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2007年12月31日 (月)

2007年大晦日

 大晦日,そして新しい年・・・子供の頃は,1年のうちで一番ワクワクした時期でしたが,この歳になるとその「ワクワク感」がほとんどなくなって,ちょっと寂しいものです。

 ところで,自分に選挙権がないのについつい突っ込みたくなるのが,他の県の知事選挙。そして,自分は見ないのについつい突っ込みたくなるのが,大晦日放送のNHK紅白歌合戦。今年の紅白も,出演メンバーと曲目を見ただけで,突っ込みどころが満載です。

 石川さゆり「津軽海峡冬景色」,和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」,北島三郎「帰ろかな」,寺尾聰「ルビーの指環」,前川清「そして神戸」,などなど,ほとんど懐メロ大会ですね。比較的新しい人でも,秋川雅史「千の風になって」,平原綾香「Jupiter」,一青窈「ハナミズキ」など,他に歌う曲ないの? って思います。(以上,敬称略)

 ところで,この「ハナミズキ」についての余談。調査時期は2006年6月とちょっと古いですが,オリコンが調査した「結婚式で歌ってあげたい曲,歌って欲しい曲」のベストテンに,この「ハナミズキ」が選ばれているんです。

【自分の結婚式で友達に歌って欲しい曲】
  1.乾杯(長渕剛)
  2.CAN YOU CELEBRATE?(安室奈美恵)
  3.Best Friend(Kiroro)
  4.永遠にともに(コブクロ)
  5.結婚闘魂行進曲「マブダチ」(氣志團)
  6.てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)
  7.3月9日(レミオロメン)
  8.らいおんハート(SMAP)
  9.ハナミズキ(一青窈)
 10.抱きしめたい(Mr.Children)

【友達の結婚式で歌ってあげたい曲】
  1.乾杯(長渕剛)
  2.CAN YOU CELEBRATE?(安室奈美恵)
  3.てんとう虫のサンバ(チェリッシュ)
  4.Best Friend(Kiroro)
  5.世界に一つだけの花(SMAP)
  6.Story(AI)
  7.3月9日(レミオロメン)
  8.ハナミズキ(一青窈)
  9.永遠にともに(コブクロ)
 10.ハッピーサマーウエディング(モーニング娘。)

 「乾杯」とか「てんとう虫のサンバ」とかは,定番すぎてかえって結婚式で歌いづらい感がありますが,この「ハナミズキ」を僕は結婚式ではとても歌えませんね。というのは,この歌,僕はてっきり「別れの歌」だと思っていたんです。「結婚式で歌って欲しい」というより,むしろ「告別式で歌って欲しい」歌かなと思っていました。

 「ハナミズキ」は大好きな曲で,僕もカラオケでよく歌ったりはしますが,たぶん,「一緒に渡るには~,きっと船が沈んじゃう~。どうぞ行きなさい~,お先に行きなさい~♪」の部分の歌詞から,勝手に「別れの歌」だと思い込んでいたのかも知れませんね。ちなみに,僕の「結婚式で歌ってあげたい曲」は,BoAの「JEWEL SONG」かな。といっても難しくて歌えませんけど。

 ということで,本年のブログ更新はこれでおしまい。今年一年,大変ありがとうございました。皆さん,どうぞよい年をお迎え下さい。ではでは。

 過去の紅白関連記事:生放送(2007年1月4日)

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2007年12月29日 (土)

立つか座るか

 洋式トイレの便座には必ずフタが付いていますが,男性の場合,用足し後にフタを閉めない人って多いですね(女性の場合はどうか知りませんが)。僕は必ずフタを閉めないと気が済まないので,電車のトイレなどでフタのないタイプのものを見ると,すごく気色悪いです。そういえば,「昼間は主婦一人しかいない家で,便座が上がったままになっているのを帰宅後のダンナが見つけて浮気がばれた」みたいな笑い話を聞いたことがあります。便座を上げて用足しするのは男性だけですからね。こういうこともあるので,男性は必ずフタを閉める習慣をつけましょう!(笑)

 ところで,ちょっと前の毎日新聞Webニュースに出ていた話題・・・松下電工が30~50代を対象に行った調査によると,洋式トイレで,立たずに座って小用をする男性は49%で,1999年に調査した時の15%から3倍以上に増え,ほぼ半数に達したとか。特に,若い男性に「座り派」が多いらしい。

 へ~~,座ってする男性が半分もいるとは知らなかったです。「小」はみんな必ず立ってするものだと思っていました。僕は,体調が悪い時などはベンザエース飲んで便座に座ったりしますが(なんのこっちゃ),基本的に「立ってする」派ですね。

 この記事によると,立って小用をすると「飛び散り」による汚れと悪臭が増えるとのことで,これを防止するには「座り派」に転向するのが早道ということらしいです。たしかに,洋式トイレの便器の形状から,座ってするのがベストというのには納得です。

