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2008年12月11日 (木)

ガソリンの値段

 5日ほど前のニュースですが,レギュラーガソリンの平均価格が11月25日時点で1リットルあたり140.5円と全国最高値だった高知県内で,安売り競争がスタート。12月1日には平均127.9円と大幅に下がり,高知市やその周辺ではさらに下がり続け,12月5日には97円で販売するところも出始め,レギュラーより安いはずの軽油価格と逆転している店まであるとか。

 たった10日ほどで一気に40円以上も下がるとは驚きです。高知県の場合,秋口は180円ぐらいだったそうなので,その時と比べると半額に迫る勢いです。こうなったのは,高知市内に2店舗を持つある業者が1店舗を改装し,新装開店後の大幅な安売りを開始したのがきっかけらしいです。

 レギュラー90円台というのは「売れば売るほど赤字」という,ありえない価格らしいですが,外野から見れば,ほんとバカげた競争をするものだと思います。石油に限らず,価格競争で客の奪い合いをすると,こうなってしまうんでしょうか。

 ガソリンの小売価格というのは全国バラバラで,地域によってかなりの差があると昔からよく言われています。ちなみにわが茨城県は全国平均よりも安い地域らしいです。でも,そもそも,なんで地域によって石油小売価格に大きな価格差が生じるのか,はっきりわかりません。不思議なものです。

 自動車の販売価格の場合にも地域差があって,自動車の生産工場が近い地域は輸送コストが低くて済むので安くなるという話を聞いたことがあります。これと同じように,石油の場合も工場(精油所)が近いと安くなるのかなと,これまでは漠然と思っていました。あるいは,アラブなどの産油国に近い西日本ほど安くなるとか?(まさかね)

 ところが,この高知県のニュースを見る限り,なんのことはない,石油の小売価格というのは,輸送コストがどうとかいう問題ではなく,結局は周辺の小売業者との競争有無によってのみ決まってしまうということだったんですね。消費者にとっては安ければ安いほどありがたいものですが,逆に競争のない地域では,消費者は高値で買わされるということ。こんな原理で小売価格が決まってしまうというのは何だか理不尽で,腹立たしいものです。

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