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2008年8月24日 (日)

民主党代表選挙

 「無投票は望ましくない」と出馬に向けて調整を続けてきた野田佳彦氏は,9月8日告示の民主党代表選への出馬を断念したとか。このため,代表選は小沢一郎氏の無投票3選が確実な情勢らしい。野田氏の代表選出馬に対しては,党内野田グループ内でも慎重論が強く,出馬に必要な20人以上の推薦人確保が難しいと判断したためとのこと。

 ある一政党の代表を決める話なので,党員でない一般国民にとってはどうでもいいニュースですが,それにしても,民主党というのはなんとももったいないことをするものです。無投票となることによって,党が「一枚岩」であることを有権者にアピールしたかったのかも知れませんが,元自民党員や元社会党員で結成されたこの党が「一枚岩」だなんて,もともと誰も思っていないでしょう。むしろ,無投票で選ばれることに対して,「密室政治っぽくて不透明」との悪印象を与えると思います。それ以上に,「適任者が小沢氏しかいない」という,いかにも人材不足という印象を与えます。

 僕が「もったいない」と思う理由は,何らかの代表選をすれば,黙っていてもマスコミが報道してくれるため。代表選というのは,候補者の政策(=当選後は党の政策にもなりうる)などをマスコミがタダでPRしてくれる格好の場なんですよ。マスコミが一政党の代表選を公的選挙であるかのように報道するメディアには大いに不満がありますが,それが現実。

 もっとも,代表選があったとしても,自民党の総裁選と比べるとメディアの扱いが小さくなることは想像できます。それは,自民党の総裁選は実質的に総理大臣を選ぶ選挙だからでしょう。でも,自民党支持率が低迷し,次回総選挙でひょっとしたら民主党が政権を取るか? と言われている今,今回の民主党代表選は次期総理大臣を選ぶことになるかも知れないという可能性を考えると,もし本気で代表選をやれば,有権者の注目度もアップするし,マスコミもそれなりの扱いをすると想像できます。ということで,せっかくの機会を無投票で終わらせるなんて,ホントもったいないことをするものだと思います。立候補要件が厳しすぎて候補者が集まらないなら,党規を変えてでも立候補要件を緩和すべきだと思いますよ。

 もっとも,代表選をやったとしても,いったん退いた毎度おなじみの顔ぶればかりの候補者だったりしたら,党の人材不足を宣伝しているようで,かえって逆効果かも知れませんが。

 それにしても,民主党って,しょっちゅう代表選を実施している印象が拭えません。任期が2年って短すぎませんか? それでも,これまで2年の任期を全うした代表は数少ないみたいですが。

 過去の関連記事:民主党の代表選(2006年9月1日)

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