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2008年10月11日 (土)

教えてほしい

 1981年の米ロサンゼルス銃撃事件に関与したとしてサイパンで逮捕された三浦和義氏が,ロサンゼルス市内で自殺したとか。この自殺の原因はよくわかりませんが,三浦氏がこの事件の真犯人だったかどうかは結局わからないまま,この事件は幕引きとなるようです。

 ところで,たとえば外国人が日本国内で日本の法律に違反する罪を犯して海外へ逃亡したような場合,国際手配によってその容疑者を逮捕したら,身柄を日本に移して日本の法律で裁判をするべきだというのが僕の認識です。ところが,このロス銃撃事件は,米国での殺人事件にもかかわらず,容疑者が日本で裁判を受けて日本の法律の下で無罪が確定しています。

 日本で無罪が確定した人を米国が逮捕できるのかという「一事不再理」の問題がマスコミなどに取り上げられていますが,そもそも一事不再理の問題以前に,日本人が外国で犯した罪に対して,日本の法律に基づいて日本で裁判するということ自体の妥当性が僕にはよく理解できません。この事件の真相について僕は興味ないので,真犯人が誰でもかまいませんが,僕が知りたかったのは,ロスでの殺人事件をなんで日本の警察・検察が立件して日本で裁判できたのかという点だけです。報道番組などで誰もこの点をはっきり解説してくれないのが残念です。

 次に,標準報酬月額の改ざんの問題。これは,事業主が納める保険料の負担軽減と社会保険庁の保険料徴収率アップを目的として,標準報酬月額を書き換えて保険料を低くしていたという事件ですが,これは,本来の標準報酬月額に見合った保険料を給与から天引きしたにもかかわらず,その保険料よりも低い額しか納付していなかったということ。つまり,従業員の給与の一部を会社が着服したということですよね。

 この事件は,年金給付者への給付額が本来受け取れる額よりも低くなってしまったという点だけが問題視されていますが,問題の本質はそれだけでなく,事業主が従業員の給与の一部を着服したという意味で,詐欺とか窃盗とかの刑事事件として扱うべき問題でしょう。なぜそういう声がどこからも上がってこないのか,教えてほしいものです。

 もう一つ僕がわからないのは,事故米流出問題に関して。汚染された事故米の流出経路や流出量などが問題視されていますが,それよりも僕が知りたいのは,外国から輸入した米には700%を超える関税がかかると言われており,そんな高価な米を誰が買って倉庫にストックしているのか? もし政府が買っているならいくらで転売しているのか(関税分はきちんと上乗せされているのか)? もし差額を政府が負担して転売しているなら,そもそも関税をかけている意味が全然ないのでは? などなど。単に僕が無知なだけかも知れませんが,米の輸入に関してはわからないことだらけです。誰かきちんと教えて欲しいものです。

 過去の関連記事:
  ロス疑惑(2008年2月26日)
  標準報酬の改ざん(2008年9月10日)

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