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2010年9月26日 (日)

やっぱりおかしい

 5年に1度の国勢調査の調査票が我が家にやってきました。調査項目は以下のとおりですが,一見してほんと不愉快な調査項目です。今の時代に,実名でこんな調査を実施することが本当に許されるんでしょうか。国勢調査こそ「事業仕分け」の対象として欲しいものです。

 1. 氏名と男女の別
 2. 世帯主との続柄
 3. 出生年月
 4. 配偶者の有無
 5. 国籍
 6. 現在の場所に住んでいる期間
 7. 5年前に住んでいた場所
 8. 教育(卒業/就学中の学校の種別)
 9. 最近1週間の仕事の有無
 10.従業地(通学地)
 11.従業地(通学地)までの交通手段
 12.勤めか自営かの別
 13.勤め先の名称と事業内容
 14.本人の仕事の内容
 15.世帯について
  (1)世帯人数
  (2)住居の種類
  (3)住宅の建て方
  (4)住宅の床面積

 前回(2005年)の回収率は95.6%だったそうですが,国勢調査というのはどのみち回収率が100%にはなりっこないわけで,単に「サンプル数が極端に多いアンケート」という程度の価値しかないでしょう。なんのために実名調査をする必要があるのか,本当に疑問です。僕としては,無記名であればいくらでも調査には協力しますが,実名であれば一切協力したくないという気持ちが強いです。

 各調査項目について,説明書には「なぜ必要なのか」が逐一説明されていて,昔に比べるとその点は一歩前進していると言えます。ただ,「氏名がなぜ必要か」については,「氏名は,調査の漏れや重複を防ぐため,記入内容の確認にのみ用いるものです。データとして保存されることはありません」とあり,これだけでは実名の必要性がはっきり理解できません。また,「勤め先の名称がなぜ必要か」についても理由が書かれていましたが,僕には理解できませんでした。

 回収率が毎回低下する対策として,今回は郵送による回答が可能となり,また,東京都内ではインターネットによる回答も試行されるとか。調査票の配付と回収を行う調査員の方の苦労は大変なものだとは思いますが,そんなの最初から郵送による配付・回収とネット回答だけにすればいいのにと思います。調査員が戸別に調査票を配付して回収するというシステム自体が,もはや時代遅れと言えるでしょう。

 何百億円もの大金が投じられている国勢調査の結果がどれだけ役に立っているかは大いに疑問で,しかも,実名調査というのは本当に不愉快です。このため,今回は「回答拒否」で押し通そうかと思っていたんですが,今回の我が家の担当調査員は,なんと同じ町内で顔見知りの人。調査員の担当区域を,調査員の居住地から離れた地域ではなく近隣にするということ自体が,とても不愉快で卑劣なやり方だと思います。

 「回答拒否」によって顔見知りの調査員の方に余計な苦労をかけるのは僕の本意ではないので,やむなく今回は,氏名や会社名は一切記入せずに,それ以外はすべて正確に回答するように方針転換しました。もっとも,調査票のマークシートには世帯番号が特定できるようなコードが記入済みであり,たぶん世帯主名までは特定できてしまうのでしょう。でも,無記名で提出した場合に調査機関からどのような反応があるものなのか,ちょっと興味があります。

 過去の関連記事:
  国勢調査の年(2010年1月6日
  郵送で回収(2006年7月25日)
  国勢調査の疑問(2005年11月8日)

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2010年9月19日 (日)

エコドライブ

 エコカー補助金申請分が約74億円に上り,1台当たり5~25万円の補助金が9月7日申請分で突如打ち切られたとか。我が家は今のクルマをまだまだ乗り続けるつもりなので関係ありませんが,申請したにもかかわらず1日違いで補助金が支給されなかった方ってほんと気の毒ですよね。

 さて,「エコドライブ実体験セミナー」というのを受講してきました。休日に運転免許試験場のコースを利用して実際にクルマを運転し,エコドライブによる燃費向上を体感するというセミナーです。このセミナーによると,エコドライブ(燃費向上)のポイントは以下のとおり。

1.ゆっくり発進
 クルマは発進する時に最も多くの燃料を使います。少し緩やかに発進することにより(発進後の5秒間で20km/hが目安とか),大幅に燃費が改善されるそうです。

