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2008年11月30日 (日)

紅葉の京都

 今年もまた,紅葉を見に京都へやってきました。写真ばかりで手抜きですが,いくつか写真をアップします。

 まずは,紅葉で超有名な東福寺。最寄りのJR東福寺駅はすごい混雑でした。ホームの幅が狭くて身動きできませんでしたが,境内はさすがに広く,それほど混雑しているとは感じなかったです。

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 次は嵯峨野の常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。ここの紅葉は何度見ても見事です。先週あたりが見ごろだったみたいですが,紅葉の落ち葉もなかなかいいものですよ。

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 常寂光寺の北へ歩いて5分ぐらいにあるのが二尊院。カップルが多いです。う~~ん,くやし~~! ちなみに,僕が見たところ,京都の紅葉を見に来る人で多いのは,おばさんのグループ,年配のカップル,若い女性のグループ,そして,カメラをかついだオヤジといったところでしょうか。外国の人は比較的少なかったです。日本の観光地のどこでも見かけるような,お金持ちの中国人団体は今回は見なかったです。

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 さらに北へ足を延ばして,多数の石仏で有名な化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。ここも紅葉の名所です。石仏と紅葉の組み合わせって,よく似合います。

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 そして,東へ30分ほど歩いて大覚寺へ。

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 最後に,嵐山まで歩いて全行程終了です。疲れた~。

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 過去の関連記事:そうだ 京都へ行こう!(2007年11月27日)

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2008年11月26日 (水)

固定電話減少

 寒くなってきましが,京都市内の紅葉は見ごろを迎え,先日の3連休の京都は観光客で賑わい,紅葉の名所として知られる東福寺には,23日だけで3万5,000人もの観光客が訪れたとか。ここまで人が集まると,紅葉を見に行くのか人を見に行くのかわからん状態ですが,それでも,今週末は僕も京都で紅葉見学の予定。楽しみです。その後は出張のため,しばらくはブログの更新が滞るかも知れません。

 さて,10日ほど前のニュースですが,携帯電話やIP電話の普及におされて減少が続く固定電話の今年9月末時点の契約数が,4,935万9千件と初めて5,000万件を割ったとか。1年前より7.4%減っており,1年間の減少幅としても過去最大となったそうです。

 ここまで減少すると,NTTさんはさぞかし大変なんだろうなと思いきや,NTT自体がもはや固定電話に重きを置いていないと思われます。たとえばNTT東日本のホームページを見てみると,フレッツ光の情報で溢れていて,固定電話の料金やサービスに関する情報を見ようと思っても,いったいどこに載ってるの? という状態です。

 我が家にも固定電話はありますが,NTT以外の業者のADSLとIP電話を使用している関係上,NTTの固定電話はほとんど使っていません。もはやNTT固定電話は役目を終えたと言う気がします。ただ,NTT電話番号をあちこちに届けている関係上,NTT番号がなくなって「050」で始まるIP電話番号だけになったらちょっと不便かな という気がしていて,解約手続きも面倒なため,惰性でNTT固定電話の契約を続けているのが実情です。

 最近は固定電話にかかってくるのは携帯番号を教えていない親戚・知人とセールス電話だけ。長年使って愛着のある固定電話番号を捨てるのはちょっと寂しいですが,知人に携帯番号を告知した上で,思い切って固定電話を解約してIP電話だけにするのは,電話基本料金節約とともにセールス電話も撃退できるので,非常に魅力です。ということで,僕もNTT固定電話解約に傾いているところです。

 過去の関連記事:
  電話の昔と今(2006年6月13日)
  NTTに排除命令(2008年7月18日)

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2008年11月24日 (月)

味覚は人それぞれ

 おでんが美味しい季節になりました。僕はセブンイレブンのおでんがけっこう好きですが,先日名古屋近郊に出張した時,セブンイレブンでおでんを買ったら「辛子と味噌をつけますか?」って聞かれ,ちょっとびっくり。辛子はともかく,これまで関東地区では味噌なんか聞かれたことがなかったです。これって名古屋地区だけでしょうか?

 それはともかく,辛子は黙ってつけてくらたらいいのに,おでんに辛子をつけない人なんかいないのでは? と思っていました。ところが先日,朝のテレビ番組で,最近は寿司にワサビをつけない人が増えているという話が流れていました。ということは,おでんも「辛子抜き」で食べる人が多いということでしょうか。

 この放送によると,回転寿司店で調査した結果,平均で24%の人が寿司を「サビ抜き」で食べているとのことで,10代・20代の人はなんと40%が「サビ抜き」だったらしい。そして最近は,「全品サビ抜き」という回転寿司店も増えているとか。これには驚きました。

 僕の場合,ワサビは少しつ~んとするぐらいの多めが好きです。カウンターの寿司屋なら最初から「サビ利き」を注文したいところですが,貧乏な僕の味方はやはり回転寿司。普通のサビ入り寿司に,自分でワサビを増量して食べているぐらいです。なので,「サビ抜き」なんてあり得ないです。

 若い世代に「サビ抜き」が増えているということは,時代とともに人間の味覚が変化してきているのかも知れませんね。でもまあ,味覚は人それぞれで,どうやって食べるかは個人の勝手。サビ抜きにケチをつけるつもりは毛頭ありません。でも,ワサビが食べられなかった子供がオトナになると自然に食べられるようになってきたことを考えると,「味覚の低年齢化」が進んでいると言えるのかも知れません。

 そういえば,「最初はビールで乾杯」というのが宴会の定番だと思っていましたが,これも変わってきていて,最近は「ビールが苦くて飲めない」という若い人が増えているという話を聞いたことがあります。いずれは「ビールを飲むのはオヤジだけ」みたいな時代が来るのかも知れませんね。

