CO2排出量
米科学誌「サイエンス」に掲載された論文によると,海洋研究開発機構と京都大学の研究チームは,これまでほとんど見つからなかった「幻」の葉緑素「クロロフィルd」が,世界中の海や湖に存在することを発見。この葉緑素は光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収し,吸収する量は近年のCO2の年間増加量の半分から3分の1に相当していたとか。
この葉緑素を人工的に増やすことが可能なのか,また,今話題になっている温室効果ガス排出量削減にどの程度結びつくのものなのかはよくわかりませんが,それはともかく,CO2の排出量というのは,どうやって測定しているんでしょう。物理的に測定しているものなのか,または単なる机上の計算なのか,僕にとっては前々から疑問でした。
そこでネットで検索したところ,解答らしきものを発見↓
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10004000/1112007072605.html
これによると,CO2の排出量は,「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)という国連機関が定めたガイドラインに沿って,業種や燃料などの排出源に係数をかけて算定される」とのこと。これを聞いても結局はよくわかりませんが,要するに,各国の申告値を基に計算で求めているらしいです。こういう算定方式だと,緑地を増やしたり,CO2を吸収するしくみを開発したり,低公害車を普及させたりしても,排出量の数値には現われてこないような気がしますが,どうなんでしょう。
このCO2を含む温室効果ガスに関しては,1997年の京都議定書によって排出量の削減目標が示され,しかも,排出枠が余った国と排出枠を超えてしまった国との間で売買している状況。そんな重要な数値であるにもかかわらず,各国の自己申告値に基づいて計算されているというのは,なんとも心もとないです。あまり疑いたくはないけど,その値によって多額のカネが動くような数値に対して,そもそも各国が本当の値をきちんと申告しているんでしょうかね。
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