2.速度ムラのない運転
 車間距離に余裕を持って,前車のスピードに左右されない定速度運転を心がけましょう ということです。

3.エンジンブレーキの活用
 エンジンブレーキを使うと燃料カット機能が働くため,ニュートラル走行やアイドリング時よりも燃料消費が少なくて済むので,停止することがわかったら早めにアクセルオフしてエンジンブレーキを積極的に使いましょう ということです。昔のクルマと違って今のクルマはすべて電子制御燃料噴射で,「エンジン回転数が一定以上」「アクセルオフ」「ギヤがニュートラル以外」という条件で自動的に燃料カットされるそうです。これ常識みたいですが,恥ずかしながら,古い人間の僕は知りませんでした。

 以上3つが主なポイント。これ以外に「エアコンは内気循環にして効率アップ」「無用なアイドリングのストップ」「暖機運転は控えめに」「道路交通情報を活用して渋滞を回避」「タイヤの空気圧を適正に」「不要な荷物は積まない」「渋滞の要因となる違法駐車の禁止」「高速走行中は空気抵抗を下げるためにスピードを出しすぎない」などがエコドライブのポイントです。

 なお,5秒以上アイドリングする場合にはエンジンを停止した方が燃料の節約になるらしいですが,短時間のアイドリングストップはかえって問題になることも多いので,注意しましょう。たとえば下記のようなリスクがあります。
(1)停止中に追突されてもエアバッグが動作しない。
(2)坂道でのエンジン停止は危険。
(3)アイドリング停止中にブレーキを踏むとブレーキの利きが悪くなることがある。
(4)不慣れなアイドリング停止は,発進遅れ・誤操作につながる。
(5)バッテリーが弱ったクルマでの頻繁なアイドリング停止は危険。
(6)停止中はウィンカーやワイパーが動作しない。
(7)カーナビなどの電子機器が再起動し,起動時間がかかる場合がある。

 もっとも,アイドリング停止中の間は当然エアコンが動作しなくなるわけで,この暑い日本では,渋滞停止中にアイドリング停止するようなことはまず普及しないと思いますけどね。

 そして,このセミナーで実際に燃費を測定した結果,僕の場合,約27%の燃費改善という結果が出ました。でも,意識してエコ運転をするのって,とても疲れるし,そっちに注意が行きすぎると危険な気もします。無意識のうちにエコ運転ができるようになるといいですけどね。

 エコドライブは,燃料費が助かるとともに,同乗者にも優しい(おとなしい)運転になるというメリットがあります。そして何より,CO2排出量が減って地球に優しいというのが最大のメリット。仮に日本中の自家用車の燃費が10%向上した場合,その温室効果ガス削減量は,京都議定書で約束した削減目標の6分の1に相当するらしいですよ。でもまあ,究極のエコは,やはり極力クルマに乗らないことなんでしょうね。

 過去の関連記事:CO2排出量(2008年8月3日)

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2010年9月10日 (金)

そんなにやりたい?

 民主党代表選の街頭演説会が9日に札幌市であったそうです。自民党政権時代から感じていたことですが,平日の昼間に現職の総理大臣が党の街頭演説会をやることには違和感を覚えます。いったい総理大臣の公務はどうなっているんでしょうか? また,小沢氏のように大臣を兼務していない国会議員にしても,公職選挙法で認められている選挙活動に該当しない党首の選挙活動を平日に昼間にやっていいかというのは大いに疑問ですよ。

 それはともかく,これまでの記者会見や演説会などのニュースをちらっと見た感想ですが,菅氏の演説はさすがに威勢がいい。でも,威勢がいいだけで中身がイマイチという感想ですね。結局は菅氏が総理を続投することになっても,これまでと何も変わらないだろうなと感じます。

 一方の小沢氏ですが,小沢氏がこれだけペラペラしゃべるシーンはこれまでほとんど見たことがなかったので,正直びっくりです。それに,言っていることが比較的マトモで,なんとなく世の中を変えてくれそうな期待感はあります。ただ,普天間問題が解決できるかのような発言をしたのに,翌日記者に問いただされて「具体策はない」と答えるなど,あの鳩山政権時代のデシャヴ感が漂っているのがちょっと心配ですね。もっとも,大多数の国民の本音は普天間問題なんて重要政策ではないということのようですが。

