては不愉快かも知れませんね。

 ちなみに,手や足に右利き・左利きがあるのと同じように,目や耳にも右利き・左利きがあると感じます。僕の場合,電話の受話器は必ず右耳に持ってくるクセがあるので,明らかに耳は右利きです。また,カメラのファインダーを覗く時も必ず右目。目もやっぱり右利きのようです。でも,飲む方だけは,どっちかといえば左利きかも。

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2009年7月 3日 (金)

皆既日食

 皆既日食が7月22日に日本国内で見られるそうです。国内で見られるのは1963年以来46年ぶりとか。といっても,今回皆既日食が見られるのは奄美大島北部・トカラ列島・屋久島・種子島南部など,ごく一部の地域で,それ以外の地域は部分日食です。詳細は国立天文台のホームページなどに出ています↓

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html

 日食が起こるしくみというのは,太陽と地球の間に入った月によって地球から見た太陽が隠される現象で,このうち太陽が完全に隠れてしまうのが皆既日食です↓

Photo
 (国立天文台のホームページより)

20010621_2
(2001年6月21日ザンビアの皆既日食(同上ホームページより))

 日食が起こるしくみは常識として,7月22日に地球上のどの地点で皆既日食が見られるかというのも,このホームページに出ています↓

Mapworld

 皆既日食というのは,地球上のある地点が月の影になるわけで,地球のはるか上空から皆既日食を見た場合には,下の写真のように地表に影が見えます。この写真は,1999年の日食時に,高度約300~400キロの軌道を回っていたロシアの宇宙ステーショが上空から撮影した写真だそうです。(asahi.comから転載)

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 さて,今回わが関東地方で見られるのは部分日食ですが,22日はちょうど所用で仕事を休む予定のため,時間が合えば日食の観察ができるかなと思い,ネットで「日食メガネ」を探してみました。その結果Amazonで見つけたのがこれ↓

Dvd

 「日本皆既日食列島」という,今回の皆既日食を紹介したDVDで,日食メガネとガイドブックが付録について1,635円。日食メガネ単体だと1,500円程度なので,これはおトクかなと,思わず買ってしまいました。こちらが付録のメガネ↓

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 なお,部分日食を見る場合には,このような専用メガネが必要で,肉眼はもちろん,サングラスや下敷きやフィルムの切れ端などで見るのは大変危険だそうです。そして,このDVDに収録されていた皆既日食の代表的シーンがこれ↓

060

 皆既日食シーン満載のDVDを期待していたんですが,期待とはちょっと違っていて,どちらかと言えば,7月22日に奄美などで見られる皆既日食のための案内用ビデオという位置づけでしょうか。ちょっと宣伝っぽい気もしたけど,それでも,皆既日食に魅せられた人の興奮したインタビューには感動します。皆既日食を見た人は,異口同音に「世界観・人生観が変わった」みたいなことを言います。

 皆既日食の映像を見ただけだと,太陽が隠れて真っ黒になって,ダイヤモンドリングが見えて,コロナやプロミネンスが見えて・・・ということですが,実際に皆既日食に遭遇した場合には,空が真っ暗になって星が輝くなど,地球全体の変化が体感できるみたいで,とにかく,部分日食と皆既日食は全然別物だそうです。

 う~~ん,やはり皆既日食を,いずれは絶対見てみたい!・・・とは言っても,奄美へ行けるわけないし,仮に大金出して行ったとしても,もし当日の天候が曇や雨だったらパーですよね。もし空が曇っていたら,皆既日食の瞬間は,単に「空が真っ暗になるだけ」ってことですから。

 ところが,今回の次に国内で皆既日食が見られるのは2035年9月2日で,なんと,まさに僕が今住んでいる所で見られるんです。この時に皆既日食が見られる地域は,石川・富山・長野・新潟・群馬・栃木・茨城など,北陸と北関東の一部で,時間も午前10時すぎという絶好の時間だそうです。

 その時には,皆既日食が見られるエリアには,いったいどれだけ人が集まってどんな騒ぎになるんでしょうね。今から想像しただけでワクワクします。それでも,大多数の人は居住地や仕事などの関係で見ることはできないわけで,この時に見ることができるのは,国内に住む人のごく一部だけ。たとえ皆既エリア内に住んでいる人であっても,陽の当たらない場所で働いている人とか,電車を運転中の人とか,見ることができない人はいっぱいいるでしょうね。気の毒です。

 2035年というと今から26年後。僕はいったい何歳? まだ生きてるの? それまでここに住んでるの? という気もしますが,もし生きていたら,仕事は引退して「自由の身」になっているのはほぼ間違いないので,今から超楽しみです。

 とにかく皆既日食というのは,驚異の「怪奇」現象だと思いますが,それにしても,何十年も先の皆既日食の場所と時間の詳細が今から特定できてしまうということの方が,科学オンチの僕にとっては驚異です。ほんと。

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2009年6月20日 (土)

JR乗り放題

 JR東日本は,12都県の普通列車と東京湾フェリーや京浜急行バスなどの路線が2日間乗り放題になる割引切符を6月20日から発売。鉄道やフェリーは高速道路料金の大幅値下げで利用客が落ち込んでいるため,夏の旅行シーズンに向けて連携して需要喚起するのが狙いとか。

 この切符の利用期間は7月20日~8月31日の毎日と9月の土曜・休日の連続する2日間で,値段は大人5,000円だそうです。特急券を購入すれば東北・上越・長野新幹線を含む特急が利用できるので,普通列車限定の「青春18きっぷ」と違って,ビジネスなどでも利用できる機会は多そうですね。ただし,乗り放題となる区間は首都圏のJR東日本を中心とした範囲のみです↓

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 これに限らず,鉄道各社は高速道路に対抗して次々と新タイプの「割引きっぷ」を発売していて,5月8日から利用開始した「西日本パス」などが有名。この「西日本パス」の値段は12,000円(2日間用)または16,000円(3日間用)で,JR西日本とJR四国の全エリアとJR九州の一部エリアをカバーし,新幹線を含む特急も乗り放題です(指定席は利用回数制限あり)↓

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 ただし,この「西日本パス」は「智頭急行」や「北近畿タンゴ鉄道」などの第三セクター路線は別料金。まったく独立に運行している三セクならともかく,JR特急がJR路線から連続して乗り入れているにもかかわらず別料金というのは理不尽で,利用客との間でトラブルが多発しているということが話題になっています↓

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 (asahi.comより転載)

 「西日本パス」は,金・土・日・月のうちの連続2日(または3日)というところがミソで,ビジネス用途では多少使いづらくなっているものの,週末のレジャーや単身赴任者の週末帰省など,かなり広く使えそうですね。西日本在住の人がうらやましいです。で,JR東日本でも同等のフリー切符がないか探してみたところ,「大人の休日倶楽部会員パス」なんてのがありました。新幹線を含む特急が3日間12,000円で乗り放題です。利用可能エリアはこちら↓

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 この切符はJR特急が乗り入れている「北越急行」や「IGRいわて銀河鉄道」などの三セクもフリー区間に含まれている点が「西日本パス」よりも良心的。また,JR西との境界駅である直江津よりもずっと西の,JR西エリアである福井までがカバーされているというのも便利。首都圏から北陸方面への旅行に使えるというわけですね。もっとも,この切符は50歳以上対象の「大人の休日倶楽部」会員限定で,曜日指定はないものの,利用期間はオフシーズンのみという制約もあります。この切符と「西日本パス」を組み合わせたら,上越新幹線→在来線特急→山陽新幹線というルートで,首都圏から九州まで格安で行って帰ってこれるじゃん! と思ったものの,利用期間が重ならないため,そんな裏ワザは使えないということなんですね。各社からさまざまなフリー切符が発売されていますが,利用期間や利用可能エリアなどが商品毎にまちまちで,ほんと複雑怪奇です。

 いずれにしても,最近のJRフリー切符はJR各社単位の地域限定商品が主流です。JR全線が乗り放題となる切符として「青春18きっぷ」や「フルムーン夫婦グリーンパス」がありますが,いずれも旧国鉄時代からの遺産。国鉄がJRに分割民営化されてからは,この手の全線フリーパス切符は発売されておらず,いずれのフリー切符も地域限定です。

 まあ,民営化されたからこそ,こういった多彩な割引切符が発売されるようになったと言えるのかも知れませんが,JRの地域ごとの分割民営化というのは,複数のエリアにまたがって利用する人(特に会社間の境界付近に住む人)にとってはやはり不便なものです。1本(ていうか2本?)のレールでつながった鉄道路線を複数会社に分割するのは,やはり無理があったと今でも思っています。JRの民営化はある意味成功だったと思いますが,郵政民営化と同じように,たとえば「鉄道運行」「駅舎管理」「路線整備保守」みたいに,業務毎に分割するという方法もあったのではないでしょうか。

 過去の関連記事:
  JRのサービス(2006年1月19日)
  分社化(2009年2月11日)
  JRもフリーパスを!(2009年5月7日)

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2009年6月12日 (金)

ダビング10の真相

 わが家のビデオ録画機は,ハードディスクのない,直接DVDに録画するという年代物のレコーダーなんです。最近このレコーダーが絶不調でTV番組の録画に失敗することが多くなり,この際なのでそろそろ買い換えようかと検討中。

 せっかくなので,最新の「ブルーレイ+ハードディスク」のタイプにしようかと思っています。それに,「ダビング10」が1年前に解禁となり,今売られている録画機もダビング10に対応済みらしいので,タイミング的にもいいかなと思っています。

 ということで,ハイビジョン録画機器のカタログを見て検討中なんですが,この手の商品というのはバリエーションが豊富すぎて,違いがホントわかりづらい。さらにややこしいのは,ディジタル放送の受信にはB-CASカードが必要で,テレビとレコーダーそれぞれにカードが必要なわけですが,BS/CS有料放送の場合は,契約したカードに対してのみ有効。テレビとレコーダーで独立に受信したい場合には,それぞれのカードに有料放送契約が必要となってしまうため,通常はカード1枚のみ契約し,契約カードをレコーダーに入れておき,有料放送を録画せずに見るだけの場合はレコーダー経由で見るという方法が一般的でしょう。あるいは,有料放送を見たり録画したりする都度カードを差し替えるという方法もあります。う~~ん,ややこしい。

 わが家のハイビジョンテレビはシャープのAQUOSなんですが,シャープ製の「ハイブリッドダブレコ」タイプのレコーダーだとAQUOSとi.LINKケーブルで接続することにより,テレビからのハイビジョン出力をレコーダーで受けて録画することもできるみたいです。この方法だと,ダブルチューナータイプのものに比べて安価だし,カード差し替えなどの手間も省けていいですね。うん,これで決まり!・・・と思ったんですが,カタログをよく読むと,「i.LINKで録画した場合はダビング10になりません」との注意書きがあったので,この方法は却下。う~~ん,ディジタルの世界って,ほんと奇々怪々です。

 さらに,ダビング10の説明のところに,「ディジタル放送番組のすべてが『ダビング10』になるわけではありません」との小さな注意書きが。あれ?? ディジタル番組は無条件にダビング10対応になると思ってたんですけど・・・・

 ネットで調べてみると,たしかにその注意書きのとおりで,番組によってダビング10対応のものと非対応(コピーワンス)のものがあるらしい。しかも,ある番組がダビング10対応かどうかは,録画したリストに表示されることでわかるらしい。つまり,録画前でなく録画した後でないとわからないということ。なんじゃそれ? さらに調べたところ,地デジやBS無料放送はほとんどがダビング10対応で,BS/CSの有料放送は基本的に非対応らしいです。

 昨年の北京オリンピック開催に合わせて鳴り物入りで解禁となった「ダビング10」ですが,どうやら真相はそういうことらしいですね。ちょっと期待外れでした。それにしても,ディジタル放送というのはわかりにくいシステムです。

 過去の関連記事:ダビング10(2008年6月20日)

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2009年6月11日 (木)

ビジネスマナー

 世界14ヶ国でレンタルオフィスを展開している「サーブコープジャパン(株)」が,13ヶ国を対象にビジネスマナーに関する調査を実施。それによると,ビジネスマナーが厳しい国について「日本」を挙げた人が62%にのぼり,断トツで1位だったとか。ふ~~ん,そうなんですね。

 また,ビジネスマナーに反していると思う行為を複数回答形式で尋ねたところ,1位は「不適切な言語の使用」で79%,2位が「出社時に挨拶をしない」で77%,3位が「部屋の中で大声で話す」で66%だったそうです↓

Photo
 (サーブコープジャパン(株)のホームページより)

 この中には「上司をファーストネームで呼ぶ」「メールで笑顔やキスマークなどの絵文字を使う」なんてのがありますが,ビジネスマナー違反という以前に,日本ではこんな光景をほとんど見ないような気がしますけどね。

 僕が思う「ビジネスマナー違反」の断トツは「時間を守らない」「期限を守らない」なんですが,当たり前すぎて選択肢に用意されてなかったみたいですね。また,先日の記事にも書いた「書類にツバをつける人」は,やはり絶対イヤです。

 この際なので,これ以外に僕が不快と感じるビジネスマナーを挙げちゃいましょう↓
(1)靴を脱いで椅子の上であぐらをかく人
(2)パソコンのディスプレイに直接指を触れる人
(3)客先訪問などの改まったシーンで上着のボタンを外している人
(4)会議中に鳴ったケータイに必ず出て席を外す人
(5)オフィスで爪切りする人(自宅でやって下さい!)

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2009年6月 7日 (日)

不明朗な航空運賃

 6月4日の静岡空港開港に伴い,新航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA)が7月23日から就航開始する予定とか。この新会社の就航路線は,福岡や新千歳などの乗客数が見込める路線をあえて避け,静岡と小松・熊本・鹿児島を結ぶ3路線。大手との運賃競争に巻き込まれて苦戦するのを避けたとのことです↓

Fda
 (asahi.comより転載)

 たしかに,全日空や日本航空などの大手航空会社との競合路線を運航する新規参入会社は,運賃の安さがセールスポイントで,新規参入のおかげで大手の航空運賃も劇的に下がってきたと言えます。そういえば,僕とは別会社の知人の場合,「福岡行きはスカイマークの使用を会社から義務づけられていて,そのためANAやJALのマイレージがつかなくて残念」とこぼしてました。今や経費節約のため,スカイマークなどの低運賃便の利用を義務づけている会社があるんですね。

 ちなみに,6月22日(2週間後)の羽田→福岡の航空運賃を調べてみると,全日空は以下のとおり↓

Ana0622

 一方のスカイマークの航空運賃は以下のとおり↓

Sky0622

 このように,普通運賃だと片道20,000円もの差があり,7日前購入の割引き運賃でも,その差は1,300円~10,200円となります。これだけ運賃に差があると,大手航空会社を利用した場合の付加価値というのは,いったい何なのかと思えます。それにしても,早期購入割引で半額以下になるという大手の運賃も,不明朗感いっぱいですね。

 ところで,先週は宮崎県へ出張に行って来ました。僕はいつも全日空を利用していますが,全日空の羽田~宮崎便の場合,SNA(スカイネットアジア航空)との共同運航便(Code sharing)というのがあります。つまり,ANA便として予約・購入が可能でANAマイレージもつくものの,実際の運航会社はSNA。このため,機材も乗務員も機内サービスもすべてSNAが実施します。たとえば6月22日の羽田→宮崎便の運航表は以下のとおり↓

Ana0622_2

 ここで「SNA運航」と書かれたのが共同運航便で,12便のうち過半数の7便が該当します。ANA便でもSNA便でも運賃はまったく同じですが,僕の経験では,サービスにはかなり差があると感じます。SNA便の場合,機体はボーイング737と一昔前の機種で,ビデオやオーディオのサービスもありません。シートが合成皮革になっていて多少の高級感があるものの,ヘッドカバーがないのがイマイチ。そして,機内サービスの飲み物の種類が少ないし,ANAでお馴染みのアメのサービスもありません。

 この程度の機内サービスの差だけなら,たいした話じゃないですが。何よりも気に入らないのは,SNAは出発時刻が遅れる確率がかなり高いこと。僕のこれまでの経験では,SNAが定刻出発する確率は3分の2ぐらいです。それでなくてもSNA便はANA便に比べて所要時間がかかっているのにね。上の時刻表によると,ANAの羽田→宮崎所要時間が1時間35分~40分なのに対して,SNA便は1時間45分~55分と10分程度長くなっています。機体が古いからなんでしょうか。理由はよくわかりません。

 でもまあ,多少のサービスの差があっても運航会社が違うのでやむなしと思っていたし,全日空便として予約しているので運賃が同じで当然と思っていたのですが,つい最近,SNAの運賃表を見てびっくり↓

Sna0622

 これは同じ6月22日のSNAの運航表ですが,SNAの単独便が1便もなく,すべてANAとの共同運航便なのはいいとしても,運賃に大きな差があるのは驚きです。普通運賃で8,200円,往復運賃では9,700円もの差があります(いずれも片道分の運賃)。なお,7日前購入の割引き運賃の場合の差は1,000円~4,000円となります。同じ便でも,早期に購入したりツアーで購入したりすると大幅に安くなるなど,航空運賃というのはもともと超不明朗ですが,同じ便をまったく同じ日に同じ条件で購入しても,運航会社から直接購入した場合と大手航空会社から購入した場合でこんなに価格差があるなんて,まったく理不尽ですね。これだけの価格差がありながら,利用者にとってのメリットが,大手のマイレージがつくだけというのは許せません。それとも,航空機事故に遭った時の保証が大きく違うなんていう,笑えない差があるんでしょうか。

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2009年6月 2日 (火)

消えたマスク

 新型の豚インフルエンザは,新たに感染者が出た地域もあるようですが,逆に終息宣言が出された地域もあったりして,結局国内はどういう感染状況なのかよくわかりませんが,以前ほど騒がれなくなったのは確かみたいですね。僕は先週名古屋地区へ出張し,休日は繁華街へ出てナゴヤドームで野球観戦などしましたが,潜伏期間が過ぎても発症していないので,とりあえず「野球感染」はなかったみたいです。良かった良かった。

 それにしても,名古屋の街中でも,帰路の新幹線の中でも,東京都内の人混みの中でも,マスクをしている人はあまり見かけず,新幹線の中でマスクしている自分だけがアホみたいでしたよ。このように,マスクを着用している人はほとんどいないのに,どこの店に行ってもマスクは売り切れ。マスクはいったいどこへ消えてしまったんでしょうね。不思議です。

 マスクが店頭から消えてしまったのに,出張訪問先の名古屋の会社では,全員マスクの着用が義務づけられていたため,花粉シーズンに買ってストックしてあったマスクを持参して,毎日着用していました。僕は花粉シーズンでも,花粉のひどい日の出退勤時ぐらいしかマスクは着用しないので,1日中マスクをして仕事するなんてのは初めての体験。慣れるまでは違和感あったけど,慣れてしまうとなかなかいいもんだと思えてきました。

 インフルエンザというのは,感染した人がくしゃみなどをした際の飛沫を周囲の人が吸い込むことで感染していくものなので,感染している人がマスクをするのは感染拡大防止の効果があるものの,感染していない人がマスクをしても効果はあまりないと言われています。でも,先週ずっとマスクを着用していた経験からすると,マスクには,自分の手がうっかり口に直接触れてしまうことを防ぐ効果がありますね。電車のつり革・ドアの取っ手・階段の手すり・エレベータのボタン・パソコンのキーボードなどなど,手は不衛生な所にしょっちゅう触れていますが,無意識にその手を自分の口につけたりするものです。そう考えると,マスクの感染防止効果は大きいかも知れません。

 それに,携帯のメールを見て思わずニヤッと笑ってしまうような恥ずかしい場面でも,マスクをしてたらそんな表情を隠せます。こういう点でも,マスクってけっこう便利だなと感じました(笑) また,マスクをして外を歩いる時に,たとえばイヤな上司にばったり出会っても知らんぷりできるという点でも,顔を隠せるマスクというのは便利なものです。でも,会社の中だと,マスクをしていても,知っている人ならだいたい見分けがつきますよね。人間というのは,顔の一部分を見ただけで誰だかわかってしまうほどのパターン認識能力を持っているものです。

 ところで,一時的に外したマスクを机の上などに無造作に置く人がいますが,これって無神経ですよね。感染防止が目的のマスクには,ウィルスが付着している可能性が大きいということ。他の人への感染防止という意味で,使用済みのマスクを机上などへ放置しないで欲しいものです。同じように,オフィス内の共用の屑入れに使用済みマスクを捨てるのも困ります。

 オフィスの屑入れと言えば,鼻をかんだティッシュは共用の屑入れには入れないで欲しいですね。花粉シーズンになると,オフィス内の屑入れをティッシュで山盛りにしている人がいるけど,ほんと気持ち悪いです。このため,僕は必ずティッシュはトイレ内のゴミ箱や蓋付きのゴミ箱などにわざわざ捨てに行くようにしていますよ。これって,僕の方が神経質すぎるんでしょうか。

 さて,明日から今週末まで,またマスク持参で西日本へ出張です。ではでは。

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2009年5月25日 (月)

名古屋で

 今は愛知県へ出張中です。愛知県ではインフルエンザの感染者が出てないせいか,街中でマスクをしている人は少ないですね。ていうか,今はマスクがまったく手に入らない状態なので,マスクをしようと思ってもできない人が多いのかも知れません。

 インフルエンザの拡大防止のために休校措置が取られた大阪市などでは,休校中の中学生や高校生がヒマを持て余して,カラオケやゲーセンにたむろしていたなんてことが報じられていました。「客が中高生かどうかはわからないので拒否できない。でも,今は心配なので,客が使ったマイクなどは消毒している」みたいなカラオケ店員のインタビューが放送されていましたが,おいおい,ふだんはマイクとか消毒してないの? カラオケのマイクなんて超不衛生でしょう。インフルエンザが流行ってなくても,ふだんからきちんと消毒してよね!

 それにしても,休校中にカラオケやゲーセンのような所に行くのなら,学校で授業や部活をやっていた方がはるかに衛生的で健康的でしょう。休校措置を早めに解除したのは正解だったと思いますよ。

 で,休みの日に室内にこもってじっとしていられないのは,中高生だけでなく中高年もおんなじです。昨日(日曜日)は,新型インフルエンザのことは全然気にせず,名古屋市内の人混みの中へ行って来ました。でも,もし万一新型インフルエンザで発症したりたら,愛知県では第1号。生徒が感染したことを涙ながらにお詫びしている校長の姿がこれまで報道されたりしてますが,もし県内第1号なんかになったら,一気にメディアなどの注目を浴びて,訪問先の会社関係者などに大きな迷惑がかかりますよね。そうなるとやっぱり,万一熱が出ても,黙ってこっそり療養しようと,僕なら考えてしまいますよ。つまり,騒ぎすぎると感染拡大防止にはかえって逆効果になるような気がしました。

 それに,発症第1号とかになると,その感染者はいつどこへどういうルートで移動したかなどが,洗いざらい調べられて大々的に報道されたりします。これはたまりません。たとえば「どこそこの風俗店へ行った」みたいなことは,正直には申告できませんよね(笑)

 ということで,昨日の名古屋市内散策は,万一感染・発症して行先を聞かれても恥ずかしくないように,風俗店などへは行かずに,ミエで美術館などへ行って来ました(愛知なのにミエってか?)。 まずは,その証拠写真がこれ↓

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 愛知芸術文化センターです。この建物の10階に愛知県美術館があります。そして,11階の窓から見た景色がこれ↓

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 この写真の右手に見えるのが,名古屋のシンボルのテレビ塔(高さ180メートル)。名古屋テレビ塔の展望台の位置は約100メートルだそうです。その程度の高さなら,わざわざ入場料を払ってテレビ塔に登らなくても,普通のビルから名古屋市内の風景が一望できるかなと思って,今回はテレビ塔には登りませんでした。

 そして,この写真の下の方にあるのが「オアシス21」というエリア。楕円形の水色の部分は「水の宇宙船」と言われている大屋根で,透明の屋根の上に池と噴水があります。この屋根の上は散策することもでき,名古屋市内のデート・スポットの一つになっているとか(残念ながら,今回も僕は独りぼっちでしたが)↓

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 そして,美術館の隣にある建物が,NHK名古屋放送センタービル↓

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 ずいぶん立派なビルですね。NHKさん,儲けすぎとちゃう? この中にあるハイビジョンシアターでは,ドキュメンタリー番組などが1日中放送されています。また,過去の約6,000本の番組の中から自由に選んで見ることのできる「番組公開ライブラリー」もあり,ここにいると,僕だったら1日中時間を潰すことができます。もちろん無料。

 さて,僕にとってこの日のメイン・イベントは,ナゴヤドームでのプロ野球観戦で,名古屋市内散策はその前の「時間つぶし」だったんです。野球観戦に関しては色々と「こだわり」があり,長くなるので続きは明日書くことにしますが,ドームに行く前に少し時間があったので行ったのが,ドームの近くにある「徳川園」↓

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 ここは,1695年に造営された尾張徳川家の屋敷跡地へ,2005年に築造された廻遊式の大名庭園だそうです。ツツジが満開でとてもキレイでした。でも,庭から見える風景には都会のビル群も↓

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 庭園風景がこうなってしまうところは,庭園から街のビルが見えるようなことは絶対にない京都のお寺などには,やはり勝てないなと感じました。

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2009年5月23日 (土)

裁判員制度スタート

 刑事裁判に一般市民が参加する裁判員制度が5月21日にスタート。この日以降に起訴された重大事件が対象となり,裁判員が参加する初めての裁判は,7月下旬ごろに行われる見通しとか。

 マスコミなどが実施している世論調査によると,「裁判員に選ばれてもやりたくない」という人が約半数いるようです。裁判員の辞退が認められるケースは限定的であり,やりたくない人になぜ強制的にやらせるのかというのは大いに疑問。そして,素人の裁判員が,被害者感情などに惑わされずに公正な判断が本当にできるのかは心配で,また,裁判員制度の導入に伴って,裁判を短期間で済ませたり素人にわかりやすくしたりするために,本来あるべき裁判の「厳格さ」「慎重さ」などがおろそかにされないかも気になるところですが,それでも僕は,この制度の導入には大賛成です。

 刑事裁判というのは,「疑わしきは被告人の利益に」と言われるように,検察には被告が有罪であることの客観的な証拠を示す責務があり,もし検察にそれができなければ,たとえ被告による犯行が事実であったとしても,裁判所は無罪と判断するしかないというのが鉄則です。ところが,過去のブログにも書いたように,裁判官が無罪判決を出すということは国家(警察・検察)に楯突くことであり,無罪判決を出しても喜ぶのは被告とその関係者だけであり,裁判官にとっては何の利益もない。現実に刑事裁判の判決の99%以上は有罪であり,裁判官はまさか自分の所に無罪の事件が回ってくるとは思っていないので,裁判官にとって無罪判決には大きな勇気が必要なんです。そんな裁判官だけでは公正な判断が期待できないので,国に人事権を握られていない一般人の感覚と常識を裁判に取り入れるというのはとても重要であり,裁判員制度導入の目的も,まさにそこでしょう。

 ちょうど今日の夕方,民放の「報道特集NEXT」という番組で,アメリカの大学が法学教育の一環として,冤罪事件に対する調査と支援を実施しているという話題が取り上げられていました。それによると,有罪評決後に,最新のDNA鑑定によって無実と判明した人が全米で235人もいたとか。中には,サスペンス小説並みに,死刑執行前ぎりぎりに無実が判明して命拾いした人もいたそうです。

 この番組によると,冤罪を生む主な原因は「無理な取り調べによるウソの自白」とのことで,身内の人間が殺害されたような異常な心理状態の時には,警察に言われるままにウソの自白をしてしまう傾向あるとか。この対策として,取り調べ内容をすべて録画するシステムがアメリカでは広がりつつあり,供述内容が裁判で覆ることが少なくなったという理由で,意外なことに警察・検察側に録画システムは肯定的に受け止められているそうです。

 日本でも,裁判員制度の導入に伴って,取り調べシーンの録画が開始されるそうですが,アメリカの場合はすべての取り調べシーンが対象で弁護士にもすべて開示されるのに対し,日本では検察にとって都合のいいシーンだけが編集されて出されるという可能性が指摘されており,このシステムが冤罪防止にどれだけ有効かは大いに疑問と言えます。

 実際に,もし裁判員制度が導入されていたら異なった判決になったのでは? と思える裁判がいくつもあります。たとえば,最近死刑判決が確定した和歌山の毒入りカレー事件は,物的証拠が何もなく,多くの情況証拠の積み重ねで有罪が立証されたと言われています。しかも被告は犯行を全面否認。もし僕がこの事件の裁判員だったら,まず有罪にはしなかったと思いますよ。もっとも,実際の裁判を傍聴したわけではないので,あくまで報道内容だけでの判断ですが。

 ということで,冤罪防止という意味で,僕は裁判員制度には大いに期待していますが,調べてみると,裁判員制度の対象となる裁判は,地裁で行われる裁判のみ。要するに,重大事件の場合は,ほとんどが一審のみが対象ということになります。つまり,いくら「市民が持つ日常感覚や常識を裁判に反映する」と言っても,その判断が高裁や最高裁で覆されたら,結局は今までといっしょなんですよね。多くの冤罪事件の最終判断を下したのが最高裁であることを考えると,裁判員制度は高裁や最高裁にこそ取り入れるべきものではないでしょうか。僕には「一審のみが対象」ということが裁判員制度の最大の問題点と思えますが,報道を見る限りは,この点を指摘している専門家は皆無です。

 この件に限らず,メディアには本質的な問題点をきちんと報じて欲しいものだと思います。あと,「どんな理由なら辞退できるか」みたいなことがしきりに報道されていますが,ある裁判で裁判員が拘束されるのは3~5日程度と言われており,急病とか身内の不幸とかのように,裁判の途中から参加できなくなった場合はどうなるのか(途中辞退が可能なのか)といった,僕が気になっている問題点に対しても,メディアはほとんど答えてくれません。

 過去の裁判員関連の記事:
  裁判員制度(2006年5月11日)
  お父さんはやってない(2006年12月8日)
  異なる評決(2006年12月18日)
  それでもボクはやってない(2007年1月21日)
  12人の優しい日本人(2008年6月17日)
  選考方法に疑問(2008年12月3日)

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2009年5月19日 (火)

修学旅行中止

 豚インフルエンザの普及により,大阪市は18日の朝,全市立学校の1週間の休校と,24日までに出発予定だった修学旅行をすべて中止することを決定。これにより,関東方面への修学旅行に出かけるためにJR新大阪駅に集まった某市立中学校の3年生は,午前8時半ごろ校長から「このまま引き返します」と告げられたらしい↓

