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2010年6月29日 (火)

大相撲の賭博問題

 日本相撲協会は臨時理事会を開き,賭博問題を検証している特別調査委員会が名古屋場所開催の条件として勧告した力士15人の出場辞退や親方14人の謹慎などを受け入れた上で,名古屋場所を開催する方針を決めたとか。

 この問題が名古屋場所を開催するかしないかという議論にまで発展したのは,正直言って驚きです。暴力団がらみの高額の賭博行為はたしかに重大な犯罪ですが,あくまで相撲とは直接関係のない土俵外のプライベートな行為。罪を犯した個人を刑事事件として適正に処分すればいい問題であって,相撲協会が場所を開催するかどうかというのはまったく別問題ではないでしょうか。

 むしろ問題なのは,昔からくすぶっている大相撲の八百長問題。最近はこの問題は下火になっていますが,国民栄誉賞を受賞した千代の富士関の晩年が「八百長まみれ」だったと言われているように,大相撲の八百長問題は非常に根が深いと言えます。力士などの個人がプライベートで賭博行為をすること以上に,大相撲の取り組みそのものに八百長行為があることの方が,相撲協会にとってはよほど重大な問題であり,場所の開催どころか組織の解体に匹敵するぐらいの大問題だと思いますよ。

 名古屋場所を中継するかどうかについてNHKは検討中とのことですが,僕個人の考えとしては,大相撲偏重,プロ野球の中でも巨人戦偏重,高校生スポーツの中でも野球偏重など,僕が受信料を払っていない遠因とも言えるぐらい,NHKのスポーツ中継は偏りすぎていて許せないと感じています。この機会に,NHKの大相撲独占中継はぜひ見直して欲しいものだと思います。

 過去の関連記事:ヤラセと八百長問題(2007年1月24日)

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2010年6月27日 (日)

早くも運休

 4月16日に就航したばかりの茨城-神戸便(1日1往復)について,スカイマークは9月から運休すると突然発表。茨城空港を共用する航空自衛隊が7月に開催される航空祭のためにダイヤ変更を求めるなどしたため,スカイマークは茨城空港をダイヤ編成などの機敏な対応に不向きと判断したのが運休の理由らしいです。

 これに対して茨城県側は,「自衛隊の行事によって発着時間変更が行われることなく,民間機が計画的な運行ができるよう防衛省・自衛隊に働きかけている」とコメント。ただ,スカイマークの航空券前売り開始日は2ヶ月前なので,9月からの運休を覆すには6月中に決定が必要ということになり,時間的にはもう間に合わないでしょうね。

 僕は25日と27日に茨城-神戸便に乗ったんですが,スカイマークの機内誌(6月号)には,ちょうど茨城-神戸線をPRする記事の特集(下の写真)。今まさにPRしている路線を突然運休するなんて,撤退が早すぎます。

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 僕がこの便に乗った日は週末ということもあり,往復ともほぼ満席でした。乗客が少なくて採算が合わないといった理由ではなく,自衛隊の事情によって撤退を余儀なくされたというのは釈然としません。しかも,戦争が勃発したというならともかく,単に航空祭のためだというのは,何ともすっきりしません。

 僕が乗ったのはスカイマークが運休を発表した翌朝の便だったため,神戸空港に到着すると地元メディアが多数,さっそく取材に来ていました。僕も2局(関西テレビ,毎日放送)の記者に呼び止められてインタビューされたところ,夕方の地元ニュースにちらっと出ていたのでびっくり。もっとも,僕の話した内容はすべてカッとされていて,同行者のコメントだけが放映されていました。「自衛隊の事情で運休なんて許せない」みたいなことを言ったのでカットされてしまったのかも。

 茨城空港は,茨城の自宅から行く場合には羽田へ行くよりもずっと近いし,駐車場が無料なのでクルマで行くには超便利。関西方面へは新幹線よりも早く到着できるし,おまけに運賃も安いです。帰省する際にはこれからも時々利用しようと思っていたので,運休はとても残念です。

 ところで,茨城空港はボーディングブリッジもない簡素な設備の空港で,飛行機のそばを歩いて乗降することになります↓

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 こんな光景は離島のような地方空港でないと,なかなか見られませんよね。飛行機の間近を歩くのはけっこう好きだったので,今後この空港が利用できなくなるのは残念です。

 過去の関連記事:茨城空港(2010年3月19日)

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2010年6月24日 (木)

それでも過剰

 僕がよく仕事で利用する全日空国内線は,最近はコーヒーなどの飲み物サービスが有料化されていて,1杯注文すると300円が必要です。300円出してまで機内で飲みたいと思わないけど,そもそも僕はポケットに財布を入れないので,機内では小銭は手荷物収納ケースのカバンの中。物理的にも機内で有料サービスを受けることができません。

 それにしても,機内で飲み物を販売しているシーンを見ていると,客室乗務員はたった300円なのにいちいち端末を叩いてレシートを発行するため,すごく時間がかかり,なんだかすごく無駄なことにパワーをかけているような気がします。

 それはともかく,他の交通機関と比べると,いくらサービスを落としても,飛行機の機内サービスはまだまだ過剰だと思います。やっぱり,飲み物を有料化するよりも,客室乗務員の数を減らした方が,はるかにコスト削減効果があると思いますよ。

 ちなみに全日空の場合,飲み物の有料化だけでなく,機内の新聞はとっくに廃止されているし,ヘッドフォンも希望者にしか渡されません。そのうちトイレの使用も有料になるような時代が来るかも知れませんね。やれやれ。

 ところで,トイレといえば,先日ある空港で,こんな名前の多目的トイレを発見↓

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 そういえば,こんな名前の政党がありましたよね。なんだか笑えました。

 過去の関連記事:機内サービス(2010年2月16日)

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2010年6月 6日 (日)

生命という奇跡

 英国BBC制作によるネイチャー・ドキュメンタリー「Life 生命という奇跡」(全10話)が,WOWOWで5月から放送されています。制作費は約35億円といわれており,ハイビジョンの超鮮明な画像は圧巻。それに,いったいどうやって撮影したのかと思わせる貴重なシーンが満載です。

 下の画像は,「第4話 魚類 水の支配者」のトビウオが空を飛ぶシーン。美しいです。

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 人間と同じように,動物にも家族愛があったり仲間と団結したりなど,感心させられるシーンは多いですが,動物が生きているのは,結局は,食べることと敵から身を守ることと繁殖させること。これに尽きると言えます。下の画像は,「第5話 鳥類 翼を託された特権」に出てくる,クラークカイツブリという鳥の求愛シーンです。水面を立ち上がって走る姿は美しく,感動的です。

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 交尾をするために,オスが必死に求愛活動をしたり,多数のオスが1匹のメスを奪い合ったりするシーンが多く出てきますが,オスの僕としては,なんだか見ていて悲しくなります。ていうか,人間も動物の一種なんだと,あらためて気づかされますね。反面,食べることやエッチすること以外に多くの楽しみや生き甲斐がある人間というのは素晴らしい生き物だと,あらためて感じたりしますが。

 ところで,この番組は日本語吹き替え版ですが,ナレーションが直訳っぽくて文語調なのがイマイチと感じました。また,スローモーションのシーンなのに通常速度の効果音が流れるなど,多くの効果音が明らかに編集された合成音だったのがちょっと残念でしたが,それを差し引いても,一見の価値ある番組だと思います。ちなみに,すでに全10話のうち9話まで放送済みですが,6月7日から連日再放送されるみたいなので,興味ある方はお見逃しなく!

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