 松下電工の調査によると,立ってする場合でも,水面の中央部分にめがけてすると比較的「飛び散り」が抑えられるとのことで,同社は水面中央部分を「エチケットポイント」と名付け,ライトで照らして示す便座を昨年から発売したらしいです↓

Photo
(毎日jpから転載)

 ライトが照らされたポイントを目がけるようとする意識が働くものなのか,よくわかりませんが,こんな面白い商品を考えるのは,たぶん日本のメーカだけでしょうね。で,僕が思いついたアイデアは,便座を上げたらいっしょに両サイドにあるカバーがせり上がって飛散を防ぐような構造にする・・・この方がより確実かと思いますが,いかがでしょうか。

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2007年12月28日 (金)

正しい日本語?

【12月27日のasahi.comの記事より】
奨学金貸与者,住民票提出を義務化 滞納者対策で
 大学生らに奨学金を貸している「日本学生支援機構」は,来年3月以降に受け取り期間が終わる貸与者に住民票の提出を義務付けることを決めた。返還を滞納している人の住所がわからず,督促が難しいケースが目立つことへの対策だ。(以下省略)

 「奨学金貸与者,住民票提出を義務化」・・・このタイトルを見た時,なんで奨学金を貸した人が住民票を提出する必要があるのか,奇妙に思いました。「貸与=貸し与える」なので,「貸与者」と言ったら貸し与えた人(この記事の場合は日本学生支援機構)ですよね。貸し与えられた人のことを「貸与者」とは言わないんじゃない? って思いました。(正しい表現は「借入者」?)

 どーでもいいことかも知れませんが,このように,ちょっとした日本語表現が気になってしようがないことが,たまにあります。それとも,僕の感覚がヘンなのでしょうか?

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2007年12月27日 (木)

「バカ市長」記事

 滋賀県彦根市職員の飲酒運転事故に関して「公務外の事故は上司への報告義務はない」と発言した市長に対し,週刊新潮は「彦根のバカ市長」との見出しで「そのバカさ加減に呆れ返ってしまった」などとする記事を掲載。この記事で名誉を傷つけられたとして,市長が新潮社に2,200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が大阪高裁で言い渡され,市長の訴えを棄却した一審判決に対し,新潮社に慰謝料など22万円の支払いを命じる逆転判決。この判決に対して,週刊新潮側は「常識では考えられない判決。即刻上告する」とのコメントを発表したらしい。

 この市長発言の詳細は知りませんが,「公務外の事故に報告義務はない」というのは常識的な感覚だと思います。どんな職業でも,勤務時間外の行為に対して職場に報告義務はないし,職場が個人を監視する義務もないというのは正論だと思います。それに,仮に市長の発言が不適切だったとしても,「バカ市長」と書いた週刊新潮の記事は品がなさすぎで,明らかに行き過ぎでしょうね。

 それにしても,2,200万円の損害賠償請求に対して22万円の賠償命令とは,どっちが勝ったかわからないような中途半端な判決ですね。週刊新潮のことばを借りれば「常識では考えられない判決」と言えるかも。でも,「バカ市長」と書いてヘーキな週刊新潮の「常識」には,やっぱり僕は付いていけません。

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2007年12月26日 (水)

運転手の責任?

 東京外環道(高速道路)のジャンクション付近で,少年サッカーチームの乗るマイクロバスのドアが走行中に開いて小学生が車外に投げ出され,後続のトラックにはねられて死亡するという事故がありました。埼玉県警は,バスを運転していたサッカーチームのコーチとトラックを運転していた会社員を自動車運転過失致死の疑いで逮捕したらしい。

 事故のシーンを想像すると背筋が凍るような,大変痛ましい事故であり,亡くなった小学生は本当に気の毒だと思いますが,「自動車運転過失致死容疑」とは,マイクロバス運転手にとっては厳しい警察判断になったものだと思います。

 走行中のスライドドアが開いた原因については,半ドアになっていたのか,クルマの構造上の問題なのか,この小学生がうっかり開けたのか,はっきりしていませんが,報道によると,運転手が安全確認義務を怠り,走行中は「自動」にすべきドアを「手動」にしていたということらしいです。でも,世の中には手動ドアのクルマもいっぱいあるわけで,その意味では,自動か手動かというより,ドアがきちんと閉められてロックされていることの確認を運転手が怠ったということなんでしょう。

 僕はクルマを発車する時,半ドアでないことの確認は当然しますが,助手席や後部座席のドアロックまでは確認しないですね。運転手が運転席以外のドアロックまで確認すべきというのは,僕にとってはちょっと厳しいなと感じました。

 そして,マイクロバスから転落した小学生をはねた後続車の運転手も同じ容疑で逮捕。事故現場はジャンクション付近の40km/hの速度制限部で,このクルマは制限速度を超過していたらしいですが,そうはいっても歩行者のいない高速道路内。まして前方の車から人が落ちてくるなんて普通は想像できないでしょう。後続車の運転手にとって,この事故を防ぐというのは大変難しかったと思います。

 でも,どんな場合でも,運転手は「走る凶器」を操っているということを常に意識して運転する必要があるということなんでしょう(自戒を込めて)。ということで,運転手のみなさん,どうぞご安全に!

