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2008年3月30日 (日)

素晴らしい命名

 日曜昼のクイズ番組「パネルクイズ・アタック25」で,海外旅行獲得に挑戦する最終問題。児玉清さんの「人物をお答え下さいっ。ではVTRスタート!」のかけ声とともに,「ジャパネットたかた」のCMに切り替わってあの高田社長が画面に登場すると,思わず「高田明!」っていう人物名を答えそうになったりします(笑)。それはさておき,本日放送の人物名の正解は,指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンでした。ところが,回答者の答えは,なんと「カロヤン!」,これにはマジでズッコケました。

 カロヤンって,たしか育毛剤かなんかの名称だったと思いますが,この回答者にとっては,世界的に超有名な指揮者(ただし,僕はあんまり好きじゃない)の名前よりも,育毛剤の商品名の方が頭に残っていたということでしょうか。インパクトのある商品名をつけるといかに効果が大きいかを実感させられるシーンでした。

 このように,商品の命名ってすごく重要だと思いますが,僕の大好きな商品名を一つ紹介します。その名は「マジ軽ライト」↓

http://www.magicallight.jp/

 この商品は自転車用の発電式ライトで,従来のタイヤとローラーが接触して発電する方式と違って,発電中の音やペダルへの負担がないというスグレモノ。発電式なのでもちろん乾電池は不要です。商品自体もなかなかのアイデアですが,それ以上に,「魔法の」「不思議な」という意味の「Magical」と「マジ軽い」をかけたこの命名は,マジ軽人間の僕にとっては素晴らしいと感じました。

 ちなみにこのライトは,あのフレミングの法則の応用で,車輪に取り付けたマグネットボックスがライト本体の側面を通過すると,磁場の変化でコイルが励磁されて電磁誘導が起こって発電するというしくみだそうです。フレミングの左手の法則・・・懐かしいです。左手の3本の指で親指から順に「運動(力)」「磁力」「電流」の向きを表わすアレです(略して「ウンチ出ん」と言う)。この「左手の法則」っていう名称も,なかなか素晴らしい命名だと思います。

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2008年3月27日 (木)

ガソリンは下がる?

 ガソリン税などの暫定税率の期限切れ間際に首相から新提案が出るなど,いよいよ大詰めの段階ですね。ただ,この首相提案では与野党が合意できそうにないので,たぶんまとまらないでしょう。ひょっとすると「与党案を民主党が丸呑みで可決。その代わりに衆院解散して総選挙」ぐらいの「どんでん返し」が3月末にあるかも知れませんね。

 でも,このまま3月末には期限切れとなることが濃厚。このため,暫定税率廃止を見越して,3月中はガソリンを買い控える動きがあると報じられており,マスコミは買い控えを煽るような報道をしています。でも,たとえば50リットルで満タンになるクルマの場合,苦労してタンク内をカラに近い10リットル程度に抑えたとしても,たかだか浮くのは25円×40リットル=1,000円。4月にガソリンが品薄になって手に入らなくなる可能性を考えると,たった1,000円を浮かすために給油を控えるようなリスクを僕は冒したくないです。このため,僕は3月末には満タンにしておこうと思っています。

 そんな折,日本通運は,軽油の品薄で配達できなくなる事態を避けるため,3月末に全車を満タンにするということが報じられていました。やっぱりそういう行動に出るのが自然でしょうね。

 ところで,暫定税率が廃止された場合を想定し,新潟県は新年度の道路建設予算など約20億円分の土木事業費を凍結したと報じられていました。現時点の判断としては,それはそれで正しいかも知れませんが,考えてみたら,そもそも暫定税率維持を前提とした予算を組んでしまったこと自体が失敗と言うべきでしょう。

 期限付きの「暫定」税率は期限が来たら廃止されるというのが常識的な解釈。いったい誰がどういう根拠で,税率維持が延長されると勝手に判断したのか知りたいものです。昨年夏の参院選で与党が負けたから言うのではなく,たとえ与党が勝っていたとしても,暫定税率が延長されると地方が勝手に判断するのは行き過ぎであり,それを前提とした予算を組んだことは失政に値すると思います。

