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2008年2月28日 (木)

荷物搬送ロボット

 偶然なのか,違うタイプの2つの荷物搬送ロボットが相次いで公開されました。

 最初は,重たい旅行カバンを運んで道案内もしてくれる自走式ロボット「ロボポーター」。安川電機とゼンリンデータコムが約4年かけて共同開発したもので,2月10日から2月末まで,北九州空港の到着ロビーで実際に空港利用客に使ってもらって実証実験しているらしい↓

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 この「ロボポーター」は,3輪走行で荷物は20kgまで載せられ,タッチパネルか音声で行き先を入力すると,利用客の歩行速度に合わせて先導。運んだ後は,元の場所まで自動的に戻るらしい。3年後に実用化し,1台500万円程度で駅や病院,ショッピングセンターなどに売り込む計画とか。

 そしてもう一つ。ホテルで客の荷物を運ぶポーターロボットの実証実験が,3月1,2日に大阪市のホテルで実施されるらしい↓

Photo_2
(写真はいずれもasahi.comから転載)

 このロボットは松下電器産業が開発したもので,台に荷物を置き,箱形のキーを引き抜くと「荷物をお預かりしました。どうぞお進み下さい」との音声が出て,超音波センサーで客の後ろを最大時速約6km/hでついて歩くらしい。

 この2つのロボットの大きな違いは,前者はロボットが人間を先導するのに対し,後者は人間がロボットを先導するという点ですね。でも,人間の心理としては,ロボットが後ろを歩いて預けた荷物が見えないというのは不安でしょう。きちんと付いて来てるかが気になるし,それ以前に,荷物を盗まれたりしないかが心配。一瞬でも荷物から手を離したら「置き引き」される諸外国と違って,日本国内では比較的安心かも知れませんが,それでも,歩いている時に自分の荷物が見えないというのはちょっと不安。

 ということで,この松下電器製のロボットは,人間の心理をイマイチわかってないなという気がします。「ロボポーター」はともかく,こちらのロボットはたぶん普及しないだろうというのが僕の直感です。

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