 ということで,どっちもどっちかなという感想ですが,僕としては一度小沢氏にやってもらってお手並みを拝見したいという気持ちはあります。ただ,もし小沢氏が選ばれても,結局はカネの問題で野党やメディアにつぶされて短命に終わるような予感がします。小沢氏本人が言っているように,素人の検察審査会メンバーでなくプロの検察の判断で現実に訴追されていないので何ら問題ないというのは理にかなっていますが,どうもメディアは小沢氏にダークなイメージを植え付けたがっているように思えます。そして,もし小沢氏が選ばれて短命に終わったような場合,その後で菅氏はまたまた立候補してくるんでしょうね。たぶん。

 党代表や総理大臣に限らず,会社の社長にしても,スポーツチームの監督にしても,組織を統轄したり組織のメンバーを管理・指導したりするというのは,本当に大変な仕事だと思います。僕なんかには絶対できないし,やりたいとも思いません。でも,この代表選でわかるように,こういう立場に立ちたい! という人が必ず現れてくるもので,だからこそあらゆる組織が成り立つわけで,こういう「やりたい人」がいるというのは本当にありがたいものです。マジで尊敬します。

 かくいう僕も,仕事の上ではプロジェクト・マネージャのような立場に立つ(立たされる)機会が多いですが,プロジェクトをまとめるのって本当に大変です。できればやりたくないのが本音です。部門間の調整をしたり,人間関係の問題を解決したり,予算の心配をしたり,納期の心配をしたり,ほとんどそれに明け暮れています。カネの心配もなく期限の心配もなく,みんながマネージャの言うことに素直に従ってくれるという夢のようなプロジェクトなんて,絶対にありませんね。

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2010年9月 7日 (火)

冷房普及率

 これだけ暑い日が続くといい加減イヤになりますが,でもまあ,自宅はもちろん,会社へ行っても遊びに行っても,屋外を歩く時以外はどこへ行っても冷房完備で超快適。また,クルマに乗っても列車に乗っても,今は冷房完備が当たり前。快適な世の中になったものです。

 僕が子供の頃は,列車の車両に冷房なんてありませんでした。冷房車両といえば,特別料金の必要な国鉄(当時)や一部私鉄の特急車両のみ。国鉄の急行列車にさえ冷房がなかった時代なので,各駅停車を含むすべての車両が冷房完備になるなんて,当時の人間は絶対に想像できなかったと思いますよ。

 電車の冷房といえば,ちょっと気になるのが「弱冷房車」。薄着や冷え性の人が多い女性客などの要望により,JRや私鉄など多くの鉄道会社がこの「弱冷房車」を設けているようですが,超暑がりの僕にとってはむしろ「冷房車」が欲しいぐらいの勢い。たまたま運悪く弱冷房車に乗り合わせると,とても損した気持ちになります。それにしても,ホームの乗車位置に,弱冷房車であることをしっかり明示して欲しいものです。弱冷房車の乗車位置をきちんと明示していない鉄道会社が多すぎます。

 冷房といえば,2007年7月の文部科学省の調査によると,公立小中学校のエアコン設置率は,普通教室の約10%だったとか。一方,エアコンの設置が進む東京都の公立学校では,2009年5月現在,23区内を中心に小学校の57%と中学校の53%が普通教室に冷房が入っており,小学校の11%,中学校の13%では全館冷房が実現しているそうです。

 公立の学校にこれだけ冷房が普及しているというニュースに僕は驚きました。僕が子供の頃は,公立の小中学校には冷房はおろか扇風機すらなかったです。教室に冷房があるんだったら夏休みなんていらないじゃん! って思いますよ。

 僕が子供の頃の小学校の教室といえば,エアコンどころか照明すらなかったんですよ。教室に照明がないなんて,今の若い人には想像できないんではないでしょうか。教室の日当たりは今より良かったのかも知れませんが,それでも雨の日などは教室が真っ暗になることもありました。そして,給食に出るのはあの脱脂粉乳!(本題に関係ないけど)。給食が脱脂粉乳から普通の牛乳に切り替わった時,涙が出るほど牛乳が美味しかったのを思い出します。う~~ん,大変な時代でした。って,歳バレバレやん!(笑)

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