 「地方の住民はみんなガソリン値下げよりも道路の整備を望んでいる」と言わんばかりの主張をする知事は論外として,暫定税率延長を前提とした予算を勝手に組んでおきながら歳入不足の危機を政府や野党に訴える知事って,税制に対する根本的な考え方がおかしいことに気づいてないんでしょうか。

 それにしても,参院での与野党逆転がなかったら,この件は何の話題にもならずに,人知れず暫定税率は延長されていたと思うし,カラオケセットやミュージカルに代表される一連の「無駄遣い」も,話題にすらならなかったことでしょうね。

 過去の関連記事:道路特定財源(2008年2月23日)

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2008年3月23日 (日)

好きになれない人

 経営難に陥っている新銀行東京に対する東京都の400億円の追加出資案が可決される見通しとか。「手の内は明かせぬ」として,都知事は再建計画の詳細を公表せず,必要資金は最終的に400億円では終わらないとも報じられていますが,まあ,都知事を選んだのも都議会議員を選んだのも東京都民。つまり,この議会決定は東京都民の意思ということなので,都民以外の外野がとやかく言うのはやめます。

 この新銀行東京は,「国や大銀行がやらないからこそ,都による中小企業とベンチャー支援が必要」との理念で設立されたもので,この理念はたしかに立派で共感もできます。ただ,設立当初から専門家に問題点を指摘されていたにもかかわらず,都知事は聞く耳を持たなかったと報じられています。石原知事って,答弁や会見を聞いていると,必ずと言っていいほど相手を恫喝するような口調で話しますよね。たぶん,この調子で専門家の意見に耳を貸さなかったのでしょう。この人の話しっぷりは,僕はどうも昔から好きになれないです。

 話は変わって大阪府。橋下知事にからむバトルがいろいろ報じられていますが,外野から見ている限りはなかなか面白い。最近の話題では,執務時間中の職員の喫煙を全面的に禁止する動きがあり,これがまたまた物議をかもしています。公務員の姿勢を改めるための改革の一環らしいので,それは大いに結構ですが,府民がここまで求めているのかというのはちょっと疑問で,目指す方向がちょっと違うような気もします。でも,執務時間中の全面禁煙がもし採用されたら,今後民間企業に広がる可能性もあり,この件が最終的にどうなるのかは,ちょっと興味がありますね。

 府政の改革は大いに結構ですが,知事のやり方や話し方の独善的なところはちょっと気になるし,この知事も僕はどうも好きになれない。もっとも,若手職員が集まった朝礼で,知事を「あんた呼ばわり」したあの女性職員は,言うべき場所とタイミングをわきまえておらず,どう見ても礼を失しており,僕は知事以上に好きになれませんが。

 そして,この女性職員には1000通を超える抗議のメールが府に届いたとか。また,これとは別に,府議会で知事を批判した議員の発言に対しても,「知事をいじめるな」などの非難のメールや匿名の批判電話が届いたとか。知事を批判した発言に対して匿名でいちいち抗議してくる人って不気味だし,僕はどうも好きになれません。

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2008年3月21日 (金)

モバイルSuica特急券(後編)

 昨日の続編で,実際にモバイルSuica特急券を利用してみた結果の報告です。僕が利用したのは,浜松町→(JR在来線)→東京→(JR東北新幹線)→郡山→(JR在来線)→会津若松 というルート。

 まずは携帯を使って特急券を購入。パソコンでも購入できるけど,機動性を考えるとやはり携帯が便利です。駅設置の特急券自動券売機と同様に,シートマップを見ながら座席を選ぶこともできます↓

Suica1

 かつての(国鉄時代?)座席指定券というのは,座席を自由に選ぶことができず,車両の端から順番に自動で埋めていく方式で,ガラガラでも車両の端に人が集まってしまうという,超不親切なシステムでした。乗客が自由に座席を選べるのって,当時を思えば夢のようですね。

 ちなみに,僕には列車の座席に こだわり があって,必ず揺れの少ない車両の中央付近を選びます。窓側を選ぶか通路側を選ぶかはケースバイケースですが,窓側を選ぶ場合には,偶数番席か奇数番席かも重要。2席毎に1つの窓が設置されている車両の場合,下の写真を見ればわかるように,偶数席か奇数席かで,車窓からの眺めが格段に違います。どちらも同じ料金なんて許せないぐらいです。

