2015年7月17日 (金)

白紙撤回

 新国立競技場の建設計画を白紙撤回するというニュース。総理大臣自らが発表するほどのことかどうかはともかく,安保法案等が原因で低下した内閣支持率の挽回を狙ったかとの報道もされています。そんな理由でここまで進んだ建設計画を中止するとは思えませんが,どうなんでしょうか。支持率回復を狙うなら,安保法案こそ白紙撤回した方がいいような・・・

 それはともかく,途中まで進んだ工事を中止するというのは,関連業者との契約上の問題などの影響が膨大であり,白紙撤回というのは本当に可能なんでしょうか。まあ僕が心配することではありませんけどね。

 それにしても,五輪招致のプレゼンで安倍総理が「福島原発の汚染水は完全にブロックされている」と公言した後で再三汚染水漏れが発生したり,競技開催場所を変更したり(渋滞の激しい鎌倉市内を経由して江ノ島で競技開催なんて信じられない!),メインスタジアムの計画を変更したりなど,さんざん大風呂敷を広げた末にこの体たらく。こんなデタラメな五輪招致が許されるんでしょうか。この際,東京での五輪開催も「白紙撤回」した方がいいのでは?

 国立競技場の話に戻すと,白紙撤回の理由は,コンペでのデザイン決定後に建設費が大幅にアップすることが判明したからと伝えられています。コンペの時は「建設費はともかくデザインで選んだ」と報じられていましたが,お絵かき大会じゃあるまいし,費用を選定基準に考慮しないなんてあり得ない。そんなのコンペって言えないと思いますよ。

 ところで,新国立競技場は元々開閉式ドームの予定だったとか。この際なので,建設費や維持費がかかる割に開閉する必要性の低い開閉式はやめて,オープン(屋根なし)にするか,または完全ドームにした方がいいと思います。

 昔福岡ドームに行った時,屋根をオープンにしても開口部が小さく圧迫感は通常のドームとほとんど変わらないと感じました。冷暖房完備のドーム内というのは一年中快適で,わざわざ巨額の費用をかけて屋根を開閉可能にするメリットが理解できません。ちなみに,豊田スタジアムは,開閉式を維持する費用が捻出できなくて常時開放に変更したらしいです(せっかくの屋根なのに,なんで常時閉じるようにしなかったのかは理解できませんが)。

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2012年8月 6日 (月)

メダルは何個?

 ロンドン五輪の女子バドミントンで,意識的に負けを狙ったとして4組8人が失格になったという話題がありました。「負けたい者どうしの試合」って,試合としてほとんど成立せず,見ていて面白すぎます。これらの選手の行為には賛否両論あったみたいですが,やはり「負けた方が有利」というケースが発生するリーグ・トーナメント方式自体に無理があるんだと思います。

 このニュースを聞いて僕が思い出したのは,クイズ番組「パネルクイズ・アタック25」。この番組は,「回答者誰もが答えたら不利になる」という局面が必ず発生する欠陥クイズ番組なんですが(詳細はこちら),「誰も答えずに番組が進まない」ということは過去に発生していません。たぶん,日本人独特の優しさにより,番組制作者が困らないように番組進行に協力して回答してくれる回答者が多数いるからなんでしょう。でも,スポーツ大会の出場者にこのような「優しさ」を期待するのは無理があるのではないでしょうか。

 さて,ロンドン五輪は日本選手の連日のメダルラッシュにマスコミは大はしゃぎ。それはそれでいいとして,「国別メダル獲得数」を数えて国家間の優劣を争うような報道はいい加減にやめて欲しいものです。参加者数が多い国が多くメダルを獲得できるのは当たり前。たとえば「年間の死亡者数ワースト一位は中国!」と聞いても,人口の多い国が死亡者数も多いのは当たり前なので,誰も驚かないでしょう。それと同じで,メダルの個数比較は,絶対数でなく「参加者に対するメダル獲得数の割合」みたいな指標で比較するのが正しい評価だと思いますよ。

