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2009年7月17日 (金)

まずければ返金

 ハンバーガーチェーンの「ロッテリア」は,7月16日から「絶妙ハンバーガー」を販売。そして,もし客がこの商品を「おいしくない」と申し出たら,半分未満しか食べていない場合に限り,単品代金分の360円全額を返すキャンペーンを実施中とか。なお,このサービスが使えるのは1人1回までで,7月末まで実施中だそうです。

 「食べたのが半分未満」って,どうやって判断するんでしょうね。見た目で判断? 残った重量を計測? よくわかりません。また,「1人1回まで」って,どうやって正しく判断するんでしょうか・・・という突っ込みはともかく,このキャンペーンは,感覚的にすごく不愉快なサービスです。

 この不快感の理由を考えてみると,第一に,食べ物を残すことへの罪悪感でしょうか。返品した「半分以上」は当然捨てられてしまうわけで,やはりもったいない。出された食べ物はどんなものでも原則として残さないことをモットーにしている僕としては,少々まずくても,半分以上残して捨てるなんてありえません。そもそも自分で選んで購入した商品なので,よほどのことがない限り,きちんと食べるのがエチケットだと思いますよ。

 もっとも,まずいと感じたからといって,返金を申し出るにはそれなりの勇気が必要でしょう。また,重複申告防止のために返金した人の個人名を登録するのかと想像しますが,たかが360円を返金してもらうだけで,店に対して個人名(実名)を登録するというのも抵抗があるでしょう。ということで,現実には,返金を申し出る人は極めて少ないのではないかと想像します。

 このキャンペーンは,単に奇をてらっただけの企画に思えますが,おかげでこのようにマスコミがタダで報道してくれるわけで,宣伝効果は抜群でしょうね。この話題に釣られて「ほんとに美味しいのか,試しに食べてみよう」と思う人もいることでしょう。消費者をバカにしたようなキャンペーンだと思いますが,なかなか したたかな宣伝方法だと思いますよ。

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