Photo

 ということで,シートマップを見て座席が選べるのは超便利ですが,列車の発車時刻間際で座席がどんどん埋まっていくタイミングの場合は,選んだ座席が結果的に確保できない場合もあり,そうなると操作を最初からやり直す必要があり不便です。「おまかせ」でもいいけど,A~E席を選んだり「車両の端以外」を指定したりすることもできます。両側を人に挟まれる「B席」をわざわざ選ぶ人なんかいないとは思いますが↓

Suica2

Suica3

 たとえば東京近辺から乗車する場合,通常の乗車券だと,片道101km以上の場合は山手線内,片道201km以上の場合は東京都区内のどの駅から乗車しても東京駅起点の運賃となります。つまり,浜松町駅で乗車して東京駅で新幹線に乗り換えても浜松町~東京間の運賃は不要。でもモバイルSuica特急券の場合は,乗車券と特急券がセットで定額になっているので,浜松町~東京間の運賃が別に必要となり,ちょっと損した気分。Suicaで乗車した場合には,新幹線改札でその分の運賃を徴収しないような仕組みを導入して欲しいものです。今の仕組みだと,東京駅の在来線改札からSuicaで入場してそのまま新幹線改札を通過した場合,乗車していないのに最低運賃130円がSuicaで徴収されてしまうような気がします(試したわけではありませんが)。もしそうだとしたら,ちょっと理不尽ですね。

 そして,新幹線改札に入ってから悩んだのは,購入した指定席の座席番号の確認方法がわからなかったこと。購入後は下のような携帯画面で座席番号を確認できますが,この画面は新幹線改札に入ってしまうと見ることができなくなります↓

Suica4

 購入時点で座席番号を知らせるメールも来ません。これはシステムの致命的欠陥なのか,単に僕が使い方を知らなかっただけなのか,よくわかりません。とりあえず座席番号はメモってあったので,着席はできましたが。

 新幹線を降車した郡山駅は,首都圏や仙台とは違ってSuica非対応駅。モバイルSuicaでは在来線への乗り換え改札を通過できないと思ってましたが,試しに通過したらエラーにならずに通過できてしまいました。つまり,在来線の駅構内に,乗車券がない状態で入ってしまうという状態に。これはマズイと思って駅員に確認したら,新幹線改札を出る前に在来線の乗車券を購入し,紙の乗車券とモバイルの両方を改札機に通す必要があるらしい。このため,モバイルSuica乗客用の券売機も改札付近に設置されているそうです。いずれにしても,エラーにならずに改札を通過できてしまうというのはシステムの欠陥だと思います。

 そして,無事目的地の会津若松駅に到着。気になる運賃・料金ですが,モバイルを利用したことにより,浜松町~東京の運賃が余計に発生したのと,郡山~会津若松が東京からの「通し運賃」にならず割高になりましたが,それでもトータル額では560円の節約となり,ちょっぴり満足。

 ということで,色々問題がありましたが,総合的な使用感としては,ケータイ一つで東京モノレール(Suica対応済)~在来線~新幹線 のすべての改札を簡単に通過できるのは,やはりキモチいいですね。ただし,モバイルが故障したような場合に,駅窓口では払い戻しや変更などの処理が一切できないというのが,ちょっと心配ですが。

 過去の関連記事:「座席」へのこだわり(2005年12月30日)

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2008年3月20日 (木)

モバイルSuica特急券(前編)

 JR東日本は3月15日から「モバイルSuica特急券」を導入。これは,紙の切符を使用せずに,モバイルSuica対応の携帯電話を使ってJR東日本の新幹線切符の予約・購入・改札通過を可能とするシステムです。いろんな種類の電子マネーを携帯電話に集約しているキャッシュレス&チケットレス オタクの僕としては,これを使わない手はない。ちょうど出張で使える機会があったので,早速登録して使ってみました。

