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2012年7月15日 (日)

国籍変更

 もうすぐ夏季オリンピック開催ですが,選手の国籍変更が話題になっています。芸能人のマラソン選手がカンボジア国籍を取得したのに,結局は出場資格用件を満たさずオリンピックには出場できなかった話題や,2014年の冬季オリンピックに向けて,日本選手とフィギアのペアを組むためにカナダの女性選手が日本国籍を取得したいと表明したという話題など。また,今回オリンピックが開催される英国では,外国生まれの有力選手が英国代表になる「にわか英国人」が相次ぎ,問題になっていると報じられていました。

 そもそも,国籍変更ってそんなに簡単にできるものなんでしょうか。報道によると,日本国籍取得の場合は「5年以上日本に住所がある」などの条件が国籍法に定められていて,このルールによって過去に国籍変更が認められた例も多くあるそうです。また,「日本に特別の功労がある場合は国会の承認を得て許可」というルールもあるそうですが,前述のカナダ選手の場合はどちらにも該当しないため,日本国籍取得は難しいと言われています。

 僕は日本が大好きで,今の境遇に生れ育ったことに心から感謝しているので,「オリンピックに出場するためだけに国籍変更する」というのは僕の理解を超越していますが,それはまあ,人それぞれ考えがあってのことで,個人の自由であり,他人がとやかく言う問題ではないでしょう。

 それよりも何よりも,「団体競技やペアなどの出場選手はすべて同じ国籍でなければダメ」というオリンピックのルールがおかしすぎるし,今どき時代遅れだと思います(監督やコーチの国籍は「何でもあり」なのに)。五輪憲章に「オリンピックは選手間の競争であり国家間の競争ではない」と定められているにもかかわらず,オリンピックの国籍問題を批判することもなく,ひたすら日本国籍選手の試合ばかりを報道しているメディアには大いに不満です。

 東京都は2020年のオリンピック招致に向けて活動しているものの,国民(都民?)の支持が低いことが東京の弱点となっており,都知事はこの点に関して都民に不満をぶちまけているようですが,都知事がなんと言おうと,今の「国籍対決方式」を続ける限り,こんなオリンピック開催に巨額の税金を投じるのは納得できません。おっと,僕は東京都民じゃなかった。外野からすみませんでした。

 ということで,オリンピックの競技方式には何かと不満がありますが,こんなオリンピックでも,世界トップクラスの選手の試合を見ることができ,また,ふだんあまり見ることのできない珍しい競技を見ることができるなど,僕はオリンピックの試合を観戦することは大好きで,楽しみにしています。

 今回のロンドンオリンピックでは,配信された競技映像のうち,日本国内のテレビで放映されない部分については,NHKはじめ各局が動画をネットで無料配信してくれるそうです。マイナーな試合を観戦したい僕にとっては,これは超楽しみです。

 このネット動画には実況アナウンスや字幕などが一切ないとのことですが,競技場へ直接見に行った時のスポーツ観戦というのは解説も字幕もないわけで,これはこれで楽しめると期待しています。ていうか,テレビ放送の場合でも,僕は実況アナウンスや解説なんか要りません。現在NHK-BSで放送しているプロ野球中継では,第2音声は実況アナウンス抜きの場内音声のみとなっており,実際にスタジアムで観戦しているかのような雰囲気を味わうことができます。テレビのオリンピック中継も,ぜひこの方式を取り入れて欲しいものです。

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