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2015年7月10日 (金)

新幹線事故

 現在は実家の京都に滞在中です。
 さて,新幹線始発駅の東京駅を見ていると,折り返し列車は出発時刻のわずか10分前にホームに到着し,わずか5分間で車内清掃を済ませ,出発5分前に乗客を乗せ,定刻きっかりに発車します。1,000人以上の乗客を乗せて最短で3分間隔でダイヤ通りに発車する新幹線というのは,今さらながら優れたシステムだと痛感します。この新幹線にも,慢性的に遅れてダイヤ通りに発車することがない時代(1970年代後半だったか)があったというのが嘘のようです。

 こんな優れた新幹線でも,先日の火災事故のように,悪意ある行為に対しては防ぎようがないものです。もっとも,新幹線よりもむしろ,地下を走る地下鉄で同じことが起こったら,もっと悲惨な結果になっていたでしょう。でも,かつての地下鉄サリン事件に対して,再発を防ぐ具体的な対策は地下鉄では講じられていないと認識しています。ペットボトルなどに詰められたサリンが,地下鉄や新幹線の車内や駅構内でまかれる可能性は今でもあるわけで,こんなケースに対しては防ぎようがないのが現実。

 それにしても,車内で自殺した人の動機が「年金が少なくてやってられん!」みたいなことだったとか。これって僕にとっては「明日は我が身」であり,悲しすぎます。

 今回の新幹線事故を受けて,「新幹線でも手荷物チェックをすべき」みたいなことを言っている人がいますが,これはちょっとおかしい。新幹線に限らず,在来線でもバスでも,走行中に自爆行為をされた際の危険度は同じで,新幹線だけが特別ってことはないはず。そもそも乗り物に限らず,人が集まるところでの自爆行為に対するリスクは同じことでしょう。新幹線だけを特別扱いする必然性はないと思いますよ。

 「乗客全員の手荷物チェックは現実的に無理なので,サンプリングチェックで抑止効果を」みたいな意見もありますが,対象サンプルを人為的に選ぶのは問題がありそう。家族連れやスーツ姿のビジネスマンはスルーして,外国人とか,「いかにも危なそうな人」とか,僕のような「無職の遊び人」とかが狙い撃ちでサンプルに選ばれたりするんでしょうねー。

 いずれにしても,乗り物でも路上でもどんな場所でも,悪意ある人の自爆行為やテロ行為を防ぐのには限界があることを知るべきです。個人的には,海外での集団的自衛権の行使よりも,国内でのテロ行為を防ぐことの方がはるかに切実であり重要と考えています。なのに,安保法制の成立になんでそんなに躍起になるのか,僕にはまったく理解できません。おっと,この話を書くと長くなるので,また次の機会に。

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