 このモバイルSuica特急券の仕組みは,モバイルSuica登録した携帯を使って特急券を事前にネットで購入し,その購入情報を携帯のIC機能に覚え込ませ,その携帯を非接触式の新幹線自動改札にかざして乗降するというもの。もちろん,Suica対応駅から乗り継ぐ場合には(新宿駅で乗車して東京駅で新幹線に乗り換える場合など),モバイルSuica携帯で乗車して,そのままその携帯で新幹線自動改札を通過できます。

 このシステムの乗客にとってのメリットは,列車の変更が発車時刻の直前(6分前)まで,何度でも手数料不要でできること(紙の切符の場合は,無料で変更できるのは1回だけです)。そして,運賃・特急料金が割安になっていること。たとえば東京~仙台の場合,紙の切符だと運賃5,780円+特急料金4,810円(通常期の指定席料金)の計10,590円なのに対し,モバイルSuica特急券の場合は,運賃5,400円+特急料金4,300円の計9,700円となり,890円安くなります。なお,モバイルSuica特急券の料金は自由席・指定席とも同額で季節に関係なく一律。したがって,繁忙期に指定席をモバイル購入した場合は,さらに200円おトクです。

 ただし,モバイルSuica特急券は運賃と特急料金がセットになった定額のため,遠距離の「通し運賃」や「往復割引運賃」などは適用対象外。このため,モバイルを利用するとトータル金額が高くなってしまうケースもあるので要注意です。事前に運賃・料金を調べてから購入した方がいいでしょうね。

 ということで,長くなるので本日はここまで。実際に利用した使用感や問題点などは,明日書くことにします。

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2008年3月19日 (水)

日銀総裁

 19日に任期が切れる日本銀行総裁の後任人事は,民主党などの反対により参院では不同意となる見通し。日銀総裁が空席となるのは戦後初めてとか。

 経済・金融オンチの僕には,日銀の役割が何なのかよくわかってないし(銀行の銀行,日本銀行券(紙幣)の発行,公定歩合を決める・・・程度のことは知ってますが),日銀総裁がどれほど重要なポストなのか,空席になるとどんな支障が出るのかなど,イマイチわかっていないだけに,政府・与野党とも日銀総裁人事になんでここまでこだわるのか,理解できません。政府が財務省出身者にこだわるのも不思議だし,野党が反対している理由もはっきりしない。民主党は財務省出身というだけで反対しているように見えるし,必ずしもそうではない報道もあったりして,はっきりわかりません。ちなみに,僕の個人的希望としては,野党は日銀総裁人事に同意して,それと引換えにガソリンの暫定税率廃止を実現して欲しいものだと思っています。ガソリン代が下がると家計は助かるけど,日銀総裁が誰になっても自分の生活には直接影響しないと感じていますので。

 それにしても,政府・与党の見通しは甘すぎると感じます。衆院は与党多数のため,法案成立は衆院の再議決で何とでもなるし,予算案も衆院優先。日銀総裁人事のように衆参で同意が必要なものは衆院だけではどうにもならないことは,与党はわかっていたはず。参院で与野党逆転した昨年夏の時点で,なんで早めにきちんと手を打っておかなかったのかと思います。

 つまり,与党の賛成だけで実質的に法改正は自由にできるので,日銀法を改めて,後任が決まるまでは現総裁が自動的に継続するとか,衆院の同意を優先するように変えるとか,いっそのこと国会の同意を不要にしてしまうとか,その気になれば何とでもなったと思います。そもそも,日銀は政府からの独立性を保つことが必要とされているにもかかわらず,総裁人事に関して国会の同意が必要ということ自体が,ある意味では矛盾しているようにも思います。

 これは,あくまで一例を挙げただけであり,日銀法を変えるべきと言っているわけではなくて,政治家の,先を読まない無計画さを心配しているということです。テロ特措法にしても,道路特定財源の暫定税率延長問題にしても,この日銀総裁人事にしても,必ず期限切れの土壇場でドタバタしているのが情けないです。

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2008年3月14日 (金)

国際宇宙ステーション

 日本初の有人宇宙施設「きぼう」の船内保管室を国際宇宙ステーション(ISS)に取り付ける作業を完了したという話題。スペースシャトル・エンデバーに乗ってこの作業を実施した宇宙飛行士は7人。でも,土井隆雄さんが一人でやっているかのような取り上げ方をする日本のマスコミって,相変わらずなんかずれてると感じます。

