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2008年6月14日 (土)

映画の感想

 最近見た映画の感想を2つほど。

1.「紀元前1万年」(2008年公開)
    監督:ローランド・エメリッヒ
    出演:ミスティーヴン・ストレイト,カミーラ・ベル

 人類がマンモスと共存していた紀元前1万年を舞台に,囚われの身となった女性を救うために冒険を繰り広げるというアドベンチャー物語。

 紀元前1万年の社会がどうなっていて,人間がどんな生活をしていたのかという,タイムトラベル的な興味で見た映画ですが,いくら大昔の衣装を着ても,出演者の顔立ちが明らかに現代人で,それはないだろうって思いました。それに,結局は「愛する人のために」という,ただの恋愛物語で,テーマがイマイチ単純。このストーリーなら,何も紀元前1万年の設定でなくてもいいのにと思いましたね。

 ピラミッドの建設シーンやマンモスが暴れるシーンなど,さすがに最近のCGは素晴らしいと感じましたが,この映画の見どころはそれぐらいでしょうか。一昔前なら,こんな実写のシーンを撮影するには莫大な制作費がかかったと思いますが,今やどんなシーンでもCGでできてしまいます。アニメと実写映画の境界って何なのかと,考えさせられました。

2.「デジャヴ」(2006年公開)
    監督:トニー・スコット
    出演:デンゼル・ワシントン,ポーラ・パットン

 フェリー爆破事件の捜査官が,過去にさかのぼって特定エリアを自由に見ることができるという映像装置を使って,事件発生以前の時間を追体験しながら真相を解明していくというストーリー。

 これはCS放送で見ました。僕が好きなタイムトラベルもののSF映画ですが,過去にさかのぼる場合は,タイムパラドックス(タイムトラベルに伴って現代にまで影響を与えてしまう矛盾)の問題が発生するのは毎度のこと。この映画も多少矛盾があったものの,この手の映画にしては比較的すっきりした方だったかなと思います。

 人間が見ているものはすべて光が反射した結果であり,光が届く時間だけ遅れて見えます。つまり,人間が見ているものはすべて過去のものということ。この映像装置はその原理を応用したということらしい。データ処理の高速化と記憶容量の大容量化により,近い将来は本当にこんな装置が実現可能になるのかもと感じさせられました。

 それにしても,この映画のタイトル「デジャヴ」の意味は,「既視感」と訳されるように,実際は体験していないのに既にどこかで体験したかのように感じる錯覚のこと。この映画の内容は,デジャヴではなくてタイムトラベルそのものじゃん! って思って見ていましたが,映画の最後の最後で,「デジャヴ」ってこういうことだったのかと感心させられました。その点で,けっこうセンスいい映画だと思います。

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