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2009年1月20日 (火)

百貨店とコンビニ

 20日に発表された2008年の全国主要コンビニの既存店売上高は,前年比4.5%増と9年ぶりに前年実績を上回り,全店の売上高は7兆8,566億円となり,景気後退で売り上げ不振に苦しむ百貨店(7兆3,813億円)を初めて上回ったとか↓

Photo
  (毎日jpより転載)

 これって,小売業界の関係者の人には興味ある話題かも知れませんが,一般庶民にはどーでもいいニュースですね。ていうか,消費者の立場で見れば,百貨店とコンビニって,売っている物が全然違うし,そもそもの目的・用途がまったく違うでしょう。この2つの売上高を比較するというのは,「パソコンの売上高がサツマイモの売上高を上回った」と言っているのと同じぐらい意味がないような気がしました。

 でも,毎日だけでなく,朝日にも日経にも,同じようにこの話題が取り上げられていましたよ。それはともかく,このニュースで掲載されていた朝日のグラフは,なんともセンス悪いです↓

Photo_4
  (asahi.comより転載)

 下の棒グラフを見ると,コンビニの売上高は毎年順調に増えているように見えるのに,上の折れ線グラフはマイナスの年が多いです。折れ線グラフの「既存店前年比」というのは,どうやら「売上高の前年比」という意味ではないらしい。僕には,このグラフはまったく理解できませんでした。

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コメント

こんちは。朝日の記事ほんと笑えますね。写真も笑えるし、なんでコンビニで売れるものまで書く必要があるのか意味不明です。

既存店前年比というのは「去年も今年も存在した店の売り上げの伸び」です。こちらがマイナスなのに売り上げ合計が伸びるのは「新規出店」の店の売り上げが追加されてるからでしょう。

反対にスーパーは売り上げの落ち込みのひどい店から閉めており、このため全体の売り上げは大きく下がってます。が、反対に残ることができている店の中では比較的調子のいい店が多くなり、既存店前年比が(マイナスエリアではありますが)毎年改善している、ということなのでしょう。

ちゃんと書けよ、って感じですね、ほんと。

投稿: ちきりん | 2009年1月21日 (水) 08時04分

 こんにちは。
 ああ,なるほど。朝日の記事の本文には何も書かれていないのに,ちきりんさんの解説でよーくわかりました。ありがとうございます。
 この写真の中の説明やグラフって,記事本文とは無関係なことが書かれているので笑えます。しかもこれが全国新聞の第1面のトップ記事とはね~。

投稿: かば | 2009年1月21日 (水) 20時19分

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