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2009年7月 3日 (金)

皆既日食

 皆既日食が7月22日に日本国内で見られるそうです。国内で見られるのは1963年以来46年ぶりとか。といっても,今回皆既日食が見られるのは奄美大島北部・トカラ列島・屋久島・種子島南部など,ごく一部の地域で,それ以外の地域は部分日食です。詳細は国立天文台のホームページなどに出ています↓

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html

 日食が起こるしくみというのは,太陽と地球の間に入った月によって地球から見た太陽が隠される現象で,このうち太陽が完全に隠れてしまうのが皆既日食です↓

Photo
 (国立天文台のホームページより)

20010621_2
(2001年6月21日ザンビアの皆既日食(同上ホームページより))

 日食が起こるしくみは常識として,7月22日に地球上のどの地点で皆既日食が見られるかというのも,このホームページに出ています↓

Mapworld

 皆既日食というのは,地球上のある地点が月の影になるわけで,地球のはるか上空から皆既日食を見た場合には,下の写真のように地表に影が見えます。この写真は,1999年の日食時に,高度約300~400キロの軌道を回っていたロシアの宇宙ステーショが上空から撮影した写真だそうです。(asahi.comから転載)

Photo_2

 さて,今回わが関東地方で見られるのは部分日食ですが,22日はちょうど所用で仕事を休む予定のため,時間が合えば日食の観察ができるかなと思い,ネットで「日食メガネ」を探してみました。その結果Amazonで見つけたのがこれ↓

Dvd

 「日本皆既日食列島」という,今回の皆既日食を紹介したDVDで,日食メガネとガイドブックが付録について1,635円。日食メガネ単体だと1,500円程度なので,これはおトクかなと,思わず買ってしまいました。こちらが付録のメガネ↓

Photo_3

 なお,部分日食を見る場合には,このような専用メガネが必要で,肉眼はもちろん,サングラスや下敷きやフィルムの切れ端などで見るのは大変危険だそうです。そして,このDVDに収録されていた皆既日食の代表的シーンがこれ↓

060

 皆既日食シーン満載のDVDを期待していたんですが,期待とはちょっと違っていて,どちらかと言えば,7月22日に奄美などで見られる皆既日食のための案内用ビデオという位置づけでしょうか。ちょっと宣伝っぽい気もしたけど,それでも,皆既日食に魅せられた人の興奮したインタビューには感動します。皆既日食を見た人は,異口同音に「世界観・人生観が変わった」みたいなことを言います。

 皆既日食の映像を見ただけだと,太陽が隠れて真っ黒になって,ダイヤモンドリングが見えて,コロナやプロミネンスが見えて・・・ということですが,実際に皆既日食に遭遇した場合には,空が真っ暗になって星が輝くなど,地球全体の変化が体感できるみたいで,とにかく,部分日食と皆既日食は全然別物だそうです。

 う~~ん,やはり皆既日食を,いずれは絶対見てみたい!・・・とは言っても,奄美へ行けるわけないし,仮に大金出して行ったとしても,もし当日の天候が曇や雨だったらパーですよね。もし空が曇っていたら,皆既日食の瞬間は,単に「空が真っ暗になるだけ」ってことですから。

 ところが,今回の次に国内で皆既日食が見られるのは2035年9月2日で,なんと,まさに僕が今住んでいる所で見られるんです。この時に皆既日食が見られる地域は,石川・富山・長野・新潟・群馬・栃木・茨城など,北陸と北関東の一部で,時間も午前10時すぎという絶好の時間だそうです。

 その時には,皆既日食が見られるエリアには,いったいどれだけ人が集まってどんな騒ぎになるんでしょうね。今から想像しただけでワクワクします。それでも,大多数の人は居住地や仕事などの関係で見ることはできないわけで,この時に見ることができるのは,国内に住む人のごく一部だけ。たとえ皆既エリア内に住んでいる人であっても,陽の当たらない場所で働いている人とか,電車を運転中の人とか,見ることができない人はいっぱいいるでしょうね。気の毒です。

 2035年というと今から26年後。僕はいったい何歳? まだ生きてるの? それまでここに住んでるの? という気もしますが,もし生きていたら,仕事は引退して「自由の身」になっているのはほぼ間違いないので,今から超楽しみです。

 とにかく皆既日食というのは,驚異の「怪奇」現象だと思いますが,それにしても,何十年も先の皆既日食の場所と時間の詳細が今から特定できてしまうということの方が,科学オンチの僕にとっては驚異です。ほんと。

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