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(asahi.comより転載)

 「大阪市内から外に出る行事は中止」との趣旨に基づき,校長が大阪市教育委員会から修学旅行の中止決定連絡を受けたのはこの日の朝7時すぎとか。校長は「むごい。何でもっと早く決定できなかったのか」「キャンセル料がかかる上,また費用がかかるので,改めて修学旅行を実施するかは白紙の状態」とのコメント。

 この中学校の修学旅行は2泊3日で,東京ディズニーランドや国会議事堂などを巡る予定だったとか。中学校生活最大の思い出となるはずの修学旅行の中止とは,ほんとに生徒が気の毒だと思いますが,「大阪市内から外に出るな」ということは,自分たちへの感染を防止するのが目的ではなく,市外の人への感染を防止するのが目的ということですよね。インフルエンザの感染拡大防止措置とはいえ,本当にここまでする必要があるのか,大いに疑問です。

 ところで,このWebニュースには,中学生のコメントや写真まで載っていましたが,記者がこの光景に偶然出くわしたわけではなく,教育委員会の決定を受けて,記者がJR新大阪駅までわざわざ出向いて(待ちかまえて?)現場取材したということですよね。メディアのすることって,ほんとイジワルだなーと思います。

 そして,この写真には「修学旅行の中止を告げられ,ぼうぜんとする大阪市立中学校の3年生ら」との説明。ひとこと言わしてもらえれば,この写真を見ても,僕には中学生が「ぼうぜん」としているようには見えませんよ。この例に限らず,テレビのニュースや新聞などを見ていつも思うのは,メディアが書く修飾語や比喩的表現というのは,客観性が低く,取材者の創作で書かれたものが大半。たとえば,満員の帰省ラッシュで帰省した人に対するインタビュー記事だと,たとえ当人が元気な声で話しても,「・・・と,疲れた表情で話していた」みたいな陳腐な表現になるのがお決まり。マスコミって,ほんとお気楽な仕事だと思います。

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2009年5月18日 (月)

感染拡大防止

 大阪府と兵庫県を中心に新型の豚インフルエンザ感染が確認された人が増え続けているため,関西地区ではマスクが極めて入手困難になっているらしいです。関西在住の人から「マスクがあったら送って!」という連絡があり,自宅近くの店舗を探してみましたが,いつの間にか関東地区でも相当な品薄になっているらしく,なかなか手に入りませんでした。やれやれ。

 今は関西地区で感染者が増えているようですが,考えてみたら,東海道新幹線の場合,1,000人以上乗車できる列車が毎日100本以上も東京へ向かっているわけで,新幹線だけでも毎日10万人が大阪から東京へ移動していることになります。インフルエンザが関西地区から東へ西へと広まっていくのは,時間の問題かも知れませんね。

 インフルエンザの感染予防には,マスクをする以外に,「手洗い」「うがい」などが効果的と言われていますが,インフルエンザ予防に限らず,外出先から帰った時や食事前に「手洗い」「うがい」をするというのは常識だと思いますよ。ところが,僕の会社では,昼休みになった時,食事前に「手洗い」「うがい」をしている人なんてほとんど見かけません(もちろん僕は欠かさずしています)。そればかりか,トイレに行って手を洗わないオヤジさえいます。こういう人の衛生感覚はいったいどうなっているんでしょうね。

 そして,この際なので,指にツバをつける行為も厚労省通達などで禁止して欲しいものです。指にツバをつけることは感染拡大とはあまり関係ないかも知れませんが,僕にとってこの行為はめちゃくちゃ不愉快。手すりやエレベーターのボタンなど,どこに触れたかわからない指を舐めること自体が不衛生ですが,これはまあ自分自身が不衛生になるだけなので,本人の勝手でしょう。また,その指で自分の所有物である本に触れてページをめくるのも,個人の自由でしょう。でも,ホテルのロビーにある新聞のように,他の人が触れる公共物にツバをつける行為は非常識だと思うし,そこからウィルスが広がらないとも限りません。

 同じように,切手や印紙を貼る時にツバで濡らしたり,手が塞がっている時にチケット類を口に挟んだりなど,他人が触れる可能性のある物に自分のツバをつける行為は非常識だと思います。また,お札を数えるときに指を舐める人を見てびっくりしたことがありますが,お札なんて超不衛生で病原菌の巣です。お札を数えるときに指を舐める人の衛生感覚が僕には信じられませんね。

 会社の中でも,書類をめくる時やプリンターに印刷された紙を取る時に,必ず指を舐める人がいますが,ホントやめて欲しいものです。僕は指にツバをつける行為は絶対しないので,書類のページをめくる時の「滑り止め」には必ず指サックを利用しています。ちなみに,僕のオススメの指サックはこれ↓

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 PLUS製の「メクリッコ」という商品です。適度な摩擦力でしっかりめくれるし,指にはめてもあまり違和感なく,ムレないのがいいですね。

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2009年5月16日 (土)

漢字の表記

 代表選の結果,民主党の幹事長の鳩山氏が新代表に。自民党の漢字長じゃない総裁の麻生氏や他の政党の党首ともきっちり政策論争をして,次回総選挙で有権者がきちんと判断できるようにして欲しいものです。

 さて,本日は漢字に関する雑談など。

 2日ほど前のWebニュース(asahi.com)のタイトルに「1億1千万円を詐取の疑い 社長ら5人逮捕」というのがありました。もし耳で「しゃちょうら ごにんたいほ」と聞いたら,どうしても「社長ら誤認逮捕」と聞こえてしまいますよね。このニュースのタイトルは「社長5人逮捕」として欲しかった気もしますが,それはともかく,英語などに比べて同音異義語がめちゃくちゃ多い日本語を,漢字を見ずに耳で聞き分けて内容を瞬時に理解できる日本人ってすごいなあと,今さらながら感心します。

 話は変わって,深夜に酔っぱらって逮捕された草なぎ剛さんは,結局不起訴処分になったらしいですが,朝日Webニュースの場合,この人の名前が出るたびに「草なぎ(弓へんに剪)剛さん」みたいな律儀な表記がされていてウザイです。活字の新聞等ではもちろん「なぎ」は漢字で表記されますが,電子化文書の世界では,この文字はいわゆる「機種依存文字」なので,ホームページ上では使えないということですね。

 機種依存文字といえば丸数字などが有名ですが,漢字の場合も「JIS X 0208」に規定されていない文字はすべて機種依存文字です。「草剛」と入力した場合,僕のブログはWindowsパソコンで作成しているので,Windowsパソコンの標準ブラウザ(IE)で見る限りは正しく表示されていると思いますが,一部のブラウザやWindows以外のOSではこの文字はきちんと表示されないみたいです。この「草剛」は,たとえばMacではどのように見えているんでしょうか。ちなみに,携帯(Au)でこのブログを見ると,この文字の部分は空白になっていました。

 この「なぎ」以外には,たとえば,「崎」という漢字に似た「さき」(山へんに「立」の下に「可」がくっついた字)という字がありますね。たとえば「宮あおいさん」の表記がこれです。この字も機種依存文字ですが,ネット上では「宮崎」のように置き換えて表記しているケースが多いです。名前が出るたびに「宮ざき(山へんに「立」の下に「可」がくっついた字)あおいさん」みたいな表記をしている記事はまず見かけませんよね。

 代替できる別の近い文字があるのは便利ですが,やはり人名などに対しては,たとえネット上でも正しい表記をしたいものです。2010年秋の内閣告示をめざして文部科学省文化審議会が「新常用漢字表」を色々検討しているみたいですが,漢字は自由に使えた方が便利なので,常用漢字表をどうするかということよりも,JISを改訂するとかWeb上で自動変換する技術を開発するなどして,文書電子化の障害となっている機種依存文字の問題を解消する方が重要な気がしますが,どうでしょうか。

 過去の関連記事:新常用漢字表(2008年7月28日)

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2009年5月12日 (火)

ねんきん定期便

 約1年前に「ねんきん特別便」が社会保険庁から郵送されてきましたが,その内容は,いつからいつまでどこに勤めていたかという加入履歴の記録だけ。転職や改姓の経験がない僕にとっては,記録漏れがあるわけでもなく,何の変哲もない素っ気ないものでした。

 そして最近,「ねんきん定期便」なるものが送られてきました。これには,「ねんきん特別便」と同様の加入履歴のほかに,年金加入以降のすべての標準報酬と納付額が月毎に記録されています。年金を納付した加入者に納付記録を発行するというのは,本来であれば当然のサービスだと思いますが,こうして月々の記録が漏れなくきちんと送られて来たのには感心しました。昔と比べたら信じられないくらいのサービス向上ですね。社会保険庁,なかなかやるじゃん! というのが率直な感想です。

 入社以来の給与の変遷が一覧できるというのは,ちょっぴり感慨深いものがありますが,それにしても,よく働き,よくまあこれだけの年金を毎月納めてきたものだと,われながら感心します。

 さらに,この「ねんきん定期便」が素晴らしいのは,これまでの保険料納付額(累計額)とともに,受け取れる年金の見込額が記載されている点。将来公的年金がどれぐらい受け取れるかなんて,これまであまり気にしたことがなかったですが,実際の給付見込額がしっかりわかるというのはありがたいものです。ていうか,どっちかと言えば,給付額を見て愕然! ですかね。これっぽっちの年金で,将来いったいどうやって生活していけるのかと,暗澹たる思いになります。加入者の給付見込額がわかってしまうと保険料支払いのモチベーションが下がってしまうために,これまでは給付見込額をあまりオープンにしていなかったのかなと,勘ぐりたくなりますよ。

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2009年5月 7日 (木)

JRもフリーパスを!

 高速道路料金の大幅値下げの影響か,ゴールデンウィークの高速道路は渋滞がひどかったみたいで,一般道の方が到着地に早く着くというケースがあったかも知れませんね。相変わらずETC機器は品薄で,なかなか手に入らないみたいですが,今後ETCが普及するにつれて,高速の渋滞はますますひどくなるということなんでしょうか。やれやれ。

 ちなみに,今や「ETC」といえば高速道路のノンストップ料金システムとわかりますが,調べたところ,ETCというのは「Electronic Toll Collection System」の略だそうです。直訳すれば「電子料金収集システム」で,自動車という意味も高速道路という意味も含まれていないんですね。意外でした。

 ところで,ETC搭載車の場合,高速入口でETCレーンを通過した場合でも,高速出口は一般レーンを使用することが可能で,係員にETCカードを提示すればETC割引料金が適用されると言われています。同様に,高速入口で一般レーンを使用して通行券を受け取り,高速出口で一般レーンを使用して通行券とETCカードを提示した場合でも,ETC料金適用で精算可能なはず(と認識しています)。つまり,苦労してETC機器を手に入れなくても,ETCカードさえあれば後者の方法でETC割引が適用できるということなんでしょうか。僕もよくわかっていないので,もし間違っていたらすみません。

 それはともかく,高速道路の渋滞というのは一般道の渋滞以上にストレスがたまりますね。「高速料金を払っているのになんで進まない?」というイライラだけでなく,高速でトイレに行きたくなった時の処置も困ります。一般道だったら最悪どこでも停まれるし,近くの店舗に入って用を足すことも可能。高速走行中だとそうはいきませんね。

 ところで,高速が渋滞している時,自分の走っていない側の車線だけが車が進むと「あ,失敗した!」と思うことがあるように,いったいどっちの車線が早く進むのか,けっこう気をもむことが多いですね。ケースバイケースかと思いますが,経験的には,渋滞が激しくなりつつある時は,左からの合流車が増えているので右車線を走った方がスムーズに進むような気がします。

 高速に限らず,2車線から1車線に車線が減少するような場合,渋滞している場合には,経験上,なくなる側の車線(下の絵の右側車線)の方がスムーズに流れますね。これは,合流地点の先頭(下図のA車の地点)では,渋滞している場合は交互に入るのがマナーですが,それより手前の地点(たとえば下図のB車の地点)で早めに合流するクルマが何台もあるため,結果的に図の右側車線ばかりが進んで左側車線はどんどん待たされるという傾向があるのではないでしょうか。

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 また,下の絵のように,高速道路で2車線どうしが一気に合流するような場合,本線でない方(図の左側の2車線)を走っているドライバーの心理としては,右側車線の方が合流しやすいと感じるため,つい右側車線を走ってしまいますが,本線が渋滞しているような場合には,上の例と同じ原理で,明らかに左側車線から合流した方がスムーズに進みますね。

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 いずれにしても,ETC限定の高速料金大幅値下げは理不尽だし,地球温暖化防止にも逆行していると言えるでしょう。この際なので,鉄道も「土日はどこまで行っても1,000円!」みたいな大幅値下げをぜひやって欲しいものです。ちょうど春・夏・冬の期間限定商品の「青春18きっぷ」の土日版みたいなのをね。

 「青春18きっぷ」は,僕も帰省時に何度か利用したことがあり,いかにもこれを利用していると思える,各停を始発駅から終点まで乗って乗り継いでいく人をよく見かけますが,還暦越えと思える年配者の人がほとんどですね。この切符を使うのは,やはり時間に余裕のある年配者の独擅場でしょうか。利用実態に合わせて,「青春18きっぷ」という商品名も,そろそろ変えた方がいいと思いますよ。

 JR全線の乗り放題切符といえば,古ムーン,じゃない,「フルムーン夫婦グリーンパス」なんてのもあります。こちらはグリーン車乗り放題ということで,5日間用が80,500円と高めの設定。お金持ちの高齢者向けの商品かと思いますが,対象年齢は「夫婦2人合わせて88歳以上」,つまり同年齢だったら44歳以上ということなので,僕も十分すぎるぐらい有資格者です。

 この商品が利用できるのは夫婦限定らしいですが,切符を買う時や乗車中に夫婦であることを証明する書類がいるんでしょうか。JR東のホームページを見たけど,特にそういう記載はありませんでした。ということで,いっそのこと,利用資格を「夫婦に限らずペアで合計年令88歳以上」みたいにした方が利用者は増えると思いますよ。商品名は「グリーンパス」あらため「フリンパス」とか(笑)

 過去の渋滞関連記事:帰省してきました(2008年8月17日)

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2009年5月 5日 (火)

5月6日は何の日?

 ゴールデンウィークもあと1日ですが,今年は5月6日がなんで休日なのか,実はよくわかってなかったので,念のためにきちんと調べました。

 「国民の祝日に関する法律」の第3条第2項によると,「『国民の祝日』が日曜日にあたる場合,その直後の『国民の祝日でない日』を休日とする」という規定があり,この日は一般に「振替休日」と呼ばれています。つまり,5月3日の日曜日が「憲法記念日」と重なり,翌日の4日は「みどりの日」,翌々日の5日が「こどもの日」のため,その次の6日が「5月3日の振替休日」になるというもの。

 ちなみに,2006年までは「重なった翌日の月曜日が休日」という規定だったため,もし2007年の法改正がなかったら今年の5月6日は休日にならなかったというわけです。さらに,「国民の祝日に関する法律」の第3条第3項には「『国民の祝日』と次の『国民の祝日』の間が1日しかなく,その日が『国民の祝日』でない場合,その日を休日とする」との規定があり,この日は一般に「国民の休日」と呼ばれているそうです。2006年までは毎年5月4日が自動的に「国民の休日」となっていましたが,2007年以降の5月4日は「みどりの日」という祝日になっています。

 ところで,今年の9月は,21日(月曜)が「敬老の日」で23日(水曜)が「秋分の日」のため,この第3項が適用されて22日(火曜)が「国民の休日」となります。このため,週休2日の事業所の場合,9月19日から23日まで5連休になるんですね。非常に珍しいケースですが,こうなるのは,21日が第3月曜日になるケースだけなので7年に1度の確率。さらに,秋分の日は9月23日の場合と24日の場合があるので,さらに確率は低いということですね。ちなみに,僕の会社の場合,今年度はワークシェアリング適用とかで勤務時間が減り,毎月第3金曜日が休みなんです。このため,9/18(金)から9/23(水)まで6連休になります。ばんざ~~い!・・・って,何歳になっても休みが増えるというのは嬉しいものです。

 土日や祝日に休めない職業の人には大変申し訳ないですが,僕の会社の場合は個人意志で大型連休を取得するのが難しい環境のため,国民全体の休日が増えるというのはありがたいものです。公的機関の週休2日が定着したため,カレンダー上も土曜日を赤色にして,土曜日と祝日が重なった場合には翌月曜日を振替休日にするように法改正してほしいぐらいの勢いですね。

 それと,年末年始の12月31日から1月3日までは,役所も銀行も休みで実質的に祝日扱いなのに,法律上は元日の1月1日だけが祝日というのもすっきりしません。このため,1月1日が日曜日の場合には,1月2日が振替休日になるという,全然意味ないことになってしまいます。この際法律を変えて,12月31日から1月3日までの4日間をすべて正式な祝日にすればいいのにと思います。そうすれば,来年(2010年)は1月4日も振替休日になるんですけどね。

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2009年5月 2日 (土)

トイレの混雑

 西日本高速道路は,ゴールデンウィーク後半にパーキングエリアなどでトイレが混雑することが予想されるため,例年トイレの混雑が激しい草津・龍野西など計10ヶ所のパーキングエリアなどで,状況にあわせて男性用トイレの入り口に間仕切りを設け,男性用の半分を臨時の女性用トイレとして転用する対策を5月2日から実施しているそうです。

 男性用トイレはガラガラなのに女性用トイレが長蛇の列というのは,高速道路のパーキングエリアに限らず,駅やデパートや観光地などでよく見かける光景ですね。これまでの僕の経験では,男性用トイレの場合,飛行機が到着した時に到着ロビーのトイレが混雑するぐらいで,それ以外は男性用が行列になるようなことはほとんどありませんでした。女性用トイレが混雑している光景を見ると,男性に生まれてつくづく良かったと思うとともに,女性に対してマジで申し訳ない気持ちがします。

 ということで,高速道路のパーキングエリアで女性用トイレを増やすというのは,なかなか気が利いた対策だと思いますが,考えてみたら,女性用トイレと男性用トイレの数がそもそもアンバランスなのが問題なんですよね。

 そこで,適切な男女トイレのスペースについて,ちょっと考えてみました。まず,男性の小用便器のスペースというのは,通常の個室の半分ぐらいのスペースしか必要ないので,たとえば,小用の便器が10ヶ所と個室が4ヶ所あるような男性用トイレの場合,女性用にも同数の個室を確保しようとすると,男性用トイレのスペースの約1.5倍のスペースが必要となります。

 さらに,女性用トイレ混雑の原因は,便器が足りないだけでなく,ちょっと生々しいですが,女性が用を足す時間が男性に比べて時間がかかるということもあるでしょう。時間を測定したことはないので(笑),あくまで僕のカンですが,男性に比べて女性は2倍ぐらい時間がかかっているんではないでしょうか。

 したがって,トイレの混雑度が男女公平になるようにするには,女性用トイレのスペースは男性用の1.5×2=3倍ぐらいにする必要があるということです。ところが,パーキングエリアでも駅でもデパートでも,ほとんどの公共トイレが,男性用と女性用のスペースが同じになっているように思えます。大半が男性社員というような会社のトイレならともかく,これらの公共トイレを利用するのは男女ほぼ同数だと思うので(デパートなどはむしろ女性の方が多いような気がします),女性用トイレのスペースは男性用の3倍ぐらいにすべきだと思いますよ。公共エリアのトイレが男女同スペースというのは,そもそも建築設計不良と言えるんではないでしょうかねー。

 過去の関連記事:トイレのこと(2007年5月15日)

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2009年4月29日 (水)

昭和の日

 僕の世代にとって,4月29日というのは長年「天皇誕生日」でした。平成以降は「みどりの日」になりましたが,2年前から「昭和の日」に変わっています。「昭和の日」といっても今はピンと来ませんが,そのうち慣れてくるんでしょうか。

 僕にとって「昭和」というのは生まれて育った時代なので,いろんな思い出があり一言では言い表わせませんが,歴史的な意味では,戦争の時代であり,そして戦後の新憲法によって国家体制が大きく転換した時代であったといえるでしょう。

 さて,昨日の朝日新聞に,「昭和って,どんな薫り?」という記事がありました。巣鴨・新橋・渋谷・原宿の4ヶ所で,「『昭和』で想起するできごとは?」「『昭和』で思い浮かべる人物は?」を調査したという,どうってことのない記事ですが,集計結果がこれ↓

Photo
 (asahi.comより転載)

 「昭和のできごと」の1位はやはり「太平洋戦争」で,2位が「東京オリンピック」。そして人物の1位は「田中角栄」と「思い浮かばない」が同数の4人・・・って,どうでもいいけど,サンプルが少なすぎじゃん! と突っ込みたくなります。この程度の調査数では,順位をつけて表にする意味はまったくありませんよね。毎度のことながら,朝日の記事は手抜き感いっぱいで笑わせてくれます。

 笑ったついでに,本日の新聞に載っていた面白い写真がこれ↓

Photo_2
 (asahi.comより転載)

 メキシコの空港で,マスクを着けたまま別れのキスをする男女だそうです。めっちゃ滑稽ですね。でも,笑ってる場合じゃない,深刻な問題なんですが。

 もう一つ。「マスクを着けながらタコスを食べる男性」なんてのも載ってましたよ↓

Photo_3
 (朝日新聞より転載)

 やれやれ,大変ですね。ゴールデンウィークに渡航される方は,ぜひお気をつけ下さい。

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2009年4月19日 (日)

続・マックの突っ込みどころ

 今日の昼食はマクドナルドのドライブスルーでした。ドライブスルーなどのテイクアウトの場合,マックは温かい商品と冷たいドリンクを同じ手提げ袋に入れることがあるので,これはやめてほしいなあといつも思いますが,それはともかく,マックのドライブスルーは手際がよくて待ち時間が少なく,いつも感心します。テンポのいい店舗に感心!・・・なんて。

 ところが,考えながら注文したり,同乗者の子どもと相談しながら注文したりするなど,注文する手際が悪い人がたまにいて,後ろの車列で待たされることがあります。そうならないように,僕は車列に並ぶ前に注文内容を決めておき,注文時は「クーポン××番2個,ポテトのセットでドリンクはオレンジとジンジャ,単品でチーズバーガー1個とナゲット1個,ソースはマスタード!」みたいに一気に注文するので,店員さんに「的確なご注文ありがとうございます!」なんて褒められたことがありますよ~。

 さて,今マックでは,「ENJOY! ¥100 BACK」キャンペーンをやってると,あるテレビ番組で紹介されていました↓

Enjoy100back

 このキャンペーンは,セット商品に加えて単品のバーガー類を1個買うと100円がキャッシュバックされるというもの。つまり,100円のハンバーガーやマックポークであれば,セットにタダでついてくるということなんですね。ただ,クーポンを使用した時にもこれが適用されるのかどうかがわからず,ネットで確認したところ,なんのことはない,このキャッシュバックは17時から閉店までの時間限定(24時間営業店では朝5時まで)で,クーポンとの併用も不可とのことでした。

 要するに,夕食や夜食でマックを利用した時の割引サービスということなんですね。でも,僕の場合は夕食にマックなんてありえない。オヤジにとっては,やはり夕食は「ギョーザにビール!」の方が断然いいですね。

 ところで,携帯で配信されるマックのクーポンはけっこう割安で,節約志向の僕にはありがたく,時々利用しています。ていうか,クーポンを使わない正規料金でマックを利用することはほとんどないです。ちなみに,本日利用したクーポンは,「えびフィレオセット390円也」。「えびフィレオ」は,マックの中では僕が比較的よく買う商品で,えびのプリプリ感がけっこう好きですね。

 この「えびフィレオセット」は,正規料金は630円(茨城の場合)。つまり,この日はクーポンを使えば240円のディスカウントということ。こうなると,なおさら夜にマックを食べて100円分のバーガーをゲットしようとは絶対思いませんね。以前のブログでも書いたように,マックの価格体系というのは,相変わらず不明朗だと思います。

 ついでに,マックの割引クーポンに関する突っ込みどころを一つ。店頭で購入する場合には,紙のクーポンは店員が回収するし,携帯のクーポン画面も必ず店員さんが確認しますが,ドライブスルーではほとんどノーチェックで回収もしませんね(店舗によっては,たまにチェックすることがありますが)。このため,本来なら1回限りの紙クーポンが,ドライブスルーだと何回も使えてしまいます。また,携帯のクーポン画面は「1回の提示で商品2個まで割引き」みたいなことが書かれていますが,1回の購入で2回見せたら4個まで買えるということなんでしょうか。一度試してみようと思っています(笑)

 過去の関連記事:マックの突っ込みどころ(2008年4月28日)

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2009年4月17日 (金)

またまた九州へ

 出張でまた九州へ行って来ました。空港でちょっと気になったのは,出発地の空港で預けた手荷物を到着地で受け取る際,昔は引換証の番号と手荷物の番号を係員が一つ一つ照合していたんですが,最近は係員は照合せず旅客まかせで,係員は引換証を受け取るだけになったんですね(ANAの場合)。こんなんで,紛失事故や盗難事件が本当に発生しないのか,ちょっと気になるところです。日本の空港も,そのうちどこかの国みたいに手荷物紛失が頻発するようになるんじゃないかと,ちょっと心配ですね。

 ところで,JR九州の車両で見つけた面白いマークがこれ↓

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 「床に座らないでください」マークです。こんなマーク,他のJRや私鉄では見たことないです。九州では床に座るヘンな人が多いんでしょうか。

 それはともかく,下の写真はJR日豊本線の車窓から撮った写真。走っている列車からの写真なので,あまりキレイに撮れませんでしたが,日豊本線は,宮崎県付近では海岸沿いを走るため,車窓から間近に海の景色が楽しめます。

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 そして,下の写真は宮崎県都農(つの)町のリニアモーターカー実験線の跡。使われなくなった高架が何年も残ったままです。このまま風化して廃墟となって行くんでしょうか。

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 さて,リニアモーターカーつながりで,千葉県知事に当選した森田健作氏は,成田空港と羽田空港の間にリニアを通すことを公約に掲げていたらしいですね。リニアというのは,いまだに実験線を延長するとかいう話ばかりで,実用化の見通しがさっぱりわかりません。こんなリニアを公約にしていたというのには笑えますが,そもそも,羽田と成田を短時間で直結するというのは,関東以外の地方から羽田経由で国際線に乗り継ぐ旅客の利便性のためでしょう。千葉県民には何もメリットないと思われますが,なんでこれが千葉県知事の公約になるのか,僕にはさっぱり理解できません。

 それはともかく,この知事選をめぐり,市民団体が森田知事を刑事告発したというニュースがありました。自民党に所属しながら「無所属」で選挙活動をしたことは公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いがあるとのことで,あわせて,2005年・2006年に献金が禁じられていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から寄付を受けていたことが政治資金規正法違反にあたるとの主張らしいです。

 県外の人間にとっては千葉県知事選のことはあまり興味がなかったし,そもそも県外の知事選のことはほとんど報道されていなかったので,あの森田健作氏が「完全無所属」で立候補していたとは知りませんでした。この人は,1992年の参議院議員選挙では社会党や民社党(当時)などの推薦を受けて立候補し,「昔は自民党支持でした!」としきりに叫んでいたのを覚えています。そしてその後,民社党と会派を組み,民社党解党前の1994年には自民党に移ったらしい。この時に「やっぱり自民党支持でした!」と叫んだかどうかは知りませんが(笑)

 なかなか理解に苦しむ行動をとる政治家ですが,いずれにしても,今はどう見ても「ゴチゴチの自民党」ですよね。今回告発した市民団体の人というのは,マジで森田氏が無所属だと思っていて「騙された」とでも言うんでしょうか。よくわかりません。ていうか,森田氏なんかに絶対投票していない人が告発しているように思えるので,この刑事告発は,選挙に負けた陣営の単なる「腹いせ」のようにも見えます。そもそも,たとえどこかの政党の党員であっても,党の公認がなければ形式上は「無所属」と見なすのが慣例でしょう。政治資金規正法違反の件はよくわかりませんが,公職選挙法違反に関しては,市民団体側に分が悪いような気がします。

 ということで,今回刑事告発した市民団体というのは,なんとなく「怪しげ」な気もしますが,それはそれとして,やっぱり僕は,森田氏のようにハチャメチャで一貫性のない人はそれ以上に怪しく,政治家としてどうも好きになれません。まあ,千葉県の有権者が選んだ結果なので,外野がとやかく言う問題ではありませんが。

 過去の関連記事:リニアモーターカー(2006年6月30日)

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2009年4月13日 (月)

高速1000円に挑戦!

 先週末も所要で京都へ行って来ました。2週連続の京都行きですが,今回は荷物を運ぶ都合があったので,マイカーで移動。そして,ちょうど高速料金の大幅値下げも始まったので,「どこまで行っても高速1000円!」に挑戦してみました。

 さて,わが茨城県から京都へクルマで行く場合,常磐道を通って東京へ行き,首都高速を経由して東名→伊勢湾岸道路→新名神と行くのがオーソドックスなルートです。が,このルートだと,首都高を挟んでいるため,「1000円均一」が2回カウントされてしまい(この点は近く改善されるらしいですが),かつ首都高や東京近郊は別料金。このため,トータルで3,500円程度かかってしまいます。東名のくせに,ほんと不透明な料金体系です(笑)

 ところが,首都高を経由せずに,新潟を経由する迂回ルート(常磐道→磐越道→北陸道→名神)を通ると,トータル1000円で行けてしまうんです↓

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 この場合,距離は200kmほど余計にかかりますが,燃料費を考慮してもこの迂回ルートの方がトクという計算。また,このルートはガラガラで,首都高や東名のような渋滞はまずありません。渋滞がないドライブは超快適だし,当然燃費も向上します。ということで今回は,「高速料金片道1000円(往復2000円)!」に挑戦してみました。

 金曜の夕方に出発して一気に目的地まで行き,土曜日の0時を過ぎてから高速を出ようという試み。新潟までは快調に飛ばしていましたが,長岡ジャンクションで,北陸道に左折して入るべきところをうっかり直進し,なんと関越道に侵入! これ大ショックです。新潟を通過して北陸道に入ってからは,「あとは真っ直ぐ北陸道を南下すればいいだけ」という先入観があったため,ナビの案内も気にせずひたすら直進してしまったのが敗因です。北陸道をそのまま直進すると関越道に入ってしまい,北陸道に行く場合には左折する必要があるという長岡ジャンクションの変則的な構造が,うらめしく思いました。

 長年クルマを運転していますが,高速で曲がるべきところを通り過ぎたなんて経験は初めて。先日の記事で「高速道路の逆走なんて信じられない」みたいなことを書きましたが,こんな場合に逆走して戻りたくなるドライバーの心理がちょっぴり理解できたような気がします。って,もちろん僕は逆走なんかしてませんが。

 このまま関越道を南下すると東京へ逆戻りしてしまいます。かといって,いったん高速を出ると,時刻がまだ金曜日の午後7時半頃だったため「1000円均一」の適用外で,数万円の高速料金が余分にかかってしまいます。で,しかたなく,土曜日0時になるまでパーキングで時間をつぶしてから,いったん高速を出て,再度入り直しました。ほんとアホですねー。

 ということで,行きは高速代が2000円となり,当初のもくろみは外れてしまいました。でも,帰路は無事1000円で戻ることができましたよ。なお,京都~大津間は別料金なので50円が必要です。

 そして,おまけの写真がこれ↓ じゃ~~ん!

