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2008年7月14日 (月)

食文化の違い

 大阪市のペットショップで買い手がつかずに「0円」で売られていた雌豚を引き取って自宅に連れて帰ろうとした男性が,公園で放すとすごい勢いで草を食べ始めたためにえさ代が心配になってこの豚を捨て,動物愛護法違反容疑で書類送検されたという話題がありました。

 この豚の名は「モモコ」と言うそうです↓

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(asahi.comより転載)

 これまで豚の顔をまじまじと見たことはありませんでしたが,この写真の「モモコ」は優しそうな顔で,どこかで見たような人間の面影もあります。人間も豚も同じ哺乳類で仲間なんだなあと,あらためて思います。こういう生きた動物の表情を見てしまったら,たとえ食用としての家畜であっても,その動物の肉を食べるのに抵抗が出てきそうです・・・と言いっておきながら,肉も魚も日々ヘーキで食べています。人間というのはホント罪深い。

 宗教上の理由などにより,豚肉を食べない人,牛肉を食べない人など,世界にはさまざまな食文化がありますが,それはそれで当然尊重するとしても,その食文化を他の民族などに押しつけるのは理不尽と言えるでしょう。ところが,2002年の日韓サッカーワールドカップの時に,韓国が犬肉料理で欧米から批判されたのを意識して,中国北京市の飲食業界協会が加盟飲食店に対して,五輪期間中は犬肉料理を出さないよう呼びかけているとか。

 日本では犬肉を食べる習慣はないし,僕は犬肉を食べたいとは絶対思いませんが,それを食用とする習慣の人が食べるのを批判するつもりはありません。北京の飲食店が自粛するのは勝手ですが,これは過剰反応だと思うし,犬肉料理を批判する欧米も身勝手だと思います。同じように,日本の捕鯨を科学的根拠が乏しいのに批判する人や実力行使で捕鯨を阻止するような団体も,甚だ身勝手だと思います。牛や豚を食べない民族の人は,欧米人にそれを押しつけたりはしていませんよ。

 過去の関連記事:動物愛護(2006年11月21日)

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