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2008年2月21日 (木)

なんのための装備?

 10日ほど前,栃木県益子町の交番で,巡査長が拳銃で自殺しているのが発見されました。この交番では,昨年12月にも,巡査が貸与された拳銃で自殺していたらしい。

 自殺することの是非はともかく,今の世の中には潜在的な「自殺志願者」がかなりの数いると推測します。でも,人間はいざ死のうと思っても,簡単に死ねるものじゃないし,なかなか踏ん切れないもの。これを簡単に乗り越えられないことが,自殺者の増大に歯止めをかけているのでしょう。このような「自殺志願者」は,一瞬で簡単に死ぬことのできる拳銃をいつでも使用できる警察官を羨ましく思っているかも知れませんね。

 それはともかく,制服の警察官というのは権力が絶大で,一般市民にとって威圧感は相当なもの。制服警官が街を歩くだけで犯罪抑止効果があると思います。これは,警察官がさまざまな特権を持っているのと同時に,何かあればすぐに警察官に現行犯逮捕されるというイメージが強い(もちろん,警察官でない一般市民でも,現行犯逮捕は可能)からであって,「拳銃を持っているから警察官は恐ろしい」と感じている人は皆無だと思います。

 要するに,警察官の持つ拳銃自体には,犯罪抑止効果はほとんどないと思います。また,実際に警察官が拳銃を発砲して凶悪犯を射殺したという例も非常に少ない。つまり,警察官の所持する拳銃というのは,警察官の自殺目的に使われるのが一番多いように思えます。なんとも皮肉なことで,これが事実であれば,警察官が拳銃を所持するなんてことはやめるべきだと思います。

 海上自衛隊のイージス艦衝突事故も,警察官の拳銃自殺となんだか似ているなと感じます。自衛隊の長い歴史において,戦闘機などの自衛隊の装備が,他国からの侵入機などを直接撃墜したことはありません。にもかかわらず,今回の事故のように,自衛隊の装備がこれまでに民間人を死傷させた例は数多くあります。なんとも悲しいことです。

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コメント

いや~、拳銃で死ぬのって案外難しいらしいですよ。脳幹に命中しないと死なないとかで、死にそこなって重い後遺症(植物状態とか、半身不随とか)が残る自殺未遂者も多いそうです。
確実に死ぬためには口の中に突っ込んで引き金を引くんだったか、こめかみから真横に撃つんだったか…警官ならそのあたりの知識はありそうだから、失敗しないのかもしれないですね。
それにしても、同じ交番で二人もというのは、何か関連があるんでしょうか。

投稿: dashi | 2008年2月24日 (日) 16時41分

 拳銃自殺で失敗することってあるんですか。脳か心臓に向けて発射したら即死かと思ってました。
 いずれにしても,警察官の拳銃による死者で一番多いのが警察官の自殺(と思われる)というのは考えさせられます。

投稿: かば | 2008年2月24日 (日) 21時34分

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