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 クルマの走行距離メーターに「7」が5つ並ぶ写真をゲット! だからどうってことはありませんが,なんだかちょっぴり嬉しいです。

 過去の関連記事:
  どっちが得?(2006年8月17日)
  わかりにくい高速料金(2009年3月29日)

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2009年4月 7日 (火)

京都の桜

 先週末(4月4日~5日)は,ちょっと用事があって京都へ行って来ました。京都はちょうど桜が満開だったので,写真をいくつかアップしておきます。

 まずは,桜で有名な醍醐寺。JR東海の「そうだ 京都,行こう」の今春のポスターが醍醐寺なんです↓

http://recommend.jr-central.co.jp/others/museum/kyoto/spring_2009_02.html

 醍醐寺はこれまで行ったことがなかったけど,こんなポスターを見たらやはり行きたくなってしまいます。JR東海さん,宣伝うまい! この醍醐寺は,山全体が寺の敷地だそうで,山と一体化した風景が見事なんですが,この日はあいにくの天気で,風景はイマイチぱっとしませんでした。それでもすごい人出でしたよ↓

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 五重塔(国宝)は京都市最古の建造物とか。やはり五重塔には桜が似合います↓

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 4日は,午後から本格的な雨になってしまったので,結局桜見物は断念し,翌5日に出直しました。まずは,枝垂れ桜で有名な円山公園↓

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 そして,その隣の知恩院。

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 知恩院は,「行く年来る年」でよく放映される巨大な「除夜の鐘」が有名ですが,釣り鐘や三門など,建造物すべてのスケールが大きく,壮大な寺院です。そして,三門をくぐった所の石段が見える風景は,僕の大好きな風景です↓

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 境内の桜も満開でした↓

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 桜はないけれど,下の写真は知恩院の近くを流れる白川。映画のロケによく使われる場所ですね。

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 そして,岡崎の疎水とインクライン(鉄道跡)も桜の名所です↓

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 そして,紅葉で有名な南禅寺にも,桜がちらほら↓

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 南禅寺から北へ行って,銀閣寺へ抜ける道は,デートコースで有名な「哲学の道」です。残念ながら,僕は1人で歩きましたが。もっとも,この日は年配者のグループが多く,カップルはあんまり見なかったですね。

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 京都という町の地形は,北が高くて南が低いため,鴨川などの川はすべて北から南へ流れていますが,「哲学の道」に沿った川(疎水分流)は,面白いことに南から北へ流れているんです。このため,京都人としては,この川の流れはちょっと不思議な感じがします。

 最後に,時間が余ったので,西へ足を延ばして,嵐山まで行って来ました↓

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 この日は,京都市内はどこもすごい人出でしたが,特に嵐山の人出は凄かったですね。そして,女性用トイレはどこも長蛇の列。男に生まれてホントよかったです(笑)

 さて,以下は番外編。

 僕は「電車大好き人間」なので,バスはめったに乗らないんですが,この日にたまたま乗った京都市バスが,最近流行のノンステップバス。床を極端に低くして車いすなどの乗降をしやすくしたわけですが,車内の写真がこれ↓

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 最前列の座席が,床から1メートルもあろうかというぐらいの高い位置に設けられていて,めっちゃ奇妙です。こんな所によじ登って座る人いるの? って思いました。少なくとも,ミニスカートの女性はここには座らない方がいいでしょうねー。それにしても,こんな高い位置に無理して座席を設けなくてもいいのにと思います。全国にあるノンステップバスって,どれもこんな構造なんでしょうか。笑えました。

 余談ですが,僕が京都に行った時に必ず立ち寄る,大好きなお店がこれ↓

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 JR京都駅の2・3番ホームにある「立ち食いうどん」のお店です。何が嬉しいかって,なんとモバイルSuicaで食券が買えるんです!・・・って,それはこの際どーでもいいとして,関西風うどんは,やはり最高! しかも,値段が「かけうどん 220円」「きつねうどん310円」と格安。同じ味のうどんを市内の観光地や繁華街で食べたら,値段は軽くこの2倍はするでしょうね。なんの変哲もない普通の関西風うどんですが,関東ではなかなか食べられない味のうどんが,駅の立ち食いで安く手軽に食べられる関西在住の人が,ほんと羨ましいです。

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2009年3月29日 (日)

わかりにくい高速料金

 景気対策,じゃなくって,ETC普及対策として,2年間限定の高速料金の大幅値下げが28日から始まりました。ETC車載器は超品薄状態らしいですが,もし民主党が政権を取ったら高速道路は無料になるらしいので,そうなるとETC車載器はまったく無用の長物になるでしょう。今ETCをつけていない人がこれからつけるべきかどうか,けっこう悩むかも知れませんね。

 1年前にガソリン暫定税率廃止が話題になった際,政府は「環境対策に逆行するため,クルマの交通量増加に繋がる暫定税率廃止なんて,もってのほか」と言っていたのに,今度は高速道路の交通量増加につながる高速料金大幅値下げという政策は一貫性がなく,なかなか理解に苦しみます。また,割引対象がなんでETC搭載車だけなのか,また,割引がなんで休日だけなのかなども僕には理解できません。そして,2年後に割引を廃止する時にどんな混乱が生じるかというのも,超心配なところです。

 それはともかく,高速料金値下げのうち,「地方高速道路はどこまで行っても1,000円!」というのが一番の目玉でしょう。そうなると僕の場合は,茨城から関西まで帰省で高速を利用する際,どの範囲がどれだけの割引対象なのか,もっとも気になるところです。ところが,「大都市近郊は1,000円均一の対象外」とされている「大都市近郊」というのがどの範囲なのか,情報が不十分で超わかりづらいです。

 そして,ネットでやっと見つけた地図が,これ↓
http://www.driveplaza.com/etc/holiday_daytime_discount/map.html

 なるほど,常磐道の場合は谷田部から東京寄りが,東北道の場合は加須から東京寄りが「大都市近郊」ということなんですね。それにしても,奇々怪々な料金体系です。そして,この地図は東日本エリアのみ。いつの間にか旧日本道路公団は東日本・中日本・西日本の3社に分割民営化されていたらしく,近畿エリアの同様の地図を探したけれど,簡単には見つからず,結局あきらめました。ネットを5分間探しても見つからないような情報は,それ以上探す気が起こりません。

 分割民営化するのは大いにけっこうですが,利用者が見たい全国の情報が簡単に見つからなくなったというのは,ほんと腹立たしいものです。

 過去の関連記事:高速道路値下げ(2009年1月28日)

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2009年3月22日 (日)

漫画の登場人物

 WBC(World Baseball Classic)はいよいよ大詰め。本日行われた準決勝第1試合は,韓国チームが勝って決勝進出を決めました。今大会の韓国チームというのは,肝心の時には必ず勝ち,勝っても負けてもあまり影響ない試合でのみ負けているような印象があります。先日の日韓戦の場合,日本チームに負けたために準決勝の対戦相手がベネズエラとなり,その準決勝で勝ったので,結果的には先日の日本チームに負けたのが正解だったと言えます(あくまで結果論です)。

 先日の日韓戦の場合,「日韓戦で勝って準決勝でアメリカと対戦するのか,日韓戦で負けて準決勝でベネズエラと対戦するのか,どっちが有利か?」というのに興味あったのに,テレビを見る限りそういう解説する人は皆無で,異口同音に「勝って万歳!」みたいな報道。なんとなくすっきりしません。

 ということで,明日以降の試合は「準決勝第2試合はアメリカが日本に勝ち,決勝戦で韓国がアメリカを破って韓国チームが優勝!」と,大胆に予想しました。特別な根拠はありません。あくまでカンです。

 さて,どーでもいい話題かも知れませんが,同じく野球関連の話題で,水島新司氏作の漫画「あぶさん」の主人公で,福岡ソフトバンクホークスの景浦安武選手が今季で現役を引退するという話題がありました。この漫画,僕は見たことがないんですが,実際のプロ野球と同期して物語がリアルタイムで進行するという,珍しい作品だそうです。このため,この景浦選手の「実年齢」はなんと62歳だとか。そうなると,そろそろ引退させるしかないってことでしょうね。それにしても,この「あぶさん」にしても「ドカベン」にしても,水島新司さんの漫画というのは,南海ホークス(当時)を舞台にしたというところが渋くてナイスです。

 この「あぶさん」とは異なり,長寿漫画の世界では,何年経っても歳を取らない設定のものが多いですね。若い人はいつまでも若く,かわいい子供は永遠にかわいく描けるので,漫画やアニメというのは便利なものです。

 長寿漫画の代表作「サザエさん」の場合,サザエさんは1922年生まれという設定になっているので,今の実年齢は86歳ということになります。カツオは70歳,ワカメは66歳,マスオさんは91歳です。そして,磯野波平・フネの夫婦はなんと113歳と107歳。ここまで長寿だとちょっと怖いです。唯一戦後生まれのタラちゃんでさえ62歳の年金生活者です。

 「サザエさん」は登場人物の生まれた年が公表されていますが,公表されていない漫画の場合は,作品が発表された時点の年齢から推測するしかないですね。たとえば,「ドラえもん」の のび太 は49歳ぐらい,僕の大好きな ちびまる子ちゃんは31歳ぐらいになります。僕にとっては,まる子ちゃんは実年齢でも十分若い!

 ちなみに,長寿漫画で話題の「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の登場人物の場合,1976年の連載開始時から1982年までの6年間はリアルタイムで加齢していたものの,それでは無理があると判断したのか,1982年以降は歳をとっていないらしいです(Wikiより)。そういう例もあるんですね。1982年時点の両津勘吉(両さん)は39歳だったらしいので,今だと65歳ってことになります。

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2009年3月20日 (金)

自転車の交通ルール

 クルマを運転していると,交通ルールを守らない自転車に悩ませられることが多いです。特に僕がいちばん怖いのは,自転車の右側通行。歩道が自転車通行可になっていない道路では,自転車は車道の左側を走るのがルール。この基本ルールすら知らない人が多いようです。

 たとえば,クルマがぎりぎりすれ違えるぐらいの道路の場合,もし自転車が車道の左側をきちんと走っていたら,クルマが自転車を追い越す際,徐行しながら対向車が来ないタイミングを見計らって追い越すことができます↓

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 ところが,もし対向車がある時に反対側から右側通行の自転車がやってきたような場合,避けるのはほぼ不可能。急ブレーキをかけて停止するか自転車と正面衝突するしかありません。車道を右側通行する自転車というのは,昨日の記事に書いた「高速道路を逆走するクルマ」と同じぐらい,超危険な存在です↓

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 車道の右側を走る自転車が迷惑なもう一つのケースは,クルマが右折する場合。左折時の左後方の自転車は確認が容易ですが,右折時の右後方からの自転車というのは死角になりやすい。ていうか,そもそも右後方から車両が来ることは交通ルール上ありえないので,ドライバーは見落としがちです↓

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 右折する際は,僕は右後方からの自転車に気をつけるようにしていますが,交通ルールを守らない相手のために注意を払うなんて,なんとなく理不尽と感じます。僕が毎朝出勤する時,このように国道の右側を失踪している自転車をいつも見かけます。いかにも道路交通法を知らなさそうな子どもやお年寄りならまだ許せますが,いつも見かけるのはクルマの運転免許ぐらいは持っていそうな若い人なので,ほんとむかつきます。

 ちなみに,路側帯を自転車が走れるかどうかについては,下の絵のように,白線1本と白線と点線の路側帯は自転車通行可で,白線2本の路側帯は自転車通行不可です。教習所では必ず教わるルールですが,運転免許を持たない子供などは,このルールを知っているのでしょうか。気になります。

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 なお,自転車通行可能な路側帯を自転車が通行する場合には「左側通行」の制約はなく,どちらを通行してもいいみたいです。また,この路側帯は歩行者にとっては歩道と同じ扱いですが,歩道がある道路でも,車道の端の部分に白線が引かれている場合があります。これは路側帯とは異なり,車道外側線(しゃどうがいそくせん)と呼ばれるラインで,ラインの外側の歩道以外の部分は,歩行者は通行禁止ですので,念のため↓

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 右側通行の自転車と同様に,一方通行を逆走してくる自転車というのも危険ですね。下の写真のように「自転車を除く」の表示がある場合には逆走可能ですが,この表示がない場合には自転車も一方通行です。これをわかっていない自転車も多いようです。

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 ところで,歩道は自転車通行不可ですが(この原則すら知らない人が多い),自転車が通行できる歩道の場合は,通常下のような標識が歩道に立てられています↓

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 また,ご丁寧に「自転車通行可」という補助標識がついている場合もあり,これは親切でわかりやすい↓

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 ところが,超わかりにくい代表例がこんな標識↓

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 これ,ある商店街に立てられていた道路標識ですが,「歩行者専用」の標識に「自転車を除く」と「14-21」の補助標識。自転車を運転している人や歩行者は,これをぱっと見て理解できるんでしょうか。

 この標識の意味は,車両から見て「14時から21時は歩行者専用。ただし自転車は規制外」ということ。つまり,「14時から21時は歩行者と自転車のみ通行可能で,それ以外の時間帯はすべての車両と歩行者が通行可能」ということです。結局は,この手の道路標識というのは,車両から見た場合の規制内容を現わしているので,歩行者や自転車にとっては超わかりにくい表現になっているということでしょう。

 クルマと自転車が衝突するような交通事故を起こした場合は,「自転車優先」でクルマの運転者が不利になるケースが多いですが,あくまで自転車側も道交法を守った上で「自転車優先」と判断して欲しいものです。そのために,自転車を運転する人にも講習を義務づけたり許可制にしたりするなど,最低限のルール徹底は必要だと思います。さらに,道路標識については,自転車や歩行者にとってわかりやすいものに改善することも必要でしょうね。

 過去の関連記事:
  危険な自転車(2007年2月24日)
  自転車のマナー(2007年5月12日)

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2009年3月19日 (木)

こんなの必要?

 高速道路上で進行方向とは逆に走行する「逆走」が3年連続で900件を超え,毎年数十件が人身事故に至っているとか。普通に走る限り,高速道路を逆走するなんてありえないし,仮にわざと逆走しようと思っても,よほど巧みにやらないと不可能だと思いますが,いったいどうすれば逆走なんてことが起こりうるんでしょう。先日出ていた新聞記事によると,以下のようなケースで逆走になるらしいです。

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 (asahi.comより転載)

(1)本線に入ったところで右折
 本線に入る時は,普通は加速車線で100km/h程度まで加速しているわけで,加速後にここで右折するというのはありえないでしょう。つまり,加速せずに普通の交差点と同様に侵入する人がいるってことなんですね。う~~ん,信じられません。

(2)本線の出口を通過後,戻る
 出口を通りすぎてしまった場合ですね。行きすぎたからといって,バックして戻るのでなく高速道でUターンするなんて信じられません(もちろんバックも禁止ですが)。

(3)SAやPAに入った後,入口に戻る
 SAやPAから出る方向を間違ってしまうパターンですね。これはたしかに可能性として考えられますが,普通の人なら,本線に合流する時に絶対気づくと思いますよ。

(4)料金所の手前でUターン
 どういう事情でUターンするのかわかりませんが,仮にUターンしたとしても,(3)と同様に,本線に合流する時に普通は絶対気づくと思います。不思議です。

 逆走事故というと,主として超高齢者が起こしているようなイメージがありますが,警察庁などの集計によると,逆走事故を起こした運転者の4割前後が65歳以上の高齢者とのこと。言い換えれば,6割は64歳以下ということなんですね。ますます驚きです。飲酒運転などのように,正常な判断ができない状態で運転したとしか思えません。

 こういった逆走事故を防止するため,日産自動車と西日本高速道路が,カーナビを利用して高速道路での逆走を防ぐシステムを共同研究しているという話題が以前ありました。このシステムは,高速の出入口やSAが近づくと,道路の形状を自動分析し,車が誤った方向に進んだ場合には,本線に出る前に「逆走しています」といった音声で警告するなどして停車を促すというもの。でも,わざわざカネかけてこんなシステムを開発するのって,なんか外してるなと思います。

 高速道路を逆走してしまうほどの異常な行動を取る人に対して,カーナビが警告しても効果ないのではないでしょうか。飲酒運転と知りながら運転しようとしている人に対して,運転手の吐息を判別して飲酒運転を防止するシステムを開発中らしいですが,それと同じぐらいムダな機能だと思います。

 話は変わりますが,阪神甲子園球場のリニューアル工事が終了し,マスコミに公開されたらしいです。両翼が約40メートルずつ延びた「銀傘(大屋根)」が内野エリアを覆い,銀傘の下に新設されたロイヤルスイート席のバルコニー壁面には長さ約250メートルの帯状電光掲示板「甲子園ライナービジョン」が設置されたとか。3月21日開幕の選抜高校野球大会でお披露目されるそうです。

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 (いずれもasahi.comより転載)

 甲子園球場は,僕が子どもの頃に何度か行ったことがありますが,客席は窮屈で汚く,銀傘の柱や照明灯の柱でグランドが見えにくかったり(しかもそれが「指定席」なんて,ありえない!),フィールドと客席が離れすぎて選手が豆粒のようにしか見えなかったりするなど,僕の目には甲子園は「最悪の球場」という印象でした。その後何度か改善されているようですが,今回,銀傘の柱がなくなくなって見やすくなったものの,2階席を支える柱が1階後方席の視界を遮っているのは相変わらず。最新の球場ではこんなことは絶対ありません。今どきのスタジアムと比較すると,やはりイマイチな感じがします。

 それよりも何よりも,よくわからないのは「ライナービジョン」と呼ばれる電光掲示板。これって,いったい誰に見せるためのものなんでしょうね。内野客席からは振り返らないと見えないし,外野客席からは遠すぎて見えないでしょう。フィールド内の選手からは見えるのかも知れませんが,選手に見せるためのものとは思えないし,もっとも,試合中にこんなのが光ったら,選手の気が散ってプレーに集中できないような気がします。ということで,「こんなの本当に必要?」と感じました。

 過去の関連記事:
  余計なお世話?(2006年9月19日
  阪神甲子園球場(2007年8月21日

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2009年3月17日 (火)

いびき対策

 今は出張中ですが,安普請のビジネスホテルに泊まると,隣室の住人のいびきが地鳴りのように聞こえて悩まされることがたまにあります。ところで,「安普請」という漢字,なんか「安倍晋三」という漢字に似てますよね。

 それはさておき,公正取引委員会は,広告などで「いびきを軽減する」と表示して販売されていた3社の商品に対して,表示の効果に根拠がないとして,景品表示法違反(優良誤認)を認定し,再発防止などを求める排除命令を出したとか。問題の商品はこれ↓

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 (asahi.comより転載)

 排除命令を受けた商品は,鼻の穴を仕切る壁を鼻輪のようにはさんで装着する商品で,「刺激でいびきスッキリ」「いびきを抑制できます」などと軽減効果を表示。公取委が表示の根拠となる資料の提出を求めたところ,アンケートだけだったり,全く提出できなかったりしたため,不当表示と判断したとのこと。

 この「鼻輪」がどういう原理でいびき軽減になるのかわかりませんが,「ピップエレキバン」で有名なピップフジモトなどが製造販売している商品なので,なんとなく効果を信用して買ってしまう人がいるかも知れませんね。

 幸いにも,自分自身のいびきの音は聞いたことがありませんが(当たり前か),激しいいびきをかく人にとっては,その悩みは深刻でしょう。仰向きでなく横向きに寝ると軽減されるという話を聞いたことがありますが,決定的な対策がなかなかないため,こんな怪しげな商品が販売されたりするんでしょうね。

 それにしても,周囲の人間を眠らせないほど大きな音を出すいびきが,なんで本人をまったく目覚めさせないのか,いびきって,ほんと不思議なものです。このため,いびきの音を本人に聞こえるようにしたら,本人の目が覚めていびきが抑えられるのでは? というのは,誰でも思いつきそうな安易な発想です。このため,過去の記事にも書いたような珍道具が発明されたりするのでしょう。僕の考えでは,もっと単純に,本人が耳栓をするのも効果あるのかなと思っています。耳栓をすると,自分の声やいびきが自分の耳に響いて聞こえるため,自分のいびきで目覚めて,結果的にいびきを抑える効果があるような気がしますが,どうでしょうか。

 過去の関連記事:いびき軽減まくら(2007年6月23日)

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2009年3月15日 (日)

宮崎から大分へ

 本日は宮崎県から大分県へ移動しました。途中で立ち寄った駅がここ↓

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 JR日豊本線の土々呂駅(宮崎県延岡市)です。8年ぐらい前,ここを通過した時にこの駅を発見し,面白い駅名だと思ったものですが,その時は夜で真っ暗だったので,今回改めてここで降車してみました。そして,この駅の隣接駅は「旭ヶ丘」と「門川」。これらの駅にとっては「となりの土々呂」ってわけですねー。

 ただし,イントネーションが少し違っていて,「○」を高い音,「●」を低い音とすると,トトロは「○●●」ですが,この土々呂駅は,列車内案内放送によると「●○○」のように発音するみたいです。

 そして,駅の全景がこれ↓

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 待合室とトイレ以外は何もない,寂しい無人駅です。コインロッカーもタクシー乗り場もありません。僕が乗降した時,列車から降りた人は5人で,乗った人は2人だけでした。

 駅の近辺は,トトロが出そうな田舎の風景を期待していたんですが,ごくごく普通の街の風景でした↓ もちろん携帯も使えますよ。

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 ということで,せっかくtotoro駅に立ち寄ったので,ゴロ合わせのご縁で,本日発表のtotoBIG 6億円に当たらないかとちょっぴり期待したんですが,やはりハズレでした。ざ~~んねん!

 この土々呂駅から3つ北にある駅が延岡駅。日豊本線はその名のとおり(「日向の国」~「豊後の国」)宮崎県と大分県を結ぶ路線ですが,宮崎県の延岡駅と大分県の佐伯駅の間はほとんど分断状態。というのは,下の写真は宮崎県側の延岡駅の時刻表ですが,大分方面の特急(赤文字)はほぼ毎時間運行されているのに対し,各停(黒文字)で大分県まで乗り入れているのは1日にたった3本なんです(黒文字4本のうち1本は宮崎県内止まり)。

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 各停より特急の本数が多いというのは地方の幹線にはよくある現象ですが,ここまで本数の差が大きいのは珍しいでしょう。延岡~佐伯間には特急が停車しない駅が9駅ありますが,そこに住んでいる人はさぞ大変でしょうね。ていうか,そもそも各停の利用者が少ないからこうなってしまったということなんでしょうか。

 大分県~宮崎県をJRで移動する場合,「時間がかかってもいいので安い鈍行で」と思っても,ほとんど特急しか運行されていないのって,そんなのアリ? と思います。僕のような出張族にはあんまり関係ないけど,地元の人はどう感じているんでしょうね。

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2009年3月 1日 (日)

犯人は誰だ!

 ある日,わが家の玄関先のポーチに,直径30cmぐらいの,ちょど植木鉢の土をぶちまけたように,土砂がどしゃっと(ギャグか?)捨てられていました↓

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 誰かのイタズラかと思いましたが,その近くにも何箇所か,土砂の塊がぶちまけられていました↓

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 誰の仕業か皆目わからず,ちょっと気味悪かったんですが,後日,家の反対側に,曲線状に土が盛り上がっている部分を発見↓

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 これを見てようやく疑問が氷解。これ,たぶんモグラの仕業なんですね。曲線状の盛り上がりはモグラが地表近くを通過した痕跡で,モグラが地中から顔を出した場所には土の山ができるみたいです。調べたところ,この土塊は「モグラ塚」と呼ぶらしいです。Wikiにもこんな「モグラ塚」の写真が載っていました↓

Wiki
 モグラ塚(Wikiより転載)

 イタズラかと思ったわが家の土塊も,たしかにこんな感じでした。点々とあるモグラ塚からモグラが顔を出すシーンは,あのモグラたたきゲームを思い出します。

 僕の住む所は,田舎町とはいえいちおう住宅街。モグラが生息しているなんて夢にも思わなかったので驚きました。ていうか,僕が住んでいる所は思っていたよりも田舎だったということで,ちょっとショック。そして,杞憂かも知れませんが,住宅地にモグラが住んでいるとなると,穴が掘られて住宅が傾いたりしないのかと心配になったりします。

 それにしても,土の中を動き回って生活するモグラという動物は,めっちゃ面白い生態ですね。いつも土の中に潜って,哺乳類なのにどうやって呼吸しているのかが不思議です。こんど地面の中から顔を出した時,ぜひモグラに聞いてみたいものです。

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2009年2月28日 (土)

甲府の水

 少し前ですが,甲府市上下水道局が水道水をアルミボトル缶に入れて販売を始めたという話題がありました。塩素抜きで5年間保存できるので,災害備蓄用の想定らしいですが,甲府の水道水というのは環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた景勝地「御岳昇仙峡」の清流が源になっていて,「軟水で飲みやすい」というのもウリだそうです↓

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 (asahi.comより転載)

 水道水の味は地域によってかなりバラツキがあると思いますが,たしかに富士山麓地域の水道水というのはいかにも美味しそうで,甲府の人を羨ましく思います。でも,地元以外の遠方の人間としては,わざわざお金を出してボトル入りの水道水を買おうとは思いませんね。しかも,この水道水の値段は,475ミリリットル入りボトル24本でなんと2,400円! つまりボトル1本100円で,他のボトル入りミネラルウォーターほぼ同じ値段です。

 ミネラルウォーターはあまり原材料費がかかっていないとはいえ,ボトル入りの値段が水道水もミネラルウォーターも同じというのは,なんだか納得できませんね。要するに,ボトル入り飲料水というのは,内容物以外のコスト(容器代とか流通コストとか販売コストなど)が大半を占めているということなんでしょう。

 つまり,ボトル入りの水を販売するには,生産・流通・販売にかなりの資源やエネルギーを消費しているわけで,蛇口をひねると飲める水がいつでも出て来るのに,敢えてボトル入りの水を買うのって,なんだかすごくムダなことをしてるなあと,今さらながら感じます。今でもあるのかどうか知りませんが,「空気の缶詰め」なんてのが販売されていたのを思い出します。ボトル入りの水というのは,「空気の缶詰め」と同じぐらい贅沢なものだと感じます。

 過去の関連記事:
  水道の水(2007年5月21日)
  水道水の品質(2008年8月11日)

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2009年2月20日 (金)

公表の基準

 香川県は,県立中央病院で昨年9月中旬ごろに体外受精をした不妊治療中の女性に対し,誤って別の患者の受精卵を移植した可能性があるため,妊娠9週目の昨年11月に人工妊娠中絶をしたと発表。病院は女性に謝罪したものの,女性とその夫は「精神的な苦痛を被った」として,慰謝料など約2千万円の支払いを県側に求める訴えを起こしているとか。

 別の患者の受精卵が誤って移植されるとは,なんとも恐ろしい医療ミスがあるものですね。これだけ医療技術が進歩した今,体外受精は安全で,たいがい(あ,ギャグじゃないです)だいじょうぶだと思ってましたよ。

 このニュースで気になったのは,体外受精失敗のことではなく,なんでこのミスが公表されたのかということ。報道によると,「慰謝料などの支払いを求めた患者側からの訴状が18日夕に届いたことから,県は19日に発表した」となっています。つまり病院は,ミスが判明したのが昨年11月にもかかわらず,その時は公表せず,裁判沙汰になり事実が白日の下にさらされることになった今の時点で,初めて公表したということなんですね。言い換えれば,もし裁判にならなかったら,この事実は永久に公表されなかったということでしょう。

 医療現場では,人命や健康にまったく影響ない些細なミスは,日常的に数多く発生しているものと想像します。そして,多少影響が大きくても,当事者間で解決するような問題の場合には,わざわざ公表したりしないんでしょう。それはそれで事情はわかりますが,今回のケースのように,裁判になったから慌てて公表するというのは,なんともみっともないものです。

 どんな分野の仕事でも,いかにしてミスを犯しにくい仕組みを作るか,そして,万一ミスを犯した時にいかにして被害を最小限に抑えるかというのは重要なことで,それぞれの分野での長年の経験とノウハウによって,必要な対策が講じられていることでしょう。それでも,人間というのは必ずミスを犯すものです(もちろん,人間に限らず機械も)。

 たとえば,ある会社の社内で「誰かさんが漢字を読み間違った」みたいな些細なミスをいちいち公表するわけはないし,そんなの公表されても迷惑なだけです(もっとも,総理大臣が漢字を読み間違うと,メディアは面白おかしく取り上げますが)。

 企業などが不祥事を起こした時に,責任者が記者会見して頭を下げる光景はおなじみになりましたが,こういう不祥事を公表するかしないかの基準って,いったい何なんだろうなと,ふと気になりました。

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2009年2月19日 (木)

なにわ筋線

 昨日のモバイルSuicaの記事で「Suicaおたくですね」っていうお褒めのコメントをいただいたので(ん? 褒めてない?),調子に乗ってもう1件。僕のブログでは仕事のことは基本的に書かないようにしているので,書こうかちょっと迷いましたが,まあ差し支えない範囲なので,ちょこっとだけ。

 仕事の関係で,新宿にあるJR東日本の本社ビルを初めて訪れました。セキュリティ面から,最近はどこの会社も社屋内への入室者に対するチェックが厳しくなっているようですが,JR東の本社ビルの入場ゲートは,JR各駅の自動改札とまったく同じような外観になっていて面白かったです。しかもゲートにざすのは,まさにSuicaと同じデザインの専用ICカード。社員の人はSuica形社員証を常時携帯し,この社員証を自動改札機にかざします。そして外来者に対しては同タイプのカードが貸与されるので,そのカードをかざして入場します。ということで,せっかくなので,セルフで記念撮影↓

