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2009年7月26日 (日)

なんにも変わらない?

 クイズ番組「パネルクイズ・アタック25」で,最後の1枚のパネルを取る時に児玉清さんが必ず言う定型文は「ラストコール!」なんですが,最後のパネルを取った時に,他のパネルの色が何も変わらないと,児玉さんが必ず言うセリフが「なんにも変わらない!」なんです。「このシーンでは必ずこう言う!」という期待を裏切らずに語ってくれる児玉さんのセリフは,何度見てもほんと笑えます。ただ,最近児玉さんの語りに変化があったのがちょっと気になるし,これまでは一切説明のなかった「パネルの取り方」のルール説明が始められるなど,番組のスタイルが最近多少変わってきたような気がしますね。

 それはともかく,今日は政治の話題。今度の総選挙では,民主党を中心にした政権への政権交代の可能性が報じられていますが,仮に民主党が政権を取っても,「なんにも変わらない」のではないかと思えるようになってきました。というのは,民主党が公表した衆院選マニフェスト2009年版政策集では,6月時点の原案にあった「インド洋で給油活動を行う海上自衛隊の撤収」を削除して期限内の派遣を容認し,また,日米地位協定見直しの表現も緩和したということが報じられていたからです。

 インド洋派遣に関しては,補給支援特措法成立時には反対していたにもかかわらず,民主党が政権についた後も期限内の派遣を容認することになるらしいですが,補給支援特措法の期限が切れる2010年1月まで容認して以後は延長しないというのならともかく,岡田幹事長は「もともと,何が何でも反対していたわけではない」などと,期限延長も認めるかのような発言。

 これに対して,マスコミは「政権交代が視野に入り,民主党は現実路線にかじを切った」みたいに報じていますが,もともと期間限定の法律であり,しかも1年半前には「テロ特措法」が期限切れになって撤収して何も問題がなかったのに,なんでインド洋での給油活動を続けることが「現実的」という評価になるのでしょう。僕には理解できません。財源を明らかにしないバラマキ政策よりも,インド洋から撤収して無駄遣いをやめてその財源を他に回すことの方が,僕にははるかに「現実的」だと思えますけどね。

 また,日米間の不平等制が極めて高い日米地位協定に対しては,沖縄住民などから見直しの声が高く,もし民主党が政権を取ったなら,日米安保を破棄せよとまでは言わないまでも,せめて日米地位協定の見直しぐらいはぜひやって欲しいと思っていたのに,トーンダウンしたのはとても残念です。

 ということで,民主党のこのニュースを聞いて,児玉さんのセリフ「なんにも変わらない!」を思い出しました。それとも,ひょっとしたら,選挙の結果は自公が過半数を確保して引き続き政権を担当し,「政権政党はなんにも変わらない!」なんていうオチになるのかも。

 過去の関連記事:パネルの取り方(2007年4月15日)

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