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2009年2月28日 (土)

甲府の水

 少し前ですが,甲府市上下水道局が水道水をアルミボトル缶に入れて販売を始めたという話題がありました。塩素抜きで5年間保存できるので,災害備蓄用の想定らしいですが,甲府の水道水というのは環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた景勝地「御岳昇仙峡」の清流が源になっていて,「軟水で飲みやすい」というのもウリだそうです↓

Photo
 (asahi.comより転載)

 水道水の味は地域によってかなりバラツキがあると思いますが,たしかに富士山麓地域の水道水というのはいかにも美味しそうで,甲府の人を羨ましく思います。でも,地元以外の遠方の人間としては,わざわざお金を出してボトル入りの水道水を買おうとは思いませんね。しかも,この水道水の値段は,475ミリリットル入りボトル24本でなんと2,400円! つまりボトル1本100円で,他のボトル入りミネラルウォーターほぼ同じ値段です。

 ミネラルウォーターはあまり原材料費がかかっていないとはいえ,ボトル入りの値段が水道水もミネラルウォーターも同じというのは,なんだか納得できませんね。要するに,ボトル入り飲料水というのは,内容物以外のコスト(容器代とか流通コストとか販売コストなど)が大半を占めているということなんでしょう。

 つまり,ボトル入りの水を販売するには,生産・流通・販売にかなりの資源やエネルギーを消費しているわけで,蛇口をひねると飲める水がいつでも出て来るのに,敢えてボトル入りの水を買うのって,なんだかすごくムダなことをしてるなあと,今さらながら感じます。今でもあるのかどうか知りませんが,「空気の缶詰め」なんてのが販売されていたのを思い出します。ボトル入りの水というのは,「空気の缶詰め」と同じぐらい贅沢なものだと感じます。

 過去の関連記事:
  水道の水(2007年5月21日)
  水道水の品質(2008年8月11日)

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