 団体競技では,チーム全体で獲得できるメダルは最大でも「1個」とメディアは数えています(実際には選手数に応じてたくさん授与されるのに)。これに対して,水泳や陸上や体操のように,一人で複数個のメダル獲得が可能な競技や,階級や種目毎に多数のメダルが授与される競技もあり,これらをひっくるめて単純合計してメダルの個数を数えること自体,まったく無意味。重みの全然違うものを足し算してどうするねん!って思います。「日本はメダルを何個取れるか?」みたいなことを平気で報道しているメディアのレベルは低すぎると僕は思いますよ。

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2012年7月15日 (日)

国籍変更

 もうすぐ夏季オリンピック開催ですが,選手の国籍変更が話題になっています。芸能人のマラソン選手がカンボジア国籍を取得したのに,結局は出場資格用件を満たさずオリンピックには出場できなかった話題や,2014年の冬季オリンピックに向けて,日本選手とフィギアのペアを組むためにカナダの女性選手が日本国籍を取得したいと表明したという話題など。また,今回オリンピックが開催される英国では,外国生まれの有力選手が英国代表になる「にわか英国人」が相次ぎ,問題になっていると報じられていました。

 そもそも,国籍変更ってそんなに簡単にできるものなんでしょうか。報道によると,日本国籍取得の場合は「5年以上日本に住所がある」などの条件が国籍法に定められていて,このルールによって過去に国籍変更が認められた例も多くあるそうです。また,「日本に特別の功労がある場合は国会の承認を得て許可」というルールもあるそうですが,前述のカナダ選手の場合はどちらにも該当しないため,日本国籍取得は難しいと言われています。

 僕は日本が大好きで,今の境遇に生れ育ったことに心から感謝しているので,「オリンピックに出場するためだけに国籍変更する」というのは僕の理解を超越していますが,それはまあ,人それぞれ考えがあってのことで,個人の自由であり,他人がとやかく言う問題ではないでしょう。

 それよりも何よりも,「団体競技やペアなどの出場選手はすべて同じ国籍でなければダメ」というオリンピックのルールがおかしすぎるし,今どき時代遅れだと思います(監督やコーチの国籍は「何でもあり」なのに)。五輪憲章に「オリンピックは選手間の競争であり国家間の競争ではない」と定められているにもかかわらず,オリンピックの国籍問題を批判することもなく,ひたすら日本国籍選手の試合ばかりを報道しているメディアには大いに不満です。

 東京都は2020年のオリンピック招致に向けて活動しているものの,国民(都民?)の支持が低いことが東京の弱点となっており,都知事はこの点に関して都民に不満をぶちまけているようですが,都知事がなんと言おうと,今の「国籍対決方式」を続ける限り,こんなオリンピック開催に巨額の税金を投じるのは納得できません。おっと,僕は東京都民じゃなかった。外野からすみませんでした。

 ということで,オリンピックの競技方式には何かと不満がありますが,こんなオリンピックでも,世界トップクラスの選手の試合を見ることができ,また,ふだんあまり見ることのできない珍しい競技を見ることができるなど,僕はオリンピックの試合を観戦することは大好きで,楽しみにしています。

 今回のロンドンオリンピックでは,配信された競技映像のうち,日本国内のテレビで放映されない部分については,NHKはじめ各局が動画をネットで無料配信してくれるそうです。マイナーな試合を観戦したい僕にとっては,これは超楽しみです。

 このネット動画には実況アナウンスや字幕などが一切ないとのことですが,競技場へ直接見に行った時のスポーツ観戦というのは解説も字幕もないわけで,これはこれで楽しめると期待しています。ていうか,テレビ放送の場合でも,僕は実況アナウンスや解説なんか要りません。現在NHK-BSで放送しているプロ野球中継では,第2音声は実況アナウンス抜きの場内音声のみとなっており,実際にスタジアムで観戦しているかのような雰囲気を味わうことができます。テレビのオリンピック中継も,ぜひこの方式を取り入れて欲しいものです。

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2010年11月 8日 (月)

痛快!