Guestcard_3

 まさにSuicaそのものなんです。自分の持っているモバイルSuicaをゲートにかざしたらどう反応するのか試したかったけど,警備員のおじさんが目を光らせていたのでやめました。それにしても,JR線で通勤してきたJR社員さんは,電車を降りてSuicaで改札を出たと思ったら,またすぐにSuicaで改札内に入場というわけなんですね。なんか悲しい。

 さて,話はまったく変わりますが,電車つながりで関西の「なにわ筋線」の話題。1980年代に計画されてから長年凍結されていた新線「なにわ筋線」について,国土交通省は近くJR西日本・南海電気鉄道・大阪府・大阪市によるトップ会議を開き,建設に向けて再始動するとか。この「なにわ筋線」は,JR新大阪駅から梅田北ヤードの新駅と京阪電鉄中之島駅を経由して大阪市内を南下し,分岐してJR難波駅と南海汐見橋駅につながる10.2キロの路線で,大阪の中心部から関西空港へのアクセスが1時間程度から30分程度にまで短縮されるそうです↓

Photo
  (asahi.comより転載)

 関空と京阪神地区を結ぶ鉄道としては,JRの「はるか」と南海の「ラピート」が有名ですね。「はるか」は京都へ直通なので僕はなんかいか利用しましたが,なんかいは1回も利用してません(ややこしいっ!)。

 「はるか」で直通の場合,京都~関空間の所要時間は75~78分かかります。この「なにわ筋線」が開通すると,京阪や阪急との接続が可能になるので,元京都人としてはちょっぴり期待できるものの,乗り換えが必要なので,所要時間が「はるか」よりも短縮できるかは疑問です。京阪や阪急に直接乗り入れて関空~京都間を直通運転できれば理想なんですが,レールの幅が違うのでこれは絶対に不可能です。

 ちなみに,ご存じの方はご存じのとおり,列車のレールの幅には何種類かあり,国内で多く採用されているのは「標準軌」と呼ばれる広めの軌道と「狭軌」と呼ばれる狭い軌道。「標準軌」が採用されているのは,JR新幹線と首都圏の一部の私鉄/地下鉄と近畿圏の大部分の大手私鉄と地下鉄など。「狭軌」が採用されているのは,JR在来線と首都圏の大部分の私鉄/地下鉄と近畿圏の一部の私鉄(南海など)。つまり,首都圏ではJR~私鉄~地下鉄の乗り入れが豊富ですが,近畿圏での乗り入れは私鉄~地下鉄が主体で,JRと南海は孤立状態ということです。

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2009年2月18日 (水)

モバイルSuicaへ移行

 僕は2年以上前からモバイルSuicaを愛用していますが,マイカー通勤なので,残念ながら(何が残念?)モバイル定期は利用していません。で,最近,知人がカード式のSuica定期券をモバイルに切り換えるというので,切り換え操作を手伝いました。

 切り換え操作は超簡単で,携帯にモバイルSuicaアプリをダウンロードし,今使っている定期券に印刷された15桁のIDを入力すると,乗車区間や使用期限などの定期券情報が瞬時にモバイルへ移行しました。Suica定期券というのは,カードの中にだけ定期券情報が記憶されていると思っていたので,これにはけっこう驚きました。定期券のIDを集中的にセンターで管理して記憶しているということですね。

 さらに,電子マネーの移行処理を行うと,なんとSuicaのチャージ残高までもがモバイルSuicaに移行するんです。これもけっこう感激(って,何が嬉しいのかわからない人が普通でしょうけど)。定期券情報はともかく,Suicaのチャージ残高こそカードの中にだけ記憶されていると思っていたので,旧カードに手を触れずに携帯を操作するだけでチャージ残高が携帯へ移動するというのは,まるでマジックを見ているようです。Suicaのチャージ残高についても,利用するたびにIDと残高情報がセンターに送られて管理されていたということなんですね。もっとも,残高が移行できたのはモバイル設定翌日の5時以降なので,センターへの情報転送は1日1回だけだったりするのかも知れません。

 ちなみに,移行してしまったあとの旧カードの内容を,パソコンのFeliCaリーダーで読み出すと,使用履歴や移行前のチャージ額がそのまま残っていました。モバイルに移行した際にこのカードには手を触れていないので,そりゃ当然ですね。でも,その旧カードを駅の券売機に入れると「このカードは使用不可」のメッセージが出ます。つまり,モバイル登録した際に,旧カードIDの無効情報がセンターに記憶されるため,カード内にチャージ残高があっても,すべての券売機や店舗端末でこのIDのSuicaが使用不可になるという仕組みのようです。

 こういう仕組みなので,記名式SuicaやSuica定期券の場合は,万一紛失しても,チャージ残高やSuica定期券の使用期限が保証されて再発行されるということですね(JR東のホームページより)。ちなみに,Suicaが破損や水没(「水禍」って言う?)して使用不能になった場合にも,再発行されるらしいです。

 ということで,今回モバイル定期への移行操作をやったことにより,Suicaの仕組みに関していろんなことが判明し,ちょっと面白かったです。

 過去の関連記事:ケータイ乗り換え(2006年9月22日)

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2009年2月11日 (水)

分社化

 麻生総理は「郵政選挙の時,4分社化を知っている人はほとんどいなかった。あの選挙で国民に問うたのは郵政の民営化であって,4分社化ではなかった」と発言。

 僕の記憶では,たしかに,あの時の選挙で騒いでいたのは「郵政民営化」であり,分社化はほとんど話題になっていなかったし,僕には「4分社化」の認識はなかったです。ていうか,郵政民営化そのものに僕は興味なかったです。郵政を民営化して,いったいなにがどう良くなる(悪くなる)かは理解できなかったし,「郵政民営化だけを選挙の争点に掲げる小泉氏っていったい何?」という感覚でした。他の有権者の方がどういう判断基準で投票されたのかは知りませんが,少なくとも僕は郵政民営化云々ではなく,まったく別の判断基準で投票したと記憶しています。

 でも,この「郵政選挙」で与党が圧勝したため,その「争点」であった郵政民営化は結果的に多くの有権者に支持されたということになっています。もっとも,これには選挙制度の問題もあり,有権者の絶対得票数では,郵政民営化賛成候補の得票は半数以下という説もありましたが。

 話を「分社化」に戻して,郵政に限らず,旧電電公社にしても旧国鉄にしても,公営事業を民営化する場合,なんで必ず分社化するんでしょうね。郵政の場合は,日本郵政・日本郵便・郵便局・ゆうちょ銀行・かんぽ生命 のように,業務内容毎に分社しているわけで,これはこれで機能的で正解のように思えますが,NTT東西やJR各社などの場合は,単純に営業地域で分割しただけ。地域分割することのメリットが,僕にはまったく理解できません。

 特にJRの場合,地域分割で民営化したことにより,利用者にとってはさまざまな不都合が生じていると感じています。たとえば下記。
(1)ネットで購入したチケットについて,他社の窓口では受け取れない。
(2)切符をクレジットで購入した場合,他社の窓口では払い戻しや変更ができない。これ,僕にとってはけっこう重要で,他社エリアへ行く際に帰りの特急券をあらかじめ購入する場合は,カードでなく現金で購入しておくなどの対応が必要となります。
(3)特急回数券の座席指定のみを取る場合,他社の窓口では発券を拒否されることがある。
(4)車内検札廃止や特急車両禁煙化などのサービスに,会社間のばらつきがある。
(5)別会社にまたがる列車の便が極めて悪くなった。(例:東海道本線の場合,熱海駅や米原駅をまたがる普通列車は皆無で,乗り換えが必要)
(6)本州3社(JR東・東海・西)と,JR北海道・四国・九州の3社の運賃に格差が生じ,運賃計算が超複雑になってしまった。

 あと,僕にとって超重要なのが,電子マネーの利便性。JR東のSuica・JR東海のTOICA・JR西のICOCAについては相互利用が可能となり,便利にはなりましたが,そもそも分社化されてなくてJRが1社だけだったら,最初から統一の電子マネーになっていたはずでしょう。JRの都合で分社化してそれぞれ独自に開発しておきながら,あとで「相互利用できるようになりました」と言われても,なんだかなあと思います。それに,「SuicaとPASMO」「ICOCAとPiTaPa」は相互利用できるのに,「SuicaとPiTaPa」や「ICOCAとPASMO」の組み合わせになると相互利用ができないというのも,素人には理解できない奇々怪々なシステムだと感じています。

 過去の関連記事:JRのサービス(2006年1月19日)

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2009年2月 9日 (月)

検索フレーズ

 僕がいつも見に行くブログで,そのブログの記事がヘンなフレーズで検索された面白い例が紹介されていることがあるんですが,これ,いつも面白くて抱腹絶倒です。「そんなフレーズで,いったい何を探してるん?」と突っ込みたくなるところが面白いし,そのブログには,どこにもそんな記事は書いてないのにヒットしてしまうというところが,また面白いものです。

 ということで,僕はアクセス解析を見ることはあまりないんですが,ちょっと面白そうなので,最近どんなフレーズで検索されているのか,確認してみました。そこで,面白かったものをいくつか紹介します。

永田議員 実家 お金持ち
 偽メールでお騒がせの元議員ですね。ふ~~ん,実家がお金持ちなんですか。知りませんでした。そんで,いったい何を調べたいのかな?

赤旗 解約
 あ,赤旗を解約したいんですか? でも,このブログに解約方法なんか載ってませんって! どうぞ,ソチラの関係先にお問い合わせ下さいませ。

NTT東日本代理店 ウザ
 はいはい,同感です。NTT東のセールス(特に光フレッツの)ってマジウザいです。

手書きの似顔絵のペンわ何
 今風の仮名遣いですな。どーでもいいけど,検索する時ぐらいは正しい仮名遣いで入力しましょう!

派遣切り 何それ
 いや,気持ちはわかりますけど,「何それ」で検索されてもねー。

露出ポイント 京都 アダルト
 何かの撮影なんでしょうか。怪しい。

長嶋茂雄テレフォンカードの価値
 もう「過去の人」だし,しかも今やテレカは無用の長物。たぶん価値ないと思いますよ。

武士の一分 呼び方
 「一分」の読み方? ひょっとして「いっぷん」だと思ってたとか?

9月21日 彼女 ホテル バブルへGO
 「バブルへGO!!」っていう映画がたしかにありましたね。それはそうと,9月21日に彼女といったい何があったん?

生理 飛行機 座席 変更
 あ,そんなん,このブログに聞かれても困ります。ぜひ航空会社にご相談下さい。どっちにしても,通路側に座った方がいいと思いますよ。

かばの生態
 僕の生態? そんなん恥ずかしくってここでは書けませんって! ぜひ個別にメールでお問い合わせ下さい。

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2009年2月 8日 (日)

どうやって書いているか

 さて今日は,僕がいつもどんな風にしてブログを書いているのかについて,ちょっとだけ舞台裏を紹介してみたいと思います。

 まず,ネタ集めは,日常ふと気になったことをメモしておくようにしています。メモといっても,いつも手帳を持ち歩いているわけではないので,携帯でメモして自分のPCのメールへ転送しておきます。ちなみに,仕事中以外の場合に,仕事関連で気になったことや思い出したことなどは,同じように携帯でメモして,会社のメールへ転送しておく習慣があります。

 そして,毎日欠かさず見るのが新聞社のWebニュース。紙の新聞と違ってWebニュースの場合は,どの記事も扱い方が平等で「トップ記事」という概念がありません。このため,自分の判断と価値観でニュースを選別できる点がありがたいです。で,そのWebニュースの中から,気になったニュースとか突っ込みどころを見つけたニュースなどを,ブログ用のネタとして,テキストファイルにコピーしてPCに保存しておきます。このWebニュース閲覧に要する時間は,毎日20分程度でしょうか。

 このようにして毎日ネタが集まるので,ブログのネタに困ることはほとんどありません。むしろネタはあっても書く時間がないということが多く,なかなか毎日書けないのが実情です。

 夜時間がある日には,このネタの中から記事にしやすいものを選んで原稿を書きます。書きたいことの整理さえできれば,文章化するのはそれほど苦になりませんが,完成するまでには最低でも3回は読み返して校正します。校正は,誤字チェックや「てにをは」チェックや言い回しのチェックだけでなく,接続詞が適切かも確認します。

 自分のブログを読み返してみると,接続詞は「そして」「それに」「ところで」「また」「でも」「ただ」「もっとも」「そもそも」「むしろ」「ということで」「次に」などを多用しているようです。接続詞というのは文章の「流れ」を左右するのでけっこう重要だと認識していますが,語彙の貧弱な僕にとっては,適切な接続詞を選ぶのはけっこう苦手ですね。

 さらに,下書きモードで再チェックして,本番ページにアップ後もう一度読み直します。都合5回ほど読み返すことになりますが,それでも,書いた後で「イマイチやな~」と感じることも多いですね。

 ということで,記事の長さにもよりますが,1回の記事を書き始めてからアップするまでに,だいたい30分から1時間ぐらいでしょうか。そして,こんな文章でも5回ほど読み返しているので,誤字などの単純ミスはあまりないと自分では思っていました。ところが,です。

 以前,あるブログで,Wordの校正機能のことが話題になっていたのを思い出し,ちょっと時間があったので,昨日までの自分の全ブログ858件の記事に対して,Wordの校正機能を使って内容をチェックしてみました。すると,驚くべきことに,指摘間違いの部分を除いても,なんと212件もの指摘がありました。こんなに多かったのは,ちょっとショックです。

 恥を忍んでその内訳を公表すると,以下のとおりです。
  重ねことば:15件
  入力ミス:49件
  助詞の繰り返し:67件
  「~たり」の誤用:81件

 まず,「重ねことば」と指摘されたのは以下の表現でした。
(1)「まず第一に」:「まず」と「第一に」が重複しているという指摘です。なるほど。
(2)「今の現状は」:これも「重ねことば」ですね。「今の状態は」のようにするのが正解。
(3)「約1.2kmぐらい」:「約」と「くらい」が重なっているという指摘。納得です。
(4)「違和感を感じる」:これはだめですね。「違和感がある」とか「違和感を覚える」とかにすべきでしょう。
(5)「遺恨を残す」:なるほど。「遺恨=恨みを残すこと」なので,重複しています。ただし,これは新聞記事からの引用部です。僕の記事が悪いのではありません(笑)
(6)「犯罪を犯す」:「罪を犯す」が正解。
(7)「最初の書き出し」:たしかに。それにしも,これをエラーにするWordはなかなかの優れ物です。

 次に,「入力ミス」と指摘されたものは,「変わった」みたいなタイプミスのものや,「素い」→「素早い」みたいな漢字誤りや(でも,ATOKでは「素速い」が選択肢に出てしまうぞ~),「つくく」→「つくづく」のような仮名遣い誤りや,「Operatin」→「Operation」みたいな英文のタイプミスなど。これらの指摘はけっこう役に立ちますが,あくまで単語レベルのチェックで,文脈を意識したチェックまではできないようです。

 「助詞の繰り返し」というのは,「・・・・・・」みたいに,1つの文に同じ助詞が2回以上使われている場合ですが,「僕・・・」みたいな場合は主語が2つあるわけではないので問題ないし,「目立った部分に対して行政弱いということ(2009.1.3の記事)」のように,ぎりぎりセーフと思える場合でも指摘されてしまいます。

 そして,最も多かったのが「『~たり』の誤用」で,これは,「拡大したり契約期間満了で派遣を打切ったとしても(2009.1.12の記事)」のようなの部分で,「たり」は繰り返すのが正しい使い方との指摘。この場合は,「拡大したり契約期間満了で派遣を打切ったりしたとしても」というのが正しい表現。「たり」は繰り返すのが正しいというのは僕も認識していましたが,誤記が81件もあったとは恥ずかしい限りです。

 なお,「ウザい」「バカげた」みたいな本来正しくない表記をしたり,「Suica」や「Wiki」なんていう,辞書にはない固有名詞を使ったりした場合にも「入力ミス」と反応してしまいますが,指摘された時点で辞書登録しておけば,次回以降は指摘されません。

 ということで,このWordの校正機能は,けっこう使えると思いますので,皆さんもぜひお試し下さい。なお,この機能は,文書をWordに貼り付けて,Wordの「ツール」メニューの「文章校正」をクリックすれば動作します。ちなみに,「オプション」で「文章スタイル」を「通常の文」と「くだけた文」から選べるようになっていて,「くだけた文」を選んだ場合には「い抜きことば」(やってます→やっています)などの指摘がされないようになっています。ちなみに,僕のブログはもちろん「くだけた文」ですよ~。

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2009年2月 5日 (木)

副業の解禁

 従来は禁止されていた正社員の副業について,製造業を中心に認める動きが広がっているようです。たとえば東芝は,勤務時間短縮で減額した賃金を穴埋めできるように,一時帰休を実施する工場で働く正社員16,700人を対象として,一時帰休期間中のアルバイトなどの副業を解禁する方向で検討中とか。また,富士通の子会社である富士通マイクロエレクトロニクス(FME)も,国内3工場の正社員計約5,000人の副業をすでに解禁中とか。

 これらの動きに関して,日本商工会議所の岡村正会頭(東芝会長)は,「時間短縮で空いた時間に他の仕事をして賃金の不足を補うのは,緊急避難型のワークシェアリングの一つ」との考えを示しているそうです。

 僕の場合,仮に勤務時間が短縮されて給与が大幅にカットされるようなことがあったりしたら,アルバイトをしないと生活できないかも知れません。でも,この年令でアルバイトをして得られる収入というのは,正社員の今得られる時間当たり賃金に比べたら,微々たるものでしょう。それを体よく「ワークシェアリングの一種」みたいな言い方されても,なんか違うなと思います。

 僕としては,もともと,各社員の自己責任で多少の副業(まがい)のことをするのは大目に見てもいいのではないかと常々思っていたので,給与をきちんと払っている間は社員の副業を禁止しておきながら,きちんと払えなくなったら副業を解禁する企業というのも,なんだか身勝手に思えます。

 そもそも,どこまでが副業に抵触せず,どこからが副業と見なされるのかというのは,けっこう曖昧でわかりにくいものです。パートやアルバイトで雇い入れられるケースは明らかに副業といえますが,個人でなんらかの運営をする場合はきわめて不明確です。

 たとえば,銀行に預金してその利息を受け取っても,これはもちろん副業じゃないし,株式売買で利益を得ても通常は副業とは見なされません。でも,平日休みのサラリーマンが,平日の昼間に自宅でデイ・トレーディングして利益を得た場合,これが副業かどうかというのは,けっこう微妙ですよね。

 これ以外にも,実家の農業を手伝って謝礼をもらった場合とか,フリーマーケットで物品を売って儲けたとか,マルチ商法の会員を勧誘して利益を得たとか(これはどちらかといえば犯罪行為か?),世の中には微妙なケースがいっぱいありそうです。

 ネット関連だと,オークションで売買して収入を得るとか,自分のホームページに貼ったアフィリエイト(成功報酬型広告)によって報酬を得るなんていうのも,広い意味では内職と同様に副業と言えるのかも知れません。

 ということで,収入を得る形態が多様になった今,多くの企業がルール化している社員の副業禁止というのは,終身雇用時代の遺物であり,いつまでもこだわらなくていいのにと僕は思います。

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2009年2月 4日 (水)

なんかおかしい

 最近の話題から「なんかおかしい」と感じたのをいくつか。

 まず,今話題になっている,官僚の天下りと渡りのあっせん禁止について。政府は,のらりくらりとかわしながらも,結局麻生総理は,省庁あっせんを年内で廃止することを明言したらしいですが,これはあくまで「政府によるあっせん」を廃止すると言っただけで,天下りや渡りそのものを廃止するということではないですよね。

 結局は,政府がいくらあっせんをやめても,それぞれの公益法人が自主的に決める人事や,官僚が自主的に退官するのを妨げられるものではないでしょう。なのに,「あっせん」を廃止しただけで,なんで天下りや渡りがなくなるかのような話に結びつくのか,僕にはよくわかりません。ていうか,メディアもそこを混同して報道しているように思えます。

 本質的には,そういった天下り先に潤沢なカネが流れているということが問題ではないでしょうか。その手の公益法人が本当に必要で,本当に意味ある業務をしているのかを見直すことの方が重要だと思います。ていうか,それ以前に,その公益法人に委託されている業務に関して,公正な競争入札によってきちんと委託先が決められているかというのは,極めて怪しいと思いますよ。その根本的なところを見直せば,問題となっている天下りや渡りは必然的に消滅するのではないかと思いますが,どうでしょうか。

 次に,日本郵政の宿泊・保養施設「かんぽの宿」の売却問題。結局これは,評価額に対して極めて安値で売却されたことと,その決定の過程が不透明なことが問題視されているようです。たしかに,入札が公正に行われたかは不透明だし,「転売してボロ儲けした不動産業者は実は幽霊会社だった」みたいな話もあったりして,めちゃくちゃ怪しい話だとは思いますが,それはそれできちんと調べてもらうとしても,この施設を日本郵政が持ち続けることの功罪について,きちんと報じられていないのが歯がゆいです。

 持ち続けていても赤字が続くのであれば,「タダでもいいので一刻も早く手放したい」となる可能性がありますよね。そうなると,施設の売却に関して,公明正大に再度入札を実施したとしても,もし一括売却だったら結局は同じような結果になるのかも知れませんね。僕にはよくわかりません。

 もう一つ。またまた定額給付金の問題ですが,もし景気対策を目的とするなら,現金支給よりも使用期限付きの商品券のような方式にした方が,多少なりとも経済効果があるのではないかと思います。使用期限のない現金支給で,しかも金融機関への振込みというのは,いかにも「すぐに使わなくてもいい」「家計の補填にして下さい」と言っているようなものですね。

 それに,振込みにするということは,銀行などの金融機関に莫大な手数料収入が入り,かつ金融機関の預貯金残高も一時的に一気に増大するわけで,金融機関だけがウハウハとなるのかも。結局この給付金は,金融機関救済の側面もあるのかと勘ぐりたくなります。そういうことがあまり報じられないというのも,なんだか不思議ですね。

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2009年1月30日 (金)

地域ブランド力

 (株)日経リサーチが,地域名称や名産品などがどの程度のブランド力を持っているかを調べた「2008年地域ブランド力調査」の結果をまとめたそうです。調査は全国の16~69歳男女を対象にインターネットで昨秋実施したもので,合計回答者数は地域総合評価が23,422人,名産品が10,638人とのこと。調査結果はこちら↓
http://www.nikkei-r.co.jp/area_brand/

 これによると,都道府県ランキング上位は,1位:北海道,2位:京都府,3位:沖縄県,4位:東京都,5位:大阪府 と,前回調査(2006年)とほぼ同等の順位ですが,宮崎県が前回28位から15位と,大きく順位を上げているそうです。これは知事の知名度などの影響でしょうか。

 この調査にどんな意義があるのかよくわからないし,アンケート対象者がどの地域にどれだけいるかによって大きく結果が異なると思うので,素人の僕には「お遊び」程度の調査にしか思えませんが,「知事はやはりタレント出身がいい!」なんて風潮にならないか,ちょっと心配なところです。

 ところで,この調査結果によると,都道府県ランキングの下位は茨城・栃木・群馬と,北関東の3県が独占したそうです。たしかに,たとえば九州の人にとっては,東京よりもはるかに目立たない北関東3県の区別や特徴などを知らない人が多いかも知れませんね。

 それに,茨城を「いばら」と発音してしまう人が多いのも残念です。正しくは「いばら」ですので,全国の皆さん,お間違えのないように。栃木を「とちき」と言ったり,宮城を「みやき」なんて言ったりする人はいないので,茨城は全国で唯一,都道府県名を正しく発音されない県なのかも知れません。ちなみに,大阪府の茨木市も「いばらき」ですので,念のため。なお,僕は今は茨城県人ですが,「いばらきけん人物」とも言われています(笑)

 それにしても,地域ブランド力が最下位とされた群馬県は,中曽根氏・小渕氏・福田氏(親子)など,これまで多くの総理大臣を輩出した「すごい県」というイメージがありましたが,いくら総理大臣が多く出ても地域ブランド力には全然貢献してないってところが,けっこう笑えます。

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2009年1月29日 (木)

すごかっ!

 九州へ出張中ですが,出張先の新聞で見かけたローカル記事・・・JR九州は,ICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」のサービスを3月1日から開始すると発表。利用できるのは,福岡・佐賀・熊本・大分各県の鹿児島本線・長崎本線・日豊本線の一部など計124駅。そして来春には,西鉄の「nimoca(ニモカ)」・福岡市営地下鉄の「はやかけん」(3月7日サービス開始予定)・JR東日本のSuicaとの相互利用ができるようになる予定。

 JRグループのICカードは,スイカ・キタカ・トイカ・イコカのように,「××カ」と命名するのがお決まりのようですが,九州の方言をもじって「すごか」としたのは,JR西の「行こか」と並んでナイスな命名ですね。

 九州出張で僕がよく利用するJR駅は宮崎空港駅なんですが,この駅は空港駅にもかかわらず,いまだに自動改札じゃなくて有人改札。駅員さんが他人なのにゆうじん(友人)改札・・・なんていうギャグを思いつきますが,それはともかく,九州内のローカル駅に行くと,いまだに裏が白いきっぷをよく見かけます。片やフル規格の新幹線も整備されつつあるし,そしてIC乗車券の導入。九州内JRの設備のギャップはすごかっ! ですね。

 それにしても,JR東のSuicaって便利です。モバイルSuicaさえ持っていれば,全国どこでもいつでもチャージできて,首都圏だけでなく関西圏も中部圏も使え,さらに来春からは九州の主要駅でも使えるようになるんですね。やっぱりSuicaはすごかっ!

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2009年1月26日 (月)

蚕の思い出

 昨日のゴジラの記事で,「モスラが繭を作るシーンを見て蚕を思い出した」と書きましたが,今日は,僕の蚕に関する思い出について。

 僕のパソコンで「かいこ」と入力すると,やはり「解雇」と変換され,最初は「蚕」とは変換されません。それぐらい蚕というのは遠い昔の存在になってしまったようですが,僕が子どもの頃(たしか小学4年生だった),学校で蚕を飼う実習をしていて,各家庭にも何匹か幼虫を持ち帰って育てていたことがありました。

 蚕の餌は,ご存じのとおり桑の葉っぱ。桑というのは蚕の餌となるのが主目的の植物で,桑畑の地図記号も有名ですね(アルファベットの「Y」の右下に「-」をつけたような記号)。水田や茶畑と並んで専用の地図記号があるぐらいに,桑畑というのは,かつての日本中のあちこちで見られた光景なんでしょう。今の子どもは桑畑の地図記号なんか知っているんでしょうか。ていうか,桑畑なんか見たこともない子どもが大半なんでしょうね。

 蚕の幼虫を家庭に持ち帰って,餌となる桑の葉をどうやって手に入れていたのか,記憶が定かではありませんが,当時は京都の町中でも簡単に調達できたんでしょうね。そういえば,京都には「蚕ノ社(かいこのやしろ)」という神社が今でもあり(市内を走る京福電鉄の駅名としても有名),織物の始祖がこの神社に祀られているらしいです。

 僕は虫が大の苦手でしたが,蚕の幼虫だけは可愛くて好きだったし,触ることもできました。そしてある日,僕が育てていた幼虫が,みんな揃って繭を作り始めた時の驚きと喜びは今でも忘れられません。完成した白い繭は超美しく,これを茹でて絹糸にしてしまう(当然,中のサナギは死んでしまう)のって残酷だなあと思ったものです。

 もちろん僕は繭を茹でたりしてないので,成虫になってある日突然繭から出てきました。そして成虫は,何も食べずにひたすら卵を産み続け(成虫になったら桑の葉は食べません),生み終えたらそのまま死んでしまいました。もちろんモスラのように空を飛んだりはしません。蚕の成虫というのは,蛾や蝶のように大空を舞うことはなく,種を残すためだけに成虫になるみたいです。なんだか哀れです。

 そういえば,今では考えられないことですが,かつてある大学には養蚕を研究する学科がありました。それくらい,養蚕業が日本の繊維産業の一端を支えていた時代があったんですね。ということで,都会に育った僕にとっても,蚕というのは身近な存在で,とても懐かしい思い出として記憶に残っています。・・・「懐古趣味」って?

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2009年1月19日 (月)

薬指の長い人

 証券の売買をするトレーダーは,薬指が長い人の方が向いているらしいということが,英ケンブリッジ大の研究チームの調査でわかったとか。研究チームがロンドンの金融街シティーで短期取引を専門とする男性トレーダー44人を対象に,人差し指と薬指の長さの比率と,トレーダーの収益や経験年数などとの関係を調べたところ,薬指が相対的に長いグループ(人差し指が薬指の93%の長さ)と短いグループ(同99%)の収益の差は,1人当たり年間60万ポンド(約7,800万円)以上になったそうです。

 それにしても,あほらしい調査をするものですね。日本のお役所がよくやる,調べるまでもなく結果がわかっているような調査というのは,予算を消化するためにやっているとしか思えなくて腹立たしいものですが,このケンブリッジ大の調査というのは,日本の役所が実施する調査をはるかに超越した無益さを感じます。

 そもそも,なんでトレーダーの「人差し指と薬指の長さの比率」と収益の関係を調べようという発想になるのか,あまりにも範囲が狭すぎて笑えます。体のある部分の特徴と何かの関係なんて,無数に組み合わせが考えられるので,マジメに調べ始めたらきりがないでしょうね。投資のリスクとクスリ指に因果関係があるということなんでしょうか。それってタダのおやじギャグじゃん!(しかも英語と日本語だし)

 調査の結果,収益の差が1人当たり年間7,800万円以上もあったというのには驚きますが(もっとも,収益が何十億もあって,そのうちの7,800万円なら大きな差とは言えませんが),サンプル数がたったの44人なので,意味ある統計結果とは思えませんね。でも,いちおう気になって,念のために僕も人差し指と薬指の長さを測ってみましたよ。指の長さなんて,付け根のどのあたりから測ればいいのかイマイチはっきりしませんでしたが,だいたいのところ,105%ぐらいの比率で人差し指の方が長いという結果でした。つまり,ケンブリッジ大の調査に従えば,全然トレーダー向きじゃない(株などに投資したら損をする?)ってことですね。たしかに当たってるわい!

