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2008年5月30日 (金)

クラスター爆弾

 クラスター爆弾の禁止条約作りを目指す有志国の「オスロ・プロセス」は,ダブリンの国際会議で,一部の最新型爆弾を除いて全面禁止する条約案を全会一致で採択。日本政府は当初この条約案に反対していたものの,最終的には同意したらしい。

 クラスター爆弾というのは,不発弾によって一般市民が被害を受けやすい「非人道的」な爆弾と言われています。専門的なことはよくわかりませんが,兵器を「人道的な兵器」と「非人道的な兵器」に区別するというのには,すごく違和感を覚えます。そして,ゲームのルールを決めるかのように,「使っていい爆弾」と「使ってはいけない爆弾」を決める国際会議って,いったい何なんでしょう。また,最も非人道的な兵器と言える核兵器の全面禁止すら決められないのに,クラスター爆弾の全面禁止を決めるというのも,順序が逆じゃない? って思います。

 そして驚いたことに,憲法で戦力の保持が禁じられているこの日本にも,現に多数のクラスター爆弾が存在し,配備されているらしい。この条約案では,日本国内の既存のクラスター爆弾のほとんどが保有禁止となるものの,不発になる可能性が低い新型の高性能爆弾は保有できるらしい。このため,この条約が発効すると自衛隊保有のクラスター爆弾を最新型爆弾に置き換えることになるそうです。既存のクラスター爆弾には当然多額の税金が投入されており,これを廃棄処分にしたり,最新型爆弾を新たに購入したりするのには,それ以上の巨額の税金の投入が必要ということでしょうね。いったいどういう時にこの爆弾が必要になるのか,僕にはまったく理解できませんが。

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