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2009年3月29日 (日)

わかりにくい高速料金

 景気対策,じゃなくって,ETC普及対策として,2年間限定の高速料金の大幅値下げが28日から始まりました。ETC車載器は超品薄状態らしいですが,もし民主党が政権を取ったら高速道路は無料になるらしいので,そうなるとETC車載器はまったく無用の長物になるでしょう。今ETCをつけていない人がこれからつけるべきかどうか,けっこう悩むかも知れませんね。

 1年前にガソリン暫定税率廃止が話題になった際,政府は「環境対策に逆行するため,クルマの交通量増加に繋がる暫定税率廃止なんて,もってのほか」と言っていたのに,今度は高速道路の交通量増加につながる高速料金大幅値下げという政策は一貫性がなく,なかなか理解に苦しみます。また,割引対象がなんでETC搭載車だけなのか,また,割引がなんで休日だけなのかなども僕には理解できません。そして,2年後に割引を廃止する時にどんな混乱が生じるかというのも,超心配なところです。

 それはともかく,高速料金値下げのうち,「地方高速道路はどこまで行っても1,000円!」というのが一番の目玉でしょう。そうなると僕の場合は,茨城から関西まで帰省で高速を利用する際,どの範囲がどれだけの割引対象なのか,もっとも気になるところです。ところが,「大都市近郊は1,000円均一の対象外」とされている「大都市近郊」というのがどの範囲なのか,情報が不十分で超わかりづらいです。

 そして,ネットでやっと見つけた地図が,これ↓
http://www.driveplaza.com/etc/holiday_daytime_discount/map.html

 なるほど,常磐道の場合は谷田部から東京寄りが,東北道の場合は加須から東京寄りが「大都市近郊」ということなんですね。それにしても,奇々怪々な料金体系です。そして,この地図は東日本エリアのみ。いつの間にか旧日本道路公団は東日本・中日本・西日本の3社に分割民営化されていたらしく,近畿エリアの同様の地図を探したけれど,簡単には見つからず,結局あきらめました。ネットを5分間探しても見つからないような情報は,それ以上探す気が起こりません。

 分割民営化するのは大いにけっこうですが,利用者が見たい全国の情報が簡単に見つからなくなったというのは,ほんと腹立たしいものです。

 過去の関連記事:高速道路値下げ(2009年1月28日)

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2009年3月28日 (土)

破壊措置命令

 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」とみられる機体の発射準備を進めていることを受け,政府は27日に「安全保障会議」を開き,自衛隊法に基づく「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令することを決定し,これを受けて防衛相は自衛隊に対して破壊措置命令を発令。これにより,迎撃用の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載済のイージス艦2隻を日本海に,別のイージス艦1隻を太平洋に配備。また,迎撃用の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を,首都圏とミサイルが上空を通過するとみられる東北地方の計5カ所に配備するとか。

 北朝鮮が「人工衛星」だと言っているのに,なんで他国がミサイルだと決めつけているのか,理由はイマイチはっきりわかりませんが,ミサイルというのはたぶん本当なんでしょう。でも,この「ミサイル」がもし日本の領空を通過した場合,本当に迎撃できるんでしょうか。

 たとえば28日の朝日新聞によると,海上自衛隊の過去2回のSM3試験では1回失敗。米海軍の場合はこの6年間に15回試験して12回成功。PAC3も試験を重ねていて成功しており,両者の組合わせで迎撃率は8割以上らしい。ただし,これらの試験はあらかじめ発射時刻がわかっていたり試験規模も小さかったりして,鵜呑みにはできないとか。また,SM3で迎撃できるミサイルの最高速度は約500km/hで,最高速度が600~1,000km/hに達するとされるテポドン2は迎撃できないとのことで,なんとも心もとないです。というか,自衛隊の迎撃のレベルがこの程度というのには驚きです。

 実際の戦争ならともかく,事前に発射時刻がわかっている訓練では100%迎撃できないと話になりません。自衛隊の任務というのは他国からの攻撃に対して防衛すること。巨額の防衛費を使いながら,自衛隊はいったい今まで何を整備してきたのかと,腹立たしくなります。防衛費の使い方を間違っているとしか思えません。他国からのミサイルの迎撃すらまともにできないような自衛隊なんか不要だと思いますよ。

 ということで,今回万一迎撃が必要になったとしても,僕の予想では,たぶん迎撃できないと思いますね。あ,もっとも,先日のブログでWBCの結果予想を大きく外した僕の予想なので,この予想の的中確率は,ミサイルの迎撃確率よりも低いかも知れませんが。

 それにしても,今回の場合,「ミサイル」発射が事前に予告されていて,それに基づいた破壊措置命令の発令と迎撃の準備ということなので,言ってみれば「訓練」と極めて酷似したケースですよね。本来の戦争というのは,どこかの国が,予告無しにいきなりミサイルを発射してくる可能性があり,それから数分以内に迎撃する必要があるでしょう。今回のケースのように,北朝鮮の発表に基づいて破壊措置命令を発令し,それから必要な装備を各地に配備するなんて,なんだかのんびりしすぎです。

 イザという時には,いちいち「安全保障会議」の決定を待ったり,破壊措置命令を待ったりする余裕なんかないはずです。迎撃確率もさることながら,命令が出るまでに時間がかかるシステムになっているというのは,超心配ですね。