 過去の関連記事:
  ノーベル賞と寿命(2007年2月5日)
  つまらない調査(2008年11月17日)

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2009年1月 7日 (水)

舌つづみ

 今日の朝のテレビ番組で,フジテレビの女子アナが「舌づつみ」と言っていたのがすごく気になりました。正しくはもちろん「舌つづみ」で,美味しいものを食べた時に舌を鼓(つづみ)のように鳴らすというのが語源です。「舌つづみ」から転じた「舌づつみ」というのも広辞苑などには出ていますが,プロのアナウンサーたる者,語源に忠実に正しく発音して欲しいものです。

 麻生総理の漢字の誤読みが相変わらず話題になっていますが,踏襲(とうしゅう)→「ふしゅう」,未曾有(みぞう)→「みぞうゆう」などは,単に正しい読み方を知らなかっただけと思えるのに対し,詳細(しょうさい)→「ようさい」,怪我(けが)→「かいが」のように,簡単なことばを間違って発音したというのにはホント驚きます。この人は,もし自分がケガをした時,「あ痛っ! カイガした~!」なんて叫ぶんでしょうか。ありえないですよね。

 つい最近も,麻生総理が色紙に書いた年号が「平成廿十一年」となっていたなんて話題もありましたが(正しくは「平成廿一年」),縦線1本(十)が「10」で,縦線2本(廿)が「20」という原理を知っていたら間違えようがないのにと思います。ちなみに,縦線3本の漢字を無理やり当てはめて「30」と読ませていた年配者がいたのを思い出します。まるでローマ数字みたいです。

 でもまあ,麻生総理の誤読みを,メディアは偉そうにいちいち取り上げなくてもいいのにと思います。麻生総理ほどひどくはないにしても,アナウンサーの漢字の読み方が怪しくて気になるケースはいっぱいありますよ。

 今朝のテレビの「舌づつみ」以外にも,たとえば「他人事(ひとごと)」を「たにんごと」と読んだり,「職人気質(かたぎ)」を「職人きしつ」と読んだりするアナウンサー(これは以前の記事にも書きました)。また,「祝! ××オープン」みたいな垂れ幕を「しゅく,オープン」のように読むアナウンサーも気になりました(正しくは「いわい,オープン」のように読むのが慣例)。

 たしかに麻生総理の日本語レベルは低いと思いますが,そもそも政治家に正しい日本語が完璧に話せるとは期待していないし,まして一般の人が使う日本語が多少怪しくても,僕は全然かまいません。でも,正しい日本語を話すのが使命であるアナウンサーのことばは正確無比であって欲しいし,本来の日本語に忠実であることを期待しています。

 そういえば,麻生総理がしきりに使う「早急(そうきゅう)」というのもけっこう気になります。「そうきゅう」でも間違いではないようですが,元は正しくは「さっきゅう」だったと思います。「早速(さっそく)」と言うべきところを麻生さんだったら「そうそく」なんて言いそうで,ちょっと心配です。

 過去の関連記事:順風満帆(2005年12月13日)

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2009年1月 4日 (日)

年賀状泥棒

 静岡県で,郵便受けから年賀状を盗んだ容疑で男が逮捕されたというニュースがありました。警察発表によると,容疑者は「独り身で寂しかった。年賀状の家族の写真が見たかった」と供述しているとか。

 かつては,お年玉付き年賀はがきの景品の「切手シート」が非売品で入手困難なために年賀状泥棒が多発したという時代もありましたが,さすがに今は切手シート目当てに窃盗する人なんかいないでしょう。この容疑者の言う「家族の写真が見たかった」が本当かどうかはわかりませんが,考えてみたら家族全員の実名や顔写真が載っている年賀状が盗難に遭うというのは恐ろしいものです。

 わが家の郵便受けも何年か前に年賀状の盗難に遭ったことがあり,年賀状を送ってくれた人に返事が出せずに困ったことがありましたが,それ以上に,個人情報が満載された年賀状がどこへ行ってしまったのかと思うと,薄気味悪いものです。

 お年玉付き年賀はがきの景品目当ての窃盗という可能性もありますが,ちなみに2009年の場合,年賀はがきの景品の当選確率は以下のとおりです(Wikiより)。
 1等(国内旅行,マッサージチェアなどから1点):100万枚中1枚
 2等(体重計,電子辞書,Wiiなどから1点):100万枚中3枚
 3等(有名ブランド食材から1点):1万枚中1枚
 4等(お年玉切手シート):100枚中2枚

 どう考えても,危険を冒して窃盗するには当選確率が低すぎます。もし景品目当てに年賀状を盗んでいる人がいたら,絶対にやめて欲しいものです。

 郵便物泥棒に対しては,郵便受けに鍵をかけるなどの自衛策で防げるかと思いますが,それでも,ポストに投函してから相手に届くまでの間に多数の人間の目にさらされる郵便物には,個人情報漏洩のリスクがあるでしょう。郵便局職員やアルバイト員を信用しないわけではありませんが,特に個人情報や写真などが丸見えとなる「はがき」という媒体は,もはや時代遅れのような気がします。

 メールの普及などにより,年賀状を出す習慣は減りつつあるものの,将来的にも完全になくなることはないでしょう。僕の場合も,こちらから積極的に年賀状を出す相手は少なくなりましたが,来た相手には必ず返信するわけで,返信し続ける限りは翌年も必ず出していただけるので,完全になくなることはありません。

 年賀状という習慣がなくならない限りは,時代の変化に合わせて,より個人情報保護に配慮したシステムへ移行して欲しいものです。たとえば,年賀状は簡易な封書にして文面や差出し人名は外からは見えないようにし,宛先不明時にのみ郵便局による開封を認めるといった方法などがあると思いますよ。

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2008年12月30日 (火)

青春18きっぷの旅

 27日から京都へ帰省中です。僕が関東から関西方面へ移動する場合,ビジネスならもちろん新幹線ですが,プライベートの場合は,時間がもったいない時は夜行の高速バスを利用することが多いです。茨城から京都まで移動すると,いくら新幹線が速いといっても半日ぐらいは潰れてしまいますが,高速バスだと夜遅く出発して早朝に到着するため,時間にまったくムダがなく,帰省先での時間が十分確保できます。しかも交通費は新幹線よりも格安と,ありがたいです。

 今回は時間に余裕があったのとバスの指定が取れなかったこともあり,ひさびさに(10年以上ぶりに)「青春18きっぷ」を利用してみました。僕は電車に乗るのは好きだし,電車ならいくら長時間乗っても苦痛じゃないし楽しいです。そんな人間には「18きっぷ」はうってつけですね。

 まず,首都圏の中距離列車の場合(今回の場合は常磐線と東海道本線熱海まで),各駅停車や快速列車にもグリーン車が備えられていて,18きっぷ利用時でも750円払えばグリーン車に乗れます(ホリデー料金でかつモバイルSuica利用の場合)。普通列車のグリーン車というのはJR東日本にしかない車両ですが,座席は特急の普通車並みのリクライニングシートで快適です。もっとも,JR東海・西日本エリアの豊橋から姫路あたりまでの新快速は,転換式のクロスシート車両で快適ですが特別料金は不要。言い換えれば,JR東の普通列車というのは,座席のクオリティが中部圏・関西圏より劣る代わりに特別料金の必要なグリーン車を設けいているというワケで,ちょっと理不尽な気もします。

 そして,熱海から浜松あたりまでのJR東海エリアは,列車ダイヤが細切れで,連結車両数が少なくて混雑したりトイレがなかったりするなどイマイチですが,車窓からの風景を眺めながらゆっくり旅の気分が味わえるというのは,新幹線では味わえない,いいものですよ。

 ところで,この日は天候に恵まれ,冠雪した富士山が超キレイで,東は茨城県南部から西は浜松あたりまで,広範囲にわたって富士山を見ることができました。条件のいい日にいったいどの範囲で富士山が見えるものなのかは知りませんが,山の形の美しさだけでなく,周囲に高い山がなくて広い範囲で多くの人が目にすることができるという点が,富士山が多くの人を魅了している大きな理由なんでしょうね。

 ただ,個人的には,僕は富士山のよく見える地域に住みたいとは全然思いませんね。昔,修学旅行で富士箱根方面に行った時とか,山梨県の親戚に行った時などの経験で,富士山がよく見える地域にいると,毎日が「今日は富士山がよく見える」とか「今日は見えない」とか,そういった話題ばかりで,とても重苦しく感じたものです。富士山というのはたまに見るのはいいけど,毎日見ていたら僕はあの威圧感にまいってしまうかも知れません。そういえば,太宰治の「富岳百景」で,バスガイドさんが案内する富士山の風景にそっぽ向いていた老婆のシーンがありましたが,僕もあの老婆にはなんとなく共感を覚えます。

 話はそれましたが,結局約12時間かけて茨城から京都に到着。所要時間は新幹線利用時の3倍弱ですが,マイカー利用時とほぼ同じくらいの所要時間なので,この時間が苦になるということはありません。しかも,電車だといつでも眠れるので,自分でクルマを運転するよりははるかに楽です。また,交通費は2,300円と格安で,グリーン料金を含めても3,800円。新幹線を利用した場合と比べて約4分の1です。「青春18きっぷ」は春休み・夏休み・冬休みの期間限定商品ですが,僕としては年中発売して欲しいと思っています。

 過去の関連記事:
  グリーン車(2006年12月11日)
  青春18きっぷ(2007年2月20日)

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2008年12月21日 (日)

1万円札は必要?

 最近は,電車に乗る時やコンビニで買物する時は,ほとんど電子マネーを利用しています。そして,よく利用する近所のスーパーは,会員カード兼用のクレジットでの支払い。会社で注文する弁当や社員食堂もクレジット払い。クルマのガソリンもクレジット払いで高速道路料金はETC。JRの長距離切符や航空券もクレジット払い。1万円以上の高額の買物はほとんどがクレジット払い・・・ということで,僕の場合は現金自体を使う機会が激減しています。現金を使うのは,電子マネーに対応していない飲み物自販機とか,ファストフードやレストランでの支払いとか,出張先で利用するタクシーぐらいですね。

 そうなると,現金が必要となるケースで必要になるのはほとんどが千円札か小銭。たくさんの1万円札をいつも持ち歩いているわけではありませんが,1万円札というのは僕にとってはとても邪魔な存在です。特にタクシーに乗る場合,乗車料金がたいていワンメーターから千数百円程度なので,タクシー料金の支払いに1万円札を利用すると,まず間違いなく運転手に拒否されるか,拒否されない場合でも嫌味の一つを言われるのが普通です。コンビニやスーパーの場合には,少額の買物で1万円札を出しても,店員にイヤな顔をされることはないわけで,タクシー業界というのはいつになってもサービス精神に欠けている運転手が多いと言えるんではないでしょうか。

 また,飲み会などで割り勘するような場合も,千円札を多く持っていた方が何かと便利。たとえば「一人6,000円」なんていう割り勘の場合,1万円札しか持っていない人が多いとちょっと混乱します。こういう時には千円札6枚を差し出すと喜ばれますよ。

 ということで,僕はなるべく紙幣は1万円札でなく千円札で持つように心がけていますが,銀行ATMなどで現金を引き出した場合は,無条件で1万円札が出てきます。僕としては,たとえば5万円を引き出す場合,すべて千円札で50枚欲しいぐらいの勢いなんですが,1万円札5枚が出てくるのが当たり前になっているATMというのは許せません。引き出し時に紙幣の種別を指定できるATMがあってもいいのにと思います。

 もちろん引き出し後に両替すればいいわけですが,銀行の両替機は午後3時までだったり,最近は両替手数料が取られる話があったり(これは小銭だけ?)するので,たとえば5万円を引き出したい場合には,僕はわざと引き出し額を「4万9千円」にするなどして,千円札を増やすようにしています。

 また,高額紙幣が使える自販機(券売機など)がある場合には,少額の支払いでたとえ小銭を持っていても,必ず1万円札を利用して,手持ちの1万円札を早めにくずしておくような工夫をしています。少額の支払いで1万円札を利用しても一切文句を言わない自販機というのは,ありがたいものです。

 そして,手に入れた紙幣は,なるべくキレイな順に並べて財布に入れ,折り目の激しく付いた古い紙幣から順に使用するようにしています。これは,汚い紙幣をなるべく持ちたくないという理由以外に,自販機利用時に古い紙幣は認識しない可能性があるので,なるべくキレイな紙幣を手許に残しておきたいという理由からです。ちょっと神経質すぎるかも知れませんね。

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2008年12月 9日 (火)

ノーベル賞記念講演

 ノーベル賞の授賞式をひかえ,受賞者がストックホルム大で恒例の記念講演を実施。受賞者のうち,英語嫌いの益川教授の講演は日本語で実施したそうですが,これまでの記念講演は大半が英語で行われていたため,母国語での講演は異例で,日本人では文学賞受賞の川端康成氏以来とか。

 益川教授は,冒頭で "I am sorry. I can't speak English." と英語で話して会場の聴衆を笑わせたらしいですが,いっそのこと,日本人にしか通じない「謝らない麻生sorry」みたいな英語ギャグを飛ばして欲しかったところです。

 メディアは,益川教授が記念講演を日本語で実施したことをやたらと話題にしていますが,「別にいいじゃん! 日本人が日本語で話して何が悪いねん!」って思います。英語が苦手な僕としては,英語使用に反発する教授にはとても親近感を覚えます。

 でも,やっぱり英語が話せて理解できる人が僕は羨ましいです。いずれは安価な自動通訳機が普及する時代が来るとは思いますが,待ち遠しい限りです。

 それはともかく,英語が不得意なため日本語で実施したという割には,益川教授の日本語の講演はたどたどしくて原稿の丸読みだったのには笑えました。

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2008年12月 8日 (月)

給食費に連帯保証人

 給食費滞納への対策として,熊本県益城町は給食費の納付に「連帯保証人」を設ける徴収方式を導入する予定とか。対象は給食費免除世帯を除く町立小中学校の児童・生徒の保護者で,事前に連帯保証人とその連絡先を提出してもらい,5ヶ月続けて滞納したら保護者に「保証人あてに督促状を出す」と通知し,それでも納めなければ保証人に支払いを促してもらい,さらに滞納が続けば保証人に立て替えを求めるとか。

 借金でおなじみの連帯保証人制度というのは,保証人が債務者(借りた本人)と全く同じ義務を負い,借りた本人が返済を拒否した場合や本人の返済状況次第では,いきなり連帯保証人に返済を求められることもあるという,非常に理不尽な制度です。このため,連帯保証人制度に対しては,人権上の問題から見直しの意見が根強く,欧米などではそもそも存在しない制度とも言われています。

 借金をするような場合,実の親子のように,よほどの血縁関係でもない限りは,連帯保証人を引き受けるのは困難でしょう。言い換えれば,親子以外の親族や他人に連帯保証を頼むのは非常識ともいえるでしょう。僕の場合も,マイホームなどのローン借り入れ時は,他人はもちろん年金生活者の親に連帯保証人を頼むわけにもいかず,結局は機関保証を利用することになりました。

 このように,別生計の人に連帯保証人を依頼するというのは現実的に極めて困難であるにもかかわらず,たかが給食費ごときで連帯保証人の提出を求めるなんて,あまりにも安易でバカげていると思います。正当な理由がないのに給食費を滞納する人に対しては(何が「正当な理由」かはともかく),給食を止めるなり,法的措置(差し押さえとか?)で給食費を徴収するなりすればいいのにと思います。

 もちろん,経済的理由で給食費を支払えない人に対する免除制度とか,義務教育における給食費は全員無償にすべきとか,そもそも給食制度自体が必要なのかとか,そういった議論はそれはそれでやればいいと思います。

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2008年12月 2日 (火)

阪急西宮ガーデンズ

 兵庫県西宮市の阪急西宮スタジアム(野球場 兼 競輪場)の跡地に,西日本最大級の複合商業施設「阪急西宮ガーデンズ」が11月26日にオープン。阪急百貨店やTOHOシネマズなどをはじめ,飲食店や専門店など計268店舗が入っているそうです。今週の日曜日はちょうど関西にいたこともあり,せっかくなのでちょっと見てきました。大変な混雑でした↓

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 といっても,行ったのはショッピング目的ではなく,昔よく行った阪急西宮近辺が今どうなっているのか興味があったためです。僕は阪急ブレーブスの試合を見に,阪急西宮スタジアムにはよく行ったものですが,約30年ぶりに訪れた西宮にはスタジアムの跡形はなく,すっかり都会らしくなってしまって昔の面影はなく,なんだか残念です。

 この西宮ガーデンズの中に,阪急電鉄の記念施設「阪急西宮ギャラリー」があり,かつての阪急ブレーブスのトロフィーなどの記念品や,阪急電鉄の歴史を紹介したパネルなどが展示されています。そして,1983年当時の阪急西宮北口駅付近を再現した150分の1サイズのジオラマが展示されていますが,その中にありました。かつての西宮スタジアムの模型が↓

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 めっちゃ懐かしいです。内野が土のままの中途半端な人工芝と,左右非対称のスタンド。そしてオレンジを主体としたセンス悪い色彩。でも,この野暮ったさに独特の明るさと親しみがあり,僕は大好きな野球場でした。それにしても,この模型のスタンドは満員。西本監督や上田監督の黄金時代でも,こんなに観客が入ったことはなかったと突っ込みたくなりました。ブレーブスの試合の客席はいつもガラガラで,結局ブレーブスは経営難からオリックスに身売りすることになったわけですが,そもそも,西宮市ぐらいの規模の町に,本拠地とするプロ野球の球団が2つ(阪急と阪神)もあること自体に無理があったのかも知れません。

 そして,阪急西宮北口駅名物の(といってもごく一部の人にしか興味ないと思いますが),「ダイヤモンドクロス」と呼ばれる平面軌道交差。これも模型でしっかり再現されていました。僕にとってはこれも懐かしい風景です。↓

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 これは阪急神戸線と今津線が,十字路交差点上の路面電車みたいに平面で交差していたもので,非常に珍しい光景ですが,1984年に今津線は北側と南側で分断され,このダイヤモンドクロスは撤去されて今の西宮北口駅にはこの面影はありません。

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2008年11月30日 (日)

紅葉の京都

 今年もまた,紅葉を見に京都へやってきました。写真ばかりで手抜きですが,いくつか写真をアップします。

 まずは,紅葉で超有名な東福寺。最寄りのJR東福寺駅はすごい混雑でした。ホームの幅が狭くて身動きできませんでしたが,境内はさすがに広く,それほど混雑しているとは感じなかったです。

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 次は嵯峨野の常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。ここの紅葉は何度見ても見事です。先週あたりが見ごろだったみたいですが,紅葉の落ち葉もなかなかいいものですよ。

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 常寂光寺の北へ歩いて5分ぐらいにあるのが二尊院。カップルが多いです。う~~ん,くやし~~! ちなみに,僕が見たところ,京都の紅葉を見に来る人で多いのは,おばさんのグループ,年配のカップル,若い女性のグループ,そして,カメラをかついだオヤジといったところでしょうか。外国の人は比較的少なかったです。日本の観光地のどこでも見かけるような,お金持ちの中国人団体は今回は見なかったです。

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 さらに北へ足を延ばして,多数の石仏で有名な化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。ここも紅葉の名所です。石仏と紅葉の組み合わせって,よく似合います。

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 そして,東へ30分ほど歩いて大覚寺へ。

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 最後に,嵐山まで歩いて全行程終了です。疲れた~。

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 過去の関連記事:そうだ 京都へ行こう!(2007年11月27日)

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2008年11月26日 (水)

固定電話減少

 寒くなってきましが,京都市内の紅葉は見ごろを迎え,先日の3連休の京都は観光客で賑わい,紅葉の名所として知られる東福寺には,23日だけで3万5,000人もの観光客が訪れたとか。ここまで人が集まると,紅葉を見に行くのか人を見に行くのかわからん状態ですが,それでも,今週末は僕も京都で紅葉見学の予定。楽しみです。その後は出張のため,しばらくはブログの更新が滞るかも知れません。

 さて,10日ほど前のニュースですが,携帯電話やIP電話の普及におされて減少が続く固定電話の今年9月末時点の契約数が,4,935万9千件と初めて5,000万件を割ったとか。1年前より7.4%減っており,1年間の減少幅としても過去最大となったそうです。

 ここまで減少すると,NTTさんはさぞかし大変なんだろうなと思いきや,NTT自体がもはや固定電話に重きを置いていないと思われます。たとえばNTT東日本のホームページを見てみると,フレッツ光の情報で溢れていて,固定電話の料金やサービスに関する情報を見ようと思っても,いったいどこに載ってるの? という状態です。

 我が家にも固定電話はありますが,NTT以外の業者のADSLとIP電話を使用している関係上,NTTの固定電話はほとんど使っていません。もはやNTT固定電話は役目を終えたと言う気がします。ただ,NTT電話番号をあちこちに届けている関係上,NTT番号がなくなって「050」で始まるIP電話番号だけになったらちょっと不便かな という気がしていて,解約手続きも面倒なため,惰性でNTT固定電話の契約を続けているのが実情です。

 最近は固定電話にかかってくるのは携帯番号を教えていない親戚・知人とセールス電話だけ。長年使って愛着のある固定電話番号を捨てるのはちょっと寂しいですが,知人に携帯番号を告知した上で,思い切って固定電話を解約してIP電話だけにするのは,電話基本料金節約とともにセールス電話も撃退できるので,非常に魅力です。ということで,僕もNTT固定電話解約に傾いているところです。

 過去の関連記事:
  電話の昔と今(2006年6月13日)
  NTTに排除命令(2008年7月18日)

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2008年11月24日 (月)

味覚は人それぞれ

 おでんが美味しい季節になりました。僕はセブンイレブンのおでんがけっこう好きですが,先日名古屋近郊に出張した時,セブンイレブンでおでんを買ったら「辛子と味噌をつけますか?」って聞かれ,ちょっとびっくり。辛子はともかく,これまで関東地区では味噌なんか聞かれたことがなかったです。これって名古屋地区だけでしょうか?

 それはともかく,辛子は黙ってつけてくらたらいいのに,おでんに辛子をつけない人なんかいないのでは? と思っていました。ところが先日,朝のテレビ番組で,最近は寿司にワサビをつけない人が増えているという話が流れていました。ということは,おでんも「辛子抜き」で食べる人が多いということでしょうか。

 この放送によると,回転寿司店で調査した結果,平均で24%の人が寿司を「サビ抜き」で食べているとのことで,10代・20代の人はなんと40%が「サビ抜き」だったらしい。そして最近は,「全品サビ抜き」という回転寿司店も増えているとか。これには驚きました。

 僕の場合,ワサビは少しつ~んとするぐらいの多めが好きです。カウンターの寿司屋なら最初から「サビ利き」を注文したいところですが,貧乏な僕の味方はやはり回転寿司。普通のサビ入り寿司に,自分でワサビを増量して食べているぐらいです。なので,「サビ抜き」なんてあり得ないです。

 若い世代に「サビ抜き」が増えているということは,時代とともに人間の味覚が変化してきているのかも知れませんね。でもまあ,味覚は人それぞれで,どうやって食べるかは個人の勝手。サビ抜きにケチをつけるつもりは毛頭ありません。でも,ワサビが食べられなかった子供がオトナになると自然に食べられるようになってきたことを考えると,「味覚の低年齢化」が進んでいると言えるのかも知れません。

 そういえば,「最初はビールで乾杯」というのが宴会の定番だと思っていましたが,これも変わってきていて,最近は「ビールが苦くて飲めない」という若い人が増えているという話を聞いたことがあります。いずれは「ビールを飲むのはオヤジだけ」みたいな時代が来るのかも知れませんね。

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2008年11月17日 (月)

つまらない調査

 内閣府が「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」を実施したとか↓

 内閣府は15日,「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の結果を発表した。食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶかという質問に対し,国産品との回答が同様の質問をした00年調査比7.1ポイント増の89.0%に上った。
 国産品を選択する理由(複数回答)は「安全性」が最も多い9割弱に達しており,中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受け,輸入食品への不安が大きくなっていることがうかがえた。
 「とくにこだわらない」は10.1%(00年調査比6.4ポイント減),輸入品は0.5%(同0.1ポイント増)だった。
 調査は全国の成人男女5,000人を対象に個別面接方式で9月に実施,3,144人から回答を得た。回収率62.9%。同種の調査は87年に始め,今回が7回目となる。(毎日jpより)

 「それがどうしたん?」って言いたくなるような,なんともつまらない調査をするものだと思います。「食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶか?」なんていう二者択一の質問をされても,僕は簡単には答えられません。食料品を購入する時にどの商品を選ぶかはケースバイケースで,価格や味などを総合的に比較して買うしかないです。たとえば以前話題になったウナギの場合,国内に流通している多くの商品が中国産らしいですが,中国産のウナギの味は国産と遜色ないと言われています。それで値段が何倍も違うのであれば,僕だったら中国産を買いますよ。この調査で「国産品を選ぶ」と回答した89%の人がみんな実際に国産品を買っているとは思えない。というか,そもそも流通量のバランスからして,それはあり得ないでしょう。

 「国産品を選ぶ」と答えた人の9割が,その理由に「安全性」を挙げているというのも,なんだか質問者に迎合したような回答で疑わしいです。商品の種類によって異なるので一概には言えませんが,たとえば「外国産の安くて美味しい商品」と「国産の高くてまずい商品」があったら,僕は迷わず前者を選びます。僕が選ぶ基準はやはり「味」と「価格」です。

 ということで,20年以上も前から,なんともバカバカしい調査を続けているものだと思います。その調査結果が,何らかの行政上の施策に役立っているんでしょうか。これの調査目的がイマイチわかりません。メディアがよくやるバカげた世論調査は「どうぞご自由に」って思いますが,多額の税金を使って実施する役所の世論調査って,ホント無駄遣いでタチが悪いと思います。

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2008年11月15日 (土)

カット専門店

 「1000円カット」のような看板が出ている格安のヘアカット専門店を最近よく見かけますが,客を奪われる旧来型店の不満を受けて,カット専門店には本来不要な洗髪台の設置を義務づける自治体が相次いでいるという記事が,数日前の新聞に出ていました。

 これを条例化しているのは現時点では14道県で,カット専門店での洗髪台設置義務の理由は「どんな不潔な客が来るかわからない」という衛生上の理由らしいです。ただ,大阪府や千葉県など6府県では「衛生上の問題はない」として条例化を見送っているとのことです。

 記事によると,格安カット専門店チェーン「QBハウス」の場合,条例で洗髪台の設置を義務づけられた北海道などでは,洗髪には使用しないのに洗髪台(十数万円)の設置を余儀なくされているらしい。また,「QBハウス」は国に対してカット専門店での理容師・美容師の混在勤務を認めて欲しいと求めているものの,厚労省は「混在を認めると無資格者の違法行為の恐れが高まる」というわけわからん理由で,この要求を退けているとか。

 僕はカットに行く前には必ず洗髪してから行きますが,カットに限らず,他人様に自分の身体を触ってもらうような場合には,その部分は清潔にしてから行くのが最低限のマナーだと思っています。歯科医院に行く前には当然歯磨きしてから行くべきだし,風俗に行く場合にはきちんとシャワーしてから行くべきでしょう(笑) もし不衛生な状態でカットに来る客がいたら,店が客を断わればいいだけで,法律や条令で規制すべき問題ではないと思います。既成の業界を守ることを第一に考えている国や一部自治体というのは,ホント腹立たしいです。

 ところで,僕の経験では,理髪店はカットしてから洗髪,美容院では洗髪してからカットするのが普通みたいですね。僕は今は「美容院派」なんですが,長年理髪店に通っていただけに,カット前にシャンプーしてカット後は洗い流さない(ドライヤーなどで吹き飛ばすだけ)というのはなんとも気色悪く,何度美容院に行っても違和感があります。

 過去の関連記事:美容院(2006年5月7日)

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2008年11月 9日 (日)

外見で判断

 11月8日付の朝日新聞のコラム「天声人語」より↓

 就職を望む人が,履歴書を書いて先方に送るのは日本もアメリカも変わらない。だが違うこともある。米国ではふつう,顔写真を張る必要はない。肌の色などによる書類審査の差別を防ぐためだ。
 それで差別はなくなったのかと,シカゴ大学の教授らが数年前に「実験」をした。求人広告を出したいくつかの企業に,目的を伏せて3,700通の架空の履歴書を送った。返事が戻ると,案じた通りだった。
 白人に多いとされる名前(たとえばエミリー)で送った履歴書には面接の通知が多かった。黒人につけられがちな名前(たとえばラトーヤ)には少なかった。1.5倍の差がついたそうだ。平等をうたう奥に,なお根強い差別がひそむ一例だろう
 (以下略)

 これは,次期大統領選挙で黒人のオバマ氏が勝ったことに関するコラムの前段の部分です。アメリカでは履歴書に顔写真を貼らないことで差別を防止しているというのには感心しましたが,この「実験結果」でわかるように,採用する側のホンネとしては,やはり有色人種を排除したいということなんでしょう。ということは,もし「オバマ」という苗字で履歴書を送付したら,黒人というより日本人だと思われて排除されたりするのかも知れませんね。

 で,僕がこのコラムを読んで気になったのは,アメリカ大統領選のことではなく,神奈川県立高校の入試で,試験の成績が合格基準に達していながら「態度が悪い」「つめが長い」「スカートが短い」「服装がだらしない」「髪染めの跡」「ピアス」などの理由で計22人が不合格とされていた問題。この問題で,県教委は「不正な選考だった」として不合格になった希望者に対して入学や編入などの対応を検討するとともに,校長を異動させるなど関係者の処分も検討していると報じられていました。

 公立高校の入試は基本的に筆記試験のみで,服装や態度などは不問というのが大原則のようです。そうしないと客観性・公平性に問題が出て,不正が入り込む余地があるということなのでしょう。でも,学校側としては,成績の多少の良し悪しよりも「外見がきちんとしている生徒」を受け入れたいというのがホンネなんですね。このため,世間にはこの高校のやったことを支持する声も多いようです。

 一方,私立高校の場合,筆記試験だけでなく面接試験があるのが普通で,面接試験時や筆記試験時に服装や態度などをチェックしているのかと思いますが,面接試験というのは選考基準が曖昧で,合否結果の明朗性については大いに疑問です。

 就職に関しても同じ。公務員の場合は筆記試験の点数だけで決まるのが大原則で,このために「口利きによる点数かさ上げ」のような不正があったりするのかと思いますが,そのような不正は論外として,筆記試験の点数で決まるということは外見や性別で差別されないという意味での公平性が保たれているのかと思います。それに対して,民間企業の就職試験での採用基準というのはホント不明朗です。仮に顔やスタイルなどの外見で判断されたり,性別による差別をされたりしても一切わからないし,そもそも選考基準が公開されていないのでまったく信用できません。

