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2009年5月 1日 (金)

巨大な蜘蛛

 横浜開港150周年の記念テーマイベント「開国博Y150」というのが開かれているそうです。このイベントで,高さ12メートルの機械仕掛けの巨大蜘蛛がフランスから来日しているとか↓

Photo
 (asahi.comより転載)

 横浜でのイベントなので,このイベント自体には興味なかったんですが,「巨大蜘蛛」と聞いて,子どもの頃にテレビで見た映画を突然思い出しました。タイトルもストーリーも全然覚えていませんが,大仏の体内に巨大な蜘蛛が棲んでいて,中に入った人間がその巨大蜘蛛と格闘するというシーン。そのシーンだけが強烈に印象に残っていて,どうしてもこの映画をもう一度見たくなりました。

 ネットで検索すると,映画のタイトルが簡単にわかりました。キーワードを入れるだけで何でも簡単に調べられるネットというのは,便利すぎて怖いぐらいです。で,この映画のタイトルは,1940年のイギリス映画「バグダッドの盗賊」なんです。大仏が出てきたのでてっきり日本映画だと思っていましたが,洋画だったんですね。なお,ネットで調べたところ,「バグダッドの盗賊」という名の映画は過去に4本あり(1920年,1940年,1961年,1978年),この1940年のイギリス版がけっこう評価が高いみたいです。ということで,さっそくDVDをレンタルして見ました。

 映画のストーリーは,ディズニー・アニメの「アラジン」(1992年)でもお馴染みの,ランプに閉じこめられた魔人ジニーが現われて3つの願いを叶えるという「アラビアン・ナイト」をベースにしたものです。せっかくなので,代表的なシーンをいくつか紹介します。

 まずは,魔人ジニーが現われるシーン。この映画のジニーはとにかく巨大。ジニーの左下に米粒のように見えるのが少年です↓

Cap028

 ディズニー版ジニーのキャラクターは優しくて人気者ですが,この映画のジニーはとっても怖いです。自分をランプから出してくれた少年を,踏みつぶそうとするんです↓

Cap030

 ところが,少年の機転で再びランプ(というか瓶)の中に閉じこめられてしまいます↓

Cap032

 ジニーは瓶から出して欲しいと懇願し,どんな願いでも3つ叶えるという約束をします。このあたりもディズニー版とは大違い。どちらが原作に近いんでしょうね。

Cap033

 で,結局,再び瓶から出してもらったジニーは少年にひれ伏して感謝感謝↓

Cap034

 そして,少年の願いを叶えるべく,少年の親友を探すために,「万物の目」があるという世界の頂上の寺へ行きます。その寺の大仏が下の写真。千手観音風の大仏です↓

Cap040

 この大仏の額に光っているのが「万物の目」。これを盗もうということです↓

Cap041

 それにしても,子どもの時にこの映画を見た記憶では「東大寺の大仏」でしたが,今回見ると全然違いました。ちなみに,東大寺の大仏はこれ(2008年12月撮影)。ちょっとピンボケですみません↓

119_2

 そして少年は大仏の中に侵入し,巨大な蜘蛛の巣をよじ登っていきます↓

Cap045

 そこへ現われた巨大蜘蛛との格闘シーン。子どもの頃に見て強烈に印象に残っていたシーンがこれなんです↓

Cap054

 そして,巨大蜘蛛をやっつけ,大仏の口から外へ脱出します。口ではなく眼から出てきたというのが僕の記憶でしたが,それはまあいいでしょう。

Cap055

 そして,無事に「万物の目」をゲットし,親友を探しに行きます。

Cap056

 子どもの時にこの映画を見てからは,大仏の体内は空洞になっていて巨大蜘蛛のような生物が棲んでいるこわ~い場所なんだと,子供心に思ったものです。実際に大仏の中というのはどうなっているんでしょうね。興味あります。

 それにしても,1940年にこんな特撮映画がイギリスで作られていたというのは驚きです。しかもカラー映画。当時の日本は太平洋戦争突入直前の時期なので,こんな娯楽映画を見ることは叶わない時代だったんでしょうね。

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コメント

ということは、かばさんは大仏の中に入ったことがないんですね……勝った^^。

鎌倉の大仏さんは入れますよ、私は子どもと一緒に二回入ったけど昔のことで記憶も薄れました。
入るといっても入り口付近(背中)から見上げるって感じで、昔の落書き(?)を遠くから見てあれこれ話したりしました。

がらんどうなのがちょっと意外でした、まあ、高い金属を溶かして作るんだから、薄くするのは当たり前ですね。
この映画の描写通りじゃないかな。面白そうな映画ですね。

投稿: dashi | 2009年5月 2日 (土) 15時00分

 鎌倉の大仏は僕も2回ぐらい行きましたが,夏で中は超暑そうだったので,入らなかったです(笑)
 鎌倉大仏の中に入れることは知っていたけど,東大寺の大仏の中はどうなっているんでしょうねー。興味あります。
 この映画,当時としてはよくできた映画だとは思いますが,さらに7年前のアメリカ映画「キング・コング」の特撮の方が凄かったですね。1933年版「キング・コング」は特撮映画の最高傑作だと思います。

投稿: かば | 2009年5月 2日 (土) 15時32分

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