 書きたいことは山ほどあるのに,色々と忙しくてブログ更新が大きく滞っていて,本日は約1ヶ月ぶりの投稿です。

 さて,プロ野球日本シリーズは,先ほど千葉ロッテマリーンズの優勝で決着しました。特に第6戦・第7戦は息が詰まるような接戦。こんな面白いプロ野球を見るのは久しぶりでした。それにしても,パリーグ3位の千葉ロッテマリーンズがセリーグ1位の中日ドラゴンズを破って日本一になったというのは,パリーグファンの僕としては痛快で,とても気持ちいいです。

 でも,パリーグ3位のチームが「日本一」なら,パリーグで優勝した福岡ソフトバンクホークスの位置づけはいったいどうなるんでしょう。わけがわかりません。ていうか,日本シリーズに優勝した千葉ロッテは,単に日本シリーズに勝ったというだけで,「日本一」とは呼べないのかも知れません。

 やはり,各リーグの上位3チームがプレーオフをしてプレーオフで優勝したチームが日本シリーズ出場権を獲得するという制度は,どう考えても無理があります。昨年はたまたま各リーグの優勝チームが日本シリーズに出場したので問題にならなかったわけですが,今年は3位の千葉ロッテが日本シリーズに出て,しかも日本シリーズで優勝してしまったわけで,今の制度のおかしさが露呈したと言えるでしょう。

 プロ野球を主催する日本野球機構の立場としては,プレーオフを実施することによってなんとか終盤のペナントレースを盛り上げたいが,そうはいっても,やはり各リーグの優勝チームが日本シリーズに出場して欲しい というのが本音なのは見え見えです。そのためにプレーオフではアドバンテージを設けたりしているわけですが,それでも現実にリーグ3位のチームが日本シリーズに出て勝ってしまうことがあるわけで,プレーオフでのアドバンテージを2勝に増やすなど,リーグ優勝チームをもっと有利にしようとする意見が今後出てくる可能性があります。

 でも,それでは本質的な解決にはならないでしょう。ということで,リーグ1位になったチームが日本シリーズに出場できないという矛盾をなくしながら,かつペナントレース後半を盛り上げるために僕が考えた改革案を提案させていただきます。

 セリーグとパリーグの6球団ずつ分かれている今のリーグ構成を再編成し,サッカーのJリーグと同様に,上位リーグと下位リーグに分け,上位リーグの優勝チームを日本一とするとともに,年間トータルの成績で所属リーグを入れ替えるようにしてはどうでしょうか。ただ,この場合,入れ替え対象となる上位リーグの下位チームや下位リーグの上位チームの終盤戦が盛り上がるのに対し,入れ替え対象とならないチームは終盤で盛り上がらない という現象になる心配があります。

 そこで,ほとんどのチームが入れ替え対象または優勝争いの対象となるように,4チームずつ,上位・中位・下位の3リーグに分けて,上位リーグの最下位チームと中位リーグの1位チームを次年度に入れ替え,中位リーグの3位・4位と下位リーグの1位・2位チームを次年度に入れ替えるようにすればいいと思います。

 また,4チームだけのリーグ戦では,年中ほとんど同じチームと試合をすることになってしまうため,総試合数の半分ぐらいは他リーグとの交流戦にするといいかも知れません。今回のプロ野球日本シリーズの結果を見て,こんなことを色々考えてみました。

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2010年6月29日 (火)

大相撲の賭博問題

 日本相撲協会は臨時理事会を開き,賭博問題を検証している特別調査委員会が名古屋場所開催の条件として勧告した力士15人の出場辞退や親方14人の謹慎などを受け入れた上で,名古屋場所を開催する方針を決めたとか。

 この問題が名古屋場所を開催するかしないかという議論にまで発展したのは,正直言って驚きです。暴力団がらみの高額の賭博行為はたしかに重大な犯罪ですが,あくまで相撲とは直接関係のない土俵外のプライベートな行為。罪を犯した個人を刑事事件として適正に処分すればいい問題であって,相撲協会が場所を開催するかどうかというのはまったく別問題ではないでしょうか。

 むしろ問題なのは,昔からくすぶっている大相撲の八百長問題。最近はこの問題は下火になっていますが,国民栄誉賞を受賞した千代の富士関の晩年が「八百長まみれ」だったと言われているように,大相撲の八百長問題は非常に根が深いと言えます。力士などの個人がプライベートで賭博行為をすること以上に,大相撲の取り組みそのものに八百長行為があることの方が,相撲協会にとってはよほど重大な問題であり,場所の開催どころか組織の解体に匹敵するぐらいの大問題だと思いますよ。