 話を神奈川県の高校に戻して,学校側が「外見」で判断したい気持ちは痛いほどわかりますが,やはり選考基準として公開されていなかった基準を入れるというのはフェアじゃないでしょう。それに,人間の外見に関してどう感じるかは人それぞれであり,客観性に疑問が残ります。たとえば「女性のピアスぐらい,いいじゃん」って僕は思います。また,時代によっても変わるものでしょう。今の教師の感覚が必ずしも正しいとは限りません。

 ということで,外見で判断したいのなら,事前に選考基準を明確にして公表しておくべきだったと思います。そして,採点結果もきちんと受験者に通知するべきでしょう。この問題に限らず,高校入試でも大学入試でも,高額の受験料を取っておきながら,採点結果すら本人に通知しないという現状には憤りを感じます。

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2008年11月 5日 (水)

ガソリン値下がり

 1ヶ月ぶりにガソリンを給油したら,ガソリン価格が大きく下がっているのに驚きました。僕の住む茨城県は元々全国平均よりも安い地域みたいですが,2日前に入れたレギュラーが1リットルあたり130円。1ヶ月前は150円以上だったので,最近急激に下がってきたようです。今年のピークが8月の180円ぐらいだったので,その時から比べると,たった3ヶ月足らずで50円も下がった計算になります。これは助かります。

 ところで1週間ぐらい前に,こんなニュースが出ていました↓

 経済産業省は,最近のガソリンや灯油の値下がりで,今の価格水準のままなら,今夏のピーク時の価格が続いた場合より世帯あたりの年間負担額が約20,000円軽くなる,との試算を発表した。負担の減った分は他の商品やサービスの消費に回る可能性があり,同省は「日本経済に明るい材料」とみている。
 経産省は07年度の家計調査から,ガソリン価格が10円下がれば家計負担が年約5,000円,灯油なら10円で年約3,000円軽くなると試算。最近の価格水準が続けば,最高値の時と比べて全国平均で1世帯あたり年間約20,000円が浮くとはじいた。灯油の消費量が多い寒冷地ほど効果は大きく,北海道で約39,000円,東北地方は約36,000円という。(asahi.comより抜粋)

 どうでもいいけど,この経済産業省の発表はホント腹立たしいです。僕の記録によると,今年の2月頃はレギュラー1リットルあたり約140円でした。暫定税率の期限切れで4月の約1ヶ月間だけ20円ぐらい下がったのを除外すると,ここ1年は約140円で,2年前は120~130円ぐらいでした。今年の夏の180円というのが異常な高値であり,単に2年前の水準に戻っただけと言えます。なのに,この異常時の価格と比較して「負担が軽くなる」「年間で約20,000円浮く」「負担が減った分は他の消費に回る」「日本経済に明るい材料」なんていうのは,あまりにもノーテンキすぎます。

 そして,この経産省の発表をそのまま垂れ流しているメディアは情けない。麻生総理がホテルのバーで飲もうが,カップめんを「400円」と言おうが,どーでもいいです。麻生氏がスーパーへ行って自分でカップめんを買うとは思えないし,そもそもカップめんなんか食べないと思うので,そんなことに突っ込んでも無意味。むしろこの経産省の発表の方にこそ突っ込んで欲しいものです。

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2008年11月 3日 (月)

宇宙実験アイデア

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,来年2月から約3ヶ月間国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する若田光一宇宙飛行士に試してもらいたい「おもしろ実験」のアイデアを募集しているとか。実験の条件は,特殊な道具を必要とせず,かつ10分程度で終わる内容とのことです。

 無重力状態での生活や人間の生理現象がいったいどうなるのか,僕はけっこう興味がありますが,食事のことやシャワーのことや,僕が最も興味のあるトイレのことなどは既に広く解説されているので,あと僕が知りたいのは,ズバリ「無重力状態でのエッチはどうする?」ってことでしょうか。あ,これ決して下ネタではなく,人類の長期間の宇宙滞在においては重要な課題であり,極めてマジメな話ですので,念のため。動物による生殖実験などは当然やっていると思うし,人間についても,すでに究明されている問題なのかも知れませんが,不思議と話題になっていない気がするので,あえて挙げさせてもらいました。

 「無重力状態でのエッチ」の実験は,「特殊な道具を必要としない」の条件は満たしていると思いますが,「10分程度で終わる内容」というのはちょっと微妙ですかね?(笑)

 ともあれ,11月20日までアイデア募集中とのことなので,貧弱な発想しかできない僕と違って面白いアイデアをお持ちの方は,応募してみてはいかがでしょうか。

 過去の関連記事:国際宇宙ステーション(2008年3月14日)

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2008年11月 1日 (土)

トヨタの博物館

 先日の明治村の記事に続いて,名古屋方面の出張報告第2弾です。愛知県と言えばやはりトヨタ王国ということで,トヨタ関連の博物館2箇所を訪ねてみました。

 まずは,その名も「トヨタ博物館」。所在地は愛知県長久手町で,名古屋駅から電車を乗り継いで1時間弱かかる所にあります。この博物館は,自動車誕生以降の国産車と外国車の実物を多数展示することによって自動車の歴史を紹介した施設です。

 たとえば,伝説的な名車と言われているトヨタ2000GT↓

2000gt

 「トヨタ博物館」という施設名ですが,展示されている国産車はトヨタ車に限らず,各メーカーの懐かしいクルマが展示されています↓

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(いすゞ 117クーペ)

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(日産 60年代のブルーバード)

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(ダイハツ ミゼット)

 あと,懐かしかったのはボンネットバス↓

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 ボンネットバス自体は,今でも全国あちこちに保存されているので,それほど珍しくはありませんが,車内の座席などが昔の懐かしいスタイルのままで残っているのは珍しいです↓

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 そして,来年の3月29日まで,「団塊世代のブームとクルマ」という企画展が催されており,その中で僕の興味を惹いたのがこれ↓

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 かの月光仮面が乗っていたという,1957年のホンダドリーム号です。月光仮面の映像を見た限りではショボいバイクにしか見えませんでしたが,現物はきちんとした250ccのバイクでしたね。

 そしてもう1箇所,トヨタテクノミュージアム「産業技術記念館」に行ってきました。こちらは名古屋市内のど真ん中のトヨタグループ発祥の地にあり,大正時代の赤レンガ造りの工場建屋をそのまま残して記念館として活用したものだそうです↓

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 この記念館は「モノづくり」がテーマで,繊維機械と自動車技術の変遷を紹介した施設。大きく分けて繊維機械館と自動車館がありますが,展示物がたっぷりあって時間が足りなかったため,繊維機械館はパス。自動車館のみ見学してきました。

 それにしても,最近の自動車生産技術はすごいです。1台ずつ仕様の異なるクルマの溶接や塗装を,ほとんど無人で実施してしまう生産ラインは圧巻です。これが10分ぐらいの映像で紹介されていましたが,工場見学に行くよりもこの映像を見た方が手っ取り早いかも。

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 そして,トヨタおなじみの「ジャストインタイム生産システム」がいかに素晴らしいかが紹介されていました。もっとも,この「ジャストインタイム」については,僕は「運送会社や下請け会社イジメ」という負のイメージしか持っていないので,このトヨタの解説にはちょっと違和感がありました。

 そして,館内の「テクノランド」というコーナーには,いろんな機械のしくみなどがわかりやすく展示されています。この中で面白かったのが,歯車に関するもので,たとえばクルマのワイパー。一方向にしか回転しないモーターから左右に往復する動きをどうやって実現しているかなんて,これまで考えたこともなかったですが,この模型を見るとそれがよくわかります↓

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 同様に,扇風機の首振り↓

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 羽根を回すモーターと連動して,歯車によってあの首振りを実現しています。このため,羽根の回転速度を「強」にすると,首振りも早くなるんですね,納得です。ミシンの上下の動きなんかも面白いです。こういうのは見ていて飽きません↓

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 さて,かつて日付改ざんが話題になった伊勢土産の赤福餅ですが,名古屋地区でも大量に販売されていました。僕は赤福餅はあまり好きではありませんが,その後の日付表示などがどうなっているのか興味があったので,ちょっと買ってみました↓

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 外装の日付表示は従来どおりみたいですが,かつて実施していた「.」「-」などの「隠し記号」は見当りませんでしたね。そして何よりも,内箱自体に日付が印刷されていて,日付変更による再利用ができなくなっているみたいです↓

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 でも,僕が夕方買った時も売店には赤福が山積み。売れ残ったのはいったいどうするのか,ちょっと気になるところです。

 ということで,名古屋の出張報告は以上でおしまい・・・おわり名古屋 って?

 過去の関連記事:
  赤福の表示(2007年10月24日)
  赤福餅(2007年10月14日)

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2008年10月24日 (金)

キー確認音

 出張先から戻る列車の中で,僕の隣に座ったおじさんが,キー確認音をピコピコ鳴らしながら携帯を操作していて,やたらうるさかったです。電車の中でホント迷惑。マナーモードにして欲しかったですが,マナーモードでなくても,今どき携帯のキー確認音を鳴らす設定にしている人って超珍しいですよね。

 それにしても,キー確認音ってそもそも何のためにあるんでしょうか。視力が悪い人を補助する機能とも思えないし,その必要性が僕には理解できません。大した話ではありませんが,僕はちょっとしたことが気になってしょうがない性格なんです。

 以前の僕の携帯はドコモで,何回も機種変更しましたが,初期状態は必ずキー確認音が鳴る設定になっていました。このため,新しい携帯を買った時は,充電するよりも何よりもまず,キー確認音を消す設定に変更したものです。携帯をAuに変えてからは,初期設定が鳴らないようになっているのでこの設定変更はやってません。キー確認音が必要なケースなんてほとんどないと思うのに,なんで初期設定が鳴るようになっているのか不思議です。ドコモの携帯って今でもそうなんでしょうか。ちなみに,そのおじさんの携帯はソフトバンクでした。

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2008年10月19日 (日)

明治村

 出張で名古屋近辺に滞在中です。今日は休みだったので,愛知県犬山市にある「明治村」に行って来ました。名古屋から犬山市までは名鉄で約30分,そして犬山駅前から明治村まではバスで約20分。しかも,休日なのにバスが1時間に2~3本しかなく,ちょっと不便でしたね。

 その犬山駅前の,明治村行きのバス停がこれ↓

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 「犬山中央病院」「犬山ニュータウン」「長者町団地」という犬山市内の超ローカルな行先と並んで,なんと「京都駅八条口」行きが! 距離感がなんとも怪しい,ワープな雰囲気のするバス停です。でも,「京都行き高速バス」と書かずにごく普通に「京都駅八条口」と書いてあるところがなんとも素敵です。

 ということで,何かと京都に縁のある明治村ですが,この明治村には,既に廃止となった京都市電が走っています↓

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 線路の幅の広いかつての市電でなく,その一世代前の,線路の幅が狭い方のチンチン電車。かつて国鉄京都駅前~北野天満宮を運行していた路線で,日本国内で初めて営業した電気鉄道だそうです。僕はたぶん子供の頃に乗ったことがあるはずですが,記憶にはありません。

 そして,京都にちなんだ建物として「聖ザビエル天主堂」↓

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 京都の河原町三条にある教会の建物ですが,かなり昔に教会の土地の一部がホテルとなり,この建物は撤去されて今は明治村で復元保存されているというわけです。したがって,この建物も子供の頃に何度も見ているはず。でも,僕の記憶では,こんなに真っ白でなくてもう少し黄色っぽい色でした。子供の時の記憶ってアテにならないものです。

 明治村は「博物館明治村」というのが正式名称だそうです。ここには約70の明治時代の建造物が保存されていますが,「博物館」という名のとおり,建物だけでなく,建物内にはいろんな展示物などもあり,明治時代を経験していなくても「懐かしさ」が感じられるし,見ていて飽きません。そして,村全体の建物の配置や景観なども,なかなかよくできているなと感心しました。

 「長崎居留地二十五番館」という建物の中には,あの軍艦島の模型(廃墟になる前の姿)や,人が住んでいた頃の軍艦島の写真が展示されていましたよ↓

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 明治時代の監獄(雑居房)の中にも入ってみました。一度監獄の中に入ってみたかったんです(笑) 貴重な体験かも。牢の中からの写真がこれ↓

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2008年10月15日 (水)

時が滲む朝

 昨日の続きで,第139回芥川賞を受賞した楊逸(ヤン・イー)さん作「時が滲む朝」の感想。

 この小説は,中国の民主化運動に加わった2人の大学生の天安門事件での挫折と,その後の北京五輪までの人生を描いたもの。芥川賞選考委員の石原慎太郎氏が「日本語としてはかなり滑らかだが,まだ妙な表現がないではない」とコメントした点が気になったので,本当にそんなおかしな表現があるのか,注意深く読んでみました。で,僕が気になった箇所は,たとえばここ↓

 冬の夜は実に長い,朝5時になってもまだ真っ暗で,寒空の薄い月の影に,星たちが気だるそう散らばっている。・・・

 この「冬の夜は実に長い,朝5時に・・・」の「,」は正しくは「。」でしょうね。または,「冬の夜は実に長く,朝5時に・・・」とすべきでしょうか。このように,少し気になる点がいくつかありましたが,石原氏が言うほどには,全体的に日本語としての不自然さはまったく感じられませんでした。外国文学の翻訳文なんかよりも遙かに読みやすかったです。

 芥川賞選考委員の選評が文藝春秋9月号に掲載されていていましたが,この中で石原慎太郎氏や村上龍氏はこの作品を酷評していましたね。というか,村上龍氏の場合は,この小説の「学生運動に挫折する中国の若者」というテーマに興味が持てなかったとコメントされています。

 民主化運動に情熱を燃やした当時の中国人学生の「純粋さ」に対しては,かつての日本の初期の学生運動にあったと思われる「素朴さ」「ひたむきさ」に通じるものがあり,ある種の「懐かしさ」を感じることができたし,読んだ後はなんとなく じ~んと来る,味わいのある小説だったというのが僕の感想です。もっとも,この「純粋さ」は,村上龍氏に言わせると「単なる無知」ということになるみたいですが。

 余談ですが,芥川賞受賞作家である村上龍氏の本名は,なんと「龍之介」だそうで,芥川龍之介と同じ名前では恐れ多いという理由でペンネームを「龍」にしたらしいですね。

 そして,同じ号の文藝春秋には作者の楊逸さんの受賞者インタビューも掲載されていましたが,それによると,楊さんは,この小説の主人公よりも遙かに悲惨な境遇に育った波瀾万丈の人生。皮肉なことに,小説よりもこのリアルなインタビュー記事の方が僕には怖くて迫力がありました。

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2008年10月 7日 (火)

未来技術遺産

 国立科学博物館は,科学技術の発達史で重要な成果を示した重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)の登録制度を始め,第1回として23件を登録したとか。この未来技術遺産は,「科学技術発展の重要な側面や段階を示すもの」「新たな分野の創造に寄与したもの」「失敗事例など技術継承上で教育的な価値があるもの」「新たな生活様式の創出や経済の発展に貢献があったもの」などが選ばれるそうです↓
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/17924.pdf

 選定根拠がイマイチ不明確で,決め方がなんとなくお役所的でぱっとしない企画のように思えましたが,それでも,こういう古い機械や道具を見るのは大好きだし,何よりも,これを発明した人にはほんと頭が下がる思いです。

 この中で,僕にとって特に印象に残ったのは以下のものです。(説明文と写真はいずれも国立科学博物館ホームページから転載)

1.真空管式電子計算機(製作年:1950年代)

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選定理由:わが国で最初期に開発された電子計算機である。大阪大学では終戦直後から電子計算機の研究を開始し,1950年に世界初の電子計算機と言われるENIAC型の演算装置を試作した。その延長線上で,真空管式のコンピュータの開発に着手し,本機は1959年に基本動作を確認した。本機は,日本のコンピュータ開発の先鞭をつけただけでなく,その後の研究開発に貢献した日本コンピュータ史上さきがけとなった装置である。

 「真空管(死語?)で作った電子計算機」というのは,原理的には可能という話は聞いたことがありましたが,現実には大量の真空管で構成すると「球切れ」の確率が高くて実用にならないと思っていました。でも,実際に開発された実物があったんですね。驚きました。

2.噴水型飲料用自動販売機(製作年:1962年)

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選定理由:販売商品を美味しく見せる画期的なディスプレイ方法により,一躍自販機を普及させるきっかけを作った製品である。冷凍装置が初めて自販機技術として持ち込まれ,以後飲料機の欠かせない技術になった。紙カップ式飲料を消費者に馴染ませた。これが「飲料のその場消費」を導き,飲料自販機産業化に大きな貢献をすると同時に,一般大衆の飲食文化に多大な影響を与えた。

 技術的にどうのというよりも,ジュースの自販機の噴水ディスプレイが超懐かしいです。僕が子供の頃,近くの商店街にこれが置かれていて,値段は紙コップ1杯10円でした。でも,10円というのは当時の子供にとっては大金。一度飲んでみたくてたまらなくなって,ある日「半分でいい!」と思って5円硬貨を投入しところ,当然商品は出てこず,お金も返ってこなくて,悲しい思いをした記憶があります。

3.世界初のオールトランジスタ電卓(製作年:1964年)

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選定理由:世界初のオール・トランジスタ,オール・ダイオード採用の電子式卓上計算機である。535,000 円と,当時の代表的な乗用車とほぼ同じ価格にも拘わらず,従来の機械式に比して,計算が速く音が静かであることが評価を得て,国内外で予想を上回る売れ行きを見せた。論理演算子として最初からトランジスタを使ったことがIC化,LSI化に結びつき,その後の電卓の小型軽量化,大衆化を推進させる源流となった,電卓史上記念すべき製品である。

4.電子式卓上計算機 カシオミニ(製作年:1972年)

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選定理由:電卓を一般公衆に普及させる契機となった記念碑的製品である。「答え一発,カシオミニ」のキャッチフレーズで爆発的な人気を呼び,電卓をオフィスユースから一般家庭・個人にまで浸透させ,幾多のパーソナル情報機器開発の礎を作った。読み,書き,ソロバンと言われた日本人古来の技能のひとつであるソロバンに代替する手段を提供し,日本人の生活に大きな影響を与えた。

 理系大学に通っていた僕にとって,関数電卓は必需品でしたが,ちょうど電卓が普及していた時期で,ほんと助かりました。複雑な関数計算を先人はどうやっていたのかと不思議に思ったものです(計算尺とか?)。それにしても,シャープ製の世界初の電卓が1960年代,しかも50万円を超える価格とは,驚きです。

5.VHS方式家庭用ビデオ(製作年:1976年)

Photo_5

選定理由:本機はVHS方式家庭用ビデオの第一号機であり,急速に普及した家庭用ビデオの原点とも言える製品である。VHS 方式は,その後世界の標準規格となり,2006年には全世界の生産累計が9億台を超えたといわれる。本機は,長時間録画・高画質・小型・軽量という設計であり,後の家庭用ビデオのプロトタイプとなった。急速な家庭用ビデオの普及は,全世界に新たな生活文化を創出したと言え,国際的に見て一時代を画す顕著な貢献をした。

 知る人ぞ知る,日本人が発明した世界標準規格VHS方式ビデオですね。僕が初めてホームビデオを買ったのは1980年代以降ですが,当時は30万円ぐらいだった記憶があります。今だったら,こんなお金は絶対出せません。

 なお,今回登録された23件の未来技術遺産は,以下のとおり。
(1)特別高圧油入変圧器(現存最古の変圧器)
(2)巡洋戦艦「金剛」搭載ヤーロー式ボイラー(現存最古級の艦艇用ボイラー)
(3)TYK無線電話機(世界初の無線電話)
(4)手吹き式ガラス円筒(日本最古級の板ガラス用ガラス円筒)
(5)高柳式テレビジョン「イ」の字書き雲母板(世界初のブラウン管式テレビの被写体)
(6)分割陽極マグネトロン(マイクロ波技術への世界的貢献)
(7)依佐美送信所送信装置一式(ヨーロッパとの電波のかけ橋)
(8)第1号ナイロン紡糸機(日本初のナイロン製造装置)
(9)国産初期の硬質塩化ビニール管サンプル
(10)国産大型舶用ディーゼル実験機関(日本初の排気過給機付きディーゼル機関)
(11)溶炉図面42枚(銅精錬技術革新を示す)
(12)空気湿電池300型
(13)旧千葉火力発電所1号機タービン発電機(戦後初の火力発電用タービン)
(14)大阪大学真空管式計算機一式(日本最初期の真空管式電子計算機)
(15)パイロット計算機KT-PILOT(世界に先駆けたマイクロプログラム方式コンピューター)
(16)噴水型飲料用自動販売機(自販機普及のさきがけ)
(17)電子式卓上計算機コンペットCS-10A(世界初のオールトランジスタ電卓)
(18)喜撰山発電所フランシス形ポンプ水車(世界最大容量だった揚水発電用水車)
(19)電子式卓上計算機カシオミニ(電卓普及の契機になった)
(20)VHS方式家庭用ビデオHR-3300(世界標準となったVTR)
(21)SCARA試作機(世界で定番となった産業用ロボット)
(22)縮小投影型露光装置NSR-1505G2A(世界を席巻した集積回路の製造装置)
(23)H2ロケット7号機(初の純国産ロケット)

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2008年10月 4日 (土)

携帯の料金体系

 わが家の家族5人の携帯は,Au派は僕を含めて2人で,ドコモ派は3人。家族割引などをフル活用していますが,それでも携帯関連の費用は家族合計で毎月約5万円。携帯が普及していないほんの10年前までは不要な出費だったのに,所得が増えなくなった今はホント頭の痛い出費です。

 それでも,パケット定額サービスの導入などがあり,昔に比べたら携帯の費用も安くなっているのかなと思います。でも,携帯の料金体系って理不尽な点が多く,ほんと頭を悩ませてくれます。

 ドコモを例に取ると,最も理不尽だと思うのが「バリュープラン」。これは,従来の料金体系では端末購入代金が月々の支払いに上乗せされていたのに対し,905i発売以降に導入された「バリュープラン」では,端末購入代金が別扱い(一括または分割で支払い)になった代わりに,月々の基本料が下がったもの。これはこれで明朗でいいし,端末を長く使う人にとっては助かる価格設定だとは思いますが,905iよりも前の機種を使用している人は,使用後何年も経過して端末代金相当額は支払い済になっているもかかわらず,端末を新規に購入しない限りは従来の料金プランしか選べず,いつまでも端末代金相当額を支払い続けなければならないということですよね。これ,めちゃくちゃ理不尽だと思います。

 そして,料金プランは「タイプSS」「タイプS」「タイプM」のように別れていて,基本料金が増えると無料通話分が増え,かつ高額のコースになると無料通話を超える分の通話料金(単位時間あたり)も安くなるという設定になっています。でも,毎月の通話時間が一定なわけはないので,どのプランが最適かというのは結果でしかわからない。どれを選ぶべきかは超難しいし,結果的に損したかトクしたかを毎月チェックするほどヒマじゃないので,こういうタイプを選ばせる料金体系というのはほんと腹立たしいです。毎月の通話料に応じて自動的に最低額になるようなプランをぜひ導入して欲しいものです。

 さらに,パケット定額サービスについて。これまでの「パケ・ホーダイ」は月額3,900円固定で,フルブラウザ以外は使い放題で,フルブラウザも使い放題になる「パケ・ホーダイ フル」は5,700円固定という料金設定でした。これに加えて,この10月から「パケ・ホーダイ ダブル」というのが導入されました。これは,12,250パケットまでは980円で,それを超えるパケットは1パケットあたり0.08円が加算され,最大4,200円で頭打ちになるというもの(いずれも税抜き価格)↓

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  (NTTドコモのホームページより転載)

 このプランの場合,フルブラウザを使用しても最大5,700円と従来の「パケ・ホーダイ フル」と同額。つまり,「パケ・ホーダイ フル」に加入していた人は「パケ・ホーダイ ダブル」に切り換えても損になることはなく,使用量が少なかったりフルブラウザを使用しなかったりした場合を考えると,「パケ・ホーダイ ダブル」に切り換えておけば安心ということでしょう。いずれ「パケ・ホーダイ フル」はフルくなって消滅するのかも知れません。

 ところが,現在「パケ・ホーダイ」に加入している人の場合,「パケ・ホーダイ ダブル」に切り換えるべきかどうかというのはめちゃ悩みます。「パケ・ホーダイ」の固定額3,900円に対して,「パケ・ホーダイ ダブル」の上限額は4,200円とアップしているため,どちらがトクかは人それぞれ。計算したところ,パケット使用料が48,750パケットまでの場合は「パケ・ホーダイ ダブル」の方がトクで,それを超える場合は従来の「パケ・ホーダイ」の方がトクという計算になりますが,ドコモの案内にはここまで記載されていません(もし計算間違いだったらすみません)。

 普通にパケット通信を多用している人は48,750パケットを軽く超えると思うので「パケ・ホーダイ」の方がトクと言えます。にもかかわらず今後は「パケ・ホーダイ ダブル」を選択する人が増えそうな気がするので,これって実質「値上げ」になるということですね。逆に,パケット使用量の少ない人にとっては,この「48,750パケット」というのはけっこう微妙な数値。ほんと悩ませる料金プランを提供してくれるものです。

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2008年9月15日 (月)

敬老の日

 今日は敬老の日。厚生労働省の発表によると,国内最高齢は沖縄県の113歳の女性で,全国の100歳以上の高齢者数は9月末時点で36,276人になり38年連続で過去最多を更新中で,今後も増加は続くだろうとの見通し。「90歳で定年」「90歳から年金支給開始」なんていう時代が,いずれ来るかも知れませんね。

 長寿というのは大変おめでたいことであり,高齢者に敬意を表するのは当然の礼儀だと思いますが,じゃあ自分は長生きしたいかというと,僕はそうは思いませんね。どっちかというと,今を楽しく生きられたらいいと思っているし,長生きするために節制しようとも思いません。60歳ぐらいまで生きたらもう十分かなと思っています。したがって,「退職金も年金もいらないから,今楽しむためのカネくれよ!」って思うし,年金保険料などの今現在の負担を少なくして欲しいという思いが強いです。

 そして死ぬ時は,できるだけ周囲に迷惑をかけずに,苦しまないで,なるべく肉体的損傷を負わずに,一瞬のうちに安らかに死にたいものです。こんな理想的な死に方ができれば,60歳といわずいつ死んでもいい。極端なことを言えば明日死んだとしても悔いはありません。人生いろいろ,会社もいろいろ,そして生死に対する人の考え方もいろいろ。とにかく長生きしたいという人もいれば,早死でもいいのでとにかくぽっくり逝きたいという人もいるでしょう。それはそれで人それぞれの人生であり,尊重したいと思います。

 ということで,僕自身は,いつ死んでも困らないように,というか,なるべく周囲に迷惑がかからないように,準備は怠っていません。具体的には,預金やクレジットやローンや保険などがどうなっているのか,残された家族がわかるようにきちんとリストに整理しているし,万一の場合の連絡先とか,葬儀のやり方とか,遺影はこれを使ってとか,そういった事務処理的な内容を書き留めています。ここまで冷静に準備できる自分がちょっと恐いけど,これは,10年前に亡くなった僕の父親がきちんと記録を残してくれて遺族が大変助かったという経験から,そうしているものです。

 長寿を祝う日にこんな内容で,大変失礼しました。

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2008年9月 8日 (月)

車両のカラー

 本日は関西ローカルの話題。大阪市北区の中之島を貫く京阪中之島線(天満橋~中之島間の約3km)が10月19日に開業するそうです。そして,それに合わせて,京都にある「五条」「四条」「丸太町」3駅の駅名が,「清水五条」「祇園四条」「神宮丸太町」に変更されるらしい。後からできた「丸太町」はともかく,昔から馴染みある駅名「五条」「四条」が変わってしまうのは,元京都人としてはなんとも寂しい。京都市営地下鉄に同じ駅名の駅があるため,まぎらわしいので変更するのだと思いますが,そもそも後からできた地下鉄が京阪と同じ駅名を付けたのが間違い。地下鉄の駅名を最初から別の名前にして欲しかったです。

 それはともかく,中之島線開業に伴い,京阪の列車の種別は「快速特急」「特急」「通勤快急」「深夜急行」「快速急行」「急行」「通勤準急」「準急」「区間急行」「普通」の10種類になるそうで,特別料金がいらない列車の種別数が最も多かった東武鉄道と阪急電鉄の9種類を抜いて最多になるとか。でも,たとえば「通勤快急」と「快速急行」って何がどう違うのか,さっぱりわかりません。上に書いた順序で停車駅が少ないらしいですが,こんなの普通の人には絶対覚えられませんね。

 そして,中之島線への使用を前提として開発されたという京阪の新型車両3000系の写真がこれ↓

3000_2
(京阪電鉄ホームページより転載)

 紺と白のツートンカラーに銀色の帯。昔からの京阪らしさがなくなって,ちょっと寂しいです。京阪のホームページによると,この機会に全車両のカラーデザインを変更する予定らしい↓

Photo_2
(京阪電鉄ホームページより転載)

 ちなみに,僕が昔から馴染み深い京阪の電車は,特急カラーがこれ↓

8000_2
(2008年8月 四条駅)

 そして,特急以外の車両に使われいるカラーがこれ↓

1000_2
(2008年8月 丹波橋駅)

 この緑と黄緑の同系色のツートンカラーは渋くて大好きです。僕のブログのデザインは2色だけの単調で面白くないデザインですが,この2つの色は,実は京阪の車両のカラーをイメージしたものなんです。ということで,この懐かしい色の車両がなくなっていくのは超寂しいです。

 渋い色の電車といえば,僕が大好きな阪急電車の車両がこれ↓

6300

5300
(2008年8月 桂駅)

 小豆色だけの単調なカラーは,あまりにも地味すぎます。関西に住んでいた時は全然感じなかったけど,関東に移り住んでからは,たまに帰省して阪急の車両を見ると,この渋い色彩に圧倒されます。最近のJRや私鉄は,車体の塗装は少なくしてアルミ地をそのまま出すデザインが全盛のようですが,阪急のこのカラーはずっと守り続けて欲しいものです。

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2008年9月 4日 (木)