 過去の関連記事:
  防衛施設庁の「談合」(2006年2月3日)
  ミサイル発射(2006年7月6日)
  復活ゴジラ(2009年1月25日)

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2009年3月22日 (日)

漫画の登場人物

 WBC(World Baseball Classic)はいよいよ大詰め。本日行われた準決勝第1試合は,韓国チームが勝って決勝進出を決めました。今大会の韓国チームというのは,肝心の時には必ず勝ち,勝っても負けてもあまり影響ない試合でのみ負けているような印象があります。先日の日韓戦の場合,日本チームに負けたために準決勝の対戦相手がベネズエラとなり,その準決勝で勝ったので,結果的には先日の日本チームに負けたのが正解だったと言えます(あくまで結果論です)。

 先日の日韓戦の場合,「日韓戦で勝って準決勝でアメリカと対戦するのか,日韓戦で負けて準決勝でベネズエラと対戦するのか,どっちが有利か?」というのに興味あったのに,テレビを見る限りそういう解説する人は皆無で,異口同音に「勝って万歳!」みたいな報道。なんとなくすっきりしません。

 ということで,明日以降の試合は「準決勝第2試合はアメリカが日本に勝ち,決勝戦で韓国がアメリカを破って韓国チームが優勝!」と,大胆に予想しました。特別な根拠はありません。あくまでカンです。

 さて,どーでもいい話題かも知れませんが,同じく野球関連の話題で,水島新司氏作の漫画「あぶさん」の主人公で,福岡ソフトバンクホークスの景浦安武選手が今季で現役を引退するという話題がありました。この漫画,僕は見たことがないんですが,実際のプロ野球と同期して物語がリアルタイムで進行するという,珍しい作品だそうです。このため,この景浦選手の「実年齢」はなんと62歳だとか。そうなると,そろそろ引退させるしかないってことでしょうね。それにしても,この「あぶさん」にしても「ドカベン」にしても,水島新司さんの漫画というのは,南海ホークス(当時)を舞台にしたというところが渋くてナイスです。

 この「あぶさん」とは異なり,長寿漫画の世界では,何年経っても歳を取らない設定のものが多いですね。若い人はいつまでも若く,かわいい子供は永遠にかわいく描けるので,漫画やアニメというのは便利なものです。

 長寿漫画の代表作「サザエさん」の場合,サザエさんは1922年生まれという設定になっているので,今の実年齢は86歳ということになります。カツオは70歳,ワカメは66歳,マスオさんは91歳です。そして,磯野波平・フネの夫婦はなんと113歳と107歳。ここまで長寿だとちょっと怖いです。唯一戦後生まれのタラちゃんでさえ62歳の年金生活者です。

 「サザエさん」は登場人物の生まれた年が公表されていますが,公表されていない漫画の場合は,作品が発表された時点の年齢から推測するしかないですね。たとえば,「ドラえもん」の のび太 は49歳ぐらい,僕の大好きな ちびまる子ちゃんは31歳ぐらいになります。僕にとっては,まる子ちゃんは実年齢でも十分若い!

 ちなみに,長寿漫画で話題の「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の登場人物の場合,1976年の連載開始時から1982年までの6年間はリアルタイムで加齢していたものの,それでは無理があると判断したのか,1982年以降は歳をとっていないらしいです(Wikiより)。そういう例もあるんですね。1982年時点の両津勘吉(両さん)は39歳だったらしいので,今だと65歳ってことになります。

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2009年3月20日 (金)

自転車の交通ルール

 クルマを運転していると,交通ルールを守らない自転車に悩ませられることが多いです。特に僕がいちばん怖いのは,自転車の右側通行。歩道が自転車通行可になっていない道路では,自転車は車道の左側を走るのがルール。この基本ルールすら知らない人が多いようです。

 たとえば,クルマがぎりぎりすれ違えるぐらいの道路の場合,もし自転車が車道の左側をきちんと走っていたら,クルマが自転車を追い越す際,徐行しながら対向車が来ないタイミングを見計らって追い越すことができます↓

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 ところが,もし対向車がある時に反対側から右側通行の自転車がやってきたような場合,避けるのはほぼ不可能。急ブレーキをかけて停止するか自転車と正面衝突するしかありません。車道を右側通行する自転車というのは,昨日の記事に書いた「高速道路を逆走するクルマ」と同じぐらい,超危険な存在です↓

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 車道の右側を走る自転車が迷惑なもう一つのケースは,クルマが右折する場合。左折時の左後方の自転車は確認が容易ですが,右折時の右後方からの自転車というのは死角になりやすい。ていうか,そもそも右後方から車両が来ることは交通ルール上ありえないので,ドライバーは見落としがちです↓

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 右折する際は,僕は右後方からの自転車に気をつけるようにしていますが,交通ルールを守らない相手のために注意を払うなんて,なんとなく理不尽と感じます。僕が毎朝出勤する時,このように国道の右側を失踪している自転車をいつも見かけます。いかにも道路交通法を知らなさそうな子どもやお年寄りならまだ許せますが,いつも見かけるのはクルマの運転免許ぐらいは持っていそうな若い人なので,ほんとむかつきます。