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2007年12月25日 (火)

×××はいけない!

 マクドナルドの賞味期限偽装問題を掲載した「週刊現代」の鉄道中づり広告の「『マクドナルド』を食べてはいけない!」の見出しが,鉄道各社での掲出を断られたり,黒塗りや削除されたりしていたらしい。下の写真は,黒塗りされた中づり広告(asahi.comより転載)↓

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 「週刊現代」出版元の講談社が鉄道15社に広告内容の事前審査を依頼したところ,相次いで認められず,「食べて」の3文字を黒く塗った形で再依頼。それでも認めない社があるなど,最終的に各社の対応は分かれたとか。

 鉄道各社が「食べてはいけない」の表現を認めなかった理由は,「表現が抽象的で直接的」「通常認めていない意見広告にあたる」「例示が少なく誇大で事実誤認を招く」「内容が明白な事実と確認できない」などなど。マクドナルドは全国の駅施設などに約750店を展開しているものの,ほとんどの鉄道会社は「駅で商品が売られていることとは関係ない」と説明。ただ,小田急だけは駅で商品を売っているのが理由と認めたらしい。

 中づり広告の「黒塗り」というのはなかなか刺激的で目を引くため,かえって宣伝効果が大きくなったような気がしますが,それはともかく,小田急以外の各社が「駅で商品が売られている」以外の理由を掲出拒否の理由としているのは明らかに詭弁でしょうね。どうも鉄道会社というのは,この手の広告に敏感に反応しすぎのような気がします。似たような例として,JR東日本は,週刊現代がJR東日本労働組合の批判記事を掲載したため,それ以降は週刊現代の広告を扱っていないとか。大手鉄道会社には,たとえ自社の批判広告であっても掲出するぐらいの度量が欲しい気がしますけどね。

 ちなみに,この週刊現代の広告,新聞には「伏せ字」無しでそのまま掲載されていましたよ↓

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(12月9日の朝日新聞より)

 でもまあ,こういう広告が問題になるぐらい,この手の週刊誌の広告も記事本体も「品がない」ということは言えるでしょうね。

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2007年12月24日 (月)

UFOの存在

 地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(UFO)に関する情報収集や研究,日本に飛来した場合の対応,他国との情報交換について,民主党の山根参院議員が政府に質問。これに対して政府は,「UFOの存在を確認していないため,情報収集や研究は行っておらず,日本に飛来した場合の対応についても検討していない」との答弁に決定したとか。

 これに対して,町村官房長官は「個人的には絶対いると思う」と述べ,石破防衛相も「存在しないと断定できる根拠はない」とした上で,「いろいろな攻撃を仕掛けるのなら防衛出動だが,『地球の皆さん仲良くしよう!』と言えば武力攻撃ではない」と述べたとか。鳩山法相も「学生時代に見たかな?」と言ったらしく,宮崎県の東国原知事は「星空のきれいな宮崎にUFO基地をぜひ誘致したい」と脱線気味の発言。片や石原都知事は「UFOなんてありっこない」と一蹴したらしい。

 このように,UFOの存在についてはいろんな人が持論を展開し,なんだか百家争鳴の感がありますが,石破防衛相が「ゴジラがやってきたら天変地異のたぐいだから災害派遣。モスラも同様だ」などと述べていた時の表情がすごく楽しそうだったのが印象的でした。

 政府は「存在しない」と断言しているわけではなく,「存在を確認していないから何も準備していない」と言っているだけのようですが,もしUFOが実在して地球にやって来たとしても,破壊活動をするのか無害なのかによっても対応が変わるし,UFOを「空飛ぶ動物」と見なすか「領空侵犯した航空機」と見なすかによっても違うでしょう。いろんなバリエーションがあって,防衛問題の一つとして真剣に考え出したらキリがないでしょうね。個人的に想像をめぐらすのは自由ですが,政府がマジになって,こんな検討にカネや時間をかける必要はないと思います。「破壊活動をする相手に対しては現行法に従って反撃する」ぐらいの基本原則を確認しておけばいいと思いますよ。

 ちなみに,UFO(というか異星人)が存在するかに対する僕の考えは,以前の記事にも書いたとおり,「存在する可能性はあるが,地球人と巡り逢う確率はほぼゼロ。仮に巡り逢ってもお互いが認識できない可能性が高い」ということで,「ありえない」というのが結論です。