ネット宅配レンタル

 TSUTAYAのネット宅配レンタル ・・・テレビCMでおなじみですが,「無料お試し」ができるってことで,会員登録してみました。

 どういうシステムかというと,たとえば「Aプラン」の場合,ネットで検索して借りたいDVDをパソコン上で予約リストに登録しておきます。登録できるのは最大20枚までで,希望の優先順を付けて登録します。この優先順と在庫状況に従って,まず2枚が自宅に送られてきます。これを返却すると,次の優先順の2枚が自動的に順次送られてくるというもの。月額1,974円の定額で,1ヶ月に最大8枚まで借りられます。また,「Mプラン」の場合,月額2,079円で,1ヶ月に借りられる枚数に制限はありません。ただし,一度に送られてくるのはAプラン同様に2枚ずつです。支払いはカード払いのみとなります。

 で,実際に借りてみました。まず,こんな感じの包装で送られてきます↓

Dvd

 DVDの梱包にしては薄い包装で,衝撃などに本当にだいじょうぶなのか,ちょっと心配なところです。そして,封を開けると,このように,返信先の宛先が書かれた面が出てきて,返信切手も貼られています↓

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 返却時は,この封筒に入れて封をしてポストに入れるだけで返却できるという寸法です。送られてくる時は佐川の「飛脚メール便」ですが,返却時は定形外郵便扱い。このためポストに入れるだけで返却できるという,なかなかのアイデア。

 借りたDVDに返却期限はないため,延滞料の心配はありません。通常のレンタル店での延滞料はけっこう高額で理不尽だと感じていたため,この点は助かります。月単位の定額制のため,長く借りていたらその分借りられる枚数が減り,代わりに延滞料は要らないというシステムですね。これも面白いアイデアだと感じました。

 ただ,8枚借りて月額1,974円(Aコースの場合)というのは,1枚あたり約250円。これを毎月繰り返すというのは,必ずしも安くはないでしょう。また,Mコースが枚数無制限といっても,1回に2枚ずつで,かつ送達時間ロスもあるので,結局は借りられる枚数に限度があるでしょうね。

 それにしても,借りたいDVDを自宅でネット検索できるというのはやはり便利です。一般のレンタル店の場合には,欲しい物がなかなか見つからなかったり,レアな作品の在庫がなかったりなど,かなり不満があります。この点,豊富な在庫からネットで検索できるのはホント便利だと感じました。また,たとえば女性店員に面と向かって借りにくいような商品でも,ネットであれば気にせず借りることができますよ(あくまでも「たとえ」です。念のため)。

 経営側にとっても,来客用の店舗が一切不要のため販売コストを大幅に下げられるでしょう。しかも,少ない拠点で集中的に在庫管理できるので,商品の稼働率が高く非常に効率のいいシステムだと思います。なかなかよくできたビジネスモデルだと感じました。

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2008年8月29日 (金)

国民栄誉賞

 北京オリンピックが閉幕したのを受けて,政府は競泳の100m・200m平泳ぎで2大会連続金メダルを獲得した北島康介選手に国民栄誉賞を授与するかどうかの検討に入ったとか。

 国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され,社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して,その栄誉を讃えることを目的とする」とのことですが,具体的な選考基準が何もないため,授与のたびに,それが妥当かどうかをめぐって賛否両論渦巻くのが「お約束」のようになっています。今回もやはり「なんで北島選手だけ?」みたいな議論が出ているようです。ちなみに,アテネオリンピックの時に,当時の小泉首相が「金メダル獲得者全員に国民栄誉賞を」という提案を政府内でしたものの,総スカンを食って撤回し,結局アテネオリンピック関連では国民栄誉賞受賞者は出なかったらしい。今思えば,小泉元首相のこの提案の方が今よりはるかに受賞基準が明確だったように感じます。

 この賞は,福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された賞ですが,創設時にはっきりした受賞基準を設けなかったのは失敗でしょう。第1号受賞はプロ野球の王貞治選手で,受賞理由は「ホームラン世界新記録達成(756号本塁打)」とされていますが,なんだかとってつけたような賞を新設したものだと,当時感じたものです。そもそも,当時の日本の狭い野球場で打った本塁打数はあくまで「日本一」。これを「世界一」と胸を張るのは日本人として超恥ずかしかったです。王選手自身も「大リーグだったらこんなには打てなかった」と発言されていた記憶があります。

 その後の受賞者は,古賀政男・長谷川一夫・植村直己・山下泰裕・衣笠祥雄・美空ひばり・千代の富士・藤山一郎・長谷川町子・服部良一・渥美清・吉田正・黒澤明・高橋尚子 という顔ぶれ(以上,敬称略)。なんだか支離滅裂な感じがします。

 ちなみに,国民栄誉賞の受賞を打診されて辞退した人も何人かいて,有名なところではイチロー選手が過去に3回辞退しているそうです。さすがにイチロー選手はただ者ではないと感じます。また,阪急ブレーブス(当時)の福本豊選手は,1983年に「世界記録」となる通算939盗塁を達成した際,国民栄誉賞の授与を打診されたものの,「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」と辞退したとか(Wikiより)。さすがに生粋の大阪人の福本選手,ナイスなコメントです。

 ところで,この賞に限らず,「なんとか賞」というのは,会社内で社長が従業員を表彰したり,ある大会の主催者が参加者を表彰したりするように,力関係が上の者から下の者に対して授与するのが基本ですよね。たとえ総理大臣でも,国家事業とは無関係の民間人とは上下関係は無いはず。にもかかわらず,民間人に対して国民栄誉賞を授与する総理大臣って「いったい何様?」と思います。素直じゃなくて,すみません。

 過去の関連記事:
  表彰状(2006年1月18日)
  日米通算記録(2007年8月16日)

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2008年8月27日 (水)

刑事訴訟法改正

 刑事裁判で犯罪被害者や遺族が被告に対して質問などができる「被害者参加制度」を盛り込んだ改正刑事訴訟法が2007年6月に成立していますが,政府はこの法律の施行日を12月1日とする方向で調整に入ったそうです。

 この制度は,「被害者が蚊帳の外に置かれている」などと主張する被害者団体側の強い要望を受けて成立したもので,対象となる裁判は,殺人・強姦・誘拐・業務上過失致死傷などの重大事件。被害者らが希望して裁判所が許可した場合に「被害者参加人」として検察官の隣に座り,被告に事実関係を直接質問したり証人に被告の情状を尋問できたりするそうです。検察官の論告求刑の後で,法律の範囲内で量刑意見を述べることもできるとか。

 以前の記事にも書きましたが,刑事裁判というのは,起訴された犯罪事実が正しいかどうか,および,犯罪事実があった場合にはその量刑を客観的証拠と法律に基づいて判断する場です。被害者や,被害者の遺族や,加害者の親族などの利害関係者の「出る幕」ではないと思います。判決が出ていない段階で関係者が口出しして議論するなんて,裁判が「学級会」化してしまうような気がします。

 刑事裁判の場合,被告が実際に罪を犯した場合と無実の場合がありますが,それぞれの場合について,被告が犯行を認めている場合と認めていない場合があり,計4とおりの組合せがあります(無実なのに犯行を認めるというのはレアケースですが,身内をかばったりヤクザの親分の身代わりになったりしたような場合にはあり得ます)。被害者が無実の人に対して直接質問したとしても意味ないし,話がかみ合わないだけでしょう。被告が実際に罪を犯したのにそれを認めていないような場合にも,同様に話がかみ合わないでしょう。

 この制度の目的はイマイチはっきりわかりませんが,被害者の心情を法廷で吐露することによって原告(検察側)を有利にすることが目的なら,被害者が証人として出廷して証言するだけでも十分でしょう。

 それが目的ではなく,「被害者の心情を被告に直接訴えたい」というだけの目的であれば,裁判の中ではなく,裁判官も裁判員もいない場所でそういう機会を設けられるような法改正をすればいいだけのこと。あるいは,特別な機会を設けなくても,被告人への面会という形でそれを実現することも可能だと思います。

 また,検察官の論告求刑の後で,被害者が量刑意見を述べることもできるようになるそうですが,もともと検察は可能な範囲で最も重い量刑を要求するのが仕事なので,被害者がそれ以上の量刑を述べるとも思えないし,仮に述べても裁判官が求刑以上の判決を出すことは考えられません。逆に,被害者が求刑よりも軽い量刑を要求するというのも,検察の立場としては困ることになりますね。極端な場合,もしキリストのような被害者がいたら,検察の意に反して「あなたの罪を許します」みたいな発言をするかも知れませんよ。

 そんな折り,愛知県で警察官ら4人が死傷した発砲立てこもり事件の公判が名古屋地裁であり,被害者の遺族らが意見陳述し,家族を亡くした悲しみや被告に対する怒りを訴えたというニュースがありました。この中で,殉職した警部の妻は,「娘が仏壇の主人の写真に話しかける姿を見るとやりきれない」などと悲しみを吐露し,そのうえで「どんな判決が下されても心の傷は消えないが,一番重い刑を望みます」と述べたとか。

 実際にこういう意見陳述の機会があり,しかも「一番重い刑を望みます」と,量刑に対する希望までしっかり述べられています。現行法でここまでできるのなら,これで十分ではないでしょうか。制度を改定する必要性が僕にはよくわかりません。

 過去の関連記事:被害者参加制度(2007年4月22日)

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2008年8月23日 (土)

大阪くらしの今昔館

 お盆の帰省中に行ってきた所をもう1箇所紹介。大阪の天六(天神橋筋六丁目)にある「大阪くらしの今昔館」です↓
http://house.sumai.city.osaka.jp/museum/frame/0_frame.html

 まずは「なにわ町家の歳時記」のコーナー。「1830年代の大坂の町」が,約1,100平方メートルの空間に再現されていて,当時の町並みと裏長屋の様子を見ることができます↓

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 1830年代って,いわゆる江戸時代ですが,「江戸時代」と言わないところがさすが大阪人ですね。

 そして,もう一つのコーナーが「モダン大阪パノラマ遊覧」で,近代大阪の代表的な住まいと暮らしが模型などで再現されています。この中で,僕が特に興味を引いたミニチュアが,これ↓

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 「城北(しろきた)バス住宅」という集合住宅で,戦後,焼け出された人の救済のために,廃車になった木炭バスを集めて仮設住宅にしたものだそうです。昭和26年(1951年)まで存続していたとか。

 この木炭バスの模型を見て僕が思い出したのが,かつて京都市内を走っていたトロリーバス。色と形がとてもよく似ています。京都市内の四条大宮から松尾橋まで,四条通を往復していた電気バスで,子どもの頃に何度か乗った記憶があります。ネットで探したら実物の写真がありました。これ↓
http://hp1.cyberstation.ne.jp/shasou/kyotoshi/kyotoshi25.html

 環境対策として,今は電気自動車の開発が進められていますが,バッテリーの小型化や充電時間などの問題がネック。決まったルートしか走らない路線バスには,こんなトロリーバスが復活したりする?・・・わけないか。

 そして,この「大阪くらしの今昔館」では,8月31日までの夏休み企画として「昭和のくらし探検!― 懐かしい日常のモノ語り」という企画展示がされています↓

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 昭和時代の家庭用品が展示されているだけですが,僕にとっては懐かしくてたまりません。

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(白黒テレビと黒電話)

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(ローラー絞り器付きの洗濯機)

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(足踏み式ミシン)

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(円筒型の掃除機)

 そして,詰め替え式の殺虫剤噴霧器。これでゴキブリを仕留めた記憶がありますよ。

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 極めつけは,いっぱい飲んだ記憶のある「渡辺 オレンヂ・ジュースの素」。未開封の現物がよく今まで残っていたものです。

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2008年8月22日 (金)

こんな夢を見た

 「こんな夢を見た」の文字で始まる8話のオムニバス映画があります。黒澤明監督の「夢」(1990年作)という映画で,黒澤監督が実際に見た夢が題材になっているとか。黒澤監督の晩年の映画はあまり好きではありませんが,その中で,この映画だけは僕はけっこう好きなんです。それはともかく,昨夜(というか明け方)は,僕はこんな夢を見ました・・・

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 夏なのに,どういうわけか雪が降っています。道路上のクルマはみんな夏タイヤでスリップして大変。僕のクルマは坂になった駐車場に駐車中でしたが,そこへ突然,紺色の軽自動車が猛烈なスピードで駐車場へ進入してきてスリップしながら壁に激突。そのクルマに駆け寄って車内を見ると,運転していたのは年配の女性でした。僕が「救急車を呼びましょうか?」と声をかけると,そのおばさんは携帯を手にして「自分でかけます」とのこと。

 しばらくすると救急車のサイレン。救急車を誘導しようと坂の上まで上がると,なんと,やって来たのはヤマト運輸の宅配車で,クルマから降りてきたヤマトの配達員は,「救急車が足りない時は委託されて救急車の代行をしてるんです」と言います。そして僕は,配達員を事故現場に案内しようとするんですが,狭い道に迷ってしまって,いつまで歩いても目的の場所に到着しない・・・

 そこで目が覚めました。う~~ん,続きを見たかった。なんだか妙に臨場感のある夢で,ちょっと不思議な感覚でした。黒澤監督が自分の見た夢を映画にした気持ちが,なんとなく理解できたようです。

 ところで,「夢はカラーかモノクロか?」というのが話題になることがありますが,この夢は明らかにカラーでしたね。事故を起こした軽自動車が紺色だったのと,ヤマト運輸の配達車の緑色や,配達員の制服の緑色がはっきりと記憶にあります。

 ちなみに,今日の朝,通勤途中の道路でけっこう大きな交通事故(クルマどうしの衝突)を目撃。そしてこちらは,8月と思えない,めちゃくちゃ寒い1日でした。さすがに雪は降りませんでしたが・・・「正夢」とまではいきませんが,今日はちょっぴり不思議な1日でした。

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2008年8月19日 (火)

横尾忠則展

 兵庫県立美術館で開催中の「冒険王・横尾忠則」展を帰省中に見てきました↓
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html

 僕が若い頃に買った「江戸川乱歩全集」に,横尾忠則氏の挿絵が使われていた記憶が今でも鮮明に残っています。グロテスクな江戸川乱歩の小説には横尾氏の絵がぴったり。僕はそれ以来の横尾ファンですが,氏の個展を見たのは今回が初めて。神戸市にある兵庫県立美術館は2002年開館と新しく,広くて見やすい美術館で,しかも館内は空いていて「人の背中しか見えない」なんてこともなく,ゆったり見られて大変満足できた展覧会です。

 ところで,横尾氏の絵は,その「健全性」に関して何かと物議をかもしています。たとえば,文部科学省の07年度教科書検定では,高校用の「美術3」に収録しようとした横尾忠則氏のポスターが「健全な情操の育成に必要な配慮を欠いている」と検定意見がついて差し替えられたという話題がありました。

 また,この個展は4月から6月まで東京の世田谷美術館で開催されていましたが,世田谷区の22校の小学4年を対象にした美術鑑賞教室が,「小4には理解が難しい」との区教委の判断により直前に中止になったという話題もありました。これに対して横尾氏は,「前近代的な意見だ。僕自身はエロチックなものをブラックユーモアとして還元させてきた。子供は敏感に感じ取ってくれる。僕が冒険小説に夢中になった年齢の子供たちに同じ経験をして欲しかった」とのコメント。

 この話題がニュースで取り上げられたおかげで,僕はこの展覧会の存在を知ることができたのでラッキーでしたが,僕が見た限り,小学生に見せても全然問題ない内容だと思います。ぜひ親子でお出かけ下さい。なお,兵庫での開催は8月24日までです。

Photo
 横尾忠則作「ジュール・ヴェルヌの海」

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2008年8月17日 (日)

帰省してきました

 JRでは,自動改札の普及に伴い,大人が子どもの切符で電車に乗る不正乗車が最近増えているとか。自動改札の場合は,子どもの切符で改札を通過すると,ランプが点滅して電子音が鳴って駅員に知らせる仕組みらしいですが,混雑している時は駅員や警察官が不正乗車を摘発するのは難しいとのことです。

 ランプが点滅した時に,不正乗車かどうかを駅員が目で見て判断するなんて,なんとも原始的ですね。それに,不正乗車を防ぐために駅員を増員したのでは,改札を自動化した意味がないですよね。子ども切符に無人で対応できないというのは,自動改札システムの根本的欠陥かも知れません。この手の不正乗車を完全に防ぐには,結局は子ども切符での降車時は有人改札しか通過できないようにするしかないんでしょうか。名付けて「児童改札」って?

 駅員が目で見てチェックしたとしても,小学生以下か中学生以上かなんて,正確に判断できない微妙なケースもあると思いますが,それにしても,小学生から中学生になったとたんに運賃がいきなり2倍になるというのは,子供を持つ親にとっては頭が痛い話。ほぼすべての交通機関がこういう運賃体系になっていますが,あまりリーズナブルな価格設定とは思えませんね。

 ということで,我が家では,子どもが大きくなってからは,経済的事情によりJRでの帰省というのはほとんどなくなり,もっぱらクルマで帰省しています。今年は新名神(四日市~亀山間)が開通して関西方面への帰省も便利にはなりましたが,クルマでの帰省となると渋滞が付き物。クルマでの帰省はホント疲れます。

 かつて「地下鉄の電車はどこから入れたのかを考えると夜も寝られない」のネタで一世を風靡した春日三球・照代さんという漫才コンビがいましたが,このコンビのネタに「高速道路の渋滞って,先頭車が何をしてるのかを考えると夜も寝られない」なんてのもありました。これホント同感で,信号機も交差点もない高速道路がなんで渋滞するのか,僕にはなかなか理解できません。

 合流地点があると,そこまで渋滞するというのは理解できますが,合流する支線側が渋滞するならまだしも,合流される本線側がなんで渋滞するのかが不思議だし,これまで渋滞していたのに,合流も分岐も何もないところでいきなり渋滞が解消されたりする現象も理解できません。春日三球・照代さんの言うとおり「先頭車いったい何してたん?」って思います。

 それはともかく,なんとか無事に茨城へ戻ってきました。ところで余談ですが,常磐高速へ続く首都高速6号線に加平(かへい)というパーキングがあり,パーキングでおなじみの,こんな標識があります↓

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 この標識を見るたびに気になるのが,コーヒーカップの絵に「かへい(カフェー)」の文字。う~~ん,面白い! 最高です。

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2008年8月14日 (木)

失敗の予感

 日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づき,インドネシア人の看護師・介護福祉士の候補者205人が8月7日に来日。海外から看護・介護分野の労働者を本格的に受け入れるのは初めて。候補者は半年間の日本語研修をへて病院・施設内で実務研修をしながら3年後の国家試験合格を目指し,合格した場合には引き続き就労が認められるとか・・・この話題は多くのメディアで取り上げられましたが,はっきり言って「たぶん失敗する」と思います。

 日本での受け入れ枠は2年間で看護師400人と介護福祉士600人だったものの,初年度の応募は低調で,予定の約6割にとどまったそうです。これには,この制度を推進しているインドネシア政府の意志に反して,インドネシアの実務者側が非協力的だったことが原因。インドネシア国内の医療現場で過酷な労働環境と低賃金を強いられている中で,ごく一部の人が日本で好条件の職を得ても看護師全体にとってはプラスにならないと現場は判断しているようです。それに,今回の募集で,何人もの看護師が一気に日本行きを決めたことで混乱している医療現場もあるとか。

 応募した人には「自分のキャリアにプラスになる」「日本の進んだ医療・看護技術を学んでインドネシアで生かしたい」という声があるみたいですが,やはり収入目的の人も多いでしょう。日本で働けば月給は最低175,000円とかで,インドネシアで働いた場合の約10倍の収入になるそうです。仮に日本で,月給20万円の介護士の人が「外国へ行けば月収200万!」とかいう募集があったら,そりゃ食指が動くでしょう。でも,今の日本で20万円弱の月収では,日本国内で生活するのは大変です。もし「お金に目がくらんで」応募した人がいたとしたら,たぶん落胆すると思いますよ。

 しかも,受け入れる側の日本の現場も消極的らしい。日本人と同等以上の給与支払いが義務づけられているのはいいとしても,それだけでなく,宿舎の提供や日本語学校や看護学校などに通う費用負担なども,受け入れ側施設に義務づけているとか。そこまでやっても,3年後に国家試験に合格しなければ当人は帰国となってしまいます。それに,この国家試験,日本語の長文読解力が必要とかで,かなり難しいらしい。結局は,対応を施設側まかせにしている厚労省自体が,この制度に対してあまりやる気がないということなんでしょう。

 そもそも,介護・看護というのは,人と人との「ふれ合い」であり,非常にデリケートな仕事。日本人どうしであっても難しい対人上の問題を外国の人が克服できるのかは非常に心配です。看護・介護される側にとっても,ことばが完璧に通じない人に対して不安があるのは,正直な気持ちでしょう。

 それだけでなく,今やビジネス化しているとはいえ,やはり介護=奉仕という古い概念がつきまといます。いくらビジネスであり対価を支払うとはいえ,老後の日本人を外国の人に介護してもらうというのは,日本人がやりたがらない仕事を外国人に押しつけているようで,なんともいえない「申し訳なさ」を感じます。

 ということで,このインドネシアからの看護・介護分野の労働者受け入れは,どう考えても成功しそうにないプロジェクトだと感じました。

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2008年8月11日 (月)

水道水の品質

 内閣府の「水問題に関する世論調査」によると,「どんな水を飲んでいるか」という質問に対して,「水道水をそのまま飲んでいる」(38%),「浄水器を設置」(32%),「ミネラルウオーターを購入」(30%),「水道水を一度沸騰」(28%)などの回答(複数回答)。回答数は1,839人とか。

 ちなみに僕の場合は,実家(京都)にいた頃は,水道水はそのままは飲まなかったけど,今住んでいるところでは,水道水を冷蔵庫で冷やしてそのまま飲んでいます。それで十分美味しいです。また,地域がどこであっても,ホテルの部屋の水道のように,屋上タンクに貯水しているような水道は衛生上ちょっと心配で飲めません。それでも,飲食店などで出された水は,水道水かどうかわからなくても,そのまま気にせず飲んだりしています。

 いずれにしても,水道水の味や品質というのは,地域によってかなり差があると思うので,全国一律のこんな調査(しかもサンプル数がたった1,839)は,あんまり意味ないでしょう。

 水道水をそのまま飲まない人が多数なのかも知れませんが,それでも,蛇口をひねれば「安全な飲める水」が出てくるのって,ホントありがたいです。しかも,ペットボトルの飲料水に比べたら,その値段は格安です。

 ちなみに,水道料金は1立方メートルあたり100円~200円程度(僕の住む地域の場合)。つまり,1リットルあたりだと0.1~0.2円で,500ミリのペットボトルに換算すると0.05円から0.1円。ペットボトルの飲料水はその1,000倍以上の値段ですね。

 過去の関連記事:水道の水(2007年5月21日

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2008年8月 7日 (木)

裁判員になる確率

 最高裁は,裁判員裁判の対象になる事件が昨年1年間に全国で2,643件あったと発表。これを元に裁判員に選ばれる確率を試算したところ,有権者4,911人に1人の割合で,都道府県別では,最も選ばれる確率が高いのは大阪府で,最低の秋田県の4倍だったとか(裁判員数は,1事件につき補充裁判員2人を含む8人で試算)。なお,昨年の裁判員対象事件の内訳は,強盗致傷が695件で最も多く,以下,殺人・現住建造物等放火・強姦致死傷・傷害致死の順で,大阪などは人口に比べてこうした凶悪犯罪が多かったことが「確率の差」として表れたとのこと↓

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(asahi.comより転載)

 この数字は,言い換えれば「発生した凶悪犯罪に対する人口密度」みたいなもので,数字が小さい地域ほど物騒ということでしょう。なかなか面白い数字です。数字の低い大阪・京都・奈良は関西地区。さすがに「ヤクザの本場」ということなんでしょうか。また,北関東3県(栃木・群馬・茨城)のうち,栃木・群馬は全国で3位・4位と高いのに,僕の住む茨城県は35位と低い。「ぜひ裁判員をやってみたい!」と思っている僕としては,嬉しいような悲しいような,複雑な気持ちです。

 なお,我が茨城に隣接する千葉県は全国2位の高確率。これは,千葉には成田空港があるため,外国人による薬物の密輸事件などが多いことが影響しているからだそうです。外国人による薬物の密輸事件・・・こんな事件まで裁判員裁判の対象になってるんですね。う~~ん,やってみたいとは言ったものの,裁判員ってなかなか大変そうです。

 さて,明日の夜から,この「物騒な」関西地区へ帰省の予定です。ブログの更新は滞りがちになるかもしれません。ではでは。

 過去の関連記事:
  裁判員制度(2006年5月11日)
  異なる評決(2006年12月18日)

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2008年8月 3日 (日)

CO2排出量

 米科学誌「サイエンス」に掲載された論文によると,海洋研究開発機構と京都大学の研究チームは,これまでほとんど見つからなかった「幻」の葉緑素「クロロフィルd」が,世界中の海や湖に存在することを発見。この葉緑素は光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収し,吸収する量は近年のCO2の年間増加量の半分から3分の1に相当していたとか。

 この葉緑素を人工的に増やすことが可能なのか,また,今話題になっている温室効果ガス排出量削減にどの程度結びつくのものなのかはよくわかりませんが,それはともかく,CO2の排出量というのは,どうやって測定しているんでしょう。物理的に測定しているものなのか,または単なる机上の計算なのか,僕にとっては前々から疑問でした。

 そこでネットで検索したところ,解答らしきものを発見↓
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10004000/1112007072605.html

 これによると,CO2の排出量は,「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)という国連機関が定めたガイドラインに沿って,業種や燃料などの排出源に係数をかけて算定される」とのこと。これを聞いても結局はよくわかりませんが,要するに,各国の申告値を基に計算で求めているらしいです。こういう算定方式だと,緑地を増やしたり,CO2を吸収するしくみを開発したり,低公害車を普及させたりしても,排出量の数値には現われてこないような気がしますが,どうなんでしょう。

 このCO2を含む温室効果ガスに関しては,1997年の京都議定書によって排出量の削減目標が示され,しかも,排出枠が余った国と排出枠を超えてしまった国との間で売買している状況。そんな重要な数値であるにもかかわらず,各国の自己申告値に基づいて計算されているというのは,なんとも心もとないです。あまり疑いたくはないけど,その値によって多額のカネが動くような数値に対して,そもそも各国が本当の値をきちんと申告しているんでしょうかね。

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2008年7月26日 (土)

気に入らない質問

 新聞の世論調査に対しては,これまで何度も批判してきましたが,7月24日の朝日新聞に掲載されていた「社会保障世論調査」には,またまた突っ込みどころを提供していただきました。この世論調査結果によると,今後目指すべき公的年金制度の負担と給付の関係について,「高負担高給付」と「低負担低給付」に意見が二分したとか。

 でも,政府が目指しているところはこのどちらでもなく,「負担給付」なのは明確でしょう。にもかかわらず,質問内容を見ると「高負担高給付」か「低負担低給付」かのどちらかを選ばせるというもの。あんまり意味のない調査だと感じました。

 ということで,この世論調査の質問のしかたには,気に入らないものが多々あったので,一部を紹介します(数字は回答数の比率)。

質問例1:
 少子高齢化が進んで社会保障の財源が足りなくなった場合,どうやって費用をまかなうべきかと思いますか?
(1)消費税を引き上げる(33%)
(2)所得税や法人税を引き上げる(25%)
(3)保険料を引き上げる(4%)
(4)税や保険料は上げずに社会保障のサービスを減らす(16%)

 これって,少子高齢化対策として消費税引き上げが必要という政府の主張を後押しするかのような選択肢。この選択肢だったらこういう調査結果になるのは当然でしょう。もし「税金の無駄遣いを見直して社会保障費を捻出する」みたいな選択肢があったら,かなり違った調査結果になったと思います。一方では税金の無駄遣いや公務員の怠慢を批判している新聞が,他方では政府の主張を後押しするような世論調査。なんだか許せません。

質問例2:
 高齢化が進んでいるため,高齢者の医療費が増えています。高齢者の医療費をどのようにまかなっていけばいいと思いますか?
(1)高齢者の負担を増やす(23%)
(2)現役世代の負担を増やす(38%)

 このどちらからしかないような質問のしかたもイマイチですが,そもそも,高齢者の多くは(2)と回答するだろうし,若い世代の多くは(1)と回答するでしょう。あんまり意味のない質問だと思います。

質問例3:
 少子高齢化が進むことを考えた時,これからの公的年金制度は次のどちらの方向を目指すのがよいと思いますか?
(1)保険料や税金の負担を今より重くし,給付の水準を維持・向上する(37%)
(2)給付の水準を今より低くし,保険料や税金の負担を抑える(39%)

 この2つの選択肢しか出さないという貧弱な発想は情けない。「どのみち年金の破綻は避けられないので,制度そのものを廃止する」とか「年金は任意加入制にする」とかいった選択肢もぜひ用意して欲しいものです。ちなみに僕は任意加入制を希望しています。国民年金の場合は不払い者が多く,実質的に任意加入と同等。にもかかわらず,厚生年金に加入するサラリーマンの場合は,給与から保険料を強制的に天引きされて不払いの権利さえ与えられていません。今現在の年金保険料負担が重く(生活水準に比べて信じられないくらいの保険料を負担しています),長生きすると思えないし したくもない僕にとっては,ぜひ任意加入制にして欲しいものです。

 それにしても,聞くまでもなく調査結果がわかるような,バカげた質問があるのには笑えます↓

質問例4:
 保険料を漏れなく支払った場合,老後にもらえる基礎年金は1人月額66,000円です。基礎年金の給付額は,老後の生活をまかなうのに十分だと思いますか?
(1)十分だ(4%)
(2)不十分だ(93%)

 過去の「世論調査」関連の記事:
  ポスト小泉(2006年3月26日)
  東京裁判(2006年5月4日)
  なぜダントツ?(2006年8月26日)
  内閣支持率(2007年7月3日)
  米艦への給油(2007年9月27日
  世論調査なんて(2008年4月1日

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2008年7月18日 (金)

NTTに排除命令

 光ファイバー回線を利用するIP電話「ひかり電話」のチラシや広告で,必要な利用料を明記せず,実際よりも安く使えると消費者に誤認させるような不当表示が多数あったとして,公正取引委員会はNTT東日本とNTT西日本に,景品表示法違反で排除命令を出したとか。

 たとえば,「ひかり電話」を使うためにはNTTの光ファイバー回線の通信利用料(月額2,625~5,460円)が必要で,さらに電話の基本利用料525円がかかるにもかかわらず,この回線利用料を記載せず,固定電話の基本利用料1,680円と「ひかり電話」の基本利用料525円だけを比較して「ひかり電話の方が安い」と表示するなど。このような不当表示が多数あったそうです。