 ちなみに,路側帯を自転車が走れるかどうかについては,下の絵のように,白線1本と白線と点線の路側帯は自転車通行可で,白線2本の路側帯は自転車通行不可です。教習所では必ず教わるルールですが,運転免許を持たない子供などは,このルールを知っているのでしょうか。気になります。

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 なお,自転車通行可能な路側帯を自転車が通行する場合には「左側通行」の制約はなく,どちらを通行してもいいみたいです。また,この路側帯は歩行者にとっては歩道と同じ扱いですが,歩道がある道路でも,車道の端の部分に白線が引かれている場合があります。これは路側帯とは異なり,車道外側線(しゃどうがいそくせん)と呼ばれるラインで,ラインの外側の歩道以外の部分は,歩行者は通行禁止ですので,念のため↓

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 右側通行の自転車と同様に,一方通行を逆走してくる自転車というのも危険ですね。下の写真のように「自転車を除く」の表示がある場合には逆走可能ですが,この表示がない場合には自転車も一方通行です。これをわかっていない自転車も多いようです。

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 ところで,歩道は自転車通行不可ですが(この原則すら知らない人が多い),自転車が通行できる歩道の場合は,通常下のような標識が歩道に立てられています↓

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 また,ご丁寧に「自転車通行可」という補助標識がついている場合もあり,これは親切でわかりやすい↓

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 ところが,超わかりにくい代表例がこんな標識↓

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 これ,ある商店街に立てられていた道路標識ですが,「歩行者専用」の標識に「自転車を除く」と「14-21」の補助標識。自転車を運転している人や歩行者は,これをぱっと見て理解できるんでしょうか。

 この標識の意味は,車両から見て「14時から21時は歩行者専用。ただし自転車は規制外」ということ。つまり,「14時から21時は歩行者と自転車のみ通行可能で,それ以外の時間帯はすべての車両と歩行者が通行可能」ということです。結局は,この手の道路標識というのは,車両から見た場合の規制内容を現わしているので,歩行者や自転車にとっては超わかりにくい表現になっているということでしょう。

 クルマと自転車が衝突するような交通事故を起こした場合は,「自転車優先」でクルマの運転者が不利になるケースが多いですが,あくまで自転車側も道交法を守った上で「自転車優先」と判断して欲しいものです。そのために,自転車を運転する人にも講習を義務づけたり許可制にしたりするなど,最低限のルール徹底は必要だと思います。さらに,道路標識については,自転車や歩行者にとってわかりやすいものに改善することも必要でしょうね。

 過去の関連記事:
  危険な自転車(2007年2月24日)
  自転車のマナー(2007年5月12日)

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2009年3月19日 (木)

こんなの必要?

 高速道路上で進行方向とは逆に走行する「逆走」が3年連続で900件を超え,毎年数十件が人身事故に至っているとか。普通に走る限り,高速道路を逆走するなんてありえないし,仮にわざと逆走しようと思っても,よほど巧みにやらないと不可能だと思いますが,いったいどうすれば逆走なんてことが起こりうるんでしょう。先日出ていた新聞記事によると,以下のようなケースで逆走になるらしいです。

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 (asahi.comより転載)

(1)本線に入ったところで右折
 本線に入る時は,普通は加速車線で100km/h程度まで加速しているわけで,加速後にここで右折するというのはありえないでしょう。つまり,加速せずに普通の交差点と同様に侵入する人がいるってことなんですね。う~~ん,信じられません。

(2)本線の出口を通過後,戻る
 出口を通りすぎてしまった場合ですね。行きすぎたからといって,バックして戻るのでなく高速道でUターンするなんて信じられません(もちろんバックも禁止ですが)。

(3)SAやPAに入った後,入口に戻る
 SAやPAから出る方向を間違ってしまうパターンですね。これはたしかに可能性として考えられますが,普通の人なら,本線に合流する時に絶対気づくと思いますよ。

(4)料金所の手前でUターン
 どういう事情でUターンするのかわかりませんが,仮にUターンしたとしても,(3)と同様に,本線に合流する時に普通は絶対気づくと思います。不思議です。

 逆走事故というと,主として超高齢者が起こしているようなイメージがありますが,警察庁などの集計によると,逆走事故を起こした運転者の4割前後が65歳以上の高齢者とのこと。言い換えれば,6割は64歳以下ということなんですね。ますます驚きです。飲酒運転などのように,正常な判断ができない状態で運転したとしか思えません。

 こういった逆走事故を防止するため,日産自動車と西日本高速道路が,カーナビを利用して高速道路での逆走を防ぐシステムを共同研究しているという話題が以前ありました。このシステムは,高速の出入口やSAが近づくと,道路の形状を自動分析し,車が誤った方向に進んだ場合には,本線に出る前に「逆走しています」といった音声で警告するなどして停車を促すというもの。でも,わざわざカネかけてこんなシステムを開発するのって,なんか外してるなと思います。

 高速道路を逆走してしまうほどの異常な行動を取る人に対して,カーナビが警告しても効果ないのではないでしょうか。飲酒運転と知りながら運転しようとしている人に対して,運転手の吐息を判別して飲酒運転を防止するシステムを開発中らしいですが,それと同じぐらいムダな機能だと思います。