 過去の関連記事:未知との遭遇(2006年5月10日)

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2007年12月22日 (土)

グッドウィルドーム

 日雇い派遣のグッドウィルは,労働者派遣法違反で最長4カ月の事業停止命令の処分を通知されていたらしい。そして,グッドウィル・グループは,プロ野球の西武に対し,所沢市の本拠球場と西武の2軍チーム名のネーミングライツ(命名権)契約解除を申し入れたとか。西武とグッドウィル・グループは,昨年,総額25億円で5年契約を結び,本拠球場を「グッドウィルドーム」,2軍チーム名を「グッドウィル」という名称に変更していたとのこと。

 もう一つのニュースとして,楽天の本拠球場「フルキャストスタジアム宮城」の新名称が,命名権を獲得した日本製紙グループの主力商品名を冠し,「日本製紙クリネックススタジアム宮城」(略称「クリネックススタジアム宮城」)に内定したとか。フルキャストの場合は,8月に厚生労働省から事業停止命令を受けたために宮城県などが契約を解消したもの。

 どちらのケースも,日雇い派遣がらみの違法行為によりプロ野球本拠球場名が短期間で再変更という,命名権ビジネスが崩壊するかと思えるような結果になりました。「グッドウィルドーム」が今後どういう球場名になるのかわかりませんが,県営宮城球場の新名称が「クリネックススタジアム宮城」というのにはやはり違和感あり,またかと思います。こんな球場名はとても覚えきれませんね。

 それにしても,グッドウィルもフルキャストも,違法行為によって大々的に報道され,ここ1年で超有名企業になった感があります。企業名を広めるための命名権獲得だったと思いますが,結果的にはこの命名権がなくても「有名」企業になってしまったというのは,なんとも皮肉なことですね。

 また,1ヶ月前に販売を再開した「白い恋人」が,その話題性から売れ行きが絶好調で,前年同期比3倍の売れ行き。製造能力いっぱいの1日50万枚が連日完売しているらしいです。

 こういう話題を聞くと,不祥事を起こした企業名や商品名を実名で報道して本当にいいものなのかと,ちょっと疑問になります。

 過去の関連記事:命名権ビジネス(2006年10月30日)

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2007年12月20日 (木)

倒壊の危機

 奈良県にある「鐘の鳴る展望台」で,カップルが「愛に永遠の鍵をかけよう」と取り付けた南京錠が増加し,重みで倒壊する恐れが出てきたという話題。半畳程度の展望スペースにかけられた鍵は3,200~3,500個程度あり,その重量は推定850kg。展望台は約1トンまでの重量に耐えられるものの,このまま鍵が増え続けると4~5人が展望スペースに上った場合に壊れる危険性があるらしい↓

Photo
(写真はasahi.comより転載)

 同じような「南京錠スポット」としては,神戸市街の夜景が一望できる諏訪山公園の「ビーナスブリッジ」なども有名らしいですが,もちろん僕には無縁の話なので,こういうスポットが全国にあることは知りませんでした。

 たかが南京錠でも,これだけ集まると見苦しいし,倒壊の恐れが出るとなると大迷惑。当然,鍵を掛けた人の中には別れてしまったカップルもたくさんあるでしょう。別れた場合は,必ず取り外しに来て欲しいものですね。それがマナー?

 そういえば今年の夏,僕の住む町の展望台へ夜景撮影に行った時,同じように,手すりに南京錠がたくさん取り付けられていたのを思い出しました。これがその時の写真↓

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 それにしても,他人のかけた南京錠にかけるなよって! もしその南京錠のカップルが破局したら,自分たちもおしまいになりますよ~。

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2007年12月17日 (月)

懲戒請求

 山口県光市で起きた母子殺害事件の被告弁護団の懲戒請求を橋下徹弁護士がテレビ番組で呼びかけたことに対して,「刑事弁護の正当性をおとしめたことは弁護士の品位を失うべき非行だ」として,京阪神を中心とした11都府県の会社員,主婦,大学教授,無罪確定した冤罪被害者などの計350人が,橋下氏の懲戒処分を所属先の大阪弁護士会に請求したとか。

 一気に350人もの人が懲戒請求をしたということは,偶然ではなく,これまた誰かの呼びかけなのか,どこかの団体が中心となって起こした行動なのかと想像できるので,「どっちもどっち」状態ですね。もっとも,懲戒請求を視聴者に呼びかけた橋下氏自身は懲戒請求を出していないと言われており,この点で橋下氏はちょっと無責任かなという気がしましたが。

 そして橋下弁護士は,懲戒請求を受けた弁護団からは損害賠償訴訟も受けているので,母子殺害事件関連ではいろいろ大忙しということでしょう。大阪府知事選に立候補して,もし当選しても知事の仕事がまともに務まる時間的余裕があるとはとても思えませんね。