 名古屋場所を中継するかどうかについてNHKは検討中とのことですが,僕個人の考えとしては,大相撲偏重,プロ野球の中でも巨人戦偏重,高校生スポーツの中でも野球偏重など,僕が受信料を払っていない遠因とも言えるぐらい,NHKのスポーツ中継は偏りすぎていて許せないと感じています。この機会に,NHKの大相撲独占中継はぜひ見直して欲しいものだと思います。

 過去の関連記事:ヤラセと八百長問題(2007年1月24日)

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2010年2月14日 (日)

ファッションセンス

 バンクーバー五輪に出場予定のスノーボードの国母和宏選手が現地入りする際,公式服のネクタイを緩めてシャツのすそを出し,ズボンをずり下げてサングラスに鼻ピアス という格好をしたことが物議を醸したそうですね。日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事は「税金で派遣された代表の自覚がない」と不快感を示して選手村の入村式への参加を自粛させたとか。

 僕は高校生などの「腰パン」ファッションは不愉快で大嫌いなんですが,でもまあ,それはそれで人それぞれのファッションセンスでしょう。それに,ズボンを引きずって床や道路を掃除してくれるという効果もあるしね(笑) それにしても,腰パンは高校生特有のファッションだと思っていたんですが,国母選手(21歳)のようなオトナでもするとは知りませんでした。

 腰パンにしてもシャツのすそ出しにしても,それがマッチした服装とそうでない服装があるわけで,スーツや礼服の場合にはそんな着こなしはすべきでないし,国母選手といえども,まさか冠婚葬祭で礼服を着る時にはすそを出したりしないと思います。

 オリンピックの公式服がどの程度フォーマルなものか僕は知りませんが,オリンピックの現地へ移動することがフォーマルな行為だという感覚が国母選手にはなかったんだと想像します。この件を必要以上にヒステリックに批判する人の意見を聞くと,僕も「オリンピックの現地入りがいったいなんぼのもんやねん!」って思いますよ。

 これまでスノボにはあまり興味なかったけど,あまのじゃくの僕としては,この一件で国母選手をちょっぴり応援したくなりました。ぜひいい成績を取って,「母国」のJOC理事を見返して欲しいものだと思います。

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2009年11月 1日 (日)

日本シリーズのテレビ中継

 昨夜行われたプロ野球日本シリーズ「北海道日本ハムVS巨人」の第1戦は,緊迫したとても面白いゲームでした。第2戦以降も超楽しみです。

 さて,テレビで野球観戦する楽しみ方はいろいろあると思いますが,僕のオススメは,NHK-BSの中継を副音声で観戦すること。この副音声では,アナウンサーと解説者の音声が消され,スタジアムの場内音声だけを聞いて観戦することができます。

 野球中継の場合,スコアやボールカウントやプレイヤー名が画面の字幕に出ていたら,あとは画面を見ていれば試合の進行は容易に理解できます。バッターが打ったらいちいち「打った!」とか叫ぶアナウンサーがいますが,ラジオ中継じゃあるまいし,そんなの見ればわかるじゃん! と思う。こんな説明は僕には要りません。専門の解説者の中には,適確で面白いことを話してくれる人がいますが,解説者が話している最中にバッターが打つと「打ちました!」とか言って話を遮るサイテーのアナウンサーは許せませんね。

 ということで,場内音声だけが流れるNHK-BSの副音声は,CMもなく,スタジアム内で実際に観戦しているのに近い臨場感が味わえるので,静かにじっくり観戦したい僕としては,オススメの野球観戦方法なんです。この「場内音声だけ」のスポーツ中継は,野球だけでなく,ぜひ他のスポーツにも普及して欲しいものです。たとえば,アナウンサーやゲストの芸能人がやたらうるさくて見る気がしない 民放のバレーボール実況放送とかにね。テレビによる映画放送やコンサート中継や舞台中継にはアナウンサーによる実況放送なんか必要ないのと同じで,なんでテレビのスポーツ実況放送にアナウンサーが必要なのか,僕には理解できません。

 この副音声,ちょっと難点なのが,場内アナウンスの音量が小さくて聞こえにくいこと。この点はぜひ改善して欲しいところです。それと,個人的には,太鼓などの鳴り物の応援はやかましくて嫌いなので,この音だけでもデジタル技術で消して欲しいですね。

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2009年10月 3日 (土)

リオに決定!