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2008年11月21日 (金)

最近公開の日本映画

 最近公開された日本映画の感想をいくつか。

1.GSワンダーランド(11/15公開)
  監督:本田隆一
  出演:栗山千明,石田卓也,水嶋ヒロ,浅利陽介 ほか

 日本中をグループ・サウンズ(GS)が席巻していた1968年から1970年を舞台に,あるグループの結成から解散までを描いた物語。できれば当時の本物のGSをモデルに出して欲しかったところですが,この映画は架空のグループのお話です。

 セパレートステレオやオープンデッキのテープレコーダーや白黒テレビなどの懐かしい家具と当時のヘアスタイルなど,60年代後半のノスタルジックな雰囲気が満載の映画です。それと,ほんの一瞬でしたが,当時の日劇のCGはなかなか良くできていました。ただ,当時の若者にしては しゃべり方が今風だった点が,ちょっと気になりました。

 それにしても,今こうして冷静に見てみると,GSメンバーのマッシュルームカットやタイツ姿は相当キモイですが,それ以上に,GSを取り巻く社会というのは,不思議で気味悪い世界だったと思います。見ていてなんだか恥ずかしくなるような世界でした。

 懐かしくて僕にはけっこうウケた映画ですが,これが面白いと感じる世代ってほんの一部でしょうね。ちょっとマニアックで一般受けしない映画だと思います。僕がこの映画を見に行ったのは平日の夜でしたが,公開直後にもかかわらず,108席ある客席に観客はなんと僕1人だけ。究極の「貸切状態」なのは嬉しかったけど,1人というのはちょっと薄気味悪かったし,「この映画を見に来る僕は変人?」かと,ちょと心配になりました。

 ということで,この映画は興行的には大失敗の可能性が高く,公開は短期間で打切られると思うので,もし興味ある方はぜひお急ぎ下さい。

 それにしても,この時にもし僕が行かなかったら,この上映は観客ゼロだったわけで,このように,シネコンの場合は映画によっては「観客ゼロ」ということも多々あるんでしょうね。そのような場合,観客がいなくても最後まで映写を続けるんでしょうか。それとも,入場券販売を打切った時点で映写を中止するんでしょうか。ちょっと気になりました。

2.ハッピーフライト(11/15公開)
  監督:矢口史靖
  出演:田辺誠一,時任三郎,綾瀬はるか,吹石一恵 ほか

 ホノルル行き国際便の運航とトラブル克服などを通して,飛行機の運航に携わるスタッフの活躍ぶりを描いたコメディードラマです。

 本物の全日空ジャンボ機を撮影に使ったり,深夜の羽田空港で本物の全日空社員がエキストラに参加してロケしたり,本物と同じ制服を俳優に合わせて新調するなど,映画の撮影には全日空(ANA)が全面協力したそうで,細かい点がさすがにリアルに描けています。

 また,パイロットやCAやグランドスタッフだけでなく,整備士や管制官やOCC(オペレーション・コントロール・センター)やバード・パトロールなどの裏方にもスポットが当てられ,航空機の運航をいかに多くの人が支えているかというのもよくわかりました。ただ,多くの人物を登場させた分,ちょっと散漫になりすぎた感もありましたが。

 専門的な知識を必要とする部分はよくわかりませんでしたが,一般人が見ることのできない舞台裏を見るというのは面白く,けっこう興味があります。そして,ちょっとしたアクシデントがあって,航空機パニック映画を思わせるような展開もあり,適度にハラハラさせてくれました。ということで,僕はけっこう楽しめた映画でした。また,どこまでがCGでどこまでが実写なのかがはっきりわからないぐらい,映像的にもよくできていたと思います。

 ただ,この映画は「マヌケな主役が頑張る」というサクセスストーリーでもありますが,その主役のマヌケっぷりはちょっと誇張しすぎかなという気がしました。いくらなんでも,あんなドジなパイロットやCAはいないと思いますよ。また,「ドジな人」と「厳しすぎる上司」のように,出演者のキャラが両極端すぎるのも,ちょっと「作りすぎ」だと感じました。

3.ハンサム★スーツ(11/1公開)
  監督:英勉
  出演:谷原章介,塚地武雅,北川景子,佐田真由美 ほか

 身に着けるとハンサムになれるというスーツを手に入れた男の喜びと,その顛末を描いたコメディ映画です。

 「洋服の青山」が協賛とのことで,このハンサムスーツの開発は青山という設定。青山の白木氏という人物を演じたのは中条きよしさん(62歳)ですが,あの容姿で「私のようにハンサムになりたいか?」みたいに迫って来られたのはちょっとコワかったです。この役は,実際に青山のCMに出ている三浦友和さんの方がパロディーっぽくって良かったかも。

 ということで,本物の青山が出てきた点はリアルでしたが,着るだけでハンサムになるというのはもちろん夢物語。心のキレイな人がハンサムになるとちょっぴりやな男になるなど,「顔じゃないよ,中身だよ」というテーマは超ベタですが,映画の結末はなんとなく嬉しく,容姿に自信のない自分でも「頑張ろう!」という気にさせてくれます。

 ところで,この映画のテーマ曲は,渡辺美里さんが歌う「My Revolution」。この曲を作曲したのは,あの小室哲哉氏ですが,当時は無名に近かった小室氏がこの曲で日本レコード大賞「金賞」を受賞してから世に認められるようになったらしいです。なんともタイムリーな映画でしたね。

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2008年11月20日 (木)

勘違い検挙

 小さなニュースですが,福島県警が郡山市内でノーヘルメット・信号無視・一方通行違反などの違反をした2人乗りオートバイを検挙した際,運転手だけでなく誤って後部座席の女子高生も道交法違反容疑で現行犯逮捕し,すぐに誤認逮捕と気づいて釈放したというニュースがありました。