 話は変わりますが,阪神甲子園球場のリニューアル工事が終了し,マスコミに公開されたらしいです。両翼が約40メートルずつ延びた「銀傘(大屋根)」が内野エリアを覆い,銀傘の下に新設されたロイヤルスイート席のバルコニー壁面には長さ約250メートルの帯状電光掲示板「甲子園ライナービジョン」が設置されたとか。3月21日開幕の選抜高校野球大会でお披露目されるそうです。

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 (いずれもasahi.comより転載)

 甲子園球場は,僕が子どもの頃に何度か行ったことがありますが,客席は窮屈で汚く,銀傘の柱や照明灯の柱でグランドが見えにくかったり(しかもそれが「指定席」なんて,ありえない!),フィールドと客席が離れすぎて選手が豆粒のようにしか見えなかったりするなど,僕の目には甲子園は「最悪の球場」という印象でした。その後何度か改善されているようですが,今回,銀傘の柱がなくなくなって見やすくなったものの,2階席を支える柱が1階後方席の視界を遮っているのは相変わらず。最新の球場ではこんなことは絶対ありません。今どきのスタジアムと比較すると,やはりイマイチな感じがします。

 それよりも何よりも,よくわからないのは「ライナービジョン」と呼ばれる電光掲示板。これって,いったい誰に見せるためのものなんでしょうね。内野客席からは振り返らないと見えないし,外野客席からは遠すぎて見えないでしょう。フィールド内の選手からは見えるのかも知れませんが,選手に見せるためのものとは思えないし,もっとも,試合中にこんなのが光ったら,選手の気が散ってプレーに集中できないような気がします。ということで,「こんなの本当に必要?」と感じました。

 過去の関連記事:
  余計なお世話?(2006年9月19日
  阪神甲子園球場(2007年8月21日

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2009年3月17日 (火)

いびき対策

 今は出張中ですが,安普請のビジネスホテルに泊まると,隣室の住人のいびきが地鳴りのように聞こえて悩まされることがたまにあります。ところで,「安普請」という漢字,なんか「安倍晋三」という漢字に似てますよね。

 それはさておき,公正取引委員会は,広告などで「いびきを軽減する」と表示して販売されていた3社の商品に対して,表示の効果に根拠がないとして,景品表示法違反(優良誤認)を認定し,再発防止などを求める排除命令を出したとか。問題の商品はこれ↓

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 (asahi.comより転載)

 排除命令を受けた商品は,鼻の穴を仕切る壁を鼻輪のようにはさんで装着する商品で,「刺激でいびきスッキリ」「いびきを抑制できます」などと軽減効果を表示。公取委が表示の根拠となる資料の提出を求めたところ,アンケートだけだったり,全く提出できなかったりしたため,不当表示と判断したとのこと。

 この「鼻輪」がどういう原理でいびき軽減になるのかわかりませんが,「ピップエレキバン」で有名なピップフジモトなどが製造販売している商品なので,なんとなく効果を信用して買ってしまう人がいるかも知れませんね。

 幸いにも,自分自身のいびきの音は聞いたことがありませんが(当たり前か),激しいいびきをかく人にとっては,その悩みは深刻でしょう。仰向きでなく横向きに寝ると軽減されるという話を聞いたことがありますが,決定的な対策がなかなかないため,こんな怪しげな商品が販売されたりするんでしょうね。

 それにしても,周囲の人間を眠らせないほど大きな音を出すいびきが,なんで本人をまったく目覚めさせないのか,いびきって,ほんと不思議なものです。このため,いびきの音を本人に聞こえるようにしたら,本人の目が覚めていびきが抑えられるのでは? というのは,誰でも思いつきそうな安易な発想です。このため,過去の記事にも書いたような珍道具が発明されたりするのでしょう。僕の考えでは,もっと単純に,本人が耳栓をするのも効果あるのかなと思っています。耳栓をすると,自分の声やいびきが自分の耳に響いて聞こえるため,自分のいびきで目覚めて,結果的にいびきを抑える効果があるような気がしますが,どうでしょうか。

 過去の関連記事:いびき軽減まくら(2007年6月23日)

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2009年3月15日 (日)

宮崎から大分へ

 本日は宮崎県から大分県へ移動しました。途中で立ち寄った駅がここ↓

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 JR日豊本線の土々呂駅(宮崎県延岡市)です。8年ぐらい前,ここを通過した時にこの駅を発見し,面白い駅名だと思ったものですが,その時は夜で真っ暗だったので,今回改めてここで降車してみました。そして,この駅の隣接駅は「旭ヶ丘」と「門川」。これらの駅にとっては「となりの土々呂」ってわけですねー。

 ただし,イントネーションが少し違っていて,「○」を高い音,「●」を低い音とすると,トトロは「○●●」ですが,この土々呂駅は,列車内案内放送によると「●○○」のように発音するみたいです。

 そして,駅の全景がこれ↓

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 待合室とトイレ以外は何もない,寂しい無人駅です。コインロッカーもタクシー乗り場もありません。僕が乗降した時,列車から降りた人は5人で,乗った人は2人だけでした。

 駅の近辺は,トトロが出そうな田舎の風景を期待していたんですが,ごくごく普通の街の風景でした↓ もちろん携帯も使えますよ。

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 ということで,せっかくtotoro駅に立ち寄ったので,ゴロ合わせのご縁で,本日発表のtotoBIG 6億円に当たらないかとちょっぴり期待したんですが,やはりハズレでした。ざ~~んねん!