 オリンピック開催都市を決定するIOC総会をテレビ中継で見るなんてことは,僕は過去には一度もなかったんですが,10月2日の総会は金曜日の深夜というベストのタイミングで,つい面白くて,テレビにかじりついてしまいました。そして,2016年夏季オリンピックの開催都市はリオデジャネイロに決定。シカゴを予想した僕の予想は大ハズレでした。

 候補地の4都市(東京・シカゴ・マドリード・リオデジャネイロ)のうち,いずれかの都市が過半数を獲得するまで,順次最下位の都市を外して投票を繰り返すという投票方式ですが,開催都市決定後に発表された各都市の得票を見ると,リオデジャネイロは,1回目=26票,2回目=46票,3回目=66票と,順調に増えているのに対して,マドリードは,1回目=28票,2回目=29票,3回目=32票と,ほとんど増えていないのが面白い。脱落した都市に投票した委員のほとんどが,その次の投票ではリオに投票したということでしょうか。そして東京は,1回目=22票,2回目=20票と,2回目の方が1回目より減っているのには笑えました。1回目に東京へ投票して東京が勝ち残ったにもかかわらず,2回目に別の都市へ投票する委員って,いったい何者なんでしょうねー。

 1回目と2回目の投票では,棄権と無効がそれぞれ1票ずつあったらしいですが,棄権はともかく,ボタンを押すだけの電子投票でどうやって「無効票」なんてあり得るのでしょう。手書きの投票だったら,白票を投じたり「バカ」と書いて投票したりしたら無効票になると思いますが,電子投票での無効票というのはほんと不思議です。制限時間内にボタンを押さなかったとか,2個のボタンを同時に押したとか?

 それはともかく,日本時間の午前0時10分頃に始まった投票はとんとん拍子に進み,0時30分には3回目の投票まで終了。さすがに電子投票は処理が早くて快適だと感じたものですが,0時半に全投票を終了してから開催都市の結果発表までは約1時間20分の待ち時間。結果は既に出ているので,何もじらさなくてもいいのにと思いました。

 関係者や一部の人だけが盛り上がっていた感のある東京に対して,リオでは,IOC総会当日は学校を休みにするほどの盛り上がりだったそうです。どうせ開催するなら,地元の多くの人が招致を望んでいる国・地域に開催してもらった方が絶対に効果があると思うので,リオが選ばれてほんと良かったと思いますよ。

 ということで,僕としては東京が落選してほっとした感がありますが,一番ほっとしているのは,国による財政支援を公言してしまった鳩山総理なのかも知れませんね。

 それにしても,日本の都市の中では世界的知名度がある東京ですら落選するぐらいの難関なので,今後しばらくは,日本国内で五輪招致に手を挙げる都市は出てこないような予感がします。

 過去の関連記事:開催都市予想(2009年10月1日)

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2009年10月 1日 (木)

開催都市予想

 2016年夏季オリンピックの開催都市は,明日(10月2日)コペンハーゲンで開かれるIOC総会で決定するそうです。候補地は東京・シカゴ・マドリード・リオデジャネイロの4都市。1次選考で脱落した都市と1次選考を通過した都市を比べると,通過した4都市は,いずれも世界的に著名な都市。オリンピック開催地は,結局はネームバリューで決まってしまうのかと勘ぐりたくなります。こういう選考経過を見ると,OsakaやNagoyaでは,将来にわたってオリンピック開催はないのかと思えます。日本で開催されるとしたら,東京と京都ぐらいしかないような気がします。

 それはともかく,2016年オリンピックの僕の開催都市予想は,ずばり「シカゴ」ですね。あくまでカンで根拠はありませんが,あまのじゃくの僕としては,あえて本命のリオデジャネイロを外してみました。それに,「東京だけは落選してほしい」という僕の願望も入れた上での予想です。時々東京へ出張に行ったり出張時に東京を通過したりする立場の僕としては,鉄道の混雑・道路の渋滞・ホテルの満室など,オリンピックによってこれ以上東京が混雑して欲しくないという思いの方が強いです。それと,もし東京が開催地に選ばれたりしたら,あの都知事がますます天狗になりそうで心配。その意味からも東京には落選して欲しいですね・・・う~~ん,やな性格。