 後部座席の同乗者は,事前に運転者と違反行為を計画していれば「共同正犯」が成立して罪になりますが,このケースでは該当しないことに逮捕後気づいたとのこと。また,同乗者がヘルメットをかぶっていない場合でも,処分の対象になるのは運転者であり,同乗者は検挙されないとのことです。このニュースで「2人逮捕したのに ごにん逮捕」なんていうギャグを思いつきましたが,それはともかく,後部座席の同乗者がノーヘルメットでも,検挙されるのは同乗者でなく運転者だというのは,ちょっとした盲点かも知れませんね。

 法律のプロの警察官といえども,ちょっとした「勘違い」というのはよくあることなんでしょう。浜松市の大学で,大学構内に法的拘束力のない「止まれ」の標識を設置したところ,地元の警察署員が誤って一時停止違反で学生ら16人に交通反則切符を切っていたという話題もありました。

 この一時停止標識は,大学構内の私道から公道に合流する交差点の構内側(私有地)に大学が設置したものらしい。大学に限らず,駐車場や工場などの私有地内に設置されている一時停止標識をよく見かけますが,私有地内であり,どう見ても法的拘束力がないのは明らか。多少まぎらわしいとはいえ,検挙する側もされる側も,そんなのすぐに気づけよって思います。

 似たような話として,道路工事業者が設置している仮設の信号機(のようなもの)には法的拘束力はないので,それを無視しても道交法違反にはなりませんね。もちろん,安全運転に反するような行為は論外ですが。

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2008年11月17日 (月)

つまらない調査

 内閣府が「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」を実施したとか↓

 内閣府は15日,「食料・農業・農村の役割に関する世論調査」の結果を発表した。食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶかという質問に対し,国産品との回答が同様の質問をした00年調査比7.1ポイント増の89.0%に上った。
 国産品を選択する理由(複数回答)は「安全性」が最も多い9割弱に達しており,中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受け,輸入食品への不安が大きくなっていることがうかがえた。
 「とくにこだわらない」は10.1%(00年調査比6.4ポイント減),輸入品は0.5%(同0.1ポイント増)だった。
 調査は全国の成人男女5,000人を対象に個別面接方式で9月に実施,3,144人から回答を得た。回収率62.9%。同種の調査は87年に始め,今回が7回目となる。(毎日jpより)

 「それがどうしたん?」って言いたくなるような,なんともつまらない調査をするものだと思います。「食料品を購入する際に国産品と外国産のどちらを選ぶか?」なんていう二者択一の質問をされても,僕は簡単には答えられません。食料品を購入する時にどの商品を選ぶかはケースバイケースで,価格や味などを総合的に比較して買うしかないです。たとえば以前話題になったウナギの場合,国内に流通している多くの商品が中国産らしいですが,中国産のウナギの味は国産と遜色ないと言われています。それで値段が何倍も違うのであれば,僕だったら中国産を買いますよ。この調査で「国産品を選ぶ」と回答した89%の人がみんな実際に国産品を買っているとは思えない。というか,そもそも流通量のバランスからして,それはあり得ないでしょう。

 「国産品を選ぶ」と答えた人の9割が,その理由に「安全性」を挙げているというのも,なんだか質問者に迎合したような回答で疑わしいです。商品の種類によって異なるので一概には言えませんが,たとえば「外国産の安くて美味しい商品」と「国産の高くてまずい商品」があったら,僕は迷わず前者を選びます。僕が選ぶ基準はやはり「味」と「価格」です。

 ということで,20年以上も前から,なんともバカバカしい調査を続けているものだと思います。その調査結果が,何らかの行政上の施策に役立っているんでしょうか。これの調査目的がイマイチわかりません。メディアがよくやるバカげた世論調査は「どうぞご自由に」って思いますが,多額の税金を使って実施する役所の世論調査って,ホント無駄遣いでタチが悪いと思います。

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2008年11月15日 (土)

カット専門店

 「1000円カット」のような看板が出ている格安のヘアカット専門店を最近よく見かけますが,客を奪われる旧来型店の不満を受けて,カット専門店には本来不要な洗髪台の設置を義務づける自治体が相次いでいるという記事が,数日前の新聞に出ていました。

 これを条例化しているのは現時点では14道県で,カット専門店での洗髪台設置義務の理由は「どんな不潔な客が来るかわからない」という衛生上の理由らしいです。ただ,大阪府や千葉県など6府県では「衛生上の問題はない」として条例化を見送っているとのことです。

 記事によると,格安カット専門店チェーン「QBハウス」の場合,条例で洗髪台の設置を義務づけられた北海道などでは,洗髪には使用しないのに洗髪台(十数万円)の設置を余儀なくされているらしい。また,「QBハウス」は国に対してカット専門店での理容師・美容師の混在勤務を認めて欲しいと求めているものの,厚労省は「混在を認めると無資格者の違法行為の恐れが高まる」というわけわからん理由で,この要求を退けているとか。

 僕はカットに行く前には必ず洗髪してから行きますが,カットに限らず,他人様に自分の身体を触ってもらうような場合には,その部分は清潔にしてから行くのが最低限のマナーだと思っています。歯科医院に行く前には当然歯磨きしてから行くべきだし,風俗に行く場合にはきちんとシャワーしてから行くべきでしょう(笑) もし不衛生な状態でカットに来る客がいたら,店が客を断わればいいだけで,法律や条令で規制すべき問題ではないと思います。既成の業界を守ることを第一に考えている国や一部自治体というのは,ホント腹立たしいです。

