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2012年9月25日 (火)

なんで?

 最近の政治は「なんで?」と感じる不思議な話題が多すぎます。

1.自民党総裁選
 明日決まる自民党新総裁は次期総理大臣になる確率が高いと言われているのと,結果の予想が難しいこともあり,民主党代表選よりも多少は注目したくなります。
 僕としては誰が当選してもいいですが,話している内容の中身が薄くて口下手な石原氏には総理大臣はまず務まらない(たぶん安部さんの二の舞になる)だろうと想像します。それにしても,安部さんの再登板というのは笑わせてくれます。(安部さんがやたら「リーダーシップ」を言うのにも笑えます)
 あの安部さんが総裁選に再度立候補すること自体が「なんで?」と思いますが,それはそれで本人の自由としても,前回の総理大臣辞任に対する反省と対策がきちんと説明されていないのは不思議です。安部さんが総理を辞任した理由は他でもない「健康上の問題」だったはずですが,健康上の問題が解消されたことをご本人はきちんと説明しているんでしょうか?(「健康は回復したので今後はもうお腹が痛くなることはありません」みたいに(笑))

2.オスプレイ
 オスプレイの墜落事故は人為的ミスであり機体の欠陥ではないとのことで,在日米軍への配備は問題ないとの結論ですが,たとえ機体に欠陥がなかったとしても,それだけでは安全性の説明には全然なっていません。事故原因が人為的ミスによるものだということなら,事故を起こしたパイロットのレベルが特別低かったとか,あるいは,日本に駐留する海兵隊のパイロットは特別優秀だとか,そういったことを説明(証明)しない限り日本の基地への配備が安全だという説明にはなりませんが,こういう話は全然聞かないし,米国の説明も日本政府の説明も,なんだかピントが外れまくっていると感じます。

3.総選挙
 過去の選挙結果を見ると,日本の有権者(特に保守系の政党に投票する人)は「新しいもの好き」「改革を掲げる政党が好み」そして「飽きっぽい」「我慢強くない」という傾向があるように感じます。何となく新しいことをやってくれそうな新政党ができるとこぞって投票し,すぐに飽きられて消えてしまうというケースが多いです。かつての新自由クラブや日本新党,そして,たとえ政権交代しても有権者が1年しか待ってくれずに1年後の参院選で大敗して政権維持に行き詰まった民主党みたいに。
 橋下大阪市長率いる「維新の会」が今注目されているようですが,過去の有権者の投票行動を考えると「1回きりの勝利」となってしまう可能性も極めて高いと感じます。

4.脱原発
 事故発生時のリスク,放射性物質の処理の問題,廃炉技術の未確立など,現時点では原発というのはいまだに「人間の手に負えないもの」だと言えるのではないでしょうか。言い換えれば,人類にとって「原発の実用化は100年早すぎた」とも言えます。この意味で,原発というのは,これらの諸問題を解決した上で50年後にこそ拡大すべき「未来の夢のエネルギー」なのかも知れません。
 「今すぐ脱原発」とか,「2030年に原発をゼロにする」とか,「2050年まで延ばす」とか,「原発の維持と拡大(経済界など)」とか,いろんな議論がされていますが,「今は運転を凍結した上で50年後までに諸問題を解決して真の実用化と拡大を目指す」みたいな主張をする人が全然いないのはホント不思議なものです。

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