 それと,東京は財政面での評価が高いと言われており,僕としてはその点も非常に不満です。日本政府による財政保証は,もともと麻生前総理が石原都知事に懇願されて,閣議決定を経ずに独断で決めたと言われています。東京オリンピック招致が民主党の政権公約でどうなっていたのかは知りませんが,麻生前総理が独断で決めた財政保証を引き継いで,コペンハーゲンで招致演説をするという鳩山総理も,なんだか許せません。日本の総理はそんなことしてる場合じゃないと思いますよ。皇太子まで動員しようとした都知事に対して,「五輪招致は政治色が強いため参加できない」と断わった宮内庁の方が,よほど立派に見えました。特にシカゴの場合は財政面でマイナス評価らしいので,オバマ大統領が招致演説をするアメリカでさえ,国家は財政的にバックアップしないということで,政府が安易に財政支援を公言するのは日本ぐらいってことなんでしょうか。

 それにしても,都議選の与党敗北を,自分の責任でなく国政与党のせいにしたり,東京オリンピックに対する世論支持率が低いのをマスコミのせいにしたりする都知事のことなので,もし鳩山総理がIOC総会に行かずに東京が落選したとしたら,都知事は落選の責任を民主党政権に押しつけるのは見え見え。そうは言わせないようにと,IOC総会への出席を決めた鳩山総理の方が一枚上手だったりするのかも知れませんね。

 過去の関連記事:
  2016年オリンピック(2008年6月8日)
  東京 VS シカゴ(2009年2月14日)

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2009年5月26日 (火)

ナゴヤドーム観戦記

 僕はプロ野球を見るのが好きですが,野球の試合を見ること以外に,各地のいろんな野球場を見るのも楽しみの一つです。特に,かつての狭くて汚い野球場と違って,1978年以降に作られたスタジアムというのはプロ野球の本来の規格を満足する広さと近代的な設備を持っていて,野球観戦も快適です。

 1978年オープンの横浜スタジアム以降に作られた比較的新しい野球場で,僕がこれまで訪れたのは,千葉マリンスタジアム・西武球場・東京ドーム・大阪ドーム・福岡ドーム(いずれも当時の名称)。このうち東京ドームは,オープン2日目の日本ハム主催ゲームを見に行った記憶があります。そして,まだ行ったことがなくて,いずれ行きたいと思っていたのが,札幌ドーム・スカイマークスタジアム(旧グリーンスタジアム神戸)・横浜スタジアム・マツダズームズームスタジアム広島(名前長すぎ!),そしてこのナゴヤドームでした。

 ということで,念願叶ってナゴヤドームへ行ってきました↓

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 この日の試合は,中日VS北海道日本ハムのセパ交流戦で,僕が座った座席は「内野パノラマA席」という,内野では最も価格が安い席で,パリーグファンの僕はもちろん三塁側。下の写真がこの座席からの眺めです。魚眼レンズを使ってスタジアム全体を撮ってみました↓

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 試合内容の詳細は省略して,結果は以下のとおり。投手戦の結果1対0でドラゴンズの勝利です↓

3019

 さて,話はそれますが,プロ野球の観戦中にファウルボールが目に当たってけがをし,0.3だった視力が回復せずに0.03まで落ちたとして,宮城県の男性が東北楽天チームに対して約4,400万円の損害賠償を求める訴えを起こしたというニュースが最近ありました。この事故は普通の観客席で起きたらしいですが,最近はブルペン脇やファウルゾーンにせり出して視界を遮る防護ネットのない席を作る球場が増えてきており,ファンには「臨場感が味わえる」と好評だそうです。ただ,スタンドに入るラーナー性のファウルボールというのは超危険。野球をやらない人間がボールを触ってみると鋼鉄の玉ように感じるぐらい,硬式球というのはあまりにも固く,こんなのが時速100キロ以上のスピードで飛んでくる場所で観戦するというのはホント恐ろしいものです。ということで,このような座席のある球場では,さまざまな安全対策が取られているらしい↓

