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2009年11月15日 (日)

携帯通話料の節約

 今では携帯電話は毎日の生活に欠かせないものとなっていますが,一般に携帯が普及し始めたのはほんの15年ぐらい前。それまでは,自動車電話や携帯電話を持っているのはほんの一部のお金持ちだけで,ほとんどの人は携帯がなくても不自由していなかったはずです。そこで,自分にとって携帯が本当に必要なものなのか,よーく考えてみました。

 まず,僕の場合は携帯を音声通話に使用することがほとんどありません。会社で仕事をしている時の通話はもちろん会社の固定電話を使うし,自宅から外部へかける時は,通話料の安い固定電話(IP電話)を使います。自宅にいる時に,仕事の用件などでたまに携帯にかかってくることがありますが,外出中に携帯にかかってくることはほとんどないので,音声通話に関しては僕には携帯は不要で,固定電話があれば十分です。

 僕の場合は,音声通話よりも,メールと電子マネーの利用機会がはるかに多いです。特に電子マネーなどのIC機能アプリは12個も登録してあって,よく利用するのはSuica・Edy・QuickPayなどの電子マネーと,ANA・JAL・ヨドバシカメラ・WonderGOO・GEOなどの会員証。僕は衛生面からなるべく小銭には触りたくないので,携帯の操作だけでいつでもどこでもチャージできる電子マネーは便利で助かります。特に,セブンイレブンなどで利用できるチャージ不要(ポストペイ方式)のQuickPayは,ほんと便利で手放せません。

 ということで,メールとIC機能がある携帯を手放すことはできませんが,家族が何人もいると携帯料金の負担が重くてけっこう大変。そこで,Auがパケット通信の月額定額料を390円に引き下げた「ダブル定額スーパーライト」を適用して,携帯料金をどこまで節約できるものなのか,試してみました。

 この「ダブル定額スーパーライト」は3,720パケットまでが390円の定額で,最大で4,410円で頭打ちとなるパケット定額サービス。これまでのパケット利用実績は,毎月最大の4,410円だったので,パケット利用を節約することによって最低額の390円にどこまで迫れるものなのか,10月の1ヶ月間トライしてみました。具体的に実践した内容は以下のとおり。

(1)Webの原則利用禁止
 これまでは携帯で頻繁にWebにアクセスしていましたが,必要不可欠というものではありません。パケット定額サービスに加入していたために「Webは大量にパケットを使用する」という意識が薄れて感覚がマヒしていたと言えます。ということで,Webは極力利用しないようにするとともに,うっかりアクセスしないようにパスワードロックをかけました。

(2)ニュースフラッシュの利用
 Auの場合には,朝日新聞社と提携した「EZニュースフラッシュ」というサービスがあり,これを使えばニュース速報程度の簡単なニュースは通信料無料で配信されるので,ニュースサイトにWebアクセスするのをやめました。

(3)電子マネーのチャージ回数削減
 電子マネーのチャージは,小分けせずになるべくまとめて実施するようにしました。

(4)ダイレクトメールの配信停止
 これまで携帯に来ていたメールの8割以上は不要なダイレクトメールだったので,片っ端から配信停止の設定をしました。

(5)メール添付ファイルの手動受信
 とんでもないデカいファイルがメールに添付されて来た時に備えて,添付ファイルは手動で受信するように設定変更しました。

(6)メール本文の手動受信
 ダイレクトメールを配信停止しても,どこからともなく不要なダイレクトメールが配信されてくることがあります。このため,メールはタイトルのみ自動受信し,本文は手動受信するように設定変更しました。

 昔の携帯を知らない人は,メールって勝手に送られてくるものと思っているかも知れませんが,電子メールのしくみというのは,郵便における私書箱のようなもので,受信する人が見たい時に見に行くもの。昔はPCのメールも携帯のメールも必ず手動操作で見に行くものでしたが,携帯メールに関しては,ある時から自動受信が普及し,今ではそれが当たり前になっています。

 でも,電子メールのしくみは今でも基本的に不変で,センターから携帯に「メールあり」のショートメールが自動で送られ,それを受けて携帯端末側からセンターに自動でメールを受信しに行くというしくみになっているはずです。このしくみの導入により,これまで手動受信だったメールが携帯端末に勝手に降ってきたかのように見えるようになりました。これは今でこそ当たり前のサービスですが,このサービスが始まった当時は画期的で感心したものです。このサービスにより,携帯メールの使い方が劇的に変化したと言えるでしょうね。

 メールのしくみ自体が「受信する人が見に行く」ということなので,メール受信時のパケット料金も受信者の負担です(もちろん,送信時には既に送信者も負担済みですが)。迷惑メールなどの不要なメールも含めてすべて受信者が料金を負担しなければならないものなので,メール本文や添付ファイルを手動受信に設定するのはある意味当然かも知れませんね。それと,メールの受信者がパケット定額サービスに加入しているかいないか,また,どのようなサービスに加入しているかは送信者にはわからないので,メールを送信する人は,非常識に大きいファイルを添付しないような配慮は当然必要でしょう。このあたりの感覚もマヒしているのではないでしょうか。

 ちなみに,日本では携帯の音声通話料は発信者が全額負担しますが,諸外国では発信者と受信者の双方が負担するケースが多いようですね。ていうか,日本のように受信者負担が不要な国は少数派らしいです。でも,用件のある方が電話をかけるわけなので,発信する方が全額負担するのは当然じゃん! と僕は思います。その意味でも,双方がパケット料金を負担するメールというのは,日本人的感覚にはちょっと馴染めないものです。

 さらに脱線しますが,電話が繋がった後で回線が切れて通話が途切れてしまった場合,一般にはかけた方がかけ直すのがマナーとされていますね。これは,「用件がある方がかけ直すのが当然」「かけ直す番号を確実に知っているのは今かけた方」という理由以外に,「通話料を負担するのはかけた方であり,かけ直す場合もそれは同じ」という理由もあるのでしょう。ところが,会社の固定電話などの場合は,回線が切れるのは,受信した方が保留したり転送したりする際にミスして切れてしまうケースが最も多いようです。このため,「かけた方に再度かけてもらうのは申し訳ない」という意識が働いて受信した方からかけ直したくなるものですよね。面白いものです。

 話が大きくそれましたが,本題に戻って,涙ぐましいパケット節約努力の結果,9月まで毎月7~8,000円かかっていた携帯料金は,10月には3,000円台前半に削減でき,約4,000円の節約を達成しました。もし家族4人が同じ節約を実施したら毎月約16,000円の節約。年間だと192,000円の節約になります。けっこう大きい額です。これからも当分携帯利用はケチケチ作戦で行きたいと思っています。

 過去の関連記事:利用明細のチェック(2009年9月13日)

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