 ところで,僕の経験では,理髪店はカットしてから洗髪,美容院では洗髪してからカットするのが普通みたいですね。僕は今は「美容院派」なんですが,長年理髪店に通っていただけに,カット前にシャンプーしてカット後は洗い流さない(ドライヤーなどで吹き飛ばすだけ)というのはなんとも気色悪く,何度美容院に行っても違和感があります。

 過去の関連記事:美容院(2006年5月7日)

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2008年11月11日 (火)

こうして核兵器は持ち込まれた

 11月9日の夜,NHKスペシャル「こうして核兵器は持ち込まれた ~空母オリスカニの秘密~」が放映されました。「日本に核があるか?」というのは僕にとってすごく興味あるテーマなので,NHK受信料を払っていないことも忘れて見てしまいました。この番組内容を要約すると,以下のとおり。

 空母「オリスカニ」は1950年~1976年の間,頻繁に日本に寄港したが,その活動の詳細を知るため,1年がかりで米国の機密資料を集め,当時の関係者の証言も得た。
 それによると,オリスカニの中で新型原子爆弾「マーク5」を製造しており,1953年10月に横須賀港に持ち込まれた。また,厚木基地ではオリスカニと連携し,核爆弾を搭載した戦闘機がこの空母から出撃して北朝鮮を核攻撃できる態勢が取られていた。
 過去には,横須賀以外にも岩国・佐世保・別府などに核兵器を搭載した空母が寄港しており,合計60回も持ち込まれている。搭載した核兵器を降ろすのはかえって危険なため,日本に立ち寄るからといって核兵器は一切降ろしていなかった。
 日本は,対北朝鮮だけでなく,ソ連・中国との全面核戦争に備えた前線基地になっていた。また,ベトナム戦争中も常に核攻撃できる態勢を取っていた。特にベトナム戦争当時は,空母に限らず,潜水艦や駆逐艦や巡洋艦にも普通の兵器と同様に核兵器が積まれ,あちこちに核兵器が溢れていた。
 この間,日本政府は「アメリカが言わないから核はない」という姿勢に徹して「知らぬふり」をしていた。アメリカは日本を核攻撃の盾にする反面,日本は核の抑止力の傘下に入っていたという点で,両政府の利害は一致していたといえる。

 ざっとこんな内容でした。日本政府の「相手が言ってこないから持ち込みはない」なんていうのはめちゃくちゃな理屈であり,日本に核が何度も持ち込まれていたのは今や「公然の秘密」です。核持ち込みをさも大発見であるかのように放送されても「何を今さら」という気持ちですが,初めて持ち込まれたのが1953年ということは,広島・長崎に原爆が投下されてからたった8年後なんですね。それから21年後,非核三原則の堅持により佐藤栄作氏はノーベル平和賞を受賞したわけですが,実は非核三原則は嘘っぱちだったわけで,ノーベル賞選考委員をも欺いて受賞したということになります。これは許されないと思いますよ。

 そして,1992年以降は冷戦終結により,空母には原則として核兵器は積んでいないと言われています。けれども,「原則」と言っているところがミソで,原則には必ず「例外」を伴うわけで,現在核の持ち込みがどうなのかは極めて怪しいです。

 この番組で,空母の核の存在をペラペラ話してくれたのは現役を引退した人ばかりですが,引退したからこそ真実が言えるということでしょう。これは大相撲の八百長問題もいっしょですね。でも,過去に核が持ち込まれていたのは事実だとしても,現在どうなのかという点は興味があるし,日本にとっては重要な問題。この点の突っ込みがほとんどされていなかったので,非常に不満の残る番組だったと言えます。

 空母に限らず,今の在日米軍基地に核兵器はあるのか,ぜひ明らかにしてほしい(僕はあると確信していますが)。といっても,そんなことをNHKなどのメディアにはもちろん期待できないし,たとえ政権が交代してもそれを明らかにするのは無理でしょう。核が必要かどうかは別問題として,まずは国民に事実を明らかにしてほしいものです。

 過去の関連記事:非核三原則(2006年10月7日)

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2008年11月10日 (月)

日本シリーズ終了

 日本シリーズ第7戦でライオンズがジャイアンツに勝ち,埼玉西武ライオンズが日本一になりました。昨年はリーグ優勝したジャイアンツがクライマックス・シリーズ(CS)で敗れたためにナベツネ氏が騒いでCSのルールが変更されたりしましたが,今年の日本シリーズでジャイアンツが敗れたことにより,またナベツネ氏が騒いで日本シリーズのルールが変更になったりしないか,ちょっと心配なところです(笑)

 今年の日本シリーズは全般的に「ホームランで決まる」という大味な試合が多かった中,第7戦の8回表のライオンズの攻撃は見事でした。2対1でジャイアンツがリードしていた8回,先頭の片岡選手がデッドボールで出塁し,次打者の初球に二塁へ盗塁。送りバントで1アウト三塁となった後,中島選手のサードゴロの間に三塁走者がホームインして2対2の同点に追いついたシーンです。足を生かしてあっという間にノーヒットで同点・・・こういう地味な渋い点の取り方は大好きで,僕はホームランよりも興奮します。

 それにしても,日本シリーズMVPを獲得したライオンズの岸投手の快投は素晴らしかったです。昔と違って最近のプロ野球は,完投した投手は最低でも中4日の登板となるのが普通ですが,岸投手は9回完封した後に中2日の第6戦にロングリリーフを0点で完了。この快投は見事でした。昨年の日本シリーズの中日・山井投手の「あわやパーフェクト達成か」というシーン以来の興奮です。これには,かつて西鉄ライオンズの稲尾投手がむちゃくちゃな登板間隔で日本シリーズで大活躍したような「古き良き時代」の日本シリーズを彷彿させてくれました。といっても,僕はかつての稲尾投手をリアルタイムで見たわけではありませんが。

