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2010年4月 1日 (木)

保育ママ

 1999年の男女雇用機会均等法改正により,性別を限定した職種で求人することが禁止されるようになったのに伴い,たとえば「スチュワーデス」「看護婦」「保健婦」「保母」は「客室乗務員」「看護師」「保健師」「保育士」のように呼ばれるようになってきました。当初は違和感あったこれらの呼称にも慣れてきて,最近は「保母」って言う人は ほぼ いなくなりましたよね(笑)

 女性しか資格取得できない助産婦に対してまで「助産師」に呼称が変更されているのは意味不明ですが,それにしても,看護師・看護士 とか 保健師・保健士 など,「師」が正しいのか「士」が正解なのか,何度見てもよくわかりません。パソコンの日本語変換でも両方出てくるし。

 さて,本日,NHKラジオのニュースを聞いていたら,「保育ママ」に関するニュースが流れていました。「保育ママ」というのは新語だと思いますが,男女雇用機会均等法により「看護婦」や「保母」が死語になりつつある今,「保育ママ」なんていう女性に限定した新語をNHKのようなメディアが公然と使うことに,すごく違和感を覚えました。現実に,世の中には男性の「保育ママ」も存在しているらしいのに。

 このニュースは,NHKのWebサイトを探したら見つかりました(原文どおり)↓

“保育ママ” 資格要件を緩和
 保育士などの資格を持つ人が自宅で子どもを預かる,いわゆる「保育ママ」の取り組みを広げようと,厚生労働省は,1日から,資格がない人でも必要な研修を受ければ「保育ママ」と認めるように要件を緩和することになりました。
 「保育ママ」は,待機児童を減らすことを目的に,保育士か看護師の資格を持っている人が小学校の入学前の子どもを自宅で預かる取り組みです。厚生労働省と地方自治体は,預かる子ども1人当たり月額5万2000円余りを保育ママに助成していますが,なり手が不足しており,今年度は全国で1100人余り,利用者も2500人余りにとどまっています。このため,厚生労働省は1日から,保育士や看護師の資格がない人でも,市町村が実施する保育の知識を学ぶ講義や22日間以上の現場実習など,必要な研修を受ければ保育ママと認めるように要件を緩和することになりました。保育ママについて,政府は平成26年度までに利用者数を現在の7.3倍となる1万9000人に増やすという目標を掲げていて,厚生労働省は「子育てを終えた主婦などにも保育ママになってもらい待機児童を少しでも減らしたい」と話しています。

 文章で見ると「保育ママ」には「 」が付いていて,これは俗称であってNHKは不本意ながらそう呼んでいるという意図が明らかですが,ラジオ放送を耳から聴いただけでは,この「 」付きのニュアンスがなかなか伝わってきませんよね。面白いものです。

 過去の関連記事:男女雇用機会均等法(2005年12月20日)

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