 橋下氏が知事になりたいという理由はよくわかりませんが,もし法律の専門家として政治の世界に入りたいのなら,余計なお世話かも知れませんが,行政職の知事ではなく立法職(国会議員)を目指した方が才能を発揮できるような気がしますけどね。それに,橋下氏がもし知事になれば,多くのテレビ番組に出演したり弁護士の仕事をしたりしている(していない?)今より,遙かに収入は減って仕事も激しくなるでしょう。それを承知の上での知事選立候補というのは,一般人の理解を超えた行為に見えます。もし当選しても,かの青島都知事のように,長続きしないような予感さえします。

 それにしても,橋下氏を推薦しようとしている政党は,橋下氏と政策協議をしたのかどうかは知りませんが,「まずは知名度」みたいな方針で候補者を人選しているようで,なんとも情けないです。政策よりも知名度とは,有権者もなめられたものだと思います。でもまあ,大阪府の有権者が判断すればいいことなので,余計な口出しでしたね。自分の所の首長選挙が「オール与党」に近い,面白くない選挙なので,ついつい外野から口出ししたくなりました。

 過去の関連記事:いろんな弁護士(2007年9月12日)

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2007年12月16日 (日)

銃乱射事件

 長崎県佐世保市での銃乱射事件で自殺した容疑者は,夜中に近所の家のトイレを借りに行ったり,自宅に迷彩服が干してあったりなど,周囲には「変わった男」という印象を持たれていたらしい。また,近所に住む男性は,交番に「危ないんじゃないか」と訴えたたことがあったものの,警察官からは「他人がとやかく言うことではない」と言われたらしい。

 この容疑者は,2002年から今年にかけて,長崎県公安委員会から散弾銃3丁と空気銃1丁の所持の許可を受けており,県警は「適正な許可だ」と説明しているとのこと。この事件を受けて,銃器対策担当の岸田内閣府特命相は,「銃刀法改正で銃規制を強化した直後ではあるが,さらなる対応が必要かどうかも含めて検討したい」と述べたとか。

 「銃器対策担当の特命大臣」なんていう大臣がいたことは初めて知りましたが,それはともかく,銃刀法強化などの対策でこの手の犯罪を防止できるかというのは大いに疑問です。銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)によると,銃刀類の所持を許可されないのは以下のケースです。

(1)18歳未満の者
(2)精神障害または発作による意識障害や,銃刀類の適正な取扱いに支障を及ぼすおそれがある病気の者
(3)アルコール,麻薬,大麻,覚せい剤の中毒者
(4)自己の行為の是非を判別し,その判別に従って行動する能力が低い者
(5)住居の定まらない者
(6)許可を取り消された日から起算して5年未満の者
(7)暴力的不法行為などの違法行為を行うおそれがある者
(8)他人の生命若しくは財産または公共の安全を害するおそれがあると認められる者

 つまり,仮に悪意を持って正当な目的外の理由で銃刀類を所持しようとした人がいた場合でも,「マトモに見える人」であればこの条件を容易にクリアできるということですね。夜中に近所の家にトイレを借りに行くような「ちょっと変わった非常識な人」ぐらいの理由では,法的には不許可の理由にならないし,県警が「適正な許可だ」というのはもっともで,たしかに「他人がとやかく言えない」ということでしょう。

 この「不許可の条件」を厳しくしても,「ちょっと変わった人」を排除するには無理があるし,最初から犯罪目的で銃刀類を所持しようとしている「マトモに見える人」を排除するのはさらに困難だと思います。また,仮に銃刀法で不許可の対象になったとしても,銃刀法規制対象外の「刃物」は世の中に多数あり,その気になれば規制対象外の刃物で殺人を実行することも可能なわけで,単純に銃刀法規制強化だけで片付くような問題ではないでしょうね。だからといって妙案は思い浮かびませんが。

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2007年12月13日 (木)

逆転有罪判決

 政党のビラを配布するためにマンションに立ち入ったとして「住居侵入罪」に問われた控訴審で,東京高裁は被告を無罪とした一審判決を破棄し,改めて罰金5万円の逆転有罪判決を言い渡したというニュース。

 この一審判決のことは当時の記事にも書きましたが,控訴審で新たな事実が出たというわけではなく,「事実」は何も変わらないのに一審と正反対の判決。裁判の判決に客観性というのはないものだと,つくづく感じます。

 この被告は,マンションに入って共産党のビラを配布したことを「住居侵入罪」として問われたわけですが,もしこれが自民党のビラだったとしたら,違う判決になっていた可能性が高いと思いますね。つまり,裁判官といえども人の子。判決が裁判官自身の思想信条や支持政党にまったく左右されないなんてことはあり得ないと思います。だからこそ一審と控訴審で正反対の判決になったということでしょう。どちらの判決も「巡り合わせ」でたまたまこうなっただけかと思うと,裁判というのは虚しいものです。