 ということで日本シリーズが終了し,アジアシリーズには優勝したライオンズが出場することに。日本・韓国・台湾・中国のたった4チームでしかやらないアジアシリーズがどれくらい意味ある大会なのかはよく知りませんが,ライオンズには頑張って欲しいものです。ていうか,各国で優勝してアジアシリーズに出場する4チームのうち3チーム(日本・台湾・中国)が「ライオンズ」らしい。面白いです。

 ところで,来年実施されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督人選問題は,最終的に巨人監督の原辰徳氏に落ち着いたようですが,決定に至るまでのゴタゴタには笑わせられました。

 現役監督が以外から選ぶ方針がイチロー選手のコメントでコロッと変わったり,要請を受けた人がみんな固辞するのに誰からも要請されない東北楽天の野村監督が「やってもいい」と発言したり,王さんは「日本シリーズで優勝した監督がいい」と言っていたのに急に日本シリーズ前に決めたり,コミッショナーの言うこともコロコロ変わったりして,わけわからん状態でしたね。

 そもそも,候補に挙がっていた王さんや星野さんが選ぶ立場にもなっているなど,WBC体制検討会議のメンバー構成もどうなっているのかよくわかりません。

 このようなゴタゴタの中,WBC監督にはジャイアンツの原監督が要請されて引き受けることが決定。原さんという人は,誰も引き受けたがらない仕事をいやがらずに引き受ける立派な人なのか,頼まれたら何でも引き受けるおめでたい人なのか,それとも親会社の意向には逆らえない気の毒な立場の人なのか,僕にはよくわかりませんが,今回の原氏のWBC監督就任は,あれだけナベツネ氏にボロクソに言われてジャイアンツ監督を辞めたのに,要請されてあっさり2回目のジャイアンツ監督を引き受けた時となんとなくダブるような気がしました。

 いずれにしても,次回のWBCはぜひ良い成績を残して欲しいものです。せっかく引き受けたのに,惨めな成績でナベツネ氏にボロクソに言われたのではあまりにも気の毒ですからね。原氏の監督としての技量がどの程度なのかは僕にはわかりませんが,ドラフト会議を見る限りは「くじ運」は良さそうだし,強運は持っているかも知れません。

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2008年11月 9日 (日)

外見で判断

 11月8日付の朝日新聞のコラム「天声人語」より↓

 就職を望む人が,履歴書を書いて先方に送るのは日本もアメリカも変わらない。だが違うこともある。米国ではふつう,顔写真を張る必要はない。肌の色などによる書類審査の差別を防ぐためだ。
 それで差別はなくなったのかと,シカゴ大学の教授らが数年前に「実験」をした。求人広告を出したいくつかの企業に,目的を伏せて3,700通の架空の履歴書を送った。返事が戻ると,案じた通りだった。
 白人に多いとされる名前(たとえばエミリー)で送った履歴書には面接の通知が多かった。黒人につけられがちな名前(たとえばラトーヤ)には少なかった。1.5倍の差がついたそうだ。平等をうたう奥に,なお根強い差別がひそむ一例だろう
 (以下略)

 これは,次期大統領選挙で黒人のオバマ氏が勝ったことに関するコラムの前段の部分です。アメリカでは履歴書に顔写真を貼らないことで差別を防止しているというのには感心しましたが,この「実験結果」でわかるように,採用する側のホンネとしては,やはり有色人種を排除したいということなんでしょう。ということは,もし「オバマ」という苗字で履歴書を送付したら,黒人というより日本人だと思われて排除されたりするのかも知れませんね。

 で,僕がこのコラムを読んで気になったのは,アメリカ大統領選のことではなく,神奈川県立高校の入試で,試験の成績が合格基準に達していながら「態度が悪い」「つめが長い」「スカートが短い」「服装がだらしない」「髪染めの跡」「ピアス」などの理由で計22人が不合格とされていた問題。この問題で,県教委は「不正な選考だった」として不合格になった希望者に対して入学や編入などの対応を検討するとともに,校長を異動させるなど関係者の処分も検討していると報じられていました。

 公立高校の入試は基本的に筆記試験のみで,服装や態度などは不問というのが大原則のようです。そうしないと客観性・公平性に問題が出て,不正が入り込む余地があるということなのでしょう。でも,学校側としては,成績の多少の良し悪しよりも「外見がきちんとしている生徒」を受け入れたいというのがホンネなんですね。このため,世間にはこの高校のやったことを支持する声も多いようです。

 一方,私立高校の場合,筆記試験だけでなく面接試験があるのが普通で,面接試験時や筆記試験時に服装や態度などをチェックしているのかと思いますが,面接試験というのは選考基準が曖昧で,合否結果の明朗性については大いに疑問です。

 就職に関しても同じ。公務員の場合は筆記試験の点数だけで決まるのが大原則で,このために「口利きによる点数かさ上げ」のような不正があったりするのかと思いますが,そのような不正は論外として,筆記試験の点数で決まるということは外見や性別で差別されないという意味での公平性が保たれているのかと思います。それに対して,民間企業の就職試験での採用基準というのはホント不明朗です。仮に顔やスタイルなどの外見で判断されたり,性別による差別をされたりしても一切わからないし,そもそも選考基準が公開されていないのでまったく信用できません。

 話を神奈川県の高校に戻して,学校側が「外見」で判断したい気持ちは痛いほどわかりますが,やはり選考基準として公開されていなかった基準を入れるというのはフェアじゃないでしょう。それに,人間の外見に関してどう感じるかは人それぞれであり,客観性に疑問が残ります。たとえば「女性のピアスぐらい,いいじゃん」って僕は思います。また,時代によっても変わるものでしょう。今の教師の感覚が必ずしも正しいとは限りません。

