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2014年1月 3日 (金)

高視聴率の謎

 みなさん,本年もよろしくお願いいたします。ブログは2回続けて堅めの話だったので,本日は,どうでもいいようなちょっと柔らかい話題を。

 この大晦日に放送された第64回NHK紅白歌合戦の視聴率が,関東地区で第1部(午後8時55分まで)が36.9%,第2部(午後9時以降)が44.5%で,両部ともに前回を上回り,第2部は6年連続で40%を超え,あのドラマ「半沢直樹」を上回って年間トップだったとか。(ビデオリサーチ発表)

 44.5%というのは驚異的な数字だと思うものの,僕はテレビの視聴率なんて古い時代の遺物と思っています。ネットや携帯や車載テレビなど,テレビ番組を見る形態は多様化しており,家庭用テレビで見る場合でも,リアルタイムで見たり録画してから見たりなど,人それぞれ。おまけにBS放送は対象外で視聴率調査の対象は地デジ番組のみ。家庭用テレビでリアルタイムで地デジを見ている人だけを対象とした視聴率調査結果は当然偏った地域と偏った年代層による集計結果であることが容易に推測でき,この数字に一喜一憂するのはほとんど意味ないし,視聴率の数字に関してはニュースに値するものではないと思います。

 受信料を支払っていない自分が言うのもなんですが,NHKには僕が好きな番組が多いものの嫌いな番組も多く,たとえば紅白歌合戦の終了後に放送される「ゆく年くる年」は大好きな番組の一つ。NHKスペシャルのようなドキュメンタリーものも大好きです。逆に紅白歌合戦は絶対に見ない(見たくない)番組の一つです。

 僕が紅白を見ない理由は,番組の目的が意味不明なこと。その年のヒット曲を集めたいのか,長年ヒット曲がない大御所の歌手の歌を披露したいのか,よくわかりません。そもそも,男女対向で争うというのがあまりにも時代錯誤。勝ち負けの判断基準もよくわからないし,結果が勝ったからどうってこともない。

 それにしても,紅白の裏番組となる民放各局の「やる気なさ」にはあきれます。まともに紅白に対抗しようとしているとはとても思えないような番組ばかりと感じます。それこそ,ドラマ「半沢直樹」のスペシャル版でも放送したら,紅白なんて軽く吹っ飛ぶかも知れないのに。つまり,裏番組のつまらなさによる消去法で紅白の高視聴率が達成できているのかなと思えます。その意味で,他局が本気を出した時の紅白の視聴率がどうなるのか,ちょっぴり興味がありますね。

 今回の紅白は,北島三郎さんの「最後の紅白」ということが話題になっていたようですが,これに意識的にぶつけたのか偶然なのかはわかりませんが,AKB48の大島優子さんが紅白の中で卒業発表したことに対して(事前にNHKの了解を取っていたらしいが),ネット上ではブーイングの嵐となっているみたいです。「北島三郎さんに失礼」「紅白の舞台を利用するのは許せない」「いったい何様?」みたいな。

 卒業発表といっても,単に「1年以内に辞める予定」と言っただけであり,別に驚くほどでもない話。このような話題に熱くなれるネットの世界って,ほんと面白いものです。(時間に余裕のある人が多いんでしょうか)

 僕のようなオヤジでも,AKBの歌はカラオケで何曲か歌えるし,一方,北島三郎さんの歌を僕はほとんど知らないし(知っているのは「函館の女」ぐらいか),そもそもカラオケでは演歌は歌いません。僕の場合,カラオケでは演歌よりもAKBの歌の方が確実に盛り上がります。僕にとっては,北島三郎さんよりもAKBの方が身近な音楽です。

 また,出す曲のほとんどがミリオンセラーになるAKBと,ヒット曲はないものの過去の実績と実力でコアなファンに支えられている北島三郎さんのようなベテラン歌手のどちらが音楽業界に貢献しているかは意見が分かれるところですが,僕の個人的意見としては,AKBの業界への貢献は絶大であり,この程度のことで北島三郎さんに失礼などとは全然思いません。

 いずれにしても,「その年のヒット歌手+ヒット曲のない大御所」という紅白の人選にはかなり無理があると思え,後進に道を譲るとして以降の紅白出場辞退を申し出た北島三郎さんは,オトナの対応をしているように感じます。さて,今年以降の紅白で北島三郎さんに続いて辞退宣言する大御所は出てくるのでしょうか。

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