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2009年1月28日 (水)

高速道路値下げ

 定額給付金の話題の陰に隠れた感がありますが,第2次補正予算の成立により,高速道路料金の大幅値下げが実施される見通しになりました。これに必要となる費用は約5,000億円とか。ただし,実施は予算関連法案の成立後とのことです。

 値下げの内容は,普通車の場合,大都市圏をのぞく地方の高速道路は休日(土日・祝日)どこまで行っても1,000円になるそうです。また,東京湾アクアラインと本州四国連絡橋も1,000円に,首都高と阪神高速は700円区間が500円になるとか。いずれも自動料金収受システム(ETC)を付けた車両が対象で,2年間の暫定措置。

 関西方面へ長距離帰省する機会が多い僕の場合,高速道路料金の負担はかなり高額になるため,休日限定とはいえ,この値下げはたしかにありがたいです。でも,これって本当に景気対策になるんでしょうか?

 物流コストのうち高速料金がどれぐらい占めているのかわかりませんが,休日限定でどこまで物流コスト低減効果があるのかは疑問です。また,一般ドライバーが,高速料金が安くなったからといって,土日にわざわざ遠出をしようと考えるものなのか,よくわかりません。もともと一般道を使用していたドライバーが高速を利用するようになる可能性はありますが,それでは景気対策にはならないでしょう。

 なんといってもヘンなのは,この値下げがETC車限定である点。値下げ対象がETC搭載車のみのため,国交省は,新規に2回以上の分割払いでETCを購入する場合に限って5,250円を助成し,ETCの普及促進を図るらしいです。要するに,これは経済対策でなくETC普及政策ですよね。なんでそこまでしてETCを普及させたいのか,理解に苦しみます。やはりETC関連の特定業界の利益のためということなんでしょうか。

 現在でもETC車限定の割引制度は導入されていて,この恩恵は僕も受けていますが,「どこまで行っても1,000円」みたいにタダ同然にする対象がETC車のみというのは,あまりにも不公平です。一般車の値下げができない合理的理由は何もないはずです。このようにタダ同然にするのなら,いっそのこと全車無料にすればいいのにと思います。そうすれば料金所の設備も余計な経費も要らなくなると思うのに,ほんと理解に苦しみます。

 過去の関連記事:ETC(2005年12月26日)

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