 それはともかく,2週間ぐらい前に台場をぶらぶらしたんですが,その時に立ち寄った日本科学未来館に,ちょうど,宇宙ステーションで使用されるシャワールーム・トイレ・個室などの実物模型が展示されていました↓

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 下の写真はシャワールーム↓

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 そして,下の写真が,僕が最も興味あるトイレ↓

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 普通の洋式トイレと同じように腰掛けて用足しするみたいです。手すりがあって足が固定できるようになっている点が,いかにも無重力用。体を固定しておかないと,お尻から出した勢いで体が浮き上がってしまうんでしょうね。小用の時はキャップのようなものを局部に当てて,掃除機のように吸い取るらしい。黒いのが男性用で白いのが女性用とか。なお,このキャップは各個人用に別々のものが準備されているらしいので,ご安心下さい(笑)

 「吸い取った汚物は宇宙空間に捨てるんですか?」と,係員に質問していた人がいましたが,「宇宙空間にばらまいたら船外活動に困るので,吸い取ったモノは貯蔵しておいてスペースシャトルが来たときに持ち帰ってもらう」との説明。なるほど,安心しました。

 ちなみに,この日本科学未来館,最新の科学技術に関する展示が多数あり,その方面に興味のある方にはオススメ。「理系落ちこぼれ」の僕には ちんぷんかんぷん の展示が多かったですが。

 過去の関連記事:「重力」の ありがたみ(2005年11月13日)

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2008年3月13日 (木)

靖国映画

 靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の国会議員向け試写会が開かれたらしい。この映画は4月公開予定ですが,映画の内容を「反日的」と聞いた一部の自民党議員が文化庁を通じて試写を求めたものの,配給会社側は「特定議員のみを対象にした不自然な試写には応じられない」として,全国会議員を対象とする試写会を開いたというもの。

 映画の内容をどう捉えるかは個人の自由ですが,「反日的」という噂だけで試写を迫るという国会議員の節度の無さにはあきれます。この自民党議員は,政府出資の基金からこの映画に助成金が出ていたことを問題視し,「助成が適切だったかどうかを検証したい」として,公開前の「検閲」を意図したものでないと述べています。だったら,別に公開前に無理やり試写を要求しなくても,公開後に勝手にじっくり検証すればいいのにと思うし,配給会社側はこんな要求は拒否すべきだったでしょう。

 それにしても,政府出資の基金から助成金が出ていたとはいえ,映画の内容に目くじらを立てていちいちイチャモンをつける国会議員って,いったい何様なんでしょうね。こういう行動を起こす議員は自民党議員というのがオキマリみたいですが,政府出資=自分たちのカネ とでも思っているんでしょうか。

 そもそも「誰から見ても公正中立な映画」なんて存在しないと思うので,出資者には,映画の内容には頓着しない「おおらかさ」が欲しいものです。そんなに心配なら,そんな基金は廃止すべきだと思います。世の中にはもっと怪しげな政府出資基金がいっぱいあると思いますよ。

 ちなみに,この映画を見た議員の感想は,「靖国神社が侵略戦争に国民を駆り立てたというイデオロギー的メッセージを感じた(自民党議員)」「自虐的な歴史観に観客を無理やり引っ張り込むものではなかった(自民党議員)」「戦争の悲惨さを考えさせる映画だが,靖国賛美6割,批判4割という印象(民主党議員)」など,感じ方は人それぞれ。それでいいと思います。

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2008年3月 9日 (日)

児童ポルノ

 こういうタイトルのブログを書くと,エッチサイトからのトラックバックが多数押し寄せるのが悩みですが,ここでは一応マジメな話です。

 自民党は,第三者への販売などを禁止する「児童ポルノ禁止法」を改め,目的にかかわらず児童ポルノの所持そのものを禁止する方針とか。児童ポルノは,ネットで複製した画像や動画が多数出回っているものの,発信源を特定して摘発するのが難しいため,単純所持を禁じることで発信源を断つのが狙いらしい。この単純所持に関しては,2004年の法改正時に与党が禁止を検討したものの,迷惑メールなどで一方的に送りつけられたような場合が摘発対象となる可能性や,「捜査権の乱用を招くおそれがある」との指摘によって創設が見送られた経緯もあり,違法とする範囲を「収集の意思があった場合」などに限ることも含めて検討するらしいです。

