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2009年4月 4日 (土)

どうなる弾道ミサイル

 北朝鮮の弾道ミサイルの話題は,ほんと笑わせてくれますねー。

 3月30日には,弾道ミサイル対策として配備中の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)部隊の発射機を載せた大型特殊車両が,道を間違えて秋田市の野球場入り口にある照明灯の土台ブロックと接触し,ブロックに挟まったまま抜け出せなくなり,約3時間半立ち往生したというニュースがありました。高性能の捜索・探知・追跡機能を備えた最新鋭の迎撃装置を運搬するのに道に迷ったなんてケッサクですね。車両に最新鋭のカーナビぐらい装備しておけよって思います。

 そして本日は,ミサイル発射の誤報が2回出たというニュースで騒いでますね。首相官邸連絡室は「このような誤情報を出したことは誠に遺憾」とのコメント。ほんと,いかんですねー。このニュースを見て,これまでマトモに機能したことのない緊急地震速報の誤報のニュースを思い出しました。先日のブログで,僕は「迎撃できないんじゃないか」と書きましたが,とんでもない,それ以前に,ミサイル発射自体が正しく探知できない可能性があるってことなんですね。

 そもそも,ミサイル迎撃に備えた今回の配備というのは,北朝鮮がミサイル発射に失敗して弾頭が日本国内に墜落してきた場合に,それを撃ち落とすためのものであり,日本国内に落下する可能性の最も高い,ロケットから切り離された落下物を破壊するためのものではないということです。つまり,迎撃措置が必要となる確率は極めて低いということでしょう。そして,万一迎撃措置が必要となっても迎撃できる確率が低そうだし,そもそもミサイル発射が正しく探知できる確率も低いということが今回明るみに出たわけで,カネと時間をかけて大騒ぎして,いったい何のために何をやってるのかという気がします。この際,何もせずに放っておいてもいいんじゃないかとさえ思えてきました。

 ということで,先日のブログの「迎撃できない」という僕の予想は訂正し,「ミサイル発射を誤探知し,ミサイルではない別の目標を誤迎撃し,かつその目標の迎撃に失敗して,めでたしめでたし」なんていうオチを予測しました。

 過去の関連記事:
  地震の話題(2008年5月17日)
  破壊措置命令(2009年3月28日)

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