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2008年9月27日 (土)

辞める理由

 政治家が辞める理由って人それぞれですが,特に最近は怪しげな理由で辞める人が多いものだと感じます。

 福田首相が辞めたホントの理由は,辞任会見で釈明していた内容とはちょっと違っていて,既に報じられているとおり「自民党を選挙で勝たせるため」というのが最大の理由でした。自分の党の都合で,党首を辞任するだけでなく総理大臣まで簡単に辞めてしまうという神経にはホントあきれます。

 汚染米問題で19日に引責辞任した福田内閣の太田農林水産相もホントわけわからなかったです。この日に突然辞める理由ができたと思えないし,しかもわずか5日後には新内閣誕生の予定で,何もしなくても自然に辞めることになるのはわかっていたはず。たった5日間だけのために,手間のかかる大臣交代手続きなんかしなくてもよかったのにと思います。結局はこの辞任も選挙対策ということなんでしょう。そして,たった5日間とはいえ,この間の農林水産相は官房長官が兼任。兼任可能ということは,元々いてもいなくてもよかった,ていうか,いない方がよかったってことなんでしょうか。

 25日には,小泉元総理が次期衆院選には立候補せずに引退すると大きく報じられていました。そして,実の子供(チルドレン)の中から,秘書をしている次男を後継者に指名したとか。周囲から推挙されたとかいうのならともかく(たとえ推挙されても遠慮するのが親としてのマナーだと思いますが),自分で自分の息子を指名するとは,なんとも大胆な人です。

 この後継指名に関しては,内外から厳しく批判されているようですが,単に小泉氏はその程度の人物だったということで,それはそれで本人の勝手でしょう。ただし,党公認として立候補できるかは小泉氏が決める問題ではなく,党が適切に判断すべき問題ですね(もちろん無所属で立候補するのは勝手ですが)。この次男氏の政治家としての資質について僕は知りませんが,最終的には良識ある有権者がきちんと判断すればいいこと。いずれにしても,選挙になったらマスコミがこの次男氏に対して過剰な報道をするかと思うと,今から頭が痛いです。

 それはともかく,小泉氏は総理を辞めてからはこの次男氏を従えて選挙区を回って地ならしをしていたとも言われており,準備万端でぬかりなくこの機会を待って引退するというのは見え見え。つまり,議員を引退する本当の理由は「息子に跡を継がせるため」ということなんでしょう。にもかかわらず,この引退表明を「鮮やか,潔い,最高!」(武部勤元幹事長)みたいに絶賛する人が多いのには笑えます。

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