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2008年3月 9日 (日)

児童ポルノ

 こういうタイトルのブログを書くと,エッチサイトからのトラックバックが多数押し寄せるのが悩みですが,ここでは一応マジメな話です。

 自民党は,第三者への販売などを禁止する「児童ポルノ禁止法」を改め,目的にかかわらず児童ポルノの所持そのものを禁止する方針とか。児童ポルノは,ネットで複製した画像や動画が多数出回っているものの,発信源を特定して摘発するのが難しいため,単純所持を禁じることで発信源を断つのが狙いらしい。この単純所持に関しては,2004年の法改正時に与党が禁止を検討したものの,迷惑メールなどで一方的に送りつけられたような場合が摘発対象となる可能性や,「捜査権の乱用を招くおそれがある」との指摘によって創設が見送られた経緯もあり,違法とする範囲を「収集の意思があった場合」などに限ることも含めて検討するらしいです。

 ちなみに,「児童ポルノ」というのは,18歳未満の人を被写体としたポルノのこと。でも,被写体が17歳か18歳かなんて,なかなかわかりませんよね。自分のパソコンにエッチ画像を集める趣味の人がいたとして(僕のことではありませんので,念のため),その中に17歳の人の画像があったら「児童ポルノ単純所持禁止」に該当するということですね。気をつけましょう!

 それにしても,単純所持を法的に禁止するということは,個人のパソコンの中身にまで捜査権が及ぶ可能性を秘めていて,ちょっと不気味で恐ろしい気がします。覚醒剤や拳銃などの場合は所持するだけで違法行為になるので,ポルノについても単純所持を禁止すべきという考えは,わからなくもないです。でも,個人で収集した出版物や電子データに対してまで単純所持を禁止するというのは,今後の法改正等でポルノにとどまらずに適用範囲が広がる可能性を考えると,やはりちょっと「行き過ぎ」で,第三者への販売などを禁止した現行法だけで十分な気がします。

 もう一つ問題になりそうなのは,国立国会図書館法による「納本制度」により,国会図書館にはポルノ書籍を含むすべての出版物が所蔵されているという点。当然この中には,規制が緩かった頃に出版された,17歳未満を被写体とした児童ポルノ書籍も多数あるはず。したがって,もし児童ポルノの単純所持を禁止した場合には,真っ先に摘発されそうなのが国会図書館ってことになりますが,ホントにいいんでしょうかねー。

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マックのドライブスルー動画、捕鯨と中川昭一、沖縄米軍問題、児童ポルノ、自給メニューなど。 [続きを読む]

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