 ということで,外見で判断したいのなら,事前に選考基準を明確にして公表しておくべきだったと思います。そして,採点結果もきちんと受験者に通知するべきでしょう。この問題に限らず,高校入試でも大学入試でも,高額の受験料を取っておきながら,採点結果すら本人に通知しないという現状には憤りを感じます。

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2008年11月 8日 (土)

容疑者Xの献身

 10月から公開されている映画「容疑者Xの献身」(監督:西谷弘,出演:福山雅治,柴咲コウ,北村一輝,松雪泰子,堤真一 ほか)を見てきました。

 東野圭吾氏の原作は読んでないし,テレビドラマの方も全然見たことがなく,登場人物に関する予備知識もなかったんですが,映画はけっこう楽しめました。物理や数学の計算式は僕にはちんぷんかんぷんでしたが,「4色問題」は懐かしかったです。「すべての地図は4色で塗り分けられる」というこの定理は,かなり前に証明されたことが話題になっていた記憶がありましたが,それからもう20年以上も経っているんですね。

 映画のラスト30分前ぐらいに,内海刑事が「こんな終わり方でいいの?」と言うシーンがありますが,「このまますっきり終わらせてあげたい!」という気持ちにさせてくれます。ところが,このまま終わらずに,一ひねりあって終わるという結末。このヒネリ感がなかなか絶妙でした。このトリックは,過去の推理小説にもありそうでなかったようで,はっきりしませんが,なかなか良くできていると感じました。

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2008年11月 5日 (水)

ガソリン値下がり

 1ヶ月ぶりにガソリンを給油したら,ガソリン価格が大きく下がっているのに驚きました。僕の住む茨城県は元々全国平均よりも安い地域みたいですが,2日前に入れたレギュラーが1リットルあたり130円。1ヶ月前は150円以上だったので,最近急激に下がってきたようです。今年のピークが8月の180円ぐらいだったので,その時から比べると,たった3ヶ月足らずで50円も下がった計算になります。これは助かります。

 ところで1週間ぐらい前に,こんなニュースが出ていました↓

 経済産業省は,最近のガソリンや灯油の値下がりで,今の価格水準のままなら,今夏のピーク時の価格が続いた場合より世帯あたりの年間負担額が約20,000円軽くなる,との試算を発表した。負担の減った分は他の商品やサービスの消費に回る可能性があり,同省は「日本経済に明るい材料」とみている。
 経産省は07年度の家計調査から,ガソリン価格が10円下がれば家計負担が年約5,000円,灯油なら10円で年約3,000円軽くなると試算。最近の価格水準が続けば,最高値の時と比べて全国平均で1世帯あたり年間約20,000円が浮くとはじいた。灯油の消費量が多い寒冷地ほど効果は大きく,北海道で約39,000円,東北地方は約36,000円という。(asahi.comより抜粋)

 どうでもいいけど,この経済産業省の発表はホント腹立たしいです。僕の記録によると,今年の2月頃はレギュラー1リットルあたり約140円でした。暫定税率の期限切れで4月の約1ヶ月間だけ20円ぐらい下がったのを除外すると,ここ1年は約140円で,2年前は120~130円ぐらいでした。今年の夏の180円というのが異常な高値であり,単に2年前の水準に戻っただけと言えます。なのに,この異常時の価格と比較して「負担が軽くなる」「年間で約20,000円浮く」「負担が減った分は他の消費に回る」「日本経済に明るい材料」なんていうのは,あまりにもノーテンキすぎます。

 そして,この経産省の発表をそのまま垂れ流しているメディアは情けない。麻生総理がホテルのバーで飲もうが,カップめんを「400円」と言おうが,どーでもいいです。麻生氏がスーパーへ行って自分でカップめんを買うとは思えないし,そもそもカップめんなんか食べないと思うので,そんなことに突っ込んでも無意味。むしろこの経産省の発表の方にこそ突っ込んで欲しいものです。

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2008年11月 4日 (火)

理解できない映画

 今日もまた映画のことを書きます。最近の映画ではありませんが,僕が最近テレビやDVDで見た「理解できなかった映画」を2本紹介。

1.炎のランナー(1982年,イギリス)
 監督:ヒュー・ハドソン
 出演:ベン・クロス,イアン・チャールソン,イアン・ホルム ほか

 1920年代のイギリスを舞台に,陸上短距離走に優れた才能を持つユダヤ人とそのライバルの2人の青年が,オリンピックで優勝するまでを描いた感動的ドラマ。アカデミー作品・脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞した名作・・・と言われています。テーマ曲が超有名で,たしかに音楽は名曲だとは思いますが,肝心の映画の方は,僕には理解できませんでした。

 1920年代というはるか大昔なので,オリンピック(1924年のパリ五輪らしい)の競技方法は今と全然違って素朴。短距離走のスターティングブロックなんかもなく,スコップでコースに穴を掘っていたのには驚きました。それはともかく,普通の外国映画だったら,白人がいたり黒人がいたり肥満の人がいるのが当たり前の光景。でも,この映画の大学寮の学生は,全員が白人で,全員がスリムで顔が面長。肥満の人や丸顔の人は一人もいません。時代が時代とはいえ,みんなが同じような顔で,ちょっとキモかったです。

 そして,100m走の予選日が「安息日」と重なったために出場するか欠場するかで悩む選手。宗教上の理由で安息日にはスポーツはできないということだそうですが,個人の信仰の問題とはいえ,これも僕にはちょっと理解できない世界です。

 ユダヤ問題・アマチュア精神の問題など,きわめてマジメなテーマを扱った映画だと思いますが,英国人独特の「格調高さ」が鼻につくこともあり,ちょっと僕には理解できない映画でした。