 そもそも,この被告が逮捕・起訴されたのも,配布したビラが共産党のものだったからでしょう。それ以前に,警察へ通報した人も,ビラが他の政党のものだったら通報しなかった可能性が高いと想像できます。つまり,この「事件」のすべてが「巡り合わせ」の産物ということなんでしょうね。やれやれ。

 過去の関連記事:ビラ配布に無罪判決(2006年8月31日)

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2007年12月12日 (水)

死刑執行の公表

 法務省は3人の死刑を執行したことを7日に発表し,対象となった死刑囚の氏名・犯罪事実・執行場所を公表。従来は死刑を執行した事実さえも公表されておらず,1998年以降は執行した事実と執行した人数だけは明らかにされてきたものの,氏名などの公表は今回が初めてとのこと。

 法務省がこれまで非公表としてきたのは,死刑制度そのものの是非についての論議が高まるのを懸念してきたためらしいですが,この方針を転換したのは,情報公開することで死刑制度に対する国民の理解を得るのが狙いということらしい。一方,死刑廃止を主張する人からは「密行主義には反対だが,氏名と犯罪事実に限って公表するのは死刑制度をアピールするための恣意的な開示だ」などの批判的な意見。

 死刑制度の是非とは全く別次元の話として,死刑を執行しておきながらその事実をきちんと公表してこなかったという秘密主義はおかしな話で,執行した場合にはその事実を公表するのは当然だと思います。今回の公表を批判している死刑廃止主張者が多いみたいですが,死刑執行という現実が広く認識されることによって死刑制度に対する議論が高まるという意味では,死刑制度反対者にとってもメリットがあるような気がしますけどね。

 ただ,ちょっと気になったのは,ここぞとばかりに対象となった死刑囚の実名や犯罪内容が報道されている点。死刑執行という事実がわかるように法務省が公表することは必要だとは思いますが,それをメディアがそのまま垂れ流していいかは別問題だと思いますよ。

 過去の関連記事:自動的に執行(2007年9月28日)

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2007年12月11日 (火)

サッカーくじ廃止か

 独立行政法人改革を巡って,渡辺行革担当相は,文部科学省所管の「日本スポーツ振興センター」が運営するスポーツ振興くじ(サッカーくじ toto)を早期に廃止するよう求めたらしい。このサッカーくじの累積赤字額は,2006年度末で約260億円に上っているそうです。これに対して文科省側は,totoBIGの販売が急増してシステムがダウンしたように,今年度の売上は大幅に増加しており,今後3年間で累積赤字は解消できる見込みとの理由で,事業存続を主張しているらしい。

 このサッカーくじは,売上不振の時期が続いていたとはいえ,販売当初からの累計売上額は2,000億円を超えています。そして,賞金への還元額はこの売上額の50%。つまり,販売開始後約7年で,助成金も含めて1,000億円以上の運営費が割り当てられたはず。これだけの運営費がありながら累積赤字が260億円というのは理解に苦しみます。いかに運営方法がまずかったかということでしょう。

 サッカーくじは僕も時々購入していますが,ネット購入のため,店頭での購入とは異なり,購入に際して人手もかからないし端末も一切使用していない。販売経費はあまりかかっていないような気がします。こういう販売方法であれば,賞金への還元率がたった50%というのは,主催者にとって「濡れ手に粟」のような気がします。サッカーくじよりも運営コストがかかると思われる公営ギャンブルでさえ還元率は75%あり,サッカーくじもぜひ公営ギャンブルを見習って欲しいものです。

 独立行政法人が運営している事業のうち,比較的わかりやすいサッカーくじでさえこういう状況。これ以上に運営費が不透明な事業というのが他にいっぱいあるのかなと想像します。

 いずれにしても,僕が6億円の賞金を当てるまで,この事業の廃止はもう少し待って下さいね~!

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2007年12月10日 (月)

は~るばる来たぜ函館

 週末は函館へ行って来ました。北海道へ行ったのはこれで3度目ですが,津軽海峡を電車で渡ったのは今回が初めて。53.9kmの青函トンネルは世界一の長さと言われており,走行時間はノンストップで約30分。凄いトンネルを作ったものだと,つくづく感心します。あと10年も待てば,前の記事に書いた「マイルストーン賞」を受賞したりするのかなと思えます。今回青函トンネルを初めて渡り,ちょっぴり感動しました。

 青函トンネルの開通に伴って廃止されたのが青函連絡船。函館には実物の青函連絡船が記念館として残っています。下の写真が「青函連絡船記念館摩周丸」です。JNR(国鉄)のロゴがなんとも懐かしい↓

