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2008年5月16日 (金)

一院制議連が発足

 一院制の国会の創設をめざす自民党内の議員連盟の設立総会が,同党本部で開かれたらしい。これは,衆参の「ねじれ状態」解消が狙いとか。

 両院とも同じような選挙制度で,同じような国会勢力で,両院とも同じように政党の力関係で物事が決まる・・・僕も,元々は参議院なんてあってもほとんど役に立っていないという印象を持っていたので,ある意味では一院制には賛成です。参議院を廃止することにより,国会の運営経費が大幅に削減できるメリットもあるでしょう。ただし,一院制を導入するには,衆議院の選挙制度を,民意がきちんと反映できる制度に改めることが大前提だと思います。小選挙区制主体の今の制度は,民意を著しく歪め,無理やり2大政党制にしようとする制度です。民意を正しく反映する「全国一律の比例代表制」が理想だと僕は思っています。

 一院制にするということは,当然憲法を大きく変えることであり,短期間で簡単にできるものではないでしょう。今回発足した自民党の「一院制議連」というのは,当然それをわかった上でのことだと思いますが,設立の理由が「ねじれ状態解消」とは,なんとも身勝手で,場当たり的で不愉快です。両院とも同じような国会勢力で与党が多数の議席を保有し,両院とも同じような議決となって「無意味」と思える時にこそ提案すべきものだったと思いますよ。

 過去の関連記事:
  選挙制度(2006年1月7日)
  選挙制度改革のチャンス(2007年8月26日)

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