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2009年4月25日 (土)

ニュースの価値

 SMAPの草なぎ剛さんが酔っぱらって逮捕されたニュースは,NHKをはじめとするテレビや全国紙が大々的に取り上げていますが,それほどニュース価値がある事件なんでしょうか。あまりに騒がれすぎて,なんだか本人や関係者が気の毒にさえ思えます。

 本人が全裸だったために逮捕容疑は「公然わいせつ」となりましたが,白昼に公衆の前で露出したわけではなく,人のいない深夜ということで,わいせつ性は極めて低かったと想像します。むしろ,酔っぱらって深夜の公園で騒いで近隣に迷惑をかけたという点で,「軽犯罪法違反」などが妥当でしょう。また,連行しようとした警察官に抵抗したという点で,警察お得意の「公務執行妨害」というのもアリだったでしょう。その意味で,ニュースとして極めてインパクトの大きい「公然わいせつ」で逮捕されたというのは,本人にとって「ついてなかった」と言えるかも知れませんね。

軽犯罪法第1条第14項:
 
公務員の制止をきかずに,人声,楽器,ラジオなどの音を異常に大きく出して静穏を害し近隣に迷惑をかけた場合

 深夜に騒いだ酔っぱらいが逮捕されたということであれば,本来であればニュース価値はゼロでしょう。このニュースを聞いて,そもそも「ニュース価値」って,いったい何だろうなと考えさせられました。

 どうでもいい事件なのに「ニュース価値あり」として扱われるケースの一つは,罪を犯した人の「意外性」でしょうか。よく言われる「犬が人を噛んでもニュースにならないが,人が犬を噛んだらニュースになる」というやつですね。今回の場合,犯したのが草なぎ剛さんでなく,同じSMAPでも中居正広さんだったらニュースにならなかった・・・みたいな(笑) あ,あくまで「たとえ」ですので,誤解ないようにお願いします。

 微罪なのに「ニュース性あり」と扱われるもう一つのケースは,やはり,有名人や公務員や有名大企業社員が犯した場合でしょう。公務員の中でも,特に政治家・教員・警察官・裁判官・自衛官などの場合には「法律を厳格に守るべき人」というイメージがあるからか,ちょっとした事件でも大々的に報道される傾向にありますね。その意味では大変な職業だと思います。

 ということで,今回の草なぎ剛さんの件は,聞く方が恥ずかしくなるようなニュースで不愉快ではありますが,僕としては「放っておけばいいじゃん!」という感想です。また,鳩山総務相は「国民に負担をかけてアナログを停波するためのキャラクターに選んだ人が,公然わいせつなどというのはみっともない!」と激怒し,地デジ推進のCM中止やポスター撤去を決めたとか。でも,多額の税金をかけて作ったCMやポスターなんだし,そこまでやらなくてもいいのではないでしょうか。地デジ推進キャラクターがいったいなんぼのもんやねん! って僕は思いますが。

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