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2009年7月23日 (木)

素晴らしい!

 昨日は,日本で46年ぶりに皆既日食が見られる日でした。ちょうどこの時間帯は自宅にいる予定だったので,部分日食の写真でも撮影しようかと思っていたんですが,関東地方はあいにくの空模様。このため,テレビにかじりついて皆既日食の生中継を見ていました。

 最長時間の皆既日食が見られるという悪石島や,屋久島や奄美大島はいずれも悪天候で,30万円以上のツアー代を払って出かけた人はほんとお気の毒でした。片や,テレビ中継していた硫黄島は快晴で,小笠原沖の船上で見る皆既日食の映像も最高でした。なお,以下の写真は,いずれも「体感! 46年ぶりの皆既日食」というNHKの番組からの転載です。

 まずは,おなじみの皆既日食シーン↓

Ncap067

 そして,ダイヤモンドリング↓

Ncap072

 特に,高倍率の望遠レンズを使ってハイビジョン映像で見たプロミネンスは凄かったです。感動です↓

Ncap060_2

 カラーテレビすら普及していない46年前には,こんな映像が自宅のテレビで見られるなんて,夢のようだったでしょうね。技術の進歩は素晴らしいものです。

 そして,太平洋上の船から見た,皆既日食中の水平線の映像↓

Ncap078

 自分の周囲だけが真っ暗で星が輝いているのに,水平線の彼方は明るく,周囲の空は360度すべて夕焼けのように赤く染まって見えるらしいです。こんな映像はめったに見られないでしょうね。感激です。そして,皆既日食を見て拍手喝采して感動する人々の様子を見ただけでも,こちらまで感動してしまいます。2035年に北関東で見られる皆既日食は,絶対見たいです。「皆既日食を見た人は人生観が変わる」みたいなことがよく言われますが,まあ僕の場合は,まだ生きているかどうかがわからない26年後に人生観が変わっても,今さらもう遅い・・・ってことになりますが(笑)

 それにしても,皆既日食というのはほんと不思議な現象です。太陽は月の400倍もの大きさがあるのに,地球からの距離が月までの距離のちょうど400倍あるために,地球から見た太陽の大きさと月の大きさがぴったり同じになり,このために皆既日食時にコロナが見えたりダイヤモンドリングが見えたりするわけで,ほんと「偶然のいたずら」というか,できすぎです。

 また,地球の隣の惑星のうち,太陽に近い側の金星は「灼熱の地獄」で生物は住めないし,太陽から遠い側の火星は「極寒の地」でやはり生物は住めない。地球というのは,生物が住むのに適した絶妙の位置にあるということですね。

 そして,地球が太陽面に対して24時間かけて自転している点も絶妙。月と地球の関係と同じように,もし地球が常に同じ面を太陽に向けていたとしたら,地球上で生物が住める地域は限定されていたでしょう。

 そして何よりも,地軸が太陽面に対して23.5度傾いているのも絶妙です。もしこの傾きがなかったら,日本は1年中「春」ということになり,四季のない,なんとも味気ない1年間になるということです。

 ということで,いろんな意味で,宇宙における地球というのは絶妙のベストポジションにあるものだと,今さらながら感動しました。

 過去の関連記事:皆既日食(2009年7月3日)

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コメント

私もTV観戦組。実際に見たらどんなに感動するのだろうと思いながら、人間が生かしてもらっているという畏れのようなものを感じました。26年後のレポート待ってます!

投稿: rico | 2009年7月26日 (日) 14時59分

 26年後・・・う~~ん,生きてるかどうかわからないけど,なんとか生きて皆既日食を体感したいです。「レポート待ってます」と言わずに,2035年にはぜひ茨城へお越し下さい!

投稿: かば | 2009年7月26日 (日) 15時13分

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