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2008年11月17日 (月)

つまらない調査

 内閣府が「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」を実施したとか↓

 内閣府は15日,「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の結果を発表した。食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶかという質問に対し,国産品との回答が同様の質問をした00年調査比7.1ポイント増の89.0%に上った。
 国産品を選択する理由(複数回答)は「安全性」が最も多い9割弱に達しており,中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受け,輸入食品への不安が大きくなっていることがうかがえた。
 「とくにこだわらない」は10.1%(00年調査比6.4ポイント減),輸入品は0.5%(同0.1ポイント増)だった。
 調査は全国の成人男女5,000人を対象に個別面接方式で9月に実施,3,144人から回答を得た。回収率62.9%。同種の調査は87年に始め,今回が7回目となる。(毎日jpより)

 「それがどうしたん?」って言いたくなるような,なんともつまらない調査をするものだと思います。「食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶか?」なんていう二者択一の質問をされても,僕は簡単には答えられません。食料品を購入する時にどの商品を選ぶかはケースバイケースで,価格や味などを総合的に比較して買うしかないです。たとえば以前話題になったウナギの場合,国内に流通している多くの商品が中国産らしいですが,中国産のウナギの味は国産と遜色ないと言われています。それで値段が何倍も違うのであれば,僕だったら中国産を買いますよ。この調査で「国産品を選ぶ」と回答した89%の人がみんな実際に国産品を買っているとは思えない。というか,そもそも流通量のバランスからして,それはあり得ないでしょう。

 「国産品を選ぶ」と答えた人の9割が,その理由に「安全性」を挙げているというのも,なんだか質問者に迎合したような回答で疑わしいです。商品の種類によって異なるので一概には言えませんが,たとえば「外国産の安くて美味しい商品」と「国産の高くてまずい商品」があったら,僕は迷わず前者を選びます。僕が選ぶ基準はやはり「味」と「価格」です。

 ということで,20年以上も前から,なんともバカバカしい調査を続けているものだと思います。その調査結果が,何らかの行政上の施策に役立っているんでしょうか。これの調査目的がイマイチわかりません。メディアがよくやるバカげた世論調査は「どうぞご自由に」って思いますが,多額の税金を使って実施する役所の世論調査って,ホント無駄遣いでタチが悪いと思います。

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