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2009年10月10日 (土)

鉄人28号

 神戸市の震災復興のシンボルとして建立が進められていた「鉄人28号」の鋼鉄製巨大モニュメントが,神戸市長田区の若松公園で完成したそうです。総工費は約1億3,500万円とか↓

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  (asahi.comより転載)

 写真で見る限り,めちゃくちゃ大きいですね。圧巻です。この「鉄人28号」は,神戸市出身の漫画家・故横山光輝さんの作品で,1956年(昭和31年)に月刊誌「少年」で連載開始されたらしいです。そして,1963年(昭和38年)にテレビアニメとして放送されています。アニメ版のスポンサーはグリコ。

 アニメ版が放送される前の1959年(昭和34年)にはラジオドラマとして放送され,さらに1960年(昭和35年)には,実写版のテレビドラマとして放送されています。この実写版「鉄人28号」は,僕はリアルタイムで見た記憶は全然ありませんが,1994年にWOWOWの「懐かしのヒーロー特集」という番組で紹介され,VHSに録画していたものが残っていました。めっちゃショボくて笑えるテレビドラマなので,ちょっと紹介します。まずはこれがタイトル画面↓

Cap057

 この実写版のスポンサーは,グリコではなく日立製作所。ドラマの舞台は架空の町ですが,ロケ地は日立製作所発祥の茨城県日立市で,日立市が撮影に全面協力し,なんとホンモノの警察官がエキストラとして登場しているという,珍しい作品だそうです。これが,撮影に使われたホンモノの日立市警察署↓

Cap063

 そして,鉄人28号と戦うホンモノの警察官↓

Cap072

Cap071_2

Cap073

 上の写真が実写版の鉄人28号なんですが,なんともショボい,ただのブリキ人形です。しかも,神戸に作られた巨大モニュメントや原作漫画よりもはるかに小さい,等身大のロボット。中に人が入って撮影しているのは見え見えです。

 この鉄人28号は,次々と現れる犯罪者やロボットを倒して平和を守るために活躍するというストーリーですが,最初は「悪役」として登場します。「にっけんトランジスタ工場」に侵入して高性能トランジスタを奪う泥棒たちと,泥棒からトランジスタを奪う鉄人28号↓

Cap080

Cap082

 鉄人28号を操る悪人が,ロボットの真空管を「高性能トランジスタ」に変えて高性能化するために盗んだとか。それにしても,「トランジスタ」ってことばもすごくレトロですよね。

 ちなみに,なんで「28号」なのかというと,太平洋戦争当時の軍事命令により,軍隊ロボットを開発する計画があり,28番目で初めて開発に成功したロボットが「鉄人28号」だそうです。ちなみに,これが開発に失敗した26号の試作品↓

Cap089

 そして,27号の試作品。笑えます↓

Cap092

 「鉄人28号」が連載されていた雑誌「少年」も,この番組で披露されていました↓

Cap097

Cap100

 ということで,WOWOWの「懐かしのヒーロー特集」を録画したビデオは,今では宝物になっています。僕のお気に入りの「実写版・鉄腕アトム」という貴重な映像もあり,別の機会に紹介したいと思っています。

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コメント

初めて、このブログを知りました。実写の鉄腕アトムもあるなら、是非、画像をお願いします。昔、少年に実写のアトムの写真がよく載っていて、手塚治虫先生の後ろに立ち、左手を前方に出していた写真と、軍服を着て敬礼していた写真をよく覚えています。これらが見れたらベストです。難しいと思いますが。宜しくお願い致します。

投稿: | 2011年8月25日 (木) 20時16分

 コメントありがとうございます。
 偶然にも,実写版鉄腕アトムに関するブログを近いうちに書こうと思っていたところです。実写版鉄人28号は実際に見た記憶はありませんが,実写版アトムは子どもの時に見た記憶が鮮明に残っていて,すごく懐かしいです。可能な範囲で画像もアップしたいと思っています。

投稿: かば | 2011年8月26日 (金) 20時11分

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