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 展示館の中には,青函連絡船の歴史がわかる資料などが展示されているほか,操縦室や無線室などに入ることもできます。下の写真は操縦室から見た函館山。

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 さて,下の写真は函館市内にある五稜郭タワー。

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 このタワーは2006年に建て替えられ,旧タワーより50mほど高くなったそうです。また,展望台のガラス窓には傾斜が付いているため,足元から真下を見下ろすことができ,なかなかの迫力。下の写真は,タワーから見た五稜郭と函館市内です。

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 そして,なんと言っても,函館随一の観光名所は函館山からの夜景でしょう。今回の函館行きも,これを見るのが主目的でした。まずは昼間の写真。雪に覆われた函館市内はなかなかキレイでしたよ↓

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 寒い中を待つこと1時間。空が徐々に暗くなっていき,街に灯りがともり始める頃の眺めは最高です。夜景もいいけど,夕景もいい!

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 そして,夜景は何度見ても感動ものです。この夜景はいつまで見ていても飽きません。

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 ただし,夜はちょっと寒すぎ。こんなに寒いのに,夕方から夜にかけて,函館山はすごい混雑でした。特に,中国からのツアーと思える団体客がやたら多かったですね。

 ちなみに,冬期は函館山へ登る道路は閉鎖のため,登る手段はロープウェイのみ。所要時間はたった3分ですが,料金は往復1,160円とちょっと高め。でも,ロープウェイを降りた所には,ガラス張りの屋内で展望できる場所もあり,真冬でも快適なのかなと思います↓

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2007年12月 8日 (土)

ネットも法規制

 通信と放送にかかわる10本程度の法律を「情報通信法(仮称)」に一本化し,インターネット上の情報も規制対象とする提言を総務省の研究会がまとめたらしい。これによると,テレビ番組やウェブサイトなど通信・放送の中身を「視聴者数」「有料か無料か」「映像・音声・データの種別」などの社会的影響力に応じて3区分し,社会的影響の大きいメディアサービスに対しては,「政治的な中立性が保たれているか」「公序良俗に反していないか」などの観点から,現在の地上テレビ放送並みに規制するよう求めている。一方,通常のホームページなど社会的影響力の小さいコンテンツについては,表現の自由に配慮し,違法・有害情報対策として最低限の規律を設けるにとどめるとのこと。

 現在のネット情報には何も規制がなく,有害情報やプライバシー侵害などの問題があると言われており,たしかにそのとおりですが,だからといってネットに法規制を設けるというのは,ちょっと無理があるでしょう。通常のホームページは規制対象外といっても,視聴者数(=ネット上のアクセス数?)で判断したら規制対象は限りなく広がると思います。でも,海外サイトからの配信については規制そのものが物理的に不可能であり,その点が放送とインターネットとの決定的な違い。結局は手間だけかかって実効を伴わないでしょう。ムダなことはやめた方がいいと思いますよ。

 この種の規制のためかどうかはわかりませんが,今の新聞やテレビ放送を見ていると,どれも似たり寄ったりで個性がないと思います。また,大手メディアによる報道は,ある時には一面的で,それこそ偏った「有害情報」と感じることもあります。一方,ネット上では,配信する人それぞれの立場で自由に発言でき,メディアによるニュースも政党のホームページも個人のブログも全く同列。フィルターが何もかかっていないからこそ,現在の新聞や放送に比べればよほど「公正中立」だと感じています。

 ということで,この総務省によるネット規制の提言は,ちょっと不愉快で心配な話題でした。

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2007年12月 4日 (火)

流行語大賞2007

 「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され,「どげんかせんといかん」と「ハニカミ王子」が年間大賞に選ばれたとか。大賞受賞者は東国原英夫宮崎県知事とアマゴルファーの石川遼選手。

 この他のトップ10は以下のとおり。(敬称略)
  大食い(ギャル曽根)
  消えた年金(舛添要一)
  食品偽装(受賞者なし)
  そんなの関係ねぇ!(小島よしお)
  鈍感力(渡辺淳一)
  どんだけぇ~(IKKO)
  ネットカフェ難民(川崎昌平)
  猛暑日(埼玉県熊谷市直実商店会)

 僕としては,今年の流行語大賞にふさわしいと思ったのは,いずれも政治がらみで「しようがない」「産む機械」「辞意撤回」「大連立」「ゴルフ接待」など。でも,どれもトップ10には入りませんでした。

 この賞でちょっと気になったのは,受賞者が「命名した人」なのか「命名された人」なのか,ごっちゃになっていてワケがわからないということ。ほとんどは「命名した人」が受賞対象みたいですが,「ハニカミ王子」の石川遼選手は本人が命名したわけではないので石川選手の受賞って,それは違うだろって思います。まして「消えた年金」に舛添大臣が受賞するのって,おかしすぎます。まあ,お遊びの企画なので,どーでもいいことですが。