 NTTほどのメジャーな会社が,不当表示の指摘を多数受けて排除命令を出されるなんて,ホント情けないと思いますが,最近のNTTの「ひかり電話」の営業方法って,たしかにちょっと行き過ぎだと思います。

 我が家にも,NTTの代理店らしきところから「ひかり電話」の勧誘電話がしょっちゅうかかってきます。断わっても断わってもあきらめないみたいで,本当にウザいです。ただ,我が家の電話はナンバー・ディスプレイ・サービスに加入していて,何度もかかってくるセールス電話はそれとわかるようになるので,最近は発信番号を確認してこの電話には出ないようにしています。さらに,僕は仕事関係以外では東京都内に親戚や知り合いがいないので,自宅にかかってくる「03」で始まる電話はすべてセールスとわかります。このため,発信番号「03」で始まる電話には一切出ません。

 ちなみに,このナンバー・ディスプレイ・サービスは,かかってきた相手の番号を電話機に表示するというサービスですが,たったこれだけのサービスに工事費2,000円と毎月400円が必要というのはなんとも理不尽。でも,我が家のように,このNTTのサービスがNTTからのセールス電話を撃退するのに最も役立ってるというのには笑えます。それにしても,個人の電話番号をすべて把握しているNTTがセールス電話をするなんて,全くもってフェアじゃないですよね。

 ところで,NTT東日本のホームページにこんな注意喚起が↓
http://www.ntt-east.co.jp/important/information/henkan/index.html

 なんでも,「NTT東日本をかたった不審な電話にご注意ください」とのこと。ていうか,「アンタんとこからの電話が一番不審や!」って言いたい気分ですよ,NTTさん。

 過去の関連記事:迷惑電話(2006年3月2日)

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2008年7月15日 (火)

私的ネット閲覧

 厚労省は,5月7日時点で本省と地方厚生局8カ所の計約5,500台のパソコンのネット利用状況を調査。この日にアクセスされたサイト計約1千万件を分析したところ,業務と関係なさそうな閲覧は約12万2千件(1.2%)あったとか。サイト別では,掲示板やチャットなどが約7万5千件,ゲーム関連が約4万1千件,演芸やアニメなどが約6千件。厚労省は2005年7月からアダルトサイトや株取引サイトなどへのアクセスは禁止していたが,掲示板などは規制対象外だったとのこと。

 業務外のアクセスがこんなに多いとは驚きましたが,調査結果を正直に公表した点だけは評価しておきましょう。最近は,業務外のサイトへのアクセスをブロックしたり,アクセスログを常時監視したりしている企業は多いと思いますが,アダルトサイトや株取引サイトなど以外はフリーだったとは,さすがお役所,ちょっと甘すぎると思います。舛添厚労相は「職務中にそういうことをすべきでない。きちんとルールを作る」と表明したそうですが,業務外使用のルールすらなかったとは驚きです。民間企業ならとっくに懲戒処分ですよ。

 そもそも,役所のパソコンが外部のホームページへアクセスする必要性が本当にあるんでしょうか。ちなみに僕の仕事の場合,1日のかなりの時間はパソコンにかじりついていますが,パソコン利用のほとんどが社内Web閲覧と社内メールのやり取りとWord・Excelの操作など。外部のホームページへアクセスするのは,あっても1日に数回程度です。もし各人のPCから外部へのアクセスが禁止され,専用のパソコンでしかアクセスできないようになったとしても,そんなに困らないような気がします。もちろん,外部へのアクセスがどの程度必要かは業務によってさまざまなので,役所が一律に不要とは思っていませんが。

 それにしても,5,500台のパソコンのサイトへのアクセス数が1日1千万件というのは多すぎます。これは1台あたりだと約1,800件。1日8時間として1分間に約4件。すなわち,5,500台のパソコンすべてが,15秒ごとに次々と別のサイトへアクセスしていたという計算になります。そう考えると,この数字自体がめちゃくちゃ怪しそうです。

 とりあえずこの数字を信じるとして,5,500台のパソコンにかじりついて絶え間なくサイトへアクセスしていた人が5,500人いたということですが,そのアクセス時間の1.2%が業務外。ということは,業務内容を精査すれば5,500人のうちの1.2%に相当する約66人は不要ということになります。

 これを機に,公務員のムダ時間の排除と人員の見直しは是非実施して欲しいものです。僕の感覚では,事業の約20%と人員の約20%はムダであり,その気になれば歳出の20%程度の削減は容易に実現できると思っています(この数字に根拠はありません。あくまで直感です)。もしこれが実現すれば,消費税増税どころか大幅減税さえ可能になるということです。

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2008年7月14日 (月)

食文化の違い

 大阪市のペットショップで買い手がつかずに「0円」で売られていた雌豚を引き取って自宅に連れて帰ろうとした男性が,公園で放すとすごい勢いで草を食べ始めたためにえさ代が心配になってこの豚を捨て,動物愛護法違反容疑で書類送検されたという話題がありました。

 この豚の名は「モモコ」と言うそうです↓

1
(asahi.comより転載)

 これまで豚の顔をまじまじと見たことはありませんでしたが,この写真の「モモコ」は優しそうな顔で,どこかで見たような人間の面影もあります。人間も豚も同じ哺乳類で仲間なんだなあと,あらためて思います。こういう生きた動物の表情を見てしまったら,たとえ食用としての家畜であっても,その動物の肉を食べるのに抵抗が出てきそうです・・・と言いっておきながら,肉も魚も日々ヘーキで食べています。人間というのはホント罪深い。

 宗教上の理由などにより,豚肉を食べない人,牛肉を食べない人など,世界にはさまざまな食文化がありますが,それはそれで当然尊重するとしても,その食文化を他の民族などに押しつけるのは理不尽と言えるでしょう。ところが,2002年の日韓サッカーワールドカップの時に,韓国が犬肉料理で欧米から批判されたのを意識して,中国北京市の飲食業界協会が加盟飲食店に対して,五輪期間中は犬肉料理を出さないよう呼びかけているとか。

 日本では犬肉を食べる習慣はないし,僕は犬肉を食べたいとは絶対思いませんが,それを食用とする習慣の人が食べるのを批判するつもりはありません。北京の飲食店が自粛するのは勝手ですが,これは過剰反応だと思うし,犬肉料理を批判する欧米も身勝手だと思います。同じように,日本の捕鯨を科学的根拠が乏しいのに批判する人や実力行使で捕鯨を阻止するような団体も,甚だ身勝手だと思います。牛や豚を食べない民族の人は,欧米人にそれを押しつけたりはしていませんよ。

 過去の関連記事:動物愛護(2006年11月21日)

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2008年7月11日 (金)

不倫騒動

 山本モナさんと読売ジャイアンツの二岡選手との不倫騒動がマスコミを賑わしています。どういう事実があったのか知りませんが(知りたくもないですが),誰と誰がエッチしたとか不倫したとか,そんなの当人の勝手じゃん! って僕は思います。ワイドショーやスポーツ紙で連日取り上げるほど,この話題に興味ある人がそんなに多いんでしょうかねー。僕はふだんNHKや全国紙などを批判していますが,こういう話題を全く取り上げない点だけは共感できます(と言っておきながら自分のブログで取り上げるってのも気が引けますが)。

 読売のナベツネ氏は,報道陣に「君らだってやってんだろ。同じようなもんじゃねえか」と,二岡選手を擁護する発言をしたそうですが,それは言い過ぎとしても,不倫というのは法律に違反する行為でもなんでもなく,当人たちの価値観・倫理観の問題であり,当事者間で解決するべき問題でしょう。他人様が当人たちをとやかく言う類の話ではないと思います。まあ,世の中には,「不倫なんてとんでもない!」とか「風俗に行く人なんて許せない!」とかいう人もたくさんいると思います。それはそれで人それぞれの道徳観であり尊重しますが,その道徳観を他人に押しつけなくてもいいでしょう。

 と,ここまで書いて,以前にも似たような記事を書いたことを思い出しました。探してみると,ありました↓

   有名人は辛いね(2006年10月13日)

 確認してみると,なんと,この昔の記事も山本モナさんの不倫の話題でした。う~~ん,恐るべし山本モナ! それにしても,前回も今回も,新しいキャスターの仕事を始めた直後のスキャンダル。ちょっと陰謀めいたニオイがしないでもないです。つまり,本人はいつもどおりの行動をしているのに,この絶妙のタイミングを狙って取り上げられた・・・みたいな。

 片や二岡選手。僕はこの選手の顔も知らないし,どの程度の実力のある選手なのかは知りませんが,今回の騒ぎを受けて,読売ジャイアンツの滝鼻オーナーは「やっぱり巨人らしい選手を一軍で活躍させないといけない。日曜のデーゲームには家族連れや子供がくるだろう。巨人の思想的には合わない」と発言し,二岡選手の一軍への昇格が見送られたとか。僕の感覚では,芸能人やスポーツ選手というのは,一般人に比べて恋愛関係が「乱れている」という印象を持っていましたが,読売ジャイアンツに限ってはそうではないらしい。ジャイアンツの「不倫するような選手は子どもの前でプレーするのにふさわしくない」という立派な姿勢には脱帽しました。素晴らしいです。

 それにしても,山本モナさんの「お酒を飲むためにラブホに入った」との弁解には笑えます。ラブホにそういう利用方法があるとは知りませんでしたよ(笑)

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2008年7月 9日 (水)

振り込め詐欺

 不正に売り渡した口座が振り込め詐欺に使われることを予測したうえで,この口座に入金された被害金を横取りした容疑者が,電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたとか。この容疑者は,岡山県内の男性名義の銀行口座を,モバイルバンキング機能が付いていることを隠してインターネットの闇サイトで売却し,その後,同県の女性が振り込め詐欺犯にだまされて振り込んだ約112万円全額を,この口座のモバイルバンキング機能を使って別の銀行口座に移して横取りしたというもの。

 詐欺犯をだまして被害金を横取りするという凄腕の人がいるのには驚きましたが,それにしても,詐欺で何百万円もの金を振り込んでしまう人が相変わらずいるものですね。僕の場合,詐欺に遭うような大金がそもそも銀行の口座にはないので,どう転んでも振込み詐欺に遭うことはないと確信しています。今年1月~4月の振り込め詐欺の被害総額は全国で111億を超え過去最悪の水準だそうですが,大金の持ち合わせがなかったために被害に遭わず,詐欺が未遂で終わったというケースはこの被害件数の何倍もあるということでしょうね。

 ところで,振り込め詐欺などの被害金をより簡潔な手続きで被害者に返すための新法「振り込め詐欺被害者救済法」が21日に施行されるそうです。警察の捜査情報などをもとに,金融機関が「犯罪に使われた口座」と認定すれば,預金保険機構の公告を経て,だまし取られた額に応じて残金が被害者に分配できるようになるらしい。ただし,残金分配の公告がインターネットだけに掲載されるため,ネットを使えないような高齢被害者の救済には不十分との指摘があります。また,裁判を経ずに金融機関だけの判断で,口座残高の分配に本当に踏み切れるかは大いに疑問です。いずれにしても,被害者が入金してすぐに犯人が引き出してしまった場合には救済が困難。犯罪者が手に入れた被害金をいつまでも口座に残しておくわけはないので,この新法がどこまで効果あるかは大いに疑問ですね。まあ「あっても悪くない」という程度の法律でしょうか。

 まずは,やはり詐欺に遭わないような対策を進めることが最重要で,そのためには,詐欺の手口を広く公開して周知してもらうのが有効だと思います。詐欺の手口としては「交通事故に遭った」「示談金が必要」などとだます「おれおれ詐欺」が最も有名ですが,相手を動転させて冷静な判断ができなくなっているところを狙うという手口が,やはり最も被害に遭いやすそうです。

 不思議なのは,社会保険事務所や自治体の職員らを装う「還付金詐欺」が多いという点。これは「おれおれ詐欺」と違って,詐欺かどうかが冷静に判断できるケースです。しかも,「おれおれ詐欺」が被害者に振り込む意志があるのに対して,「還付金詐欺」の場合は被害者には振り込む意志がなく,税金などが還付されるとだまされて送金してしまうというもの。自分の口座に入金してもらう場合には,口座番号を教えればいいだけで銀行に出向く必要はないし,まして暗証番号を入力する必要はないはず。この基本的なところがわかっていたら,還付金詐欺に絶対遭わないはずです。いったいどうやって送金するように仕向けられてしまうのか,すごく興味がありますね。

 聞くところによると,携帯電話で指示しながらATMを操作させる際に,端末の表示を「English」モードに変えさせ,英語が苦手な人はわけがわからないうちに送金してしまうといった手口もあるらしい。模倣犯を防ぐためにこういった手口はあまり公開されていないようですが,被害の拡大を防ぐためには,手口の情報はどんどん公開した方がいいと思いますよ。

 なお,携帯電話で指示する振り込め詐欺を防ぐために,ATMコーナーでの携帯電話の使用禁止に踏み切った信用金庫があるらしい。この対策は,たしかに還付金詐欺などの防止に有効かも知れませんね。

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2008年7月 6日 (日)

マイレージ

 省庁の役人が深夜にタクシーで帰宅する際,運転手からビールや商品券などを受け取っていた「居酒屋タクシー」問題をきっかけに,政府は飛行機での公務出張に伴うマイルの個人取得を自粛することにしたらしい。また,国会議員が公費で航空機を利用した際に獲得できるマイルの個人取得を自粛するという話も出ています。

 「居酒屋タクシー」問題は,特定の業者が特定の公務員個人に対して利益の一部を還元していることが問題なわけで,航空会社やクレジット会社のように,すべての利用者に等しくポイント還元しているサービスとはまったく別の問題でしょう。公務員によるマイレージ自粛というのは,問題の本質をはき違えているように思います。もっとも国会議員の場合は,公的出張か私的旅行かにかかわらず,JR全線グリーン車フリーパス支給以外に,遠隔地選出の国会議員には羽田と地元を毎月3~4回往復できるクーポン券が支給されているとのこと。それでなくても高給の国会議員にとっては,マイル返上なんて痛くも痒くもないってことでしょうね。

 ということで,出張で獲得したマイルは僕個人としてもめいっぱい利用させていただいています。そのためには,なるべく同一の航空会社を集中的に利用した方がトクなので,いつもANA(必ず「エー・エヌ・エー」と発音してあげて下さい)を利用していますが,たまたま先日の出張ではJALを利用し,JALのICサービス(タッチ&ゴーサービス)を初めて利用しました。

 JAL(日本航空)とANA(全日空)のICサービスは,微妙に違っていて戸惑います。領収証の発行タイミングが,ANAは搭乗口で発行されるのに対して,JALはゲートに入る前にチェックイン機での発行操作が必要。IC携帯があってもチェックイン機に立ち寄らなければならない点がイマイチです。また,クレジットで航空券を事前購入した場合,ANAはカードが不要なのに対して,JALは領収証発行時にカードが必要でした。そして搭乗券。僕の会社の場合,飛行機での出張時には領収証と搭乗半券が必要なんですが,ANAが搭乗口で搭乗券が出てくるのに,JALは搭乗券が発行されず,代わりにゲートで「お客様控え」なるチケットが出てくるだけ。この点もイマイチか。ということで,出張族にとってはANAの方が使い勝手が良さそうです。

 いずれにしても,携帯のIC機能を使ってのチェックインはスマートで便利ですね。ICでなく携帯画面にバーコードをダウンロードして搭乗する方法もありますが,バーコードの場合,機内では携帯の電源を切る必要があるのに搭乗まで電源を切れないのが不便なのと(ICなら事前に電源を切っておいてもOK),搭乗する直前にバーコード画面を出して携帯の画面を明るくしておく必要があるのも難点です(ICなら携帯を閉じたままでOK)。

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2008年6月20日 (金)

ダビング10

 ダビング10・・・デジタル放送の番組をハードディスク内蔵型レコーダーに録画した後,DVDなどに10回までコピーできる仕組みのことです。6月2日の解禁日を前に,携帯音楽プレーヤーなどを補償金の対象に含める案にメーカー側が反発し,延期となっていましたが,7月5日をめどに解禁される見通しとのこと。著作権料の一種となる補償金を求めていた著作権団体側が,補償金問題とダビング10の開始を切り離すとの考えで歩み寄ったために実現するらしい。

 現在のハードディスク内蔵型レコーダーは,ダビングが1回しかできず,ダビングすると本体から情報が消えてしまいます。このため,もしダビングに失敗すると取り返しがつかなくなる点がユーザーには不満でした。いずれ10回までダビング可能になる話があり,これが決定したら僕もハードディスク内蔵型レコーダーを買おうと思っていましたよ。コピー失敗時を考慮したものなら10回は多すぎると思えるし,「10回まで」とした根拠はイマイチわかりませんが,いずれにしても,バックアップを取ったら消えてしまうという理不尽な制約が緩和されたのはありがたいですね。

 それにしても,よくわからないのは,個人で楽しむためのコピーはもともと法的に認められており,ソフトを流す方(デジタル放送や映画DVDなど)にはコピーガードがかかっているにもかかわらず,なんで録画機やDVDメディアなどに対して,一律に著作権料を負担させるのでしょう。著作権保護対象外の正当な行為に対してまで著作権料を支払っているということであり,ちょっと理不尽だと思います。著作権料を一律に負担させるというアナログ的な発想ではなく,デジタルの特徴を生かして,個別にきちんと適正な著作権料を徴収するような仕組みを作るべきだと思います。

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2008年6月16日 (月)

省エネ効果

 京都市は地球温暖化対策の一環として,市内にあるコンビニに深夜の閉店を求める方針を固めたらしい。深夜の消灯によって夜の町並みの景観を改善する狙いもあるとか。なお,コンビニの深夜閉店の前例としては,長野県軽井沢町が1976年以降,午後11時から翌朝6時まで営業自粛を求め,大半の店がこれに従っているらしいです。

 僕としては,他の店が閉店している時間帯にコンビニが開いていて助かった経験があるので,このニュースにはちょっと複雑な気持ちです。普通のスーパーなどが閉店している早朝や深夜にこそ,コンビニの存在価値があると思います。そうは言っても,すべての店舗が終夜営業する必要性は低いし,深夜営業は経営的にも効率が悪いでしょう。それに,年中無休で終夜営業というのは,オーナーや従業員にとって過酷との話も聞きます。その意味で,省エネ効果はともかく,必ずしも全店が終夜営業する必要はないと思いますね。もっとも,自治体が深夜閉店を求めるというのは,ちょっと「余計なお世話」かなという気がしますが。

 ところで,毎日新聞が,夕刊販売部数の低落により,北海道地区での夕刊を廃止するという話題がありました。僕は育ったのが都市部だったので,新聞といえば朝夕刊セットが当たり前で,それが当然だと思っていました。今住んでいる地域は朝夕刊セットと統合版(朝刊のみ)の混在地域ですが,ここへ引っ越した当初,夕刊配達員不足のため統合版しか配達してもらえないと聞き,非常に不満でした。でも,何年も経って慣れてしまえば,夕刊なしでもまったく気にならなくなりました。

 各新聞社は朝刊と夕刊を日々発行し,しかも1日に何度も版を更新するのに多大なパワーとコストをかけているみたいですが,そこまでしなくても,どのみちニュースのスピードはテレビ/ラジオやネットには絶対かないません。発行は朝刊だけにして版数ももっと減らすことで価格が大幅に下がるのであれば,多少新聞の記事が古くなったとしても,その方が読者にとってはありがたいと思いますよ。もし夕刊がなくなれば,夕刊の制作・配送・戸別配達などがすべて不要となり,省エネ効果も大きいでしょう。これを機に,他紙もぜひ夕刊の廃止を検討して欲しいものです。

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2008年6月11日 (水)

携帯のディスプレイ

 今ではほとんどの携帯が2つ折りタイプですが,一昔前の2つ折りじゃない携帯も,今の携帯も,必ずディスプレイ(画面)が上でテンキーが下と決まっていますね。この携帯で通話をする際は,口元は携帯から離しても,耳元は携帯にぴったり当てるため(当てないとはっきり聞こえない),ディスプレイ部分が肌に当たって曇ったり汚れたりします。このため,通話が終わると必ずクリーナーやハンカチでディスプレイを拭く人は多いんじゃないでしょうか。

 そこで,通話をしても絶対ディスプレイが汚れないように,テンキーが上でディスプレイが下にあるような携帯があってもいいのにと思いますが,不思議なことに,そんなデザインの携帯はありませんね。一見使いにくそうですが,慣れれば問題ないと思いますよ。僕はディスプレイが曇るのが超気色悪いので,もし上下逆になった携帯があれば,真っ先に買うかも知れません。

 ところで,日本でも7月11日から発売されることになった米アップル社の携帯「iPhone」↓

Photo

 テンキーがなく,すべての操作をタッチパネルで操作するらしいです。タッチパネルといってもディスプレイと同じなので,パネル部分が手垢だらけになりそうです。神経質な僕としては,これは絶対に許せません。

 それでも,タッチパネルでの日本語文字入力がいったいどんな方法になるのか,そして,テンキー入力に慣れた日本でこの携帯が本当に普及するのか,ちょっと興味はあります。

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2008年6月 7日 (土)

もったいない

 歯磨き粉(正しくは「歯磨剤(しまざい)」と言うらしい)のテレビCMなどで,歯ブラシの端から端までべったりと歯磨き粉をつけているシーンを見ますが,一般的に歯磨き粉は「1cm程度で十分」と言われており,あんなにつけるのはもったいないなーと思います。まあ,みんなが必要量の3倍使えば,歯磨き粉の売上も3倍増えるってわけで,それを狙ってのCMなのかも知れませんが。

 歯磨き粉の場合は,いくら多く使っても,捨てられずに使われているのでまだいいとして,刺身や寿司を食べる際に,明らかに使い切れないぐらいの醤油を小皿にドバーッと入れる人をよく見かけますが,もったいないなーと思いますね。多少の余裕がないと最後の方で使いづらいのかも知れませんが,結局捨てることになるのがわかっていて必要以上に入れすぎるのは,非常識だと思いますよ。僕はケチな性格なので,なるべく使い切るギリギリの量しか醤油は入れないようにしています。

 かの船場吉兆などがやっているように,客が食べ残した料理を他の客に出すのは論外としても,料亭の料理に手をつけずに残す客というのも,僕には理解できないです。どんな事情があるのか知りませんが,出されたものはなるべく残さずに食べるのが礼儀だと思いますよ。僕はケチで貧乏育ちで味覚オンチだからかも知れませんが,ここ何十年,体調不良などの特別な理由が無い限りは,出された食べ物を残した記憶がほとんど無いです。

 そんな僕でも,あまりにもまずくて,ほとんど残した外食の経験が一度だけあります。かの1970年の大阪万博会場内のレストラン(ラーメンとカレーを販売していた)で食べたカレーがそれでした。見た目は普通のカレーですが(ただしルーの中に具は何も無かった),この世のものと思えない,ありえない味。今より遙かに味覚が鈍感な少年時代でしたが,一口しか食べられませんでした。どうやったらこんな味のカレーが作れるのかと,衝撃的でしたね。同行していた家族も同じく食べられませんでした。40年近く経った今でも忘れられないイヤな思い出で,店の名前もしっかり覚えていますよ(「さり○○」という名前でした)。ネットで調べると同名の店が今もあり,万博に出店していたのと同じ店かどうかはわからないので,あえて伏せておきますが。

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2008年5月26日 (月)

後部座席のベルト着用

 先日,出先でクルマを降りた際,スモールライトをつけっぱなしにしてしまいました。もっとも,クルマに戻ったのは約1時間後で,バッテリーは上がらずに「セーフ」でしたが。

 かなり前の記事にも書きましたが,クルマの電源系統ってホント不可解です。エンジンを停めている時になんでライトの電源系統を生かす必要があるのか,まったく理解できません。ライトの電源系統もワイパーと同じように,エンジンを停めたら切れる系統にしておけばいいのにと思います。さらに理解できないのは,ライト消し忘れのアラーム。僕のクルマの場合,ライトの消灯を忘れると,エンジンを停めてキーを抜いて,さらに運転席側のドアを開けた時に初めて警報が鳴ります。多くのクルマがこうなんでしょうか。先日消し忘れた時は,たまたま運転席側に降りるスペースがなく,別のドアから降りたためにアラームが鳴らなかったんです。同じように,停車してエンジンを切ってそのまま車内で待っているような場合にも,アラームは鳴らないので,昼間だとライト消し忘れの危険性がありますね。

 それはともかく,クルマの後部座席のベルト未着用違反が,6月から取締り対象になるらしいです(高速道路および自動車専用道路での未着用に対して違反点数1点)。僕は後部座席でベルト着用なんかしたことないし,同乗者にも着用を促したことがないです。ていうか,それ以前に,後部座席のベルトはシートカバーの中に埋もれてしまって着用できない状態になっています。

 さらに,深夜に長距離ドライブするような場合には,後部座席の同乗者は座席に横になって寝ている場合もあります。座席で横になるのは安全上問題かも知れませんが,あくまで自己責任ということでいいでしょう。後部座席に限らず助手席であっても,ベルトを着用しないことが運転上の妨げにならない限りは,運転者・同乗者の自己責任で判断するべき問題であり,罰則を設けて強制するのには馴染まないと思います。ホント「余計なお世話」のルール変更だと思いますね。

 それにしても,同乗者が違反しても違反点数が科せられるのが運転手っていうのは,なんとも理不尽だと思いませんか?

 過去の関連記事:クルマの電源(2006年1月8日)

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2008年5月21日 (水)

無戸籍者

 「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定する」という民法の規定により,親の出生届が受理されずに無戸籍となっていた女性が妊娠し,6月中旬に出産する予定らしい。地元自治体は「親が無戸籍の出生届は受理できない」としており,生まれる子供も親と同様に無戸籍となる可能性が高いとか。無戸籍となった人が出産するケースが明らかになるのは初めてとのこと。

 昨年6月の厚生労働省の調査によると,この「離婚後300日規定」に伴う無戸籍の子供は全国に少なくとも227人いる(実際はもっと多い)らしいですが,この離婚後300日規定」以外に,無戸籍者となってしまうのは以下のようなケースがあるらしい(Wikiより)。

(1)離婚した前夫との間に問題を抱えているため,前夫の子として登録することができない場合。

(2)親が無戸籍者であり,出生届に親の本籍が記載できない場合。

(3)親が制度を理解していないために届け出ない場合。

(4)出生証明書が無い場合。(これは戸籍を作成できない用件ではないが,実際に役所に行くと書類不備だと言われたりして親がそのまま届け出ない状態を放置したりすることがある)
・病院などに頼らず自宅出産しため,必要とされる添付書類の出生証明書が無い場合。
・医療費踏み倒しなどで病院から逃げ出したために出生証明書が無い場合。
・代理出産によって外国で発行された出生証明書を受付拒否される場合。

(5)親の信条や宗教観によるもの。

 ところで,「離婚後300日規定」により無戸籍となる人を救済するために,約1年前から,「離婚後妊娠」に限り「現夫の子」の出生届が認められているそうですが,「離婚前妊娠」についてはいまだに認められていないらしい。「未婚者の結婚前妊娠(できちゃった婚)」の子どもは認められるのに,「既婚者の離婚前妊娠」は認められないというのは,論理的にも科学的にも納得できない制度です。「いつ離婚したか」「いつ妊娠したか」という問題ではなく,「その子が実際に誰の子であるか」「親が誰の子として届けたいか」というのが最も重要でしょう。今の制度は,まったく時代遅れのおかしな制度だと思います。

 「無戸籍者」対策として,この制度に対する改定の要望は多いみたいですが,不思議なことに,戸籍制度自体を廃止しようという声はあまり聞かれません。以前の記事で,夫婦別姓のことや「本籍地なんて意味無い」といったことを書きましたが,この時点では,戸籍制度自体はとりあえず必要なものなのかなと漠然と思っていました。でも,この無戸籍者の事例や,「結婚届=入籍」という制度への抵抗が根強く,ずっと内縁状態を続けている知人女性の話を聞くにつけ,この際,戸籍制度なんて廃止したら? って思います。

 日本以外で戸籍制度を実施しているのは,中国・台湾・韓国など,東アジア地域のごく一部の国だけであり,全世界的には少数派。このうち韓国は2008年に戸籍制度が廃止されるらしいです。戸籍制度は大多数の国で実施していない制度であり,なくてもまったく困らない制度と言えるでしょう。そもそも日本でも,無戸籍者が生まれてしまうこと自体が,戸籍制度の限界を表わしていると思いますよ。

 過去の関連記事:戸籍(2006年6月14日)

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2008年5月13日 (火)

神経質かも

 パソコンのキーボードは ばい菌の楽園・・・そんな調査結果が英国の雑誌に掲載されたそうです。ひどい場合には,トイレの便座よりも不潔なケースもあったとか。キーボードの前でとった食事の「かす」が菌の栄養源になったり,トイレに行って手を洗わずにキーボードをさわったりすることが原因らしい。

 ふ~~ん,キーボードって不衛生なんですね。会社にはそれぞれ自分専用のパソコンがあるけど,トイレに行って手を洗わないオヤジには,自分のパソコンは絶対触らせたくないですね。まあ,僕は神経質なので,キーボードは時々掃除してるし(逆さまにして叩くと,けっこうホコリが落ちてきます),パソコンの前で食事する時はキーボードを遠ざけるようにしてますが。

 神経質といえば,船場吉兆の「料理の使い回し」の件はホント気持ち悪いです。船場吉兆の社長は「手つかずの料理を『食べ残し』と表現するのはニュアンスが違う」と釈明していましたが,これには違和感を覚えます。「手つかずの料理」と「食べ残し」はたしかに違うでしょう。でも,いったん客に出したものは,手をつけたか手をつけていないかなんて確認しようがない。たとえ見た目が「手つかず」であっても,箸が少し触れたかも知れないし,ご飯の一粒だけを食べたかも知れない。それに,手をつけていなくても,会話が弾んで料理に唾液が飛び散ってるかも知れないし,フケが飛んでるかも知れないし,料理の前で客がくしゃみをしてるかも知れない。いったん客に出して店員が目を離したものは,どんな状態であってもすべて「食べ残し」です。店員が運んで客のテーブルに置いて,すぐに間違いに気づいて下げたような場合が「ぎりぎりセーフ」かなと思います。この店は根本的なことが全然わかってないなーと思います。これって神経質すぎ?

 過去の関連記事:
  神経質な人(2006年5月20日)
  料理の使い回し(2008年5月4日)

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