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2010年8月29日 (日)

民主党の「会談」

 菅直人代表と小沢一郎前幹事長との対決となりそうな民主党代表選の対応をめぐり,菅氏と鳩山由紀夫前代表が29日中に再度会談する(した?)と報じられていますが,同じ党内の幹部が会って話すだけなのに「会談」という表現には違和感を覚えます。そんなに改まらなくても,ちょっと会って話せばいいだけじゃん! って思います。「会談」って,党首が他党の党首と会う時とか,国のトップや大臣が他国の首脳や大臣などに会う時に使う言葉じゃなかったでしたっけ?

 党の幹部どうしが会って話すだけなのに,面会でも会合でもなく大々的に「会談」と報じられている時点でこの党は終わってしまっているような気がしますが,それはともかく,鳩山前代表が菅氏と小沢氏の調整役をやっている点にも違和感を覚えます。あの鳩山氏にそんな調整能力があるとは思えません。菅氏と小沢氏は,なんで鳩山氏を介さずに直接会って「会談」しないのか,不思議です。

 一般有権者には民主党代表を選ぶ権利がないわけで,どちらが選ばれるかは民主党員の良識とセンスにお任せするしかないわけですが,今回は実質的に総理大臣を選ぶ代表選となるため,これまでの民主党代表選と比べて断然面白いと感じます。そして代表選の結果は,党員・サポーター票は菅氏が勝利するものの,国会議員票は小沢氏が圧勝し,得票ポイントの重みの違いにより小沢氏が代表に就任することになるものと予測しています。

 カネがらみの問題で爆弾を抱えている小沢氏では政局を乗り切るのは厳しいでしょう。小沢氏は,公職でもなんでもない党の幹事長だった時でさえマスコミなどからあれだけバッシングを受けたわけで,総理大臣という立場になればとても持たないような気がします。もっとも,小沢氏には,自民党と連立して与党が衆参とも過半数を確保して乗り切るといった超裏技があるのかも知れませんね。それにしても,カネがらみの問題で小沢氏を道連れに代表を辞任したのに,今度は「恩返し」とか言って小沢氏を支持するという鳩山氏の言動は,僕にはなかなか理解できません。

 菅氏に比べて小沢氏の方が百戦錬磨で,政治家としての実力がありポリシーが明確なように見えますが,何しろ性格が暗いのが難点。健康面の不安もあると聞きます。あまり表舞台に出て来ず,必要最小限のことしか話さない性格の小沢氏が,総理大臣という国のトップになりたがるというのはすごいギャップで違和感を覚えます。物言わない政治家というのはちょっと不気味ですよね。

 ところで,菅氏が民主党代表に選ばれて総理大臣に就任したのはたった3ヶ月前。なのになんでまた9月に代表選をやり直す必要があるんでしょうか。前代表が任期途中で辞任したため,新代表はその残りの任期を引き継いでいるためということらしいですが,そもそも民主党のこのルール自体がおかしすぎます。そして,この点を突っ込むメディアが全然ないというのも,本当に不思議なものです。

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