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2009年1月 9日 (金)

クローン牛

 飛騨牛の元祖といわれる「安福号」の死後13年間凍結保存されていた細胞から,クローン牛を作ることに成功したという話題がありました。長期凍結保存した細胞によるクローン作成が牛でも可能なことが実証され,死亡した名馬や名牛の復活につながる成果として期待されているとか。一方では,このクローン牛の安全性に対して疑問視する声もあり,まだ食用として実用化される段階ではないようです。

 このクローン牛は,氷点下80度の冷凍庫内で保存されていた精巣から細胞約200個を培養し,卵子に核移植してクローン胚43個を作り,16個を雌牛の子宮に入れることによって赤ちゃん1頭を誕生させたということらしい。

 動物のクローンというのは,一般に体細胞から作成された複製動物ということだと思いますが,このケースのように,体外に取り出した精子と卵子から胚を生成させて子宮に戻すということが,いわゆる「体外受精」とどう違うのかが,素人の僕にはよくわかりません。

 どこまでが体外受精で,どこからがクローンなのか,また,クローンだと安全性にどういう問題があるのかなど,メディアにはもう少し詳しい解説を期待したいところです。そこをはっきりさせておかないと,人間の不妊治療として認められている体外受精とクローン人間との境界があいまいになってしまわないか,僕はちょっと心配です。・・・ん? 取り越しクローンって?

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