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2008年1月 7日 (月)

県道の命名権売却

 このブログでも何度か取り上げているネーミングライツ(命名権)の話題・・・とうとう県道の命名権までもが売却される予定らしいです。厳しい財政難の対策として,新潟県が県内の観光道路「弥彦山スカイライン」(約14km)の命名権を売却する計画があり,これが実現すれば公道としては全国で初めてとか。なお,私道では神奈川県の有料道路「TOYO TIRESターンパイク(旧箱根ターンパイク)」が唯一の実施例らしい。

 道路名のように公共性が高い設備に企業名が入るというのは,なんとも違和感がありますが,結局はこの命名権ビジネスというのは,言ってみれば,広告費を払っていない報道機関などに企業名・商品名を連呼して貰おうという「タダ乗り」ビジネスで,かえって企業イメージがマイナスになる危険性もありそうです。しかも道路の場合,悪いイメージにつながる報道となる場合もあるでしょう。たとえば,「TOYO TIRESターンパイクでスリップ事故があり,死者が出ています。TOYO TIRESターンパイクは大渋滞です」・・・みたいな報道をされたら,タイヤメーカーにとってはシャレにもなりませんね。

 この命名権は,これまではスタジアムなどの建造物を対象に実施されてきましたが,道路名に適用されるとなると,今後はさまざまな公共機関に広がっていく可能性がありますね。高速道路の道路名やインターチェンジ名,空港名,鉄道の路線名や駅名 などなど。これらに適用され始めたら,命名権は巨大ビジネスとなる可能性を秘めています。

 そして,「イオン鉄道の伊藤園駅付近で人身事故があり,NTTドコモ線は上下線とも運転を見合わせており,旭化成鉄道サッポロ線に振り替え輸送を行っています」みたいな,何を言ってるのかワケわからないニュースがテレビで流される時代がいずれ来るのかも知れませんね。

 過去の関連記事
  グッドウィルドーム(2007年12月22日)
  命名権ビジネス(2006年10月30日)

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