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2008年1月22日 (火)

確定拠出年金

 社会保険庁が年金記録の確認のため送付している「ねんきん特別便」で,「問題なし」と回答した年金受給者のうち,再確認サンプル調査の約半数で記録漏れが見つかった問題や,「ねんきん特別便」を受け取った年金受給者に,社会保険庁が記録漏れの特定につながる助言をしないよう求めた「裏マニュアル」を作成していた問題など,相変わらず公的年金に関する話題が賑やかです。

 それはさておき,今日は公的年金でなく企業年金の話。僕の会社の企業年金も確定拠出年金の導入が決定しています。確定拠出年金というのは,給付額でなく掛金額を確定し,将来の給付額は約束されないもので,企業にとっては「積立不足」の問題が解消されるメリットがあると言われていますが,一方で,従業員は自分の判断で運用商品を購入する必要があり,その運用結果についての責任を負うことになります。

 この確定拠出年金は,従業員が自分の判断で運用商品を選ぶ必要があるわけですが,従業員個人がなんでリスクと責任を負わなければいけないのかという疑問は,どうしても解消できませんね。特に,投資に慣れていない人ほどそう感じるのではないかと思います。それに,自分で選ぶといっても,選択肢は定期預金・投資信託・信託商品などの組合せ。定期預金以外はすべて信託報酬が無条件に差し引かれる商品です。意地悪な見方をすれば,この確定拠出年金というのは,信託商品の押し売りというか,企業年金拠出金の一部を信託報酬という形で金融業界に広く薄く吸い上げるためのシステムじゃないかという疑念は消えません。

 ちなみに,この企業年金は,退職時に一時金として受け取る方法と年金として受け取る方法が選択できるみたいですが,僕は信託報酬を払ってまで他人に運用をまかせたくはないという考えなので,貰える時にさっさと貰って,たとえ失敗してもいいので自分で運用したいという思いが強いです。

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