利用明細のチェック
僕がメインで使っているクレジットカードの利用明細は,かなり前から郵送でなくWeb確認の設定にしています。そうなると,利用明細を確認するには積極的にネットにアクセスする必要があり,これが面倒なため,ほとんどがノーチェック状態。さらに,クレジット支払いとなっているネット利用料金や携帯電話利用料金などの明細もさらにネットで確認する必要あり,これらの明細に目を通すことはほとんどありません。
たまにはマジメにチェックしようと思って,Yahoo!BBのネット利用明細を確認したところ,なんと,実家のYahoo!BBに利用覚えのない「BBTV」の課金が。Yahoo!に問い合わせたところ,約2年半前に2ヶ月間無料キャンペーン案内が実家に電話できて,実家に下宿中の息子が承諾し,その後解約していなかったため利用継続していたことになっていたらしい。この「BBTV」は結局一度も利用していないのに,この間の課金合計は締めて約15万円。なんだか騙された気分です。
僕は,たまに高額商品を衝動買いしたり,美味しいものを食べて贅沢したりすることもあるし,株の売買でン十万円の損失を出すこともありますが,それはそれで自己責任であり納得しています。でも,こういう「カネをドブに捨てる行為」というのはめっちゃ悔しいです。ということで,利用明細はたまにはチェックしてみるのが必要だと痛感しました。
そして,携帯の利用料金。家族で携帯を何台も持っていると,その利用料金はけっこうバカにならないので,たまには明細をチェックして,ムダな出費がないか確認すべきですね。特に最近は,携帯各社は割安の料金プランをどんどん出しているので,自分の契約内容にムダがないか,こまめにチェックすべきでしょう。
たとえばauでは,月額390円の負担で指定通話先3件のauケータイへの通話が24時間無料になるサービスと,パケット通信の月額定額料を引き下げた「ダブル定額スーパーライト」という商品が最近発売されています。ちなみに,従来からあるauの「ダブル定額」の定額料(月額)は2,100円で0.0525円/パケットの従量制,「ダブル定額ライト」の定額料(月額)は1,050円で0.084円/パケットの従量制,新商品の「ダブル定額スーパーライト」の定額料(月額)は390円で0.105円/パケットの従量制であり,いずれも月毎の上限額は4,410円となっています。
一見すると,定額料390円の「ダブル定額スーパーライト」というのはとても魅力的ですが,この3つのプランをグラフで比較すると,下の絵のようになります(Excelで作ってみました)。
この絵のように,新商品の「ダブル定額スーパーライト」が最も割安となるのは10,000パケットまでで,「ダブル定額ライト」が最も割安となるのは25,000パケットまで。25,000パケット以上84,000パケットまでは「ダブル定額」が最安値です。
普通に毎日Webにアクセスしている人の場合は,おそらく毎月84,000パケット以上は利用していると思うので,どのプランでも同じでしょう。でも,パケット通信はメールぐらいしか利用しないという人にとっては,どの商品が最もトクなのか,めっちゃ悩みますね。auの利用明細に利用パケット数が明記されていないというのも超不親切です。というか,新商品の「ダブル定額スーパーライト」がトクになるのは,ごく限られた人だけではないでしょうか。ということで,本当にトクなのかどうかわからない新商品には騙されないように,十分注意したいものです。
過去の関連記事:携帯の料金体系(2008年10月4日)
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