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2009年10月26日 (月)

カンブリ

 カンブリ・・・寒中に捕れるブリのことで,油がのって美味しいらしいですが,京都でカンブリと言えば,老舗予備校の「関西文理学院」を指します。ホントです。そして,このカンブリが,生徒数の減少により来年3月に廃校となることが決まったそうです・・・って,これが全国版のWebニュースに出ていたことが僕には驚きでしたが。

 報道によると,関西文理学院は1951年に開校し,ピーク時の1967年に4,480人いた生徒は,少子化の影響で1995年に2,000人を割り,さらに大学数の増加によって予備校需要が減少し続け,今年度は約400人にまで落ち込んでいたそうです。これまでにカンブリで学んだ生徒は10万人を超えているそうですが,この僕もカンブリにお世話になった10万人のうちの一人なんです。

 今でこそ駿台予備校・代々木ゼミナール・河合塾などの大手予備校が全国展開していますが,僕が予備校へ通った当時は,京都では駿台京都校かカンブリぐらいしか選択肢がなかったような記憶があります。そして僕がカンブリを選んで入学した時,カンブリの事務長さんは「もし受験戦争がなくなるなら本望で,それによって我々が職を失っても一向に構いません」と挨拶されていたのが印象的でした。それからン十年経って,まさにそのとおりになってしまったということなんですね。たとえ予備校でも,自分の思い出の学校が無くなるというのは寂しいものです。

 そして,話は変わりますが,小学館が雑誌「小学五年生」と「小学六年生」の休刊を発表したというニュースもありました。この「小学○年生」シリーズは,僕にとっては懐かしい雑誌で,小学校6年間購読していたかははっきりしませんが,少なくとも低学年の頃は毎月欠かさず買っていた記憶があります。

 雑誌「小学○年生」は,なんと小学館が創業した1922年に創刊され,1973年に「五年生」が約63万部,「六年生」が約46万部まで伸びたものの,最近は6~7万部程度まで落ち込んでいたそうです。また,僕にとっては「小学○年生」以上に思い出深い,学習研究社の「学習」と「科学」も部数減に悩まされているとか。

 「学習」と「科学」は,1979年5月号の総計620万部をピークに,現在の部数は10分の1以下まで減っていて,「科学」は月刊を続けているものの,「学習」は春夏秋冬の季刊となっているらしい。う~~ん,そこまで低迷していたとは知りませんでした。原因は少子化や不況だけではなく,こういった学習雑誌に興味を示さない子どもが増えているということかも知れませんね。あの「科学」の付録に毎月ときめいていた小学生時代が懐かしいです。

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