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2010年7月29日 (木)

2人の死刑を執行

 28日に2人の死刑囚に対して死刑執行されたことが大きなニュースになっているようです。死刑執行は昨年9月の政権交代後初めてであり,死刑執行書に押印した千葉法相が,かつての死刑廃止議員連盟のメンバーだったことや,先日の参院選で落選したことや,自ら執行に立ち会ったことなどが話題になっているようですが,そんなに騒ぐほどの問題なんでしょうか。

 自民党の大島幹事長は「参院選で落選した千葉氏が執行を許可したのは違和感を覚える」と語り,公明党代表の山口氏も「千葉氏は法相の職にふさわしいかどうかという点で民意を得られなかった」「菅直人首相の任命責任が改めて問われる」などとコメントしていますが,これらの発言は相当外していると感じます。国会議員と大臣の仕事はまったく別であり,選挙の結果は国会議員に対するものであるという基本を知らないのでしょうか。また,法相が執行書に押印したのは参院議員としての任期が切れる前の7月24日などと言い訳(?)されていますが,それはどうでもいい問題でしょう。

 もし僕が何かの犯罪で裁かれて,仮に「懲役10年」か「死刑」を選べと聞かれたら,迷わずに死刑の方を選びます。それぐらい,死刑という刑罰を重いと感じるかどうかは人それぞれ。そんなわけで,僕自身は死刑制度に対して賛成でも反対でもありませんが,死刑が執行されるたびに死刑賛成とか反対とかが話題になるのも,なんだかヘンな話です。

 死刑制度があり,かつ現実に100人以上の確定死刑囚が存在しているわけで,法がある限りはいずれ刑が執行されるのは避けられません。法務大臣が刑の執行の最終判断を行うという今のシステム自体がヘンだとは思いますが,それはそれとして,法務大臣は法に従って処理しただけであり,何も問題ないと思いますよ。

 死刑問題に関する過去の関連記事:
  死刑執行(2005年12月12日)
  償いと死刑制度(2006年9月11日)
  年末に死刑執行(2006年12月31日)
  自動的に執行(2007年9月28日)
  死刑執行の公表(2007年12月12日)
  終身刑は必要?(2008年5月6日)

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コメント

死刑を待つ囚人が百人を越えたはニュースにあり

死刑を実行を一人一人やっているからややこしい(笑)
刑務所か拘置所に死刑囚を集めて

爆発してやらなくちゃ

生かすための衣食住は税金だよ

投稿: ちじょうずるし | 2010年7月29日 (木) 22時50分

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