Photo
  (asahi.comより転載)

 いやはや,野球観戦も命がけですね。でも,このような危険な席を選んで観戦するのも,自己責任ということでOKでしょう。このような席がなく,内野席すべてに防護ネットが張られて視界を遮っているスタジアムも多く,しかも,ネットで視界が遮られる前方の席ほど高額の入場料の設定になっているスタジアムが多いのには,すっきりしません。

 ちなみに,今回行ったナゴヤドームの座席配置と料金はこちら↓

http://dragons.jp/ticket/sales/seatchart.html

 つまり,内野席の料金は以下のとおりとなっています。
  内野S:5,800円(子ども 5,800円)
  内野A:4,800円(子ども 4,800円)
  内野B:3,800円(子ども 3,800円)
  パノラマA:2,500円(子ども(小中学生)はなんと500円!)

 で,僕が今回撮影した,それぞれの座席からの視界はこれ↓

3050
  (内野S)

3045
  (内野A)

2956
  (パノラマA)

 なお,内野B席の写真はありませんが,内野A席よりさらに外野寄りの部分になります。これらの写真を見てわかるように,ナゴヤドームの内野席の場合,高い料金の座席は前方の低い位置にあるため防護ネットが視界を遮り,安い料金の座席は後方の高い位置にあるため防護ネットが視界を遮らない という座席配置になっています。

 どの席がいいと感じるかはあくまで個人の好みですが,僕の場合は,前方よりも高い位置にある後方座席の方が球場全体を見渡せて,プレイヤー全員の動きがよく見えるので好きです。球場全体を見渡して観戦するのは,テレビ中継では味わえない醍醐味があります。そして何よりも,後方座席は防護ネットが視界を遮らないのがいいですね。

 ちなみに,カメラマン席は内野の最前列ですが,防護ネットの内側(グランド側)にあります↓

2974

 このカメラマン席なら迫力満点ですが,カメラのファインダーを覗いている時にファウルボールが飛んできても,カメラマンは瞬時によけることができるんでしょうか。ちょっと心配です。

 ということで,僕は内野の後方の安い席が大好きなんですが,すべての球場がこのような価格設定になっているわけではありません。調べたところ,バックネット裏を含む内野後方部の座席が内野席の最安値になっているスタジアムは以下のとおり。オススメです。
  札幌ドーム(北海道日本ハム)
  千葉マリンスタジアム(千葉ロッテ)
  ナゴヤドーム(中日)
  京セラドーム大阪(オリックス,阪神)
  スカイマークスタジアム(オリックス)
  マツダズームズームスタジアム広島(広島東洋)

 特に千葉マリンスタジアムは,万一雨が降ったときにしのげるのが,屋根のある内野2階席(最安値)なんです。料金の高い前方席は雨に濡れちゃうのにねー。

 なお,応援団による鳴り物入りの応援をどう感じるかは人それぞれだと思いますが,静かに観戦したい僕としては,応援団の鳴り物は騒音にしか聞こえないので,外野席には絶対行きません。もちろん,応援には人それぞれの楽しみ方があっていいので,応援団の存在を否定するわけではありませんが。

 ついでに,プロ野球で使用しているドーム球場のうち,唯一屋根が開閉する方式の福岡ドーム(ヤフードーム)について,開閉式のメリットが僕にはまったくわかりませんね。冷暖房完備のドーム内というのは一年中快適で,わざわざ多額の費用をかけて屋根を開放可能にするメリットはあるのでしょうか。また,福岡ドーム開業時に屋根の開閉を紹介するイベントを見たことがありますが,開放した状態でも全体の4分の1程度が空いたようにしか見えず,あまり開放感は感じられませんでしたよ。それに,開放中でもある程度の照明や空調は必要なので,省エネ効果がそれほどあるとも思えません。この屋根はいつも閉じているみたいですが,いったいどういう時に開放しているんでしょうか。

 ちなみに,1995年公開の「ガメラ 大怪獣空中決戦」という,ガメラとギャオスが戦う特撮映画で,ギャオスを捕えるのに開閉式の福岡ドームを利用するシーンがありました。このアイデアは秀逸だと思いますが,開閉式ドームにはこんな利用方法もあったんですね。納得です(笑)

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