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2008年7月15日 (火)

私的ネット閲覧

 厚労省は,5月7日時点で本省と地方厚生局8カ所の計約5,500台のパソコンのネット利用状況を調査。この日にアクセスされたサイト計約1千万件を分析したところ,業務と関係なさそうな閲覧は約12万2千件(1.2%)あったとか。サイト別では,掲示板やチャットなどが約7万5千件,ゲーム関連が約4万1千件,演芸やアニメなどが約6千件。厚労省は2005年7月からアダルトサイトや株取引サイトなどへのアクセスは禁止していたが,掲示板などは規制対象外だったとのこと。

 業務外のアクセスがこんなに多いとは驚きましたが,調査結果を正直に公表した点だけは評価しておきましょう。最近は,業務外のサイトへのアクセスをブロックしたり,アクセスログを常時監視したりしている企業は多いと思いますが,アダルトサイトや株取引サイトなど以外はフリーだったとは,さすがお役所,ちょっと甘すぎると思います。舛添厚労相は「職務中にそういうことをすべきでない。きちんとルールを作る」と表明したそうですが,業務外使用のルールすらなかったとは驚きです。民間企業ならとっくに懲戒処分ですよ。

 そもそも,役所のパソコンが外部のホームページへアクセスする必要性が本当にあるんでしょうか。ちなみに僕の仕事の場合,1日のかなりの時間はパソコンにかじりついていますが,パソコン利用のほとんどが社内Web閲覧と社内メールのやり取りとWord・Excelの操作など。外部のホームページへアクセスするのは,あっても1日に数回程度です。もし各人のPCから外部へのアクセスが禁止され,専用のパソコンでしかアクセスできないようになったとしても,そんなに困らないような気がします。もちろん,外部へのアクセスがどの程度必要かは業務によってさまざまなので,役所が一律に不要とは思っていませんが。

 それにしても,5,500台のパソコンのサイトへのアクセス数が1日1千万件というのは多すぎます。これは1台あたりだと約1,800件。1日8時間として1分間に約4件。すなわち,5,500台のパソコンすべてが,15秒ごとに次々と別のサイトへアクセスしていたという計算になります。そう考えると,この数字自体がめちゃくちゃ怪しそうです。

 とりあえずこの数字を信じるとして,5,500台のパソコンにかじりついて絶え間なくサイトへアクセスしていた人が5,500人いたということですが,そのアクセス時間の1.2%が業務外。ということは,業務内容を精査すれば5,500人のうちの1.2%に相当する約66人は不要ということになります。

 これを機に,公務員のムダ時間の排除と人員の見直しは是非実施して欲しいものです。僕の感覚では,事業の約20%と人員の約20%はムダであり,その気になれば歳出の20%程度の削減は容易に実現できると思っています(この数字に根拠はありません。あくまで直感です)。もしこれが実現すれば,消費税増税どころか大幅減税さえ可能になるということです。

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