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2009年2月 8日 (日)

どうやって書いているか

 さて今日は,僕がいつもどんな風にしてブログを書いているのかについて,ちょっとだけ舞台裏を紹介してみたいと思います。

 まず,ネタ集めは,日常ふと気になったことをメモしておくようにしています。メモといっても,いつも手帳を持ち歩いているわけではないので,携帯でメモして自分のPCのメールへ転送しておきます。ちなみに,仕事中以外の場合に,仕事関連で気になったことや思い出したことなどは,同じように携帯でメモして,会社のメールへ転送しておく習慣があります。

 そして,毎日欠かさず見るのが新聞社のWebニュース。紙の新聞と違ってWebニュースの場合は,どの記事も扱い方が平等で「トップ記事」という概念がありません。このため,自分の判断と価値観でニュースを選別できる点がありがたいです。で,そのWebニュースの中から,気になったニュースとか突っ込みどころを見つけたニュースなどを,ブログ用のネタとして,テキストファイルにコピーしてPCに保存しておきます。このWebニュース閲覧に要する時間は,毎日20分程度でしょうか。

 このようにして毎日ネタが集まるので,ブログのネタに困ることはほとんどありません。むしろネタはあっても書く時間がないということが多く,なかなか毎日書けないのが実情です。

 夜時間がある日には,このネタの中から記事にしやすいものを選んで原稿を書きます。書きたいことの整理さえできれば,文章化するのはそれほど苦になりませんが,完成するまでには最低でも3回は読み返して校正します。校正は,誤字チェックや「てにをは」チェックや言い回しのチェックだけでなく,接続詞が適切かも確認します。

 自分のブログを読み返してみると,接続詞は「そして」「それに」「ところで」「また」「でも」「ただ」「もっとも」「そもそも」「むしろ」「ということで」「次に」などを多用しているようです。接続詞というのは文章の「流れ」を左右するのでけっこう重要だと認識していますが,語彙の貧弱な僕にとっては,適切な接続詞を選ぶのはけっこう苦手ですね。

 さらに,下書きモードで再チェックして,本番ページにアップ後もう一度読み直します。都合5回ほど読み返すことになりますが,それでも,書いた後で「イマイチやな~」と感じることも多いですね。

 ということで,記事の長さにもよりますが,1回の記事を書き始めてからアップするまでに,だいたい30分から1時間ぐらいでしょうか。そして,こんな文章でも5回ほど読み返しているので,誤字などの単純ミスはあまりないと自分では思っていました。ところが,です。

 以前,あるブログで,Wordの校正機能のことが話題になっていたのを思い出し,ちょっと時間があったので,昨日までの自分の全ブログ858件の記事に対して,Wordの校正機能を使って内容をチェックしてみました。すると,驚くべきことに,指摘間違いの部分を除いても,なんと212件もの指摘がありました。こんなに多かったのは,ちょっとショックです。

 恥を忍んでその内訳を公表すると,以下のとおりです。
  重ねことば:15件
  入力ミス:49件
  助詞の繰り返し:67件
  「~たり」の誤用:81件

 まず,「重ねことば」と指摘されたのは以下の表現でした。
(1)「まず第一に」:「まず」と「第一に」が重複しているという指摘です。なるほど。
(2)「今の現状は」:これも「重ねことば」ですね。「今の状態は」のようにするのが正解。
(3)「約1.2kmぐらい」:「約」と「くらい」が重なっているという指摘。納得です。
(4)「違和感を感じる」:これはだめですね。「違和感がある」とか「違和感を覚える」とかにすべきでしょう。
(5)「遺恨を残す」:なるほど。「遺恨=恨みを残すこと」なので,重複しています。ただし,これは新聞記事からの引用部です。僕の記事が悪いのではありません(笑)
(6)「犯罪を犯す」:「罪を犯す」が正解。
(7)「最初の書き出し」:たしかに。それにしも,これをエラーにするWordはなかなかの優れ物です。

 次に,「入力ミス」と指摘されたものは,「変わった」みたいなタイプミスのものや,「素い」→「素早い」みたいな漢字誤りや(でも,ATOKでは「素速い」が選択肢に出てしまうぞ~),「つくく」→「つくづく」のような仮名遣い誤りや,「Operatin」→「Operation」みたいな英文のタイプミスなど。これらの指摘はけっこう役に立ちますが,あくまで単語レベルのチェックで,文脈を意識したチェックまではできないようです。

 「助詞の繰り返し」というのは,「・・・・・・」みたいに,1つの文に同じ助詞が2回以上使われている場合ですが,「僕・・・」みたいな場合は主語が2つあるわけではないので問題ないし,「目立った部分に対して行政弱いということ(2009.1.3の記事)」のように,ぎりぎりセーフと思える場合でも指摘されてしまいます。

 そして,最も多かったのが「『~たり』の誤用」で,これは,「拡大したり契約期間満了で派遣を打切ったとしても(2009.1.12の記事)」のようなの部分で,「たり」は繰り返すのが正しい使い方との指摘。この場合は,「拡大したり契約期間満了で派遣を打切ったりしたとしても」というのが正しい表現。「たり」は繰り返すのが正しいというのは僕も認識していましたが,誤記が81件もあったとは恥ずかしい限りです。

 なお,「ウザい」「バカげた」みたいな本来正しくない表記をしたり,「Suica」や「Wiki」なんていう,辞書にはない固有名詞を使ったりした場合にも「入力ミス」と反応してしまいますが,指摘された時点で辞書登録しておけば,次回以降は指摘されません。

 ということで,このWordの校正機能は,けっこう使えると思いますので,皆さんもぜひお試し下さい。なお,この機能は,文書をWordに貼り付けて,Wordの「ツール」メニューの「文章校正」をクリックすれば動作します。ちなみに,「オプション」で「文章スタイル」を「通常の文」と「くだけた文」から選べるようになっていて,「くだけた文」を選んだ場合には「い抜きことば」(やってます→やっています)などの指摘がされないようになっています。ちなみに,僕のブログはもちろん「くだけた文」ですよ~。

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