 この土々呂駅から3つ北にある駅が延岡駅。日豊本線はその名のとおり(「日向の国」~「豊後の国」)宮崎県と大分県を結ぶ路線ですが,宮崎県の延岡駅と大分県の佐伯駅の間はほとんど分断状態。というのは,下の写真は宮崎県側の延岡駅の時刻表ですが,大分方面の特急(赤文字)はほぼ毎時間運行されているのに対し,各停(黒文字)で大分県まで乗り入れているのは1日にたった3本なんです(黒文字4本のうち1本は宮崎県内止まり)。

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 各停より特急の本数が多いというのは地方の幹線にはよくある現象ですが,ここまで本数の差が大きいのは珍しいでしょう。延岡~佐伯間には特急が停車しない駅が9駅ありますが,そこに住んでいる人はさぞ大変でしょうね。ていうか,そもそも各停の利用者が少ないからこうなってしまったということなんでしょうか。

 大分県~宮崎県をJRで移動する場合,「時間がかかってもいいので安い鈍行で」と思っても,ほとんど特急しか運行されていないのって,そんなのアリ? と思います。僕のような出張族にはあんまり関係ないけど,地元の人はどう感じているんでしょうね。

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2009年3月13日 (金)

政治資金規正法

 本日はブルートレイン「はやぶさ・富士」のラストランだったそうですね。僕が若い頃は,東京発九州方面行きの夜行特急が花形の時代で,当時は「はやぶさ」「富士」以外に「あさかぜ」「みずほ」「さくら」などの多くの九州行き夜行列車が運行されていて,「いずれはブルートレインで九州へ!」という憧れがあったものです。でも,学生の頃はそんな贅沢できるお金がなかったし,働いてからはそんな悠長な旅行ができる時間がなく,結局この願いは叶うことなくすべて廃止となってしまいました。残念です。

 さて,今は九州へ出張中ですが,下の写真は,特急「富士」の終着となる大分駅で見かけた光景で,「富士」関連グッズの直売イベントです(昔は「富士」は日豊本線経由で西鹿児島まで行っていたと記憶していますが,今は大分が終着なんですね)。国鉄当時とは違って,JRはなかなか商売熱心になったようです。

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 そして今は宮崎県に来ていますが,県内の自販機で見つけたドリンクがこれ↓

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 いわゆる「はちみつレモン」の,レモンの代わりに日向夏を使ったものなんでしょうか。ちょっと珍しいので買ってみたら,裏面のデザインがこれ↓

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 おえ~~! このデザインの容器には口をつけたくないです。買ったのは失敗でした。それはともかく,ここ宮崎県は,地上波の民放がいまだに2局しか入らない「陸の孤島」なんです。で,ふだんならめったに見ない番組ですが,「太田光の私が総理大臣になったら」というテレビ番組をたまたま見てしまいました。この日の「法案」は「政治献金を一切禁止に!」というもの。

 この「法案」は,小沢一郎氏の西松建設献金問題をきっかけに出たテーマだと思いますが,この問題,ホントわけがわからないことだらけです。小沢一郎氏は,1975年に全面改正された政治資金規正法の「生みの親」とも言われており,小沢氏本人がそれに違反するようなドジを踏むとも思えないので,結果的に秘書が起訴されるか不起訴になるかは微妙であり(起訴される確率は五分五分でしょうか),「結果を待って進退表明する」と言っている小沢氏側の態度もいくらか理解できますが,結果がどちらに転ぶにしても,僕にとってはやはりわけわからん事件です。特に何がわからないかというと・・・

(1)政治資金規正法が「企業から政党への献金」「個人から政党への献金」「個人から政治家個人への献金」を認めているのに「企業から政治家個人への献金」だけを認めないというのは,一見理にかなっているようでも,よく考えると奇々怪々な法律。企業と個人はある意味表裏一体であり,政党と政治家も一心同体の関係。「企業から政治家個人への献金」だけを禁止しても,いくらでも抜け道があり,それが今回の事件に繋がったということでしょう。

(2)西松建設が野党の政治家に多額の献金をしていたというのには驚きですが,やはり,地元の実力者である小沢氏に献金することにより,それなりの「見返り」を期待していたということでしょう。であれば,わけわからん法律である政治資金規正法違反容疑よりも,なんでストレートに談合や贈収賄などの容疑で立件しようとしないのか,ちょっと不思議です。

(3)政治資金の問題に関して与党側が面と向かって批判できないのには笑えますが,小沢氏側が「国策捜査」と主張したことに対しては批判の意見が多いようです。でも「公正中立な検察が国策捜査するなんてあり得ない」みたいな主張には笑えます。これまで警察・検察が過去にどんな偏った捜査をしてきたのか,歴史を知らなさすぎると言えます。

(4)「違法ではない」と断言しながら,西松建設がらみの献金を急に返金すると言っている立派な議員には感心しますが,じゃあ同様に,すべての献金をチェックして,西松建設に限らず企業がらみの献金をすべて返金すると言う立派な政治家が一人も出てこないのは不思議ですね。

