« 認知症 | トップページ | 百貨店とコンビニ »

2009年1月19日 (月)

薬指の長い人

 証券の売買をするトレーダーは,薬指が長い人の方が向いているらしいということが,英ケンブリッジ大の研究チームの調査でわかったとか。研究チームがロンドンの金融街シティーで短期取引を専門とする男性トレーダー44人を対象に,人差し指と薬指の長さの比率と,トレーダーの収益や経験年数などとの関係を調べたところ,薬指が相対的に長いグループ(人差し指が薬指の93%の長さ)と短いグループ(同99%)の収益の差は,1人当たり年間60万ポンド(約7,800万円)以上になったそうです。

 それにしても,あほらしい調査をするものですね。日本のお役所がよくやる,調べるまでもなく結果がわかっているような調査というのは,予算を消化するためにやっているとしか思えなくて腹立たしいものですが,このケンブリッジ大の調査というのは,日本の役所が実施する調査をはるかに超越した無益さを感じます。

 そもそも,なんでトレーダーの「人差し指と薬指の長さの比率」と収益の関係を調べようという発想になるのか,あまりにも範囲が狭すぎて笑えます。体のある部分の特徴と何かの関係なんて,無数に組み合わせが考えられるので,マジメに調べ始めたらきりがないでしょうね。投資のリスクとクスリ指に因果関係があるということなんでしょうか。それってタダのおやじギャグじゃん!(しかも英語と日本語だし)

 調査の結果,収益の差が1人当たり年間7,800万円以上もあったというのには驚きますが(もっとも,収益が何十億もあって,そのうちの7,800万円なら大きな差とは言えませんが),サンプル数がたったの44人なので,意味ある統計結果とは思えませんね。でも,いちおう気になって,念のために僕も人差し指と薬指の長さを測ってみましたよ。指の長さなんて,付け根のどのあたりから測ればいいのかイマイチはっきりしませんでしたが,だいたいのところ,105%ぐらいの比率で人差し指の方が長いという結果でした。つまり,ケンブリッジ大の調査に従えば,全然トレーダー向きじゃない(株などに投資したら損をする?)ってことですね。たしかに当たってるわい!

 過去の関連記事:
  ノーベル賞と寿命(2007年2月5日)
  つまらない調査(2008年11月17日)

|

« 認知症 | トップページ | 百貨店とコンビニ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149573/43794666

この記事へのトラックバック一覧です: 薬指の長い人:

« 認知症 | トップページ | 百貨店とコンビニ »