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2007年12月 2日 (日)

マイルストーン賞

 世界最大の技術者団体「電気電子学会(IEEE)」は,1960年代に世界で初めて実用化された自動改札機を開発した近鉄,阪急電鉄,大阪大学,オムロンに「マイルストーン賞」を贈ったそうです。

 僕が関西に住んでいた頃,たとえば阪急の場合,1970年代には全駅に自動改札機が完備し,定期券・乗車券ともにすべて磁気式となっていました。その後さらに駅名が無記入の回数券までが磁気化され,自動改札機に回数券を通すと瞬時に乗車駅が印刷されるシステムを見て,当時は感嘆したものです。

 このように,1970年代には関西の私鉄は自動改札が当たり前でした(関東の私鉄に導入されたのは1990年以降らしいですが)。でも,当時は国鉄/JRは自動改札の導入がゼロで,遠距離列車があるため自動化は永久的に不可能なのかなと,漠然と思っていました。近年の自動化と非接触式電子マネーの導入は,当時は想像できなかったすごい進歩だと,改めて感心します。

 ところで,1960年代に導入された自動改札機の受賞は「なんで今さら?」と感じますが,この賞は「電気・電子技術やその関連分野における歴史的偉業に対して認定する賞で,これに認定されるためには25年以上に渡って世の中で高く評価を受けてきた必要がある」とのことで,これまで75件が認定。このうち日本から認められたものは以下の7件だそうです(Wikiより)。

  1995年 八木・宇田アンテナ(東北大学)
  2000年 富士山頂レーダー(気象庁)
  2000年 東海道新幹線(JR東海)
  2004年 セイコークォーツ(セイコー)
  2005年 電子式卓上計算機(シャープ)
  2006年 VHS(日本ビクター)
  2007年 鉄道自動改札システム開発(前述)

 たしかに,どれも凄い技術ですが,富士山頂レーダーって1964年に設置されたらしいので受賞はその36年後。しかもこの時点では既に撤去されています。そして2000年以降に新幹線・クォーツ時計・電卓・VHSって・・・う~~ん,受賞までには気が遠くなるような長い年月が必要ということなんですね。参りました。

 さて,今週は北の方へ出張。ブログの更新は滞るかも知れません。ではでは。

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2007年12月 1日 (土)

なんか違う

 「なんか違うな~」と感じた最近のニュースから。

 まずは,地球温暖化防止のための京都議定書の目標達成に向け,日本政府がハンガリー政府から,温室効果ガスの排出枠を買うことを決めたという話題。購入金額は200億円規模とか。

 目標達成できなかった分を過剰に達成した国から買い取って,金銭決着で達成したことにする・・・システムとして認められているとはいえ,こんなのアリ? って思いますよね。売る側の国では,外貨が増えて経済活動の活性化につながり,結果的にその国ではガス排出が増えたりするのかなと,ちょっと気になります。

 「ミシュランガイド」の東京版が発表されたという話題も,「なんか違うな」と感じます。この東京版では星の付いた店が150店と,他の都市に比べて圧倒的に多く「大安売り」状態とか。そもそも,この格付けをやるのがなんでタイヤメーカーなのか,イマイチわかりませんが。

 以前の記事で,海外で「正しい日本食」を出す店に「お墨付き」を与えるという認証制度に対して「余計なお世話じゃん!」と書きましたが,この認証制度は,フランスの企業が海外のフランス料理店を格付けするのに相当しますね。ミシュランガイドの場合はこれよりもさらに凄いことに,フランスの企業が日本にある日本料理店を格付けしたりするわけですから,ホント「余計なお世話」という感じ。でもまあ,このガイドを見るのも参考にするのも個人の自由ですから,別にケチをつけるつもりはありません。

 最後にもう一つ。民主党が,イラクで多国籍軍を輸送支援する航空自衛隊を即時撤退させるための「イラク復興支援特別措置法廃止法案」を提出し,参院本会議で野党の賛成多数で可決されたというニュース。この法案は衆院に送られたものの,衆院で廃案となる予定とか。

 成立しないことがわかっている法案を敢えて提出するというのは,はっきり言ってムダで,虚しいものです。民主党のこのやり方は「なんか違う」と感じます。参院だけでも可決したことによって「公約を果たした」ということをアピールする狙いがあるのかも知れませんが,それをやるなら,過去に野党が反対したのに成立してしまった法律が他にいっぱいあるわけで,それの「廃止法案」もどんどん出さないと辻褄が合わない。たとえば「教育基本法を元に戻す法案」とか「防衛省を防衛庁に戻す法案」とか。防衛省を降格する法案は,今だったら多くの国民の支持を得られるかも知れませんね。

 過去の関連記事:日本食レストラン(2007年3月23日)

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