(5)この問題が報じられた直後の世論調査によると,民主党の支持率が大幅ダウンして内閣支持率が上昇に転じたとか。失政があったり大臣が不祥事を起こしたり野党党首が問題を起こしたりといった直後のタイミングでの世論調査とは,メディアは相変わらず意地悪だと感じますが,それはともかく,何かあるたびに政党や内閣の支持/不支持の態度を変える有権者が多いというのには,僕はなかなか理解できません。長年自民党を支持していた人が,たった半年の麻生内閣を見て民主党支持に変え,小沢氏秘書の逮捕で自民党支持に戻り,仮に小沢氏の秘書が不起訴になったり二階氏周辺で逮捕者が出たりしたら,また民主党支持に変えたりするんでしょうか。僕には信じられませんが,数字を見る限りそういう人が一定数いるみたいですね。

(6)そして,僕が最も理解できないのは,政治家個人がなんでそんなに献金(カネ)を必要とするのかということ。政治家個人が,その立場を利用して私腹を肥やそうとしているということなのでしょうか。それならそれで明確ですが,政治家はそんなことは絶対言わない。必ず「政治には金がかかる」と言います。

 で,「太田光の私が総理大臣になったら」の話に戻って,太田氏の提案は,「政治家の活動費は議員歳費(年間6,203万円とか)と政党交付金だけでいい! 政治献金は一切禁止! なんでそんなに政治にカネがかかる?」というもの。この主張には僕も概ね賛成です。ところが政治家の中で太田氏提案に賛成したのは自民党の片山さつき氏だけで,あとの出演議員は党派を問わず(自民・民主・共産・社民とも)全員が反対。特に,個人献金は個人の意思を尊重して認めるべきと主張する人が多かったようです。

 何人もの現役国会議員が出演しているにもかかわらず,僕が最も知りたかった「なんで政治に金がかかるの?」について,明確な回答が得られなかったのは残念でした。地元での事務所の維持費とか人件費とか街頭演説やポスター・ビラなどに多額の金が必要との主張でしたが,なんでこれをやらないと政治ができないのかが僕にはまったく理解できません。議員の仕事というのは法律を作ること。これのための調査・研究などの費用は今の議員歳費で十分すぎると思いますが,どうなんでしょう。

 また,街頭演説やポスター・ビラなんて,所詮は選挙のためでしょう。でも,僕は街頭演説を聞いたり,ポスターやビラを見たりして,投票する候補者を決めたことは過去に一度もないし,将来もあり得ないでしょう。どの政党に投票するかの判断材料は,国会でどんな法案に賛成してどんな法案に反対したかという事実だけで十分です。なんで選挙のために街頭演説やポスター・ビラにカネをかける必要があるのか,政治家は全然わかっていないような気がしました。

 ちなみに,テレビのお遊び企画なのでどーでもいいことですが,この「法案」は8対12で否決という結果に。これに対して一般視聴者の反応は,83%対17%で賛成多数。やはり政治家の感覚は一般人の感覚とは乖離していると感じます。

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2009年3月 8日 (日)

サウンド・オブ・ミュージック

 明日から熊本~宮崎~大分~福岡と2週間の九州旅行,じゃなくて出張です。会社を離れてちょっぴり羽を伸ばせますが,この時期の九州は花粉が多そうで,ちょっと憂鬱。

 その熊本の話題ですが,熊本大の教育学部中学校教員養成課程(音楽)の入試で,ピアノの実技試験をした際,試験会場で受験生が弾いた課題の音が会場の真下にあるトイレに漏れていたという指摘があったため,大学側は400点満点の実技試験のうち,この課題20点分を全員満点にしたとか。

 これ自体はどうってことのない話題ですが,この「課題」というのは,会場で指定した「調」でピアノを弾くというもので,漏れた音を聞いた受験生が課題を「変ニ長調」と知り,控室に戻って他の受験生にも伝えたということらしいです。音楽を学んでいる人というのは,ピアノの音を聞いただけでそれが何調なのかわかるものなんですね。これって当たり前なんでしょうか? オンチの僕にとっては驚きです。

 前置きはそれぐらいにして,音楽をテーマにした映画と言えば,やはり超有名なのは「サウンド・オブ・ミュージック」(1964年公開,監督:ロバート・ワイズ,出演:ジュリー・アンドリュース,クリストファー・プラマー ほか)でしょうか。この映画は,ほとんどのシーンを覚えているし,ドレミの歌やエーデルワイスの英語歌詞も暗記するぐらい,青春時代には何度も見た映画です。なので,この映画は今さら改めて見たいとは全然思わなかったんですが,先日BSで放送されていたのを家族が見ていて,僕もたまたま途中から見たところ,釘付けになって結局最後まで見てしまいました。この映画の完成度はやはり高く,何度見ても飽きさせずに人を引きつける力がある名作だと,改めて感心しました。

 ミュージカル映画というのは,セリフの途中で突然歌い出すシーンに違和感があったりして,その点が僕は苦手なんですが,この映画は歌のシーンとセリフのシーンが上手く融合していて違和感なく見ることができます。これは,「音楽」そのものが映画のテーマである上に,やはり,吹き替え無しで歌っているジュリー・アンドリュースの歌唱力によるところも大きいでしょう。

