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2009年8月30日 (日)

「おくりびと」見ました

 第81回米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞して話題となった映画「おくりびと」(監督:滝田洋二郎,出演:本木雅弘,広末涼子,山崎努 ほか)をやっと見ました。DVDがリリースされて以来,TSUTAYAの宅配レンタルを予約したのに何ヶ月もレンタルできなかったところ,ちょうどWOWOWの無料視聴をしていた期間に偶然放送されたため,録画して見ました。

 ちなみにTSUTAYAの宅配DVDレンタルは,新作がなかなか借りられなかったり,あんまり見る時間がなかったりして,現在は休会中。それに,BS/CSハイビジョンの方がDVDより画質もいいしね。ということで,「おくりびと」の感想を。【ネタバレあり注意!】

 この映画は,遺体を清めて棺に納める「納棺師」という職業にスポットを当てたもの。映画は,若い女性の遺体を拭いていたら,その遺体は実は男性だったことに気付くというシーンで始まります。コメディータッチの映画なのかと思わせますが,全体的にはシリアスな映画です。死後2週間経過した腐乱死体を扱うシーンはちょっとエグいですが,こういった遺体であっても誰かが必ず処理しなければならないわけで,いやはや大変な仕事です。

 この職業を,家族や知人に対していかに理解してもらうかというのが大きなテーマになっていますが,それにしても,本木雅弘さん演じる新人納棺師が,妻に本当の仕事内容を話せなかったり,それが妻にバレたら,妻が「マトモな仕事について!」とか「けがらわしい!」とか言って家を出たり,知人も遠ざかってしまうなど,この仕事をそこまで忌み嫌う描写には違和感を覚えました。

 医師・看護師・警察官・検死官や,葬儀社や火葬場に働く人など,世の中には遺体を扱わなければならない職業の人はいっぱいいるわけで,それぞれ立派な仕事だと思います。納棺師を極端に「けがらわしい」とする描写は,僕の感覚とはちょっと違うなと感じました。

 最終的には妻や知人に理解してもらえるわけですが,それがはっきり描写されるわけではありません。尻切れトンボの感じがしますが,妻に「夫は納棺師です!」と言わせる一言ですべてを表現するあたりは,うまいなあと感じました。

 ということで,そこそこ楽しめた映画ですが,アカデミー外国語映画賞を取ったからといって大騒ぎするほどの映画だとは,僕には思えませんでしたね。あと,遺体への化粧はともかく,本木雅弘さん自身のメークが,ちょっとケバかったのが気になりました。

 過去の関連記事:おくりびと(2009年2月25日)

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コメント

かばさん、私も「おくりびと」観ました!かばさんのように?クールに見ることができず、後半ぼろぼろ泣いておりました(汗)
私も、なんで納棺師がそこまで嫌われる対象となるのかよく理解ができなかったのですが、納棺師という仕事が表だって扱われることがないので、理解されづらい(分からないことは嫌われる傾向にある)ということの表れなのかなと理解してみました。
あと、モックンは確かにファンデーション(ドーラン?)が分厚いような気がしました(笑)

投稿: kate* | 2009年9月 3日 (木) 00時52分

 こんにちは。僕と同じ時期にご覧になったんですね。僕はこの映画では泣けなかったです。何かの賞を受賞した作品だと聞くと,ひねくれ者の僕は,どうしても厳しく見てしまうのかも。
 山崎努さんはさすがに好演だったと思いますが,「お葬式」の山崎努さんと,どうもダブってしようがなかったです。

投稿: かば | 2009年9月 3日 (木) 20時22分

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