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2008年12月31日 (水)

政界再編

 アメリカの大統領選は,予備選挙と本選挙が終了して新大統領が選出されましたが,正式に就任するのは年明けとか。たった一人の大統領が交代するのに,候補者選出から就任までいったいどれだけ長い期間がかかるんでしょう。片や日本では,アメリカが大統領を決める間に総理大臣がいったい何回交代するねん? という状態。日本では,発足後わずか3ヶ月の麻生内閣が,早くも政権末期とささやかれています。

 そして,麻生内閣の支持率低下とともに政界再編を予感させるようなニュースがちらほら出てきています。たとえば,自民党の山崎拓氏と加藤紘一氏は,民主党の菅直人代表代行や国民新党の亀井静香代表代行と会談し,政界再編を念頭に連携を深めていく方向で一致したようです。また,最近では,自民党の渡辺喜美氏が党の方針に造反して衆院解散要求決議案に賛成したというニュースもありました。

 こういった与党内の造反の動きは,政策の内容に対する批判というよりは,麻生内閣の支持率が低下して次期総選挙後の議席の過半数確保と政権維持が難しくなったと判断したからでしょう。要するに,自分の立場(政権与党にいること)を守るために行動しているだけではないでしょうか。次の選挙を見越して自分の地位を守るために,自分たちが選んだ内閣をたった3ヶ月で見限るなんて,ちょっとハレンチすぎると思いますよ。

 また,自民党の中川秀直元幹事長は,某テレビ番組の中で「政界再編については総選挙が終わった瞬間に判断する」と述べたそうです。わかりやすく言うと,「総選挙の結果で与党が過半数を取れなかった場合には,民主党を含めて政界再編を行って政権を維持する」ということなんでしょう。

 政界を再編するのは大いにけっこうで,やりたい人は自由にやればいいと思いますが,その議員に投票した有権者の意思に反するのはやはりルール違反。もし所属政党を変える場合には,いったん議員を辞職するか,解散後の総選挙前に所属変更して,その上で有権者の判断を仰ぐべきでしょう。選挙に当選してから所属政党を変えるというのは有権者の意思を無視するものであり,もってのほかです。その当たり前のことがわかっていないから,中川氏のように「総選挙が終わってから判断」なんていう発言が出て来るんでしょうね。

 さて,本年はこれで終了です。みなさん,どうぞ良い年をお迎え下さい。

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