 有名なミュージカル映画では,歌のシーンが吹き替えになっている映画が多いですね。たとえば,「王様と私」のデボラ・カー,「ウエスト・サイド物語」のナタリー・ウッド,「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘプバーンなど,すべて吹き替え。そして,これらを吹き替えたのがマーニー・ニクソンという歌手なんです。マーニー・ニクソンというのは,超有名なミュージカル映画の主演女優の歌声をことごとく吹き替えている凄い人なんですが,この「サウンド・オブ・ミュージック」では,本人が修道女役でそのまんま出演しているそうです。でも,素顔がわからないので,どの修道女が彼女なのかは,何度見てもわかりませんでした。

 この映画の反戦・反ナチスというテーマはオーソドックスで,実話を基にされたと言われるストーリーの完成度も高く,安心して見られる映画です。でも,そんな名作でも,僕にとっては突っ込みどころが満載です。日本語に翻訳するとヘンになってしまう「The sound of music」というタイトルはご愛敬としても,音楽嫌いだったトラップ大佐が子どもたちの歌を聞いただけで心変わりするのはあり得ないと思うし,男爵夫人と別れた日の夜にすぐマリアに告白かよ! って思うし,トラップ家がオーストリアを脱出する日,音楽会場から簡単に抜け出せてしまう監視の甘さも信じられません。そして,修道院のシスターがクルマの部品を抜き取って脱出を手助けするというのもあり得ないでしょうね。

 そして,なによりもヘンなのは,名曲「ドレミの歌」の歌詞↓
  Doe, a deer, a female deer
  Ray, a drop of golden sun
  Me, a name I call myself
  Far, a long, long way to run
  Sew, a needle pulling thread
  La, a note to follow sew
  Tea, I drink with jam and bread
  That will bring us back to Do!

 「ラ」の説明の「La, a note to follow sew」(「ラ」は「ソ」の次の音)ってのは,手抜きすぎて笑えます。この曲の作詞者は,「La」と同音の単語を探ししたけど見つからず,苦し紛れに結局こういう歌詞にしてしまったということなんでしょうね。

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2009年3月 7日 (土)

WBC開幕

 Wikiによると,「WBC」と略されることばには以下のものがあるそうです。
(1)白血球(White Blood Cell)
(2)世界ボクシング評議会(World Boxing Council)
(3)ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic)
(4)ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(World Barista Championship)
(5)セガの競馬ゲーム「STARHORSE」に登場する架空レース「WORLD BREEDER'S CUP(World Breeder's Cup)」
(6)和歌山放送の初期の略称(現在はWBS)

 なるほど,白血球は「WBC」なんですね。でも,今の時期は,僕にとって「WBC」と言えばやはり「ワールド・ベースボール・クラシック」です。そのWBCは,第2回大会が3月5日に開幕し,1次ラウンドA組の日本は4-0で中国に勝利し,韓国対台湾の試合は韓国が9-0で大勝。この結果,2次ラウンド進出をかけて日本と韓国が7日に対戦することが決定したそうです。

 ということで,アジア地区で最大のライバルの日本と韓国がいよいよ決戦! と思いきや,1次ラウンドA組の組合わせは下のようになっているんです↓

Wbc1
(asahi.comより転載)

 A組の参加チームは,アジアではおなじみの顔ぶれの日本・韓国・台湾・中国の4チーム。たった4チームなので,1,2位を決めるには,単純トーナメントなら3試合やれば十分ですが,敗者復活戦が念入りに組まれていて合計6試合,つまりリーグ戦をやった場合と同じだけの試合数なんです。

 そして,7日の日本対韓国の試合でたとえ負けたとしても,中国対台湾戦の勝者と8日に対戦して勝てば2次ラウンドへの進出が可能。この4チームの顔ぶれだと日本と韓国が圧倒的に強いと思えるので,結局は,7日の日本対韓国戦で勝っても負けてもあんまり関係なく2次ラウンドへ進出できそうなので,結局は9日の決定戦で勝った方が1位ということですね。言ってみれば7日の日韓戦は「消化試合」みたいのものでしょうか。ていうか,そもそも,各地区の上位2チームがアメリカで行われる2次リーグに進出できるので,9日の1位決定戦でさえ「消化試合」みたいなものかも。

 そして,アメリカで行われる2次リーグは,各組の上位2チームの計8チームが4チームずつの2つのリーグに分かれて戦い,それぞれのリーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出し,その4チームで準決勝・決勝を行って優勝を決めるというシステム。このようなシステムのため,少々負けても敗者復活のチャンスが何度もあるということですね。

 こんな奇々怪々のシステムになっているのは,要するに参加チームが少なすぎるからでしょう。とにかく,WBCの参加チームはたった16なので,全世界レベルの大会としてはちょっと寂しすぎます。たった16チームしかないのなら,各地区での1次リーグなんかやらずに,最初から4チーム×4組で予選リーグをやればいいのにと思います。

 そういえば,昨年の北京オリンピックでは,日本チームはたくさん負けた印象がありましたが,それでも最終順位は堂々の4位。いかに参加チームが少なかったかということですね。

 ということで,日本チームは,圧倒的に強そうな韓国にはなかなか勝てない気がしますが,第1回大会のように「タナボタ」から優勝した実績もあるので,いい結果が残せることを期待したいものです。