 ちなみに,「児童ポルノ」というのは,18歳未満の人を被写体としたポルノのこと。でも,被写体が17歳か18歳かなんて,なかなかわかりませんよね。自分のパソコンにエッチ画像を集める趣味の人がいたとして(僕のことではありませんので,念のため),その中に17歳の人の画像があったら「児童ポルノ単純所持禁止」に該当するということですね。気をつけましょう!

 それにしても,単純所持を法的に禁止するということは,個人のパソコンの中身にまで捜査権が及ぶ可能性を秘めていて,ちょっと不気味で恐ろしい気がします。覚醒剤や拳銃などの場合は所持するだけで違法行為になるので,ポルノについても単純所持を禁止すべきという考えは,わからなくもないです。でも,個人で収集した出版物や電子データに対してまで単純所持を禁止するというのは,今後の法改正等でポルノにとどまらずに適用範囲が広がる可能性を考えると,やはりちょっと「行き過ぎ」で,第三者への販売などを禁止した現行法だけで十分な気がします。

 もう一つ問題になりそうなのは,国立国会図書館法による「納本制度」により,国会図書館にはポルノ書籍を含むすべての出版物が所蔵されているという点。当然この中には,規制が緩かった頃に出版された,17歳未満を被写体とした児童ポルノ書籍も多数あるはず。したがって,もし児童ポルノの単純所持を禁止した場合には,真っ先に摘発されそうなのが国会図書館ってことになりますが,ホントにいいんでしょうかねー。

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2008年3月 4日 (火)

滝とダム

 西へ東へ出張で大忙しのため,ブログ更新が滞りがちですが,出張ついでにレンタカーで出かけた,大分県にある滝とダムを紹介します。

 まずは「原尻の滝」。大分県の大野川水系にある,落差20m・幅120mの滝で,「東洋のナイアガラ」と呼ばれているらしいです。山間部にある滝と違って,民家のあるような平地の下に滝があるというのは珍しい風景です↓

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 たしかにこの滝の形状は,ナイアガラに似ているといえば似ている。もっとも,水量・サイズともに,本物のナイアガラとは段違いの規模。それでも,下から見上げると,それなりの迫力が感じられましたよ。上の写真では滝の大きさを実感できませんが,下の写真の川原にいる人の姿を見れば,滝のだいたいの大きさがわかると思います↓

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 そしてもう1箇所。この滝からクルマで30分ぐらいの所に,白水(はくすい)溜池堰堤(通称:白水ダム)があります。このダムは,何年か前にテレビで紹介された映像があまりにも美しく,前々からぜひ一度行ってみたかった所です。下の写真は白水ダムの全景↓

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 このダムは「日本一美しいダム」と言われているらしいです。何が美しいかというと,ダムを流れる水の模様の美しさ。泡のように白い流れとレース模様の波紋が特徴ですが,水が流れるコンクリート面に施された細工により,この独特の波紋が形成されるらしいです↓

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 期待に違わない美しさで感動モノでしたが,写真ではこの美しさが十分表現できないのが,もどかしいです。ネットを探すと,動画を掲載しているサイトを見つけました↓
http://info43.com/tabi/movie/oita/hakusui.html

 このダムは国の重要文化財に指定されているらしいですが,「観光地」の扱いにはなっていません。このため,ガイドブックにも載っていないし,行く手段はクルマしかなく,道路も狭くて案内標識も不十分。もちろん現地には土産物屋もありません。それでも,口コミからか,訪れている人がちらほらいました。

 ということで,この白水ダムは,九州では超穴場のスポットだと思います。同じ大分県に行くなら,××温泉の「××めぐり」に行くより,断然オススメですよ。興味がある方はぜひお出かけ下さい。写真や動画では表現しきれない美しさが実感できると思います。

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