2.光の雨(2001年,日本)
 原作:立松和平
 監督:高橋伴明
 出演:萩原聖人,裕木奈江,山本太郎 ほか

 1972年の連合赤軍によるリンチ事件を題材にした立松和平氏の小説「光の雨」を映画化したものですが,元々の題材「赤軍リンチ事件」が実話であり,この映画の中で「光の雨」を映画化し,映画のメーキングを作るシーンもあり,しかも映画の制作途中で監督が失踪する事件が発生して映画制作が中止・再開され,未完成の映画を映画の中で完成させるなど,どこまでが実話で,どこまでが映画の中の「実話」で,どこまでが映画の撮影シーンなのかが混乱し,とても不思議な感覚に陥る映画です。メーキングのためのインタビューシーンは本物のインタビューなのかこれも台本なのか,混乱してしまいます。

 連合赤軍メンバー内の重要なキーワードは「総括」と「自己批判」ですが,映画の中で俳優が「自己批判」するなど,ちょっと怖くてわけがわからなくなったりしますが,それにしても,このリンチ事件はおぞましいです。なんでこうなってしまうのか,僕の理解を超えた世界です。現実にあった事件の内容をすでに知っていても,この映画のリンチのシーンはショッキングで,非現実的なホラー映画よりもよほど恐ろしい。ラストシーンで「あ,これは映画だったんだ」と現実の正常な世界に戻してくれるので救われます。なかなか見ごたえのある映画でした。

 話のついでに,1970年の連合赤軍による「よど号」ハイジャック事件の新聞を紹介↓

19700401
  (1970年4月1日付 朝日新聞 東京本社版 朝刊)

 この事件は,日本国内で初めてのハイジャックと言われており,ハイジャック機が北朝鮮に飛ばされるなど,衝撃的な事件でしたが,新聞の見出しが「乗取り日航機・・・」となっているように,当時は「ハイジャック」ということばは一切使われていませんでした。

 「ハイジャック」ということばが使われるようになったのは,この事件の発生以降だったと思いますが,ちなみに,ハイジャックの「ハイ」というのは,「high」=「高い所を飛ぶ」=「飛行機」という意味ではなく,駅馬車強盗が駅馬車の御者を呼び止める時に「Hi,Jack!」(やい,おめぇ)と声をかけたことから来ていて,対象が船でも車でも,乗り物を乗っ取る行為はすべて「ハイジャック」というのが本来の語源だそうです(Wikiより)。知らなかった~。

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2008年11月 3日 (月)

宇宙実験アイデア

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,来年2月から約3ヶ月間国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する若田光一宇宙飛行士に試してもらいたい「おもしろ実験」のアイデアを募集しているとか。実験の条件は,特殊な道具を必要とせず,かつ10分程度で終わる内容とのことです。

 無重力状態での生活や人間の生理現象がいったいどうなるのか,僕はけっこう興味がありますが,食事のことやシャワーのことや,僕が最も興味のあるトイレのことなどは既に広く解説されているので,あと僕が知りたいのは,ズバリ「無重力状態でのエッチはどうする?」ってことでしょうか。あ,これ決して下ネタではなく,人類の長期間の宇宙滞在においては重要な課題であり,極めてマジメな話ですので,念のため。動物による生殖実験などは当然やっていると思うし,人間についても,すでに究明されている問題なのかも知れませんが,不思議と話題になっていない気がするので,あえて挙げさせてもらいました。

 「無重力状態でのエッチ」の実験は,「特殊な道具を必要としない」の条件は満たしていると思いますが,「10分程度で終わる内容」というのはちょっと微妙ですかね?(笑)

 ともあれ,11月20日までアイデア募集中とのことなので,貧弱な発想しかできない僕と違って面白いアイデアをお持ちの方は,応募してみてはいかがでしょうか。

 過去の関連記事:国際宇宙ステーション(2008年3月14日)

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2008年11月 2日 (日)

航空幕僚長を更迭

 航空自衛隊の航空幕僚長が,日本の侵略行為を否定する論文をアパグループ主催の「真の近現代史観」懸賞論文に投稿していた問題で,政府はこの航空幕僚長の更迭を決定。すでに報じられているとおりですが,この論文「日本は侵略国家であったのか」の要旨は次の通り。(asahi.comより転載)

 日本は朝鮮半島や中国大陸に一方的に軍を進めたことはない。日清戦争,日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て,これを守るために軍を配置した。
 我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者だ。
 日本政府と日本軍の努力で(満州や朝鮮半島の)現地の人々は圧政から解放され,生活水準も格段に向上した。
 日本はルーズベルトの仕掛けたわなにはまり真珠湾攻撃を決行した。
 大東亜戦争後,多くのアジア,アフリカ諸国が白人国家の支配から解放された。日露戦争,大東亜戦争を戦った日本の力によるものだ。
 東京裁判は戦争責任をすべて日本に押しつけようとした。そのマインドコントロールが今なお日本人を惑わせている。自衛隊は領域の警備もできない,集団的自衛権も行使できない,武器の使用も制約が多い,攻撃的兵器の保有も禁止されている。がんじがらめで身動きできない。このマインドコントロールから解放されない限り,我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。
 多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識する必要がある。我が国が侵略国家だったなどというのはぬれぎぬである。

 う~~ん,凄い考えです。どういう歴史観を持つのも個人の自由ですが,明らかに事実と異なる内容が多々あります。いまだにこういう考えを持っている人がいるのには驚きですが,この懸賞論文を最優秀賞に選んだアパグループも凄い。一連の耐震偽装問題で話題となるだけの企業はさすがに違います。