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2009年3月 4日 (水)

タクシー運賃

 本日の朝日新聞に「福岡発のタクシー割安運賃ピンチ・・・メーター承認に国の壁」という記事が出ていました。これは,福岡県のタクシー会社「遠賀タクシー」が,2kmを超えると周辺の他のタクシー運賃より割安になる新運賃を取り入れ,先月末に新運賃で営業を始めたものの,運賃認可から専用メーターの承認を得るまでに11ヶ月もかかったため,1年限りの運賃認可の有効期限がすぐに迫って頓挫しかけているというもの。

 民間企業が新しいアイデアを取り入れようとしても,お役所の許認可に時間がかかってタイムリーなビジネスができないというのはよくありそうな話で,ほんと腹立たしいものですが,それはそれとして,この「割安運賃」はなかなか突っ込みどころが満載です。下の絵が,そのタクシー運賃↓

Photo
 (asahi.comより転載)

 交通が不便な地方都市に住む僕にとって,近場を移動する手段は主としてマイカー。そして,都会へ帰省した時などは,電車を使えばほとんどの所へ安く早く移動できます。このため,プライベートでタクシーを使う機会は少なく,タクシーを使うのはほとんどが出張に行った時などのビジネス用途。つまり,僕の場合,タクシー代はほとんどが会社持ちで,自腹でタクシー代を支払う機会は滅多にないわけですが,それでも,小心者の僕は,目的地に着く直前にタクシーのメーターがアップしたりすると,思わず「あっ」と声を上げそうになります。段階的に80円ずつ上がるタクシー運賃というのは精神衛生上よくないです。僕としては,もっと小刻みに,10円ずつ上がるような運賃体系にして欲しいぐらいの勢いですね。

 ところが,この福岡県のタクシー会社の新運賃は,なんと800円刻み。目的地に着く直前に一気に800円も上がったら,僕だったら「うわ~~!」とか「どひぇ~!」とか叫んでしまうかも。その対策のためか,この新運賃用のメーターがこれ↓

Photo_2
 (asahi.comより転載)

 今表示されている金額で乗ることのできる残り距離や残り時間がメーターに表示されるもので,残り距離が100メートルを割ると電子音が鳴って注意喚起してくれるらしいです。たしかに,あと少しで目的地という時に,表示金額の残り距離が少しだったら「ここで停めて!」というのには使えそうだけど,そんなケースは希でしょう。そして,目的地から離れているのに「メーターが上がりそうなのでここで停めて!」と言ったり,メーターが上がった直後に目的地へ着いたら「もったいないからもう少し走って!」なんて言ったりする人は,まさかいないでしょう。そんな乗り方でタクシーを利用する人はいないのに,料金のステップを大きくした代わりに残り距離(時間)を小刻みに表示するという発想は,なんかおかしいと思います。

 この新メーターが監督官庁に承認されるのにかなり長期間かかったらしいですが,苦労して承認を受けた割にはあんまり役に立たないメーターのように思えます。やはり800円刻みに上がるという運賃体系そのものに無理があると思うので,もっと他のアイデアで勝負した方がいいような気がしました。たとえば,渋滞情報を活用して効率よく迂回し,迂回しても通常ルートと料金を同じにするサービスとか,GPSを使った位置情報から各場所の客待ちタクシー台数が平準化されるように効率的に配車するシステムとか,あとは,一般人向けの「居酒屋タクシー」なんてのも面白いかも(笑)

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2009年3月 1日 (日)

犯人は誰だ!

 ある日,わが家の玄関先のポーチに,直径30cmぐらいの,ちょど植木鉢の土をぶちまけたように,土砂がどしゃっと(ギャグか?)捨てられていました↓

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 誰かのイタズラかと思いましたが,その近くにも何箇所か,土砂の塊がぶちまけられていました↓

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 誰の仕業か皆目わからず,ちょっと気味悪かったんですが,後日,家の反対側に,曲線状に土が盛り上がっている部分を発見↓

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 これを見てようやく疑問が氷解。これ,たぶんモグラの仕業なんですね。曲線状の盛り上がりはモグラが地表近くを通過した痕跡で,モグラが地中から顔を出した場所には土の山ができるみたいです。調べたところ,この土塊は「モグラ塚」と呼ぶらしいです。Wikiにもこんな「モグラ塚」の写真が載っていました↓

Wiki
 モグラ塚(Wikiより転載)

 イタズラかと思ったわが家の土塊も,たしかにこんな感じでした。点々とあるモグラ塚からモグラが顔を出すシーンは,あのモグラたたきゲームを思い出します。

 僕の住む所は,田舎町とはいえいちおう住宅街。モグラが生息しているなんて夢にも思わなかったので驚きました。ていうか,僕が住んでいる所は思っていたよりも田舎だったということで,ちょっとショック。そして,杞憂かも知れませんが,住宅地にモグラが住んでいるとなると,穴が掘られて住宅が傾いたりしないのかと心配になったりします。

 それにしても,土の中を動き回って生活するモグラという動物は,めっちゃ面白い生態ですね。いつも土の中に潜って,哺乳類なのにどうやって呼吸しているのかが不思議です。こんど地面の中から顔を出した時,ぜひモグラに聞いてみたいものです。

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