 この問題は,たまたまこの論文が最優秀賞に選ばれたために発覚したということで,もし選ばれなかったら何の騒ぎにもならなかったということでしょう。その意味では,この航空幕僚長は運が悪かったと言えるのかも知れません。

 現役の自衛隊幹部にこういう考えを持っている人がいるのはちょっと怖いですが,ただ,それはそれとして,国家公務員全員が政府見解と同じ考えを持っているということはありえないわけで,どういう歴史観を持つかは各個人の自由でしょう。想像するに,この航空幕僚長と同じ考えを持っている役人や政治家は少なからずいると思えるし,「よくぞ発表してくれた」と拍手喝采している人が,自民党議員を中心に一定数はいると思います。

 この航空幕僚長の論文は,もし肩書きを一切出さずに純粋に個人名で投稿したのなら何も問題にならなかったのかなと思います。公務員といっても一人の人間であり,思想信条の自由や言論の自由はあり,かつての戦争を正当化する論文を出すのも,日の丸・君が代に反対するのも,「日教組をぶっ壊せ」と考えるのも,個人の自由だと僕は思っています。ただし,公私を適切にわきまえて,公人としての発言なのか個人的見解なのかは明確にして行動することが重要だと思いますが。

 ちなみに,この論文の問題は,報道されている限りでは,規律違反などの問題があるわけではなくて,単に「政府見解と異なる意見を公にすることは空幕長として不適切」とされているだけです。このため,更迭といっても単なる人事異動で,懲戒などの処分は一切ないみたいです。

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2008年11月 1日 (土)

トヨタの博物館

 先日の明治村の記事に続いて,名古屋方面の出張報告第2弾です。愛知県と言えばやはりトヨタ王国ということで,トヨタ関連の博物館2箇所を訪ねてみました。

 まずは,その名も「トヨタ博物館」。所在地は愛知県長久手町で,名古屋駅から電車を乗り継いで1時間弱かかる所にあります。この博物館は,自動車誕生以降の国産車と外国車の実物を多数展示することによって自動車の歴史を紹介した施設です。

 たとえば,伝説的な名車と言われているトヨタ2000GT↓

2000gt

 「トヨタ博物館」という施設名ですが,展示されている国産車はトヨタ車に限らず,各メーカーの懐かしいクルマが展示されています↓

117
(いすゞ 117クーペ)

Photo
(日産 60年代のブルーバード)

Photo_2
(ダイハツ ミゼット)

 あと,懐かしかったのはボンネットバス↓

Photo_3

 ボンネットバス自体は,今でも全国あちこちに保存されているので,それほど珍しくはありませんが,車内の座席などが昔の懐かしいスタイルのままで残っているのは珍しいです↓

Photo_4

 そして,来年の3月29日まで,「団塊世代のブームとクルマ」という企画展が催されており,その中で僕の興味を惹いたのがこれ↓

Photo_5

 かの月光仮面が乗っていたという,1957年のホンダドリーム号です。月光仮面の映像を見た限りではショボいバイクにしか見えませんでしたが,現物はきちんとした250ccのバイクでしたね。

 そしてもう1箇所,トヨタテクノミュージアム「産業技術記念館」に行ってきました。こちらは名古屋市内のど真ん中のトヨタグループ発祥の地にあり,大正時代の赤レンガ造りの工場建屋をそのまま残して記念館として活用したものだそうです↓

Photo_6

 この記念館は「モノづくり」がテーマで,繊維機械と自動車技術の変遷を紹介した施設。大きく分けて繊維機械館と自動車館がありますが,展示物がたっぷりあって時間が足りなかったため,繊維機械館はパス。自動車館のみ見学してきました。

 それにしても,最近の自動車生産技術はすごいです。1台ずつ仕様の異なるクルマの溶接や塗装を,ほとんど無人で実施してしまう生産ラインは圧巻です。これが10分ぐらいの映像で紹介されていましたが,工場見学に行くよりもこの映像を見た方が手っ取り早いかも。

Photo_7

 そして,トヨタおなじみの「ジャストインタイム生産システム」がいかに素晴らしいかが紹介されていました。もっとも,この「ジャストインタイム」については,僕は「運送会社や下請け会社イジメ」という負のイメージしか持っていないので,このトヨタの解説にはちょっと違和感がありました。

 そして,館内の「テクノランド」というコーナーには,いろんな機械のしくみなどがわかりやすく展示されています。この中で面白かったのが,歯車に関するもので,たとえばクルマのワイパー。一方向にしか回転しないモーターから左右に往復する動きをどうやって実現しているかなんて,これまで考えたこともなかったですが,この模型を見るとそれがよくわかります↓

Photo_8

 同様に,扇風機の首振り↓

Photo_9

 羽根を回すモーターと連動して,歯車によってあの首振りを実現しています。このため,羽根の回転速度を「強」にすると,首振りも早くなるんですね,納得です。ミシンの上下の動きなんかも面白いです。こういうのは見ていて飽きません↓

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 さて,かつて日付改ざんが話題になった伊勢土産の赤福餅ですが,名古屋地区でも大量に販売されていました。僕は赤福餅はあまり好きではありませんが,その後の日付表示などがどうなっているのか興味があったので,ちょっと買ってみました↓

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 外装の日付表示は従来どおりみたいですが,かつて実施していた「.」「-」などの「隠し記号」は見当りませんでしたね。そして何よりも,内箱自体に日付が印刷されていて,日付変更による再利用ができなくなっているみたいです↓

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 でも,僕が夕方買った時も売店には赤福が山積み。売れ残ったのはいったいどうするのか,ちょっと気になるところです。

 ということで,名古屋の出張報告は以上でおしまい・・・おわり名古屋 って?

 過去の関連記事:
  赤福の表示(2007年